欧州(EU)の環境規制動向 > エネルギー政策 > 20%省エネ EUのゼロエネルギー・ハウス指令(1/2) 指令2010/31/EUは2010/5/18に欧州議会通過、成立*): 「2020年12月31日以降にEU域内で新築されるすべての家屋はゼロエネルギー・ハウス(nearly zero energy building)でなければならない。公共の建物については2年前倒しとする。」 *) 加盟国は2年以内に国内法化する。 関係新聞記事[46] EUの建物省エネのホームページ The European portal for energy efficiency in buildings ⇒ web 指令は2010/5/5に欧州議会通過、成立の見込み ⇒指令は2010/5/18に欧州議会通過、成立 (ppt変更:2010/5/20) May 2010 ©K. Mochizuki
欧州(EU)の環境規制動向 > エネルギー政策 > 20%省エネ EUのゼロエネルギー・ハウス指令(2/2) ドイツではパッシブハウス: 1980年代にドイツの物理学者ヴォルフガング・ファイストとスウェーデンの建築家ボー・アンダソンが考案したパッシブハウスのコンセプト(←)を実現すると、その家屋は外気温が氷点下15℃でも暖房が不要になる(ゼロエネルギー・ハウス)。 詳細:http://www.passiv.de/ (英語ボタンあり)。 施工例:ドイツでは、一戸建て住宅、フランクフルト市公団住宅(800軒) ⇒ web、最近は学校、老人ホーム、消防署などの公共建築にも。全世界での施工実績は17,500例。 パッシブハウスの原理図 May 2010 ©K. Mochizuki