「アルコール依存症者の回復過程における看護師の役割」 精神保健看護学専攻 髙濵圭子
文献検索 1998~2003年の文献を以下のキーワードで検索、66件に絞込み、選択した。 《キーワード》 「アルコール」「依存症」「看護」「患者-看護師関係」「嗜癖(アディクション)」「回復」「人間関係(対人関係)」「役割」 「alcoholic」 「addiction」「nursing」「recover」「regain」 《選択の基準》 ①アルコール依存症者の看護、②人間関係と看護、③慢性疾患と看護、④患者の回復過程、に関したもの。
アルコール依存症者の回復と看護 アルコール依存症者の看護は精神的(spiritual)な看護である。 看護師には対人関係の中での精神的な成長発達が求められる。 看護師には対人関係を基盤とした教育、継続した学習が必要である。 アルコール依存症者の回復にはAA(SHG)への参加が重要である。 患者は集団の中で情緒的な交流を体験する。 AAの回復プログラムは精神的な成長発達過程である。
【看護職としてのアクションプラン】 専門職としての成長過程に関する研究を行う。 臨床における専門的な看護教育を行う。 看護におけるスーパービジョンシステムの導入⇒リエゾン看護、事例検討会等