UD(ユニバーサルデザイン) について 17060290 佐藤城誠
ユニバーサルデザインとは何か? ユニバーサルは「あらゆる、全ての」と言う意味です。するとユニバーサルデザインとは「全ての人のためのデザイン」ということです。 私たちの住む社会にはいろいろな人がいます。性別、年齢、身長、学歴、家族構成、身体的特徴、人種などや、趣味、性格、知識、好きなものと言った、その人の特徴はそれぞれに違いを持っています。 様々な個性や能力に関わらず、あらゆる人にとって使える、わかるデザインがユニバーサルデザインです。
ユニバーサルデザインの装置例 ある人が使えても別の人が使いにくい、あるいは使えないものはユニバーサルデザインではないのです。次の写真は歩行補助機能付電動車椅子、食器、調理器具の写真を例に挙げました。
ユニバーサルデザインの食器
ユニバーサルデザインの調理器具
ユニバーサルデザインの7原則 原則1:誰にでも公平に利用できること 原則2:使う上で自由度が高いこと 原則3:使い方が簡単ですぐわかること 原則4:必要な情報がすぐに理解できること 原則5:うっかりミスや危険につながらないデザインであること 原則6:無理な姿勢をとることなく、少ない力でも楽に使用できること 原則7:アクセスしやすいスペースと大きさを確保すること
なぜユニバーサルデザインが必要なのか 製品やサービスにおいて高齢者や障害者を特別扱いしない概念としてユニバーサルデザインがあるのです。 また情報化が進む中、作り手と使い手の距離は狭くなっています。ユーザーの声がメーカーに届くようになり、製品開発を変えるようになりつつあります。 ユーザーの意見を採り入れればよりよい製品ができると作り手は気づいています。ユーザーが多様化していく中で、ユニバーサルデザインはこれからのよりよい製品やサービスづくりのスタートになる概念になるのです。
参考にしたサイト、書籍 ・「ユニバーサルデザインとはなにか」 古瀬敏(編著)、都市文化社、1998 ・「デザインの未来:環境、製品、情報のユニバーサルデザイン」 古瀬敏(編著)、都市文化社、1998 ・株式会社ユーディット 情報のユニバーサルデザイン研究所 http://www.udit-jp.com/ ・Universal Design Network Japan http://www.udnj.org/yougo_01.html#faq01 ・UDCユニバーサルデザイン・コンソーシアム