物質とエネルギーの変換 代謝 生物体を中心とした物質の変化      物質の合成、物質の分解 同化  複雑な物質を合成する反応 異化  物質を分解する反応 

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嫌気性生物ろ床における排水からの窒素除去機構
山口大学大学院理工学研究科 物質工学系学域精密化学分野 山本豪紀
生 体 酸 化 Biological Oxidation
効率を改善 人工系に接続 CO2還元 ATP生成 低効率 高効率.
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有機化合物と無機化合物の特徴 無機化合物との見分け方: 加熱してみる。 有機化合物: 生物だけが作れるもの → 炭素原子を含んだ化合物
金箔にα線を照射して 通過するα線の軌跡を調べた ラザフォードの実験 ほとんどのα線は通過 小さい確率ながら跳ね返ったり、
W e l c o m ! いい天気♪ W e l c o m ! 腹減った・・・ 暑い~ 夏だね Hey~!! 暇だ。 急げ~!!
活性化エネルギー.
細胞と多様性の 生物学 第4回 細胞におけるエネルギー産生 と化学反応のネットワーク 和田 勝 東京医科歯科大学教養部.
外膜 内膜 R- (CH2)n -COOH R-(CH2)n-CO-S-CoA R-(CH2)n-CO-S-CoA CoA-SH
1)解糖系はほとんどすべての生物に共通に存在する糖の代謝経路である。 2)反応は細胞質で行われる。
好気呼吸 解糖系 クエン酸回路 水素伝達系.
代謝経路の有機化学 細胞内で行われている反応→代謝 大きな分子を小さな分子に分解→異化作用 第一段階 消化→加水分解
緩衝作用.
福井工業大学 工学部 環境生命化学科 原 道寛 名列____ 氏名________
解糖系 グルコース グルコキナーゼ(肝) ヘキソキナーゼ(肝以外) *キナーゼ=リン酸化酵素 グルコース6-P グルコースリン酸イソメラーゼ
大部分の細胞はグルコースを燃料として使用する。グルコースは解糖系によって多段階からなる一連の反応で代謝され、結果的にピルビン酸を生成する。典型的な細胞では、このピルビン酸の多くはミトコンドリアに入り、そこでクレブス回路によって酸化されてATPを産生し、細胞のエネルギー需要に応えている。しかし、癌細胞や他の高度に分裂している細胞においては、解糖系から供給されるこのピルビン酸の多くは、ミトコンドリアとは離れて、乳酸脱水素酵素.
8章 食と健康 今日のポイント 1.食べるとは 何のために食べるのか? 食べたものはどうなるのか? 2.消化と吸収 3.代謝の基本経路
塩化銅(Ⅱ)CuCl2水溶液の電気分解 (1)陰極で銅が析出 陰極:還元反応 Cu2+ + 2e- → Cu (2)陽極で塩素が発生 陽極:酸化反応 2Cl- → Cl2 + 2e-
サフラニンとメチレンブルーの 酸化還元反応を利用
3)たんぱく質中に存在するアミノ酸のほとんどが(L-α-アミノ酸)である。
第15章 表面にエネルギーを与える 生命と惑星の共進化による惑星燃料電池の形成
F)無節操的飛躍と基礎科学(20世紀~) 1.原子の成り立ち:レントゲン、ベックレル、キューリ(1911) 、ラザォード、モーズリー、ユーリー(重水素、 1934)、キューリ(1935)、チャドウィック(中性子1935)、ハーン、シーボーグ 2.量子力学 :プランク(1918), アインシュタイン(1921)、ボーア(1922)、ドブローイ(1929)、ハイゼンベルグ(1932)、ゾンマーフェルト、シュレーディンガー(1933)、ディラック(1933)、ハイトラー、ロンドン、パウリ(1945)、ボルン(1
生体分子を構成している元素 有機分子   C, H, O, N, P, S(C, H, O, N で99%) 単原子イオン 
Β酸化 1班:相川、青木、石井、石井、伊藤.
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コレステロール その生合成の調節について 家政学部 通信教育課程 食物学科 4年 大橋 万里子 佐藤 由美子 鷲見 由紀子 堀田 晴 子
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モル(mol)は、原子・分子の世界と 日常世界(daily life)をむすぶ秤(はかり)
福井工業大学 原 道寛 学籍番号____ 氏名________
好気呼吸 解糖系 クエン酸回路 電子伝達系.
特論B 細胞の生物学 第6回 エネルギーはどこから 和田 勝 東京医科歯科大学教養部.
好気呼吸 解糖系 クエン酸回路 電子伝達系.
Presentation transcript:

物質とエネルギーの変換 代謝 生物体を中心とした物質の変化      物質の合成、物質の分解 同化  複雑な物質を合成する反応 異化  物質を分解する反応 

呼吸とは 好気呼吸 酸素を利用して有機物を分解 嫌気呼吸 酸素を利用せずに有機物を分解 好気呼吸 酸素を利用して有機物を分解 嫌気呼吸 酸素を利用せずに有機物を分解 有機物を分解してその中に含まれるエネルギーを取り出し、ATPを合成すること

嫌気呼吸 酵素なしで有機物分解 ATP合成 酵母 乳酸菌

発酵 微生物の働きで糖分が分解されてアルコールや乳酸が生じること 一般に酸素の少ない条件下で多くの酵素によって反応する 酵母菌の行う反応  アルコール発酵 乳酸菌の行う反応  乳酸発酵

アルコール発酵 糖の分解 → アルコールと二酸化炭素生じる グルコースからピルビン酸 糖の分解 → アルコールと二酸化炭素生じる グルコースからピルビン酸 ピルビン酸 →アセトアルデヒド+ CO2           → エタノール                NADH + H+ →  NAD+再生

乳酸発酵 グルコース→乳酸 エネルギー ピルビン酸 →  乳酸          NADH + H+  → NAD+ 再生

ミトコンドリアの構造 外膜 と 内膜 膜間腔 マトリックス 物質の通過 外膜は自由 内膜 選択的 外膜 と 内膜 膜間腔 マトリックス 物質の通過  外膜は自由  内膜 選択的 ピルビン酸の二酸化炭素への酸化 マトリックス内 クリステ → 表面積増大              肝細胞:内膜の表面積 外膜の5倍    電子伝達   内膜  → 水素イオン駆動力生成 膜を隔てた水素イオンの電気化学的勾配に蓄えられたエネルギー   →  ATP合成

アセチルCoA ピルビン酸 補酵素Aと反応             二酸化炭素と中間体アセチルCoA 生じる     ピルビン酸デヒドロゲナーゼ 触媒       * ミトコンドリア マトリックス内 クエン酸回路 アセチルCoAのアセチル基を酸化             NADH FADHを生成

好気呼吸 解糖系 クエン酸回路 水素伝達系

解糖系ー1 グルコース 1分子 →               ピルビン酸(3炭素化合物) 2分子 まで分解 細胞質中 ADPをリン酸化  ATP合成

解糖系ー2 ATPの消費 ①   ヘキソキナーゼ             グルコース → グルコース6リン酸          ATP → ADP              ②6ホスホフルクトキナーゼ    フルクトース6リン酸→フルクトース1.6ビスリン酸 水素元素 生じる反応               グリセルアルデヒド-3-リン酸デヒドロゲナーゼ電子伝達体   NAD+   ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド酸化型  電子4個と水素イオン2個            2H+ + 4e- + 2NAD+ → 2NADH  

解糖系におけるATP合成 基質段階のリン酸化

クエン酸回路 ピルビン酸 脱水素酵素、脱炭酸酵素 様々な化合物に変換される ピルビン酸             脱水素酵素、脱炭酸酵素      様々な化合物に変換される アセチルCo-A のアセチル基 →      2分子のCO2に酸化       遊離エネルギーをATP産生に利用

クエン酸回路の諸反応 8酵素が有機化学反応触媒 1. アセチル基 4炭素化合物オキサロ酢酸と結合 → 6炭素化合物 クエン酸生成 1. アセチル基  4炭素化合物オキサロ酢酸と結合  → 6炭素化合物  クエン酸生成 2.3. クエン酸→イソクエン酸(炭素6)に異化され 4. イソクエン酸 → オキソグルタル酸に酸化        CO2放出 NAD+→NADHに還元 5. オキソグルタル酸 →スクシニルCoAに酸化         CO2放出 NAD+→NADHに還元 6.7.8 スクシニルCoA→オキサロ酢酸に酸化(再生)    回路形成

クエン酸回路の酵素 酵素と低分子化合物  水溶性 マトリックス内に存在

解糖系とクエン酸回路の収支 CO2 NADH FADH グルコース→ピルビン酸 0 2 0 グルコース→ピルビン酸  0 2 0 ピルビン酸2分子→アセチルCoA2分子 2 2 0 アセチルCoA2分子→CO2 4分子 4 6 2     合計              6 10 2 NADH、FADH  電子対を内膜の受容体分子に伝達 電子を失うと 酸化型 NAD+、FAD+ 生じる