公開シンポジウム 東日本大震災に負けない ー全国産婦人科医の連携ー 日本産婦人科医会の対応 日本産婦人科医会常務理事 日本医科大学 中井章人
東日本大震災の影響 都道府県ごとの出産数の変化 東日本大震災と福島第一原発事故の前後で、出産にどのような変化がおきたかを調べる目的で、日本産婦人科医会で分娩取扱病院を対象として、2010年4-6月と2011年4-6月の分娩数の変化を調査した。 アンケートの回収率及び、各都道府県の病院と診療所の分娩取扱の割合を勘案して、各都道府県の分娩数の変化を推定した。
福島では分娩数が25%減少しているが、岩手、宮城では前年並み、あるいはそれ以上に回復している。 分娩数の変化率 日本産婦人科医会勤務医部会2011年アンケートより作成(714/1118: 63.9%) 福島では分娩数が25%減少しているが、岩手、宮城では前年並み、あるいはそれ以上に回復している。
福島では約1000件、東京、千葉、神奈川では約2000件の分娩が昨年より減少している。 日本産婦人科医会勤務医部会2011年アンケートより作成(714/1118: 63.9%)
患者確保への支援 安心して出産できる環境整備への支援 専門家集団として適切な情報提供 放射能拡散図? 分娩数増減 > 500 500 – 300 300 – 100 100 – -100 -100 – -300 -300 – -500 < -500