2010-07-08 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美 企業の社会的責任 2010-07-08 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
ビジネスプランセミナー 第 5 回 事業計画書の作成 時 山 山
Advertisements

第 4 回ファイナンスレポート 鴇澤 勇貴. 証券市場の推移 戦後まもなくの証券市場 朝鮮戦争 高度経済成長 増資全面中止 開戦 休戦 終了 株価の推移.
熊野雄太. 目次 1.企業と環境問題のこれまでの関係 2.企業の環境問題への対応 3.環境問題と企業の経営戦略 4.まとめ 5.思ったこと、考える点.
アートマネジメントⅡ 講義 No 11 「企業倫理と企業哲学」 哲学する起業家 望月照彦教授. 第11回 アート・マネージメントⅡ 講義概要 第1章 アマゾンの火山爆発が意味するもの 第2章 おわび化経済社会 第3章 グッドビジネスとバッドビジネス 第4章 経済と市場の倫理 第5章 日本にあった経済の倫理哲学.
© 2012 ISACA. All rights reserved. ISACA の事前の許可 無く、本著作物の全部又は一部について、あらゆる 形式や手段(電磁的、機械的、写真複写、記録、そ の他の方法)による使用、複製、再生、改変、配布 、表示、検索システムへの組込、送信を行うことを 禁じます。本著作物の使用は、個人的に使用する場.
インターネット広告が 及 ぼす 影響 2015/9/19 駒澤大学 経営学部 市場戦略学科 2fr3195 稲沢珠依 ( たま ) 1.
経営情報論B 第一回 講義概要+経営と情報.
広報・PR論入門 -岐阜大学をケーススタディに-
脱・受容人 【人と地球が泣いている】 高崎経済大学 経済学部 経営学科 関根ゼミナール 経営戦略A班 
4.ニコングループのCSR 最新状況と推進協力のお願い. CSR:. Corporate Social Responsibility
子ども達への科学実験教室の運営方法論 -環境NGO「サイエンスEネット」の活動事例をとおして- 川村 康文
急速なグローバル化とCSR 主な因果関係 経済の急速なグローバリゼーション (規制緩和・市場の自由化・ボーダーレス社会)
序章 文化的多様性とイノベーション 2009/10/06 経済学部経済政策学科3年 染谷 総
17/12/2010 :KuLOs :Ayumi Nabeta
現代の金融入門 第5章 3節 企業統治の変質と再生
オムニチャネル、グローバルリスク対応 R&Dコンサルティングのご提案 オムニチャネル、グローバルリスク対応
製品安全と消費者安全、 その達成には当社の最新のPL対策で!
 テーマ別解説 情報モラルの5つの領域 岐阜聖徳学園大学 教育学部 准教授 石原 一彦.
絞り込み:多様化の必要性を減らす ●製品の絞り込み 適応という課題に取り組むのに最強のツール!! 現地市場で有利に競争していこうというときに
監査とは テキスト第8章 田宮治雄.
新しい環境行動のスタイル 環境市民「グリーンコンシューマーガイド」から
Webをソーシャル化するFacebook
6月14日 経営学部経営学科 Ishii Fumiya
企業評価の進化 -CSRと財務にみる企業のあり方-
ソニーの経営戦略 金井咲子.
SPAN 第17期事業計画書 株式会社 スパン商事.
財団の資金モデルと補助金モデル ロータリー財団部門 国際ロータリー 第2660地区 年度のための地区研修・協議会
2節 なぜ消費者行動が重要になってきたか(市場の変化)
高齢化社会における介護                         2016年7月12日                                          経営学部経営学科                         2FG4398イシイ.
駒澤大学 経営学部経営学科 MG8076 中澤 明日香 販売促進 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8076 中澤 明日香.
COBIT 5 エグゼクティブ・サマリー.
マーケティングの歴史と定義の変遷 マーケティングとは
人間性豊かな人材の養成を通じて、科学技術と人間社会の調和的発展に寄与する
企業倫理と不祥事について 6/16 清水政宏.
経営戦略論参考資料(2) 2007年8月3日.
現状 森 林 市 場 不安定な森林経営 利用しづらい森林管理情報 ペレット チップ 製材等 利用しづらい価格 非計画的生産 不安定供給
経営情報論A(2・3・4年生) 第10回企業の統治(4章5節) 長期利益の獲得(p.108) 長期利益の獲得
【参考資料】 サプライチェーン排出量の概要
経営情報論B ⑬ 情報技術と社会(第11章).
株式会社における出資者と経営者 経営とは、一定の事業計画を構築し、それに沿って経営資源を調達し、さらにそれを用いて、社会に財やサービスを効率的に提供しようとする一連の営みである。 投資家(株主) 取締役 (経営者) 株主総会 所有者 経営 所有と経営の分離 資本の循環 資本金 商品 生産 商品´ 売上.
情報を活かすために 信頼できる情報を 信頼される情報を.
自動車産業:参考資料 2002年度「企業論」.
コーヒーから世界が見える!  藤田 香菜子.
CSR 地域住民により身近なCSR B班 河野・三原 山本・佐藤.
財務ビッグデータの可視化と統計モデリング
自動車産業:参考資料 2002年度「企業論」.
ビールゲーム そこにみる、流通のプロセス。 5班.
NPOマネジメントフォーラム2018 平成30年2月15日(木)~18日(日)開催
(相互に利益を得、円満な関係で良い結果を得る)の関係です。
駒澤大学 経営学部経営学科 MG8076 中澤 明日香 広告の力 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8076 中澤 明日香.
企業コンプライアンス 4036 かむかむ.
Hitotsubashi Financial Leadership Program (HFLP)
排出量取引について ~日本から見る排出量取引の意義~ 早稲田大学 地球環境班 外山公一 柿澤和哉 佐々木圭 川谷絵美 川上かおり
エコがもたらす経済効果          2009/09/15               MK7072              江暁霞.
社員育成 ~企業変革における社員教育の重要性と戦略との適合性~
財団の新しい資金モデル 2015年2月28日 RID2660 財団補助金管理セミナー RID2660 地区財団委員会
第11回 内部統制.
~求められる新しい経営観~ 経済学部 渡辺史門
社会的企業(Social Business)
Lecture2 体育・スポーツ経営とは p.16
持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)について
生物多様性条約とは何か 森林を取り巻く様々な国際的取り決めと生物多様性条約 生物多様性条約の課題 藤原敬
CSR 5 すぅ.
駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川 綾由美 西村ゼミ課題 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川 綾由美.
(木) 駒澤大学経営学部市場戦略学科 MR9092 奈良坂 舜
non VOC non DRAIN 環境保護印刷の推進
現代資本主義分析 フォード主義的蓄積体制の危機 藤女子大学人間生活学部 内田 博.
人材派遣会社の差別化戦略 駒澤大学経営学部経営学科 MG9279 りお.
環境問題における企業経営          2009/09/15               MK7072              江暁霞.
駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美 出生率と少子化 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美.
Presentation transcript:

2010-07-08 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美 企業の社会的責任 2010-07-08 駒澤大学 経営学部経営学科 MG8007 市川綾由美

企業の社会的責任とは 企業の社会的責任 (CSR:Corporate Social Responsibility) 企業が利益を追求するだけでなく、組織活動が社会へ与える影響に責任をもち、あらゆるステークホルダーからの要求に対して適切な意思決定をすること。                        (大辞泉より) ステークホルダーとは利害関係者のことで、消費者や投資家、社会全体のことも指します。

説明責任 企業の経済活動には利害関係者に対して説明責任があり、説明できなければ社会的容認が得られず、信頼のない企業は持続できないとされる。 持続可能な社会を目指すには、企業の意思決定を判断する利害関係者側である消費者の社会的責任 、市民の社会的責任 が必要不可欠となるといわれる。 消費者の社会的責任(CSR: Consumer Social Responsibility) 、 市民の社会的責任(CSR: Citizen Social Responsibility)

経緯 エンロン事件 損失隠し ↓ 会社の財務状況や経営の 透明性、企業統治、法令順守。 持続可能な社会を実現するため、  損失隠し    ↓  会社の財務状況や経営の     透明性、企業統治、法令順守。  持続可能な社会を実現するため、  環境や労働問題について企業が自主的に取り組む活動 21世紀に入ってから、企業の社会的責任について様々な局面で求められることが多くなっています。それはアメリカのエンロン社が起こした企業の重大な不正行為の発生によって強く意識されるようになりました。

HondaのCSR 地球規模の気候変動問題が顕在化している中、グローバルにモビリティ事業を展開するHondaでは、  合言葉“最もCO2排出量の少ない工場で、最もCO2排出量の少ない製品を生み出す”   商品開発や生産などの活動を通して、「環境技術領域のトップランナー」をめざしている。

参考文献 大辞泉 日本大百科全書 小学館 山家公雄・西村陽著『検証 エンロン破綻』2002 Wekipedia ホンダのCSR   http://www.honda.co.jp/csr/global-environment/index.html