I-35Wにおける 橋面工事と交通状況 Robert Accetta
プレゼンテーション 橋梁概要と崩壊 崩壊時の橋梁上の工事状況 ガセットプレート不適切性 有限要素モデル解析 設計と検証手順 橋梁許容荷重評価と許容荷重解析 橋梁点検 ガセットプレート点検
2007年の建設工事 維持補修と修繕 プレグレッシブ建設(PCI)によって実施 2007年6月~10月 工事内容 床版コンクリート表面を除去し,新コンクリートによる増厚 他の補修:縁石,伸縮継手,凍結防止装置 3
橋面工事状況 南行車線 2車線閉鎖 北行車線 2車線閉鎖
車線状況 北行車線-供用 北行車線-供用 南行車線 切削工 ― 閉鎖 南行車線 施工済 ― 供用 南行車線 施工済 ― 供用 北行車線 施工済-閉鎖 北行車線-供用 北行車線-供用 南行車線 切削工 ― 閉鎖 南行車線 施工済 ― 供用 南行車線 施工済 ― 供用 5
建設資材の仮置き Mn/DOT 工事実施条件 材料と機器類は南行内側2車線に仮置 低スランプコンクリート:高密度,低水セメント比, 早強,高強度 施工箇所近傍にてコンクリート練混ぜを実施 車線閉鎖規制 材料(砂,砕石,セメント,水)は現地にて配合 材料と機器類は南行内側2車線に仮置 6
建設資材の仮置き 07/06/07 07/23/07 08/01/07 U10節点 7
PCI主任は、ミネソタ州道路局建設監督官とで材料を仮置きについて協議を実施 ミネソタ州道路局 材料の仮置き-施工済のオーバレイ打設 PCI主任は、ミネソタ州道路局建設監督官とで材料を仮置きについて協議を実施 ミネソタ州道路局 書類申請は、ミネソタ州道路局工事技術者に対して,行う必要があった。 材料の仮置きに関する方針や要領は,規定されていない 申請を承認する前に,荷重解析を完了すべきであった 8
総活荷重-I-35W橋梁 施工書類 残骸場所 総活荷重 目撃証言 1,259,900lb 572トン 崩壊前後の写真 残骸の重量 混合材の繰り返し蓄積 9
交通活荷重-中央径間部 北行車線 26トン 交通活荷重 中心の径間 南行車線 29トン 合計車両 荷重 55トン 10
工事による活荷重-中央径間部 建設活荷重 中心の径間 建設活荷重 262トン 11
施工状況-事故当日 材料集積 建設機器と車両 U10西節点
建設資材と車両 建設資材 174トン 建設装備 89トン 中央径間部の 合計工事荷重 263トン 13
崩壊後の荷重評価 ミネソタ州道路局 崩壊後のミネソタ州道路局の荷重評価解析では,橋梁は更なる付加荷重を支えることができるという結果であった。 材料の仮置き関する施工者からの申請書類について,基本方針や要領がない。 申請許可は,許容荷重評価解析によって行うべきであった。 崩壊後のミネソタ州道路局の荷重評価解析では,橋梁は更なる付加荷重を支えることができるという結果であった。 14
施工時荷重の規定 AASHTO:規定は一般化されている 事故後に刊行された連邦道路管理局技術指針でも一般化されている 安全委員会の調査 10の運輸局 施工時荷重の配置は施工者に一任 主として大型車両に着目 荷重よりむしろ材料仮置き順序 15
施工時荷重の調査結果 AASHTO調査 39州より回答あり 22州では,基準化されていた これらの州では車両寸法と重量を規定 16
総括 場所に関して,正式で具体的な規定は見当たらない。 重量超過の車両を取り扱っている ガセットプレートを含む許容荷重評価解析を実施行するというような規定とはなっていない。 橋梁管理者は,解析実施の前に,仮置きを許容する場合がある。 17