3,賃金体系 ▼賃金原資・・・人にかかる費用のうち、賃金にあてる部分の合計 ▼賃金体系・・・賃金原資を従業員間に配分する基準 労働市場や必要とされる人材によっ て変化 例) 50代前半まで徐々に賃金UP ⇒ 30代での急な賃金UP 「中高年層の企業業績に対する貢献 と賃金額を近づけるため」 ▼希望退職 日本・・・45or50歳以上を対象として、退職金の割り増しなどの優遇策をつける アメリカ・・・法律により年齢差別が禁じられているため、年齢は無関係 ドイツ・・・法律により、社会的に影響力の大きい人(主な家計支持者)はできるだけ対象から外 す 日本企業は、 中高年層を企業業績に対する貢献と賃金額が均衡していない「重荷」 !従来の体系で働いてきた従業員が不利益を被らないように措置が必要!
▼賃金カーブ…横軸に年齢または勤続年数、縦軸に賃金額または賃金指数をとる ▼賃金構造基本統計調査 …賃金、労働者の年齢構成や勤続年数、役職の構成、パートタイマーの状況などを調査 ・産業によって賃金カーブが異なる ・男女とも年齢に伴って賃金が上昇(男性>女性) → 年功賃金 Q,日本で年功賃金の「年功」とは、「年の功」or「年と功」? A,「年と功」 ・業績を無視した賃金決定はしていない ・昇進時には必ず人事考課の結果が反映される ・勤続年数は必要条件 !賃金の「上がり方」だけでなく、「決め方」も観察しなければならない!