情報社会とコンピュータ 第1章 2節 問題解決とコンピュータの活用 4 問題解決の流れと手順 p16~p21
①問題解決の流れ コンピュータを用いた処理と,人間の手作業にはそれぞれ長所・短所があり,目的によって使い分ける必要があることを理解する。 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ①問題解決の流れ p.16〜17 ①問題解決の流れ 学習のねらい コンピュータを用いた処理と,人間の手作業にはそれぞれ長所・短所があり,目的によって使い分ける必要があることを理解する。 わたしたちは,無意識のうちにさまざまな問題を解決しながら行動しているが多い。ここでは,問題を解決するための基本的な流れについて,考えてみよう。
問題解決にあたって大切なこと ●コンピュータの活用がふさわしい例 ●手作業がふさわしい例 ●定型化した作業の繰り返し ●複雑な処理 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ①問題解決の流れ p.16〜17 問題解決にあたって大切なこと ●コンピュータの活用がふさわしい例 ●定型化した作業の繰り返し ●複雑な処理 ●大量のデータを短時間で処理 ●手作業がふさわしい例 ●自由な発想で考察 ●アイデアをメモにとる ●定型に当てはまらない創造的な作業
②問題解決の例 旅行コンテストへの応募 <条件> ●夏休み中の2泊3日 ●行き先は国内(「沖縄旅行」で考えよう) 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜19 ②問題解決の例 例題 旅行コンテストへの応募 <条件> ●夏休み中の2泊3日 ●行き先は国内(「沖縄旅行」で考えよう) ●小学生を含む家族が楽しめるコース ●予算は大人一人10万円以下 ●A4用紙のポスターを作成
問題を見つけよう ●問題点を書き出す(広告やパンフレット利用) ●例 <留意点> ●自由な発想で書く。 ●カード1枚に一つの問題点を書く。 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 問題を見つけよう ●問題点を書き出す(広告やパンフレット利用) <留意点> ●自由な発想で書く。 ●カード1枚に一つの問題点を書く。 ●気付いたことを遠慮せずに書く。 ●例 値段が高い。 名所観光だけではいやだ。 自然に触れたい。
問題を整理する ●共通点を見出してグループ分けする。 ●例 ①②③の内容が解決すべき問題 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 問題を整理する ●共通点を見出してグループ分けする。 ●例 ①見学地がよくない ②格安感が伝わらない ③企画に魅力がない ①②③の内容が解決すべき問題
解決目標を明確にする どうなれば解決したことになるのか ●解決目標の例 ①見学地は親子連れが楽しめる場所である。 ②旅行全体に割安感がある。 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 解決目標を明確にする どうなれば解決したことになるのか ●解決目標の例 ①見学地は親子連れが楽しめる場所である。 ②旅行全体に割安感がある。 ③特色があり,参加したくなる工夫がされている。
解決の計画をたてる ●計画表を作成する 順序 内容 担当者 期限 1 情報を収集する ・見学地 ・宿泊施設 ・交通手段 A・Cさん Bさん 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 解決の計画をたてる ●計画表を作成する 順序 内容 担当者 期限 1 情報を収集する ・見学地 ・宿泊施設 ・交通手段 A・Cさん Bさん Dさん 5/10 2 3
解決に向けて活動する ●計画表に沿って活動する ●計画表がしっかりしていると,活動がスムーズ 企画書 作品例 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 解決に向けて活動する ●計画表に沿って活動する ●計画表がしっかりしていると,活動がスムーズ 企画書 作品例
結果を活用する ●評価をする 評価の観点:「解決目標が達成できているか」 ×不合格→①原因を明らかにする ②修正する ③再度問題解決を行う 2節 問題解決とコンピュ−タの活用/4 問題解決の流れと手順 ②問題解決の例 p.18〜21 結果を活用する ●評価をする 評価の観点:「解決目標が達成できているか」 ○合 格→結果を活用する。 ×不合格→①原因を明らかにする ②修正する ③再度問題解決を行う