大阪都市魅力創造戦略2020(案) ~世界的な創造都市、国際エンターテイメント都市へ加速~

Slides:



Advertisements
Similar presentations
2015 年に向けた使命と ビジョン・アクションプラン 北海道大学生活協同組合 総代会.
Advertisements

策定の背景 策定の趣旨 大阪府市統合本部における議論 戦略策定の考え方
生産拠点の整備① (1)戦略的な誘致活動の実施 (2)産業用地確保への取組 ①企業立地セミナーを東京に加え大阪でも実施
策定の背景 策定の趣旨 大阪府市統合本部における議論 戦略策定の考え方
デフレの正体 第11講 「労働者ではなく外国人観光客 ・短期定住客の受入を」
スポーツプロモーション第二回 スポーツ振興・キャンペーンの紹介 発達科学部人間行動学科身体行動論コース  d 八重樫将之.
「大阪府観光客受入環境整備の推進に関する調査検討会議」からの提言
国と熱海市における人口ビジョン・総合戦略の構成(イメージ)
進化する香川大学 -地域の知の総合拠点- 2009年6月29日 一井 眞比古 KAGAWA UNIVERSITY.
豊四季台地域高齢社会総合研究会について 高齢化率40%を超える豊四季台団地の課題解決を通じて,
世界的な創造都市、国際エンターテイメント都市へ加速 2020年に向け、大阪を世界へアピール!
国家戦略特区等推進事業(国際戦略総合特区を含む) 予算要求額8,228千円(他債務負担15,000千円)
シンボルイヤーに向けた主な事業予算 (2014年)
U40(アンダー40) 「文化魅力育成プロジェクト」
第2次総合計画 【H22~H26】 ~本市の基本的な計画
現行の静岡市障がい者計画・障がい福祉計画の概要
大阪の子どもたちの体力づくり 資料4 課 題 〈参 考〉主な取組み 今 後 の 取 組 み(例)
未定稿 資料2-4 主な「政策課題」の整理(全体像) 世界をリードする大阪産業 水とみどり豊かな新エネルギー都市大阪 ミュージアム都市大阪
1 開催都市の役割、費用負担、主な開催準備スケジュール
奈良県スポーツアカデミーの検討経緯 資料2-1 1 平成26年度の取組 3 平成28年度の取組 2 平成27年度の取組
人間性豊かな人材の養成を通じて、科学技術と人間社会の調和的発展に寄与する
ホストタウン化へ向けて.
「運営協議会」の設置及び施策の推進のための要請
大田区企業立地促進基本計画(第二次)の概要
「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化
成長産業の育成 府市一体となった成長の実現 〇 「イノベーション・エコシステム」を構築し、新たな需要を生み出すビジネスを創出
ASIAN GATEWAY OSAKA 大阪観光局運営事業 Venturing to Asia ? Start in OSAKA
実践型地域雇用創造事業 ≪概要≫ 実施スキーム 事業内容 厚生労働省 地域雇用創造協議会 外部有識者等 都道府県 地域の経済団体 市町村
平成23年度「農商工連携」関連予算(113億円) ○中小企業の輸出促進 ○地域産品の販売促進・新商品の開発支援 ○地域人材の育成・交流の強化
関西のポテンシャル ■関西国際空港の国際旅客便ネットワーク 1,260便/週 夏冬合わせて過去最多の (2016年夏期スケジュール 計画)
大阪府健康づくり推進条例の概要について (1) 条例制定の背景・必要性 (3) 条例案の概要 (2) 条例制定のポイント
大阪府営公園マスタープラン≪案≫の概要 ◆策定の背景 ◆都市計画公園のあり方(提言) ◆策定の目的 ◆府営公園の基本理念 ◆計画期間 ◆対象
「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化
(1)大阪府における在留外国人等の状況 (2)来阪外国人旅行者の状況 ◆増加する外国人労働者
最先端ICT都市の実現に向け、「ICTの徹底活用」と「ICTの適正利用」を基本に取組をすすめます
公益財団法人大阪府国際交流財団(OFIX)次期「中期経営計画(案)」について 概要版
関西WMG2021のレガシー 1470678d 谷本睦弥.
関西ワールドマスターズゲームズのレガシー
大阪バイオ戦略2017のポイント 重点取組 主な取組 オール大阪で事業推進 規制改革 治験促進
東京都地域福祉支援計画の構成 東京における「地域共生社会」の実現 三つの理念の具現化 地域生活課題の解決 計画的な地域福祉の推進
スポーツ医科学に基づく「奈良メソッド」確立に向けたプログラムづくり
住宅まちづくり部の施策概要と30年度の主な取組み 減災に繋げる災害に強い住まいと都市の形成
フィランソロピー都市宣言について 資料3 フィランソロピー都市宣言(宣言文)
「水都大阪2015」(仮称)の推進について 資料2-2 水都大阪パートナーズ 1.趣 旨
エコアクション21で企業価値を高めることができます
オール大阪による事業実施(行政、経済界、文化団体、府民)
大阪7大再生プロジェクト ⑦臨海部 大阪港開港150年記念事業
大阪7大再生プロジェクト ⑦臨海部 ・臨海部では、環境・新エネルギーのモデルエリアの実現に向けた取組みを進めるとともに、MICE機能や国際的な  エンターテイメント機能等を備えた統合型リゾート(IR)の誘致や、クルーズ客船の母港化などにより、世界に  アピールできる集客観光拠点をめざします。 ※「統合型リゾート(IR)関連法案」の成立が前提.
資料10-1 エコアクション21  事業概要.
大阪の成長戦略の実行 府市一体となった成長の実現 〇 「大阪の成長戦略」の実現による大阪経済の活性化 〇 大阪の成長をリードしていく仕組み
様々な主体や取組みを「つなぐ」仕組みの構築
資料3 誰もが親しめる 市民スポーツの充実 佐賀市教育委員会 スポーツ振興課.
地方創生に向けた自治体SDGs推進事業 平成30年度予算案5億円(平成30年度からの新規事業) 実施期間:平成30年度~(新規)
平成31年度 環境保全基金を活用して実施する事業(案) 府民がつくる暮らしやすい、環境・エネルギー先進都市
資料2 立地推進体制について(案) 平成23年7月26日.
宿泊税充当事業・宿泊税制度 に係る検討資料
在宅医療施策の取組状況と今後の展開(案)
副首都推進本部会議 提出資料 世界から第2の動脈(フィランソロピー・キャピタル)を民都・大阪に取り込むことが、
大阪府の空家等対策 効果 資料5 「住まうビジョン・大阪」における空家等対策
平成27年度~平成29年度 OFIX中期経営計画(案)
+ うつのみや産業振興ビジョン【概要版】 7章 施策の展開と支援体制の形成 1章 産業振興ビジョンの基本的な考え方について
○第1回まちづくり企画グループ『平野区のイメージについて』 (H )
基本理念 「大阪は、まち全体がミュージアム」
ビュースポットおおさかの発信・活用(案) 資料4
あいサポート条例(愛称)素案の概要 1 制定の目的 2 条例案の内容
NPO法人数(分野別) 全国・愛知・名古屋
令和元年度 商工労働施策について 施 策 目 標 主 要 施 策 基 本 姿 勢 Ⅰ Ⅱ Ⅲ 海外ビジネス 創業・ベンチャー 事業承継
目標 … 自律的で創造性を発揮する行財政運営体制の確立
【プロジェクト実施に向けたスケジュール】 ○市町村と連携し、府域における集客イベントの実施 大坂の陣400年プロジェクトの国内外への売り込み
都市魅力の向上 《重点エリア等のマネジメント》
Presentation transcript:

大阪都市魅力創造戦略2020(案) ~世界的な創造都市、国際エンターテイメント都市へ加速~ 大阪都市魅力創造戦略2020(案) ~世界的な創造都市、国際エンターテイメント都市へ加速~ 【都市魅力創造局企画・観光課】 ☆世界における大阪のプレゼンスの向上    ・世界の中での大阪の存在感はまだまだ薄い。     (世界の都市総合力ランキング2015で40都市中24位、アジアで7位)。     世界の都市間競争に打ち勝つため、多様な人材が交流し新しい価値を創造する 都市として、国際都市・大阪のプレゼンスを高める必要がある。 ☆都市魅力創造の好循環の実現    ・行政と民間の役割分担を明確にし、民間主体の取組みは、集客促進⇒消費喚起・投資拡大⇒取組みの充実・発展という好循環につなげていく必要がある。 ☆国内外からの注目の高まりを捉えたさらなる魅力向上    ・大阪における平成27年の延べ宿泊者数は、3,037万人(うち外国人897万人)で、 来阪外国人旅行者数は年間716万人を超えている。さらに今後、三大スポーツイ ベントの開催などにより、国内外からさらに多くの方が大阪・関西を訪れる絶好の 機会が到来することから、国内外からの観光客受入環境の充実とさらなる魅力向 上、効果的なプロモーションを展開する必要がある。 ☆大阪観光局の機能強化(大阪版DMO)    ・観光事業推進の司令塔として、大阪観光局のさらなる進化・機能強化が求められる。 大阪の都市魅力創造の現状と課題 戦略理念 世界的な創造都市、国際エンターテイメント都市へ加速 2020年に向け、大阪を世界へアピール! 10の都市像で施策展開 戦略 目標 内外から人、モノ、投資等を呼び込む「強い大阪」の実現  世界に存在感を示す「大阪」の実現  文化・都市魅力の向上 (都市魅力創造) 交流人口拡大 (集客効果) 好循環 経済性・生産性向上 持続性・自立性向上 まちの活性化 (取組の充実・発展) 消費喚起、投資拡大 (経済効果) 基本的考え方 ◇国内及び世界に向けた大阪の魅力の発信 ◇これまで取り組んできた重点取組を発展・進化 ◇府域全体の発展に資する施策展開 ◇2020年度以降も見据えた仕組みづくり ◇みんなで支える ◇PDCAサイクルの徹底 計画期間 平成28(2016)年度~平成32(2020)年度 10の目指すべき都市像と施策展開の考え方 観光・都市魅力 文化 スポーツ 国際化 世界に誇れる 自慢の都市 安全で安心して楽しめる 24時間 おもてなし都市 多様な人材が集う 観光・MICE都市 多様な楽しみ方ができる 周遊・滞在都市 大阪が誇る 文化力を 活用した都市 あらゆる人々が 文化を 享受できる都市 アジアをリードする 国際・プロ スポーツ都市 健康と生きがいを創出する スポーツに 親しめる都市 世界で活躍できる グローバル 人材育成都市 出会いが新しい価値を生む 多様性都市 都市魅力創造の好循環につながる施策展開 様々な角度から、都市魅力の向上を図り、国内外の人々に大阪の魅力を発信し続けていくとともに、都市魅力の向上(都市魅力創造)⇒   交流人口の拡大(集客効果)⇒消費喚起・投資拡大(経済効果)⇒ まちの活性化(取組の充実・発展)の好循環に結びつく施策展開を図る。 行政・地域・民間の役割分担と施策展開   大阪観光局とも連携を図りながら、これまで以上に、魅力あふれるまちづくりや観光資源づくり、効果的な府域への誘客を図るとともに、文化・スポーツによる都市魅力の向上など、公と民のそれぞれが必要な役割を担いつつ、一体となって、都市の魅力を高める取組みを展開する。 より効果的な施策展開   平成29年1月より導入する宿泊税を新たな行政需要として実施すべき事業に充当するなど、限られた財源を有効に活用して最大の効果を発揮させ、観光客が大阪での滞在を安全・快適かつ、楽しみ、満足いただくための観光振興施策を展開する。 重点取組 大阪全体の都市魅力の発展・進化・発信 文化・スポーツを活かした都市魅力の創出 世界有数の国際都市を目指した受入環境の整備 都心部における観光魅力のさらなる充実 府域全体での都市魅力向上策の展開 三大スポーツイベントに向けた機運醸成 大阪が誇る文化・スポーツの強みを活かした都市魅力の創出と観光施策との連携 観光客と地域住民相互の目線に立った受入環境整備の推進 ★世界第一級の文化・観光拠点形成・発信 ★多様な観光資源の発掘・発信 ★みんなで支える仕組みづくり ★国際的なスポーツイベントの開催 ★スポーツ都市大阪の魅力発信 ★オリ・パラ等の開催を契機としたレガシーの形成 ★大阪の文化・食の魅力発信 ★旅行者の利便性向上 ★観光案内機能の強化 ★インバウンド受入環境の整備 ★外国人留学生の受入と定着支援

10の目指すべき都市像と施策の方向性・KPI            KPI    (◎主指標、・副指標) 戦略策定時 の数値 主指標の 数値目標 観光・都市魅力 世界に誇れる   自慢の都市 ●世界第一級の文化・観光拠点形成・発信  (水都大阪、市内外の拠点整備、IRの立地促進、百舌鳥・古市古墳群の世界遺産登録) ●大阪ならではの魅力創出・発信 (キラーコンテンツの創出、スポーツツーリズムの推進) ●大阪の文化を満喫できる魅力創出・発信  ●魅力的な景観演出 ◎来阪外国人旅行者数                   716万人   1,300万人   ・ 世界の都市総合力ランキング(分野:文化・交流ランキング)       28位 ・ 自分の住んでいる地域に愛着を感じている府民の割合                  74.2% ・ 大阪が楽しいまちだと思っている人の割合(全国)    36.7% 安全で安心して楽しめる   24時間おもてなし都市 ●観光客受入環境の充実 (観光案内機能充実、多言語対応の強化、Wi-Fi環境の充実 等) ●旅行者の安全・安心の確保 (災害等への対応力強化) ●旅行者のニーズに配慮した多様なサービスの提供 (ナイトカルチャーの創出 等) ◎来阪外国人旅行消費額                                 5,781億円 1兆1,900億円 ・ Osaka Free Wi-Fi認証数 4,873,259件     ・ 24時間営業店舗数、深夜営業店舗数                          2,369所 多様な人材が集う   観光・MICE都市 ●MICE誘致の推進 ●観光マーケティング・リサーチの強化 ●観光振興を支える人材等の育成 ◎国際会議開催件数 253件      340件 ・ MICE外国人参加者数                                    27,360人 ・ インセンティブツアーの誘致・開催件数 51件     ・ インテックス大阪における展示会延べ使用面積                  225万㎡     多様な楽しみ方ができる   周遊・滞在都市 ●効果的なプロモーションの強化 ●周遊性を高める利便性の向上 (府内各地への誘客サポート) ●大阪に滞在したくなる仕掛けづくり (観光客の目線での地域魅力再評価) ◎延べ宿泊者数 3,037万人 3,600万人 ・ 外国人旅行者平均宿泊日数                                  1.68日     ・ 外国人旅行者リピーター数                                  314万人     文化 大阪が誇る   文化力を活用した都市 ●上方伝統芸能を活用した魅力発信 ●都市の魅力向上と新たな文化の創造 ●文化プログラムの推進 (大阪府内全域を活用した文化事業の推進) ◎府内外から人々が集まり、芸術活動が活発になっていると思う           10.8% 40% 府民の割合                                          ・ 文楽、歌舞伎、演芸等、伝統芸能が保存・継承され、鑑賞の機会 23.0% が充実していると思う府民の割合 ・ 海外や他県等と芸術文化の交流が活発であると思う府民の割合           11.1% ・ 芸術文化が都市の魅力づくりに貢献していると思う府民の割合            12.3% あらゆる人々が   文化を享受できる都市 ●芸術文化を創造し、支える人材の育成・支援の充実 ●将来の社会の担い手となる青少年の育成 ●芸術文化拠点の充実と府民意識の醸成等 ◎文化的環境が整備されていると思う府民の割合 9.8% 40% ・ 一年間に大阪で芸術鑑賞をしたことがある府民の割合 22.4% ・ 一年間で文化施設(美術館、音楽ホール、映画館など)を利用した          64.9% ことがある府民の割合                                      ・ 文化に関する情報ネットワークが充実していると思う府民の割合           23.2% スポーツ アジアをリードする   国際・プロスポーツ都市 ●国際的なスポーツイベントの開催 (人気の高い競技大会誘致、機運醸成イベント) ●スポーツ都市大阪の魅力発信 (大阪マラソン、ランドマークを活用したスポーツイベント) ●RWC、オリ・パラ、関西WMGの開催を契機としたレガシーの形成   (産学官によるスポーツ人材の育成) ◎大阪にゆかりのあるプロスポーツチーム7チームの年間主催試合での      265万人    360万人 観客者合計数 ・ 大阪マラソンの外国人参加エントリー数                          10,332人 ・ ラグビーワールドカップ2019花園ラグビー場開催試合関連の集客数 -        ・ 機運醸成イベント参加者数                                 -        健康と生きがいを創出する   スポーツに親しめる都市 ●スポーツを「する」機会、「ささえる」力の拡充  (トップアスリートによる指導、スポーツボランティア) ●スポーツを通じた健康増進 (気軽なスポーツ実践の場の充実、スポーツ健康科学) ◎成人の週1回以上のスポーツ実施率(性別・年齢別)                  40.0%    50% ・ 運動やスポーツをすることが好きな小中学生の割合 72.0% ・ 大阪府障がい者スポーツ大会における参加者数                    916人      ・ 大阪府登録スポーツボランティアのスポーツ大会への延べ派遣者数   796人 国際化 世界で活躍できる   グローバル人材育成都市 ●グローバル人材育成 (英語教育の充実、国際交流の推進)  ●外国人留学生の受入と定着支援  ●企業における高度外国人材の積極的受入・活用 ・ 海外留学する生徒・学生数 2,678人 ◎大阪で学ぶ留学生数                                    15,280人 23,000人 ・ 留学生が就職する全国の日本企業等のうち、大阪の企業が占める割合      10.4% ・ 府内在留高度外国人材数 14,106人     出会いが新しい価値を生む   多様性都市 ●国際都市にふさわしい安全安心の取組みの推進 (多言語相談機能の充実) ●地域のグローバル化 (ホスピタリティの向上) ●国際競争力を有するビジネス拠点としての大阪の魅力向上   (外資系企業の誘致・国際ビジネス交流の推進) ●大都市大阪の活力を統合した都市外交の推進 (海外へのプレゼンス発信) ◎大阪で働く外国人労働者数                                45,838人   61,000人 ・ 府内外国人相談窓口常設市町村数 11市