Ⅲ期薬局実務実習 で学んだこと ほのか薬局 名城大学 5年 石川 潤
薬局の特徴 薬剤師2名、事務員3名 医薬品在庫管理数:約1000品目 知多市民病院(総合病院)の門前薬局 内分泌・代謝内科 循環器内科 内分泌・代謝内科 循環器内科 呼吸器内科 消化器内科 腎臓内科 外科 小児科 産婦人科 整形外科 眼科 内分泌・代謝内科 循環器内科 呼吸器内科 消化器内科 腎臓内科
調剤過誤とその対策 複数規格あるものには全ての規格が記載してある扉をつける 予製に入れる記録紙の色を先発と後発で色を変える 複数規格あるものには全ての規格が記載してある扉をつける 予製に入れる記録紙の色を先発と後発で色を変える 薬袋に印字する後発品名には★をつけ、最後にメーカー名をつける 薬袋などの薬品名表示において、外用剤で単味のものは1本あたりの量 を記載している 薬袋薬情の写真でインスリン製剤にカラーコードを付け、色で判別可能に する 毎朝、自動分包機を乳糖で洗う(正常に作動するか、ホコリなどの異物が 混入していないかの確認) 散剤において、小児用量が確認できるように体重あたりの用量を記載 した紙を薬剤ごとにつけている 予製袋に端数専用の内袋をつくる etc…
調剤過誤とその対策 予製袋に端数専用の内袋をつくる 1度起こった調剤過誤が繰り返されないようにその都度対策を考えていくことが大切である。 予製で調剤をする時に、端数が混入しているにも関わらず、端数が無いと思い込み、そのまま調剤をした結果、数量が少ないまま患者さんにお渡ししていた。 予製袋の中に端数専用の内袋をつける。 内袋をつけることで端数の存在を常に意識するようになり、改善された。また、数量を記録した紙をつけることで、端数の存在を確認でき、改善された。 予製袋 記録紙 内袋 1度起こった調剤過誤が繰り返されないようにその都度対策を考えていくことが大切である。
患者対応での気付き ・患者さんの気持ちを察することが大切 ・周りの状況を把握することが大切 表情や仕草から患者さんの気持ちを考え、 それに合わせた対応を行う必要がある。 ・周りの状況を把握することが大切 誰かが何かでミスをしたり、困っている場合にすぐに対応することができる。職場全員がお互いに助け合うことで円滑に投薬などを行うことができる。
服薬指導を見学して 患者さん自身が親身になって話を聞いてくれていると感じ、患者さんとの信頼を築くことにつながる。 患者さんの話に対して適度に相槌を打ち、その患 者さんに合わせた表情で話を聞くことが必要。 患者さん自身が親身になって話を聞いてくれていると感じ、患者さんとの信頼を築くことにつながる。
服薬指導を見学して(2) 患者さんに新しい薬が出ている場合、 今日はどうされました?と聞く以外にも薬から 想定される症状を予想して話しかけるという方 法もある。 Ex) 女性、小児科でメトリジンが処方されている場合 朝なかなか起きられなかったり、立ちくらみはありませんか? 今日はどうされましたか? 朝なかなか起きれなくて… そうなんです!! 想定していた症状が実際の症状と一致していると、患者さん自身が分かってくれていると感じ、信頼度が上がることにつながる。
服薬指導を体験して 患者さんの発する言葉が一番の情報源であるため、患者さんの話に耳を傾け、しっかりと聞きとることが大切である。 投薬をしている時に次に指導しようと思う内容ば かりが頭をよぎってしまい、患者さんの話をうまく 聞き取ることができなかった。 患者さんが話をしてくれている時に次は何を聞くべきかとい うことを考えすぎていてはいけない。 患者さんの発する言葉が一番の情報源であるため、患者さんの話に耳を傾け、しっかりと聞きとることが大切である。
服薬指導を体験して(2) 次につながる言葉を返すことでより多くの情報を引き出せ、よりよい服薬指導を行うことができる。 患者さんの回答に対して、会話が途切れないように次 につながる言葉を返すことは大切。 Ex) 前回、血圧の薬が変更になった場合 薬剤師) 薬が変わって、血圧の調子はいかがですか? 患者) 下がりました。 薬剤師) わかりました…(会話が途切れる) 薬剤師) 下がり過ぎてふらついたり しませんでしたか? 次につながる言葉を返すことでより多くの情報を引き出せ、よりよい服薬指導を行うことができる。
まとめ 患者さんの心情や症状を把握 し、その患者さんに合わせた 服薬指導を行うことにより、信 頼感を得ることが大切である。 何か間違いや失敗をした時に、そ の都度対策を考えることでよりよい 調剤や服薬指導を行うことができ る。 患者さんの心情や症状を把握 し、その患者さんに合わせた 服薬指導を行うことにより、信 頼感を得ることが大切である。
ご清聴ありがとうございました