大津市自立支援協議会人材育成部主催 大津合同中堅研修 「中堅さん!一緒に学ぼう!2018」 私の研修ネタ ~高齢者虐待防止研修の場合~ 大津市自立支援協議会人材育成部主催 大津合同中堅研修 「中堅さん!一緒に学ぼう!2018」 私の研修ネタ ~高齢者虐待防止研修の場合~ NPO法人 甲賀・湖南成年後見センターぱんじー 所長 桐高 とよみ
自己紹介 約20年間 高齢者介護施設で介護職、相談職、ケアマネジャー などを経験 約20年間 高齢者介護施設で介護職、相談職、ケアマネジャー などを経験 社会福祉士会の活動で、「高齢者・障害者虐待専門職チーム」と して、市町の虐待対応担当者に対し助言を行っている。 現在 成年後見センターでは、被虐待者に対する成年後見制度の 利用、意思決定支援の立場として、相談支援を行っている。
①プログラム構成(例) 障害者(高齢者)虐待防止法の理念 権利擁護が重視される背景 障害者(高齢者)虐待の捉え方 不適切なケアも含まれる 不適切なケアも含まれる 事例の紹介
②講義のポイント 事業所が虐待防止に取り組む理由は? ・障がいのある方(高齢の方)の権利擁護支援のひとつ ・事業所のケアの質の向上のため ・障がいのある方(高齢の方)の権利擁護支援のひとつ ・事業所のケアの質の向上のため 虐待対応は、早期発見、早期対応、未然防止が重要!! なぜ、早期発見、早期対応、未然防止が重要なのか・・・ 虐待であるかどうかを決めるものではなく、要因を分析し、その要因に対す る取組が重要。 一人一人の職員の意識だけではなく、管理職も含めた組織全体で取り組むべ きこと
事例 Aさん 80歳代 要介護4 ・デイ利用(B事業所 C事業所を併用) ・サービス担当者会議で B事業所「最近、嚥下機能が落ちてきていると思う」 「食べやすい食材を選んで、また、食事形態も 工夫が必要になってきている」「日によって は食事量も低下してしている」 C事業所「何の問題もなく毎回全量摂取です」 家 族 「どうしてC事業所では食べれるのに、B事業 所では食べられない日があるんですか!!」
事例 ・B事業所介護職員がC事業所の食事場面を見学に行った。 あんな食事介助できません!! あれは食事ではない。 Aさんが苦痛の表情をしながら無理矢理食べさせられていて、見ていられませんでした。 B事業所 介護職員 ごはんをオレンジジュースで流し込む介助は私たちにはできません!! どうして全量摂取でなければいけないのですか?
その他 資料等 動画 神戸市高齢者虐待防止 介護従事者研修用 「よりよい介護をめざして」 その他 資料等 動画 神戸市高齢者虐待防止 介護従事者研修用 「よりよい介護をめざして」 https://www.youtube.com/watch?v=R-JykrXdkaw 自己チェックシート(各種あり) https://www.city.atsugi.kanagawa.jp/shiminbenri/iryofukusi/fukushi/shingik ai/gyakutaibousinetwark/d032571_d/fil/insatu.xls(神奈川県厚木市)