地域と金融 前田拓生
講義概要 2年生以上を対象! この講座では、日本の金融システムにおける地域金融の現状やその課題について考察するために必要となる「金融論」の基礎概念ならびに理論を習得することを目的としている。 また、水戸信用金庫の方を招き、現状等についての講義を行う(特別講義)。 なおこの講義は、水戸信用金庫の資金提供により、開講されたものである。
到達目標 地域を支える中小企業金融機関についての研究のために必要となる「銀行システムの仕組み」等を理解することを目標としている。 特に「金融政策」における中央銀銀行および市中銀行の資金やり取りのメカニズムと信用創造メカニズムの基礎になる概念を理解することが大切である。
講義計画
履修上の注意 毎時間、講義内容について報告書を記入することになる。 この報告書には講義に対する質問、疑問、意見等を記入することになる。 講義レジュメは下記のURLから取得すること http://takuom.wordpress.com/
講義における注意事項 私語厳禁 講義中の私語は厳禁。守られない場合には退出を命じる(この場合、学生証を取り上げ、反省文等を提出してもらうことになる)。 出席重視 成績は総合評価であるが、7割に満たない出席の場合には学期末試験の受験資格はない(つまり、落第になる)。 公欠は認めるが、事後に必ず私の承認を得ること。私の承認のない場合には、公欠とは認めない。ただし、公欠は3回を限度とする。 したがって、14回講義がある場合、就活で8回休んだ時、3回は公欠にするが、残りの5回は欠席になるため、試験を受ける資格はない! 遅刻や早退はなるべく行わないように! 交通事情等を除く遅刻、や、からだの不調などでない早退は他の学生の迷惑になるため、行わないようにすること。
成績の評価方法 16回目に試験を実施し、総合的に成績を評価する。 なお、「履修上の注意」にある報告書をもって講義参加点を与える。 講義参加点以外は、成績評価上の加点を実施する予定はないので、出席および報告書は重要となる。
教科書・参考書 教科書:前田拓生『銀行システムの仕組みと理論』大学教育出版¥1800+税 参考書 ①池尾和人『現代の金融入門』ちくま新書 ②原司郎『地域金融と制度改革』東洋経済新報社