第2570地区 奉仕理念と 奉仕活動の実践 District Assembly 製作 2680地区 PDG 田中 毅
リーダーシップ研修 国際協議会 会長エレクト研修会 PETS 地区協議会 クラブ協議会
決議23-34の 重要性 ロータリーの綱領に基づく諸活動の指針 全てのロータリー活動に適用
奉仕理念の確定 奉仕哲学 Service above self 社会奉仕理念 実践倫理 社会奉仕理念 実践倫理 He profits most who serves best 職業奉仕理念 哲学 絶対変えてはならないもの
奉仕活動の実践は 社会のニーズに従って変化しなければならないもの 実践哲学 奉仕するものは行動しなければならない 奉仕理論を述べるだけではなく、それを実践に移さなければならない 言行不一致の二重性格の危険性 奉仕活動の実践は 社会のニーズに従って変化しなければならないもの
He profits most who serves best 職業奉仕 He profits most who serves best
職業奉仕は アーサー・フレデリック・シェルドンが提唱したロータリー固有の 奉仕理念である シェルドンの奉仕理念と異なる考え方は職業奉仕理念とは言えない シェルドンの奉仕理念を知ることが 職業奉仕を理解することにつながる
シェルドンの一次資料に接することが必要で、多次資料や伝聞によって職業奉仕を語ってはならない 仏教や儒教やキリスト教から職業奉仕を語ることの危険性 カルビニズム、プロテスタンティズム、マックス・エウーバーの天職論とロータリーの職業奉仕は無関係 He profits most who serves bestが健在である限り、シェルドンの理念を遵守すべきである
He profits most who serves best の解説 シェルドンによる奉仕理念の提唱 1910年 シカゴ大会 1911年 ポートランド大会 私の宣言 1913年 バッファロー大会 事業を成功させる哲学と職業倫理 1921年 エジンバラ大会 ロータリー哲学 The Rotarian に対する数回の小論文 He profits most who serves best の解説
成功を夢見た人たちが集まった、無法と腐敗の街 当時の時代背景 成功を夢見た人たちが集まった、無法と腐敗の街
無秩序な自由競争 同業者はライバル 法さえ犯さなければ金を儲けた者が成功者 だますより、だまされる方が悪い 誇大広告・虚偽広告の横行
He profits most who serves best 職業奉仕の指針 事業経営は 販売学の実践 原因結果論 大きな奉仕 大きな報酬 自らの職業を通じて 他人に奉仕する Arthur F. Sheldon
顧客に満足度を与える具体的経営方法 高い品質 適正な価格 経営者・従業員の接客態度 豊富な品揃え 公正な広告 高い商品知識 アフター・サービス リピーター新規顧客の獲得 結果として高い職業倫理に繋がる
He profits most who serves best 事業における人間関係学 自分が事業上得た利益は、自分ひとりのものではない。 自らの事業は、従業員、取引業者、顧客、同業者によって支えられている。 これらの人々と、利益を適正に配分すれば、自らの事業は継続し発展することを、自らの事業所で実証する。 自らそれを実証することによって、業界全体の職業倫理を向上させる。 He profits most who serves best
顧客の満足度を最優先して、自らの職業を通じて他人に奉仕する 職業奉仕の実践 顧客の満足度を最優先して、自らの職業を通じて他人に奉仕する リピーターと新規顧客の獲得 継続的な事業の発展 職業倫理の高揚
職業奉仕理念の衰退 1987年 「職業奉仕に関する声明」発表 1989年 He profits most who serves best 1987年 「職業奉仕に関する声明」発表 クラブが行う職業奉仕の実践 . ボランティア活動の定義 1989年 He profits most who serves best の順位格下げ 第二モットーとなる 2001年RI理事会 第二モットー使用停止 2004年 規定審議会 They profit most who serve best
社会奉仕 Service above self
Service above self 出典 Service-not self フランク・コリンズによるミネアポリス クラブの運営方針の引用 自分の利益のためにロータリーに入るのは間違い ロータリアン同士の取引を一般の人に拡大する 自己滅却の奉仕 自己否定の奉仕
Service above self 現在の解釈 社会奉仕・国際奉仕に基づく 人道的奉仕活動実践のモットー 弱者に涙する人道的奉仕活動 利己の心を超越して、他人のことを思い遣り、他人のために尽くす Ideal of Service, which is thoughtfulness of and helpfulness to others. Chess Perry 社会奉仕・国際奉仕に基づく 人道的奉仕活動実践のモットー
人道的奉仕活動の場の拡大 Community・・・地域社会 ボーダーレス社会 Communityの概念の変化 世界社会奉仕・・・社会奉仕 国際奉仕 社会奉仕 ロータリー財団
社会奉仕活動実践の指針 元RI会長 グレン・キンロス 私たちが地域社会のニーズを推測するのではなく、地域社会の人たちが必要だと感じるものを見つける 自らが地域社会に入り込んで、地域社会の関心を探る 元RI会長 クリフ・ドクターマン 地域社会の既存団体に寄付するのではなく、自分たちの力で、プロジェクトを完成すべき 元RI会長 グレン・キンロス
国際奉仕
国際奉仕の諸活動 ロータリアン同士の理解を深める活動 ロータリー友情交換 ロータリー・グローバル・ネットワーク 双子クラブ・双子地区 双子クラブ・双子地区 人道的奉仕活動 世界社会奉仕 ロータリー・ボランティア
世界社会奉仕概念の発生 1962年 ニッティシ・ラハリーによって提唱 1966年 財政援助に関する制限条項の解除 1968年 具体的活動開始
世界社会奉仕 WCS とは 地域社会のニーズに基づくプロジェクト その地域の クラブによる 社会奉仕活動 人的資金的制約 その地域の クラブによる 社会奉仕活動 地域社会のニーズに基づくプロジェクト 外国のクラブ 地区による 世界社会奉仕活動
WCSプロジェクト調査 WCSプロジェクト交換表の活用 地区・クラブによる現地ニーズの調査 援助要請クラブの現況調査
マッチング・グラントによる資金調達 恒久的な建物建設、労賃は不適用 下限 $5,000 上限 $150,000 下限 $5,000 上限 $150,000 DDF・・100% キャッシュ・・50% MGを活用したWCSの一例 要請クラブ $ 1,000 提唱クラブ $ 3,000 地区DDF $ 5,000 マッチング・グラント $ 7,000 合計 $16,000
WCS 実施上の留意点 プロジェクトの事前調査 地域住民の自助努力を高める 送金方法の選択と確認 プロジェクト進行状況の確認 地域住民の自助努力を高める 送金方法の選択と確認 プロジェクト進行状況の確認 プロジェクト完了の確認 財務処理の確認 ファイナル・レポート 運営状況の定期的確認
プロジェクト達成の効果 地域住民の生活向上 要請地域におけるロータリーの評価向上 要請地域におけるロータリーの会員増強 当事国ロータリアンの相互理解と親睦 実施側ロータリアンの達成感 WCSプロジェクトに直接参加したロータリアンは強い影響を受ける
クラブ奉仕
RI脱退クラブ 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 クラブ名 地区 脱退年月日 大越 2530 / 2000/06/27 矢板やしお 2550 18 2003/06/03 中川 2500 9 2003/06/23 六戸 2830 8 2003/09/16 宮代 2770 19 11 2004/12/21 一戸 2520 23 2005/06/08 階上 2005/06/15 軽米 17 21 13 2005/06/29 一関南
RI脱退クラブ 01-02 02-03 03-04 04-05 05-06 クラブ名 地区 脱退年月日 野沢温泉 2600 17 2 / 2005/11/03 一関磐井 2520 16 12 11 2005/11/14 上北 2830 8 9 2005/12/12 印旛中央 2790 5 4 2006/06/01 船橋北 27 26 13 生月 2740 24 23 熱海 2620 2006/06/27 越谷西 2770 30 35 19 14 2006/06/30 宇和島南 2670 37 2006/12/12
クラブ・リーダーシップ・プラン 効果的なクラブ運営をするためのプラン 会員増強と退会防止 クラブの規模や実態にマッチした委員会構成・・クラブ奉仕委員会の統廃合 理事・役員の合理化 ロータリーの奉仕理念を尊重した委員会構成 奉仕活動への積極的な参加 例会重視と会員研修 クラブ運営の長期計画 適切な広報活動
中規模クラブの委員会構成 会員増強 例会運営 クラブ奉仕 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 親睦活動 会報広報 会員研修 新世代 ロータリー財団 クラブ奉仕 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 親睦活動 会報広報 会員研修 新世代 ロータリー財団 世界社会奉仕 米山奨学
小規模クラブの委員会構成 会員委員会 クラブ奉仕 会務運営委員会 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 新世代委員会 ロータリー財団委員会 クラブ奉仕 職業奉仕 社会奉仕 国際奉仕 会務運営委員会 新世代委員会 ロータリー財団委員会 ( 米山奨学委員会兼務 )
ロータリークラブとは ロータリー運動の主役はクラブ RI定款、RI細則、標準ロータリークラブ定款に記載されていること以外は、すべてクラブが独自に決定する クラブ管理運営のほとん ど、奉仕活動のすべては、 クラブの自治権の範疇に ある
クラブ会長の責務 クラブの組織管理上の代表者 理念の提唱者として、クラブ独自のテーマを掲げることができる 会長のリーダーシップによってクラブは活性化する あらゆる会合の議長・あらゆる委員会の委員となる クラブ外におけるロータリーの指導者としての最初のステップ
クラブ幹事の責務 クラブの実務上の代表者 クラブの世話役 クラブ管理・運営の実務責任者 RIに対する各種報告義務、会員記録、各種会合の召集、各種会合の議事録、出席率の報告 委員会に所属しない 理事会の投票に加わらない
理事会の役割 クラブの管理主体は理事会 クラブ・プログラム、奉仕活動の策定 年間活動予算の策定と修正 会員選考の最終決定 職業分類の貸与 出席補填、例会取りやめ、会員身分 終結、出席免除等、かなりの部分が 理事会の裁量に委ねられている
効果的な例会運営 最新情報の提供 純粋親睦 会員の事業上の発想の交換 会長の時間の有効活用 特別月間行事の活用 例会出席によって得られるメリットは 事業上の貴重な時間を割くデメリット より大きくなければならない
クラブ細則の整備 クラブの実態に沿った委員会構成 委員会の統廃合・新設 奉仕活動実践の具体的目標 会員選挙の方法 例会の運営方法 委員会の統廃合・新設 奉仕活動実践の具体的目標 会員選挙の方法 例会の運営方法 クラブの実態に沿うように 随時見直し、改正する
クラブ運営の合理化 クラブの役割はクラブ会員が分担して 事務局・事務局員は必要か 世間一般の昼食の相場は 会費と食事代との分離 事務処理のIT化・・通信費の削減 週報のIT化・・ウエブサイト、メールによる配布 ニコニコ会計の正しい管理 受益者負担の原則
ロータリー財団
ロータリー財団プログラム ポリオ・プラス・プログラム ポリオ・プラス補助金 ポリオ・プラス・パートナー補助金
ロータリー財団プログラム 教育的プログラム 1年度国際親善奨学金 マルチイヤー国際親善奨学金 文化研修のための国際親善奨学金 職業研修奨学金 世界平和奨学金 大学教員のための補助金 研究グループ交換 GSE
ロータリー財団プログラム 人道的補助金プログラム 保健、飢餓追放、人間性尊重補助金 3-H 3-H計画準備補助金 地区補助金 地区の人道的奉仕活動を支援 DDFの20% 個人向け補助金 奉仕活動を立案・実践する個人に対する旅費 マッチング・グラント 他国との協力による国際的な人道的奉仕活動
米山奨学金制度 Yoneyama Foundation
米山奨学金プログラム 米山梅吉氏にちなんで作られた、日本ロータリー独自の奨学金制度 主に発展途上国の学生に支給される、民間最大の奨学金 既に訪日している留学生に対する奨学金制度 スボンサークラブとカウンセラーの設置 指定校による推薦者の中から選考
米山奨学金プログラム YM奨学金・・大学院修士課程 14万 YD奨学金・・大学院博士課程 14万 地区奨励奨学金・・短大・高専 7万 YU奨学金・・学部課程 10万 YM奨学金・・大学院修士課程 14万 YD奨学金・・大学院博士課程 14万 地区奨励奨学金・・短大・高専 7万 クラブ支援奨学金・・博士号取得 14万 現地採用奨学金 7万+渡航費、諸費用 海外学友会推薦奨学金 14万
米山留学生に対する諸問題 親日派になるか抗日派になるか アメリカ留学と日本留学の違い 博士号とPHDとの違い 選考試験の問題点 受給金額の問題点 重複支給の問題 卒業後の問題
未来に向っての提言 地域、文化、言語を尊重した中間管理組織 による組織運営の可能性 地域、文化、言語を尊重した中間管理組織 による組織運営の可能性 職業奉仕理念の正しい解釈 リピーターを獲得する科学的な事業経営 事業の継続的発展と職業倫理高揚 産業構造の変化に適応した職業奉仕の実践 未来を展望した地球レベルの実践活動
未来に向っての提言 地域社会のニーズに基づいた奉仕活動 実践活動への積極的参加 人間形成の場としての例会運営 クラブ運営の合理化 魅力あふれるロータリー・ライフ
第2570地区 完 奉仕理念と 奉仕活動の実践 District Assembly 製作 2680地区 PDG 田中 毅