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テーマ3 プレゼンテーション
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プレゼンテーション(発表) (1) 印刷物として広く配布 ← 文書作成の技術 (2) 聴衆を集めて口頭発表 ← プレゼンテーションソフトで作成したスライド資料を使って発表を行う技術 (3) Webページを公開 ← Webページの作成と公開
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プレゼンテーションソフト 発表用スライド作成 PowerPoint(ノンフリー、Microsoftのプロプライエタリ)
Keynote(Appleの内臓ツール、プロプライエタリ) Impress(OpenOfficeのフリーソフト)
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Keynoteについて
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プレゼンソフトによるスライド作成 目的: 口頭発表時の補助に用いる、視覚に訴える資料をスライドの形で作る
目的: 口頭発表時の補助に用いる、視覚に訴える資料をスライドの形で作る スライドは、いくつかのパターンが用意されているのを使う 白紙のスライド、もあるがパターンのスライドを使うことで、簡単なスライド作りで質の高い発表を導く狙い
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スライドの作成 Wordを使えれば、PowerPointでスライドを作成するのは問題ないと思います。
Keynoteの使い方もPowerPointとそう変わりません。 やってみましょう。
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スライド作りの流れ (1)スライド入力: ・各種スライドの使い方 = さまざまな要素(絵図、表、グラフなど)を含んだスライドを作れる (2)スライド編集: ・各スライドの内容修正等 ・スライド単位の編集(スライドの並び順の変更等) ・スライドに装飾や効果をつける (3)スライドショーの実行: リハーサルを繰り返しながら、スライドを完成する
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スライド単位の編集 全体を見渡すには「表示」「スライド一覧」 「標準」の表示画面の左、スライドのテキスト表示を編集しても良い
各スライドにはノート(メモ)も付加できる このスライドについてメモ
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実際に発表を行う場合の 留意点
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発表の目的 誰に向かって話すか 紹介 報告 実験や観察の結果、さらにその分析や考察を伝える 説得
実験や観察の結果、さらにその分析や考察を伝える 説得 コンペ、宣伝、売り込みなど、相手に何かを決定させるため
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発表の構成 左脳: 聴衆が聞いていて分かりやすい話の展開構成 -- PREP法などの型 ポイント(結論)→理由→具体例→再度、結論
左脳: 聴衆が聞いていて分かりやすい話の展開構成 -- PREP法などの型 ポイント(結論)→理由→具体例→再度、結論 右脳: 💛 に伝わる -- 起承転結、序破急といったリズム ストーリー性?
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スライド作成 1枚目は「表紙のスライド」、タイトルと発表者は重要(売り込む) 発表の「目次スライド」(特に長めの発表の時)
各スライドにふさわしいタイトルを付ける 1枚のスライドで伝える事柄はひとつ 長文(しゃべる文章等)をそのまま載せる × 箇条書きを使う、視覚に訴える(話を聞く補助として有効なように) 文字や背景の、色やデザインも重要。読みやすさ、話の構成や進行、雰囲気、個性、印象 最後は必ず「まとめのスライド」、印象を残す
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1枚のスライド 伝えることは、ひとつ 最大7行まで
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スライドの文字 スライドは文章をタラタラ書くものではないので、文字は大きいものを使用 タイトルは最低○ポイント以上
箇条書きは最低○ポイント以上 字体も日本語文字は全角ゴシック、アルファベットはサンセリフ体など目立つもの
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スライドのレイアウト、装飾等 「デザイン」メニュー スライドに「デザインテンプレート」適用 配色(背景と文字の色合い)に注意
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アニメーション スライド上の各要素に動きを付けることができる
スライドショー実行時は、(マウスやキーを押すことで)動きをひとつづつ進めることができる たくさん動きを付けると、スライドを進めるのに時間が掛かる → 時間が足らないとき困る 動きをうまく使いながら発表するには、相当の練習が必要 不要な動きは話の邪魔になったり、スライドを見にくくする 効果的な動きだけを付けるようにしよう!
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スライドショー 作成したプレゼンテーションはスライドショーで「実行」するのが本来の使い道。
スライドショー実行中のスライド制御は、画面左下に隠れているメニューを用いる。「スライドを戻す」などの制御ができる。
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その他 具体例、たとえ話、体験談を挙げる ユーモア 聴衆との対話、質疑応答
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発表本番へ向けて 発表会場の事前チェック(ファイルの持ち込み方法、使用可能な機材、会場の大きさ・配置など)
入念なリハーサル リハーサルは必ず行う スライドを使って実際にしゃべる。スライドの調整、制限時間の確認。 本番 声の大きさ、しゃべる速さや息つぎ、立ち位置や立ち方、機材・小道具の使用、アイコンタクト、動作、語りかけ、質疑応答、ユーモアやジョーク
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スライド資料の印刷 作成したスライドをプリンタで印刷することもできる。
実際に紙に印刷する前に、印刷のプレビュー画面で印刷の具合を十分確認すること。A4の紙一枚にスライド一枚ではなく、複数枚のスライドを印刷することもできる。 印刷物の資料とすることを重視してスライドを作るあまり、プレゼン用のスライドとしては不適切なものにならないように注意しよう。
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.pptxファイルの利用 スライド資料を.pptxファイルで渡すと、簡単に流用されるおそれがある。スライドのファイルを人に渡すときは、.pdfファイルで。 電子文書共有には.pdfファイルが良い。 .pdfファイルにして、リンクタグでweb上に置くことも可能。検索対象にもなる。
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発表の中身(内容自体や発表の構成がしっかりしていることなど)がもちろん大事であるが、プレゼンソフトの使いこなしで、発表の優劣に差がつくこともある。 良い発表者になるには、発表技法について学んだり、プレゼンソフトを習得する努力も大いに必要。 発表の機会をなるべく多く得て、精進するのが「良い発表者への一番の近道」。人の発表から学ぶことも多いので、人の発表を良く見聴きするのも大事。
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色の使用 絵図の作成 (グラフ以外の画像資料)
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光と色の原理 光は電磁波。電波よりずっと周波数が高い 電波→赤外線→可視光線→紫外線→X線
周波数によって色が変わる(虹の七色。赤→。。。→紫) 人間の目(網膜)には3種類の周波数を感じる受容体がある(赤、緑、青) この3種類が感じる強さの比率に応じてさまざまな色が感じられる この受容体は光がある程度強くないと働かない。 明るさだけ感じる受容体は光が弱くても働く→暗いと色が分からない 3種類の色(RGB)を混ぜ合わせることでさまざまな色が作り出せる
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JISの色相環 色を環状につなげて表現することが多い→色相環 暖色系、寒色系という分類(感じ方の違いによる)
暖色系、寒色系という分類(感じ方の違いによる) 補色という関係(色相輪の反対側)
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HSBカラー表現と色立体 色には「色相(Hue)」「彩度(Saturation)」「明度(Brightness)」という3次元がある
色相:色の種類、彩度:鮮やかさ(純粋さ)、明度:明るさ 彩度が0だとさまざまな色の灰色、くすんだ色 この3つの次元をあらわしたもの→色立体(可能な範囲が色により違う)
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RGBによるカラー表現 上で説明したように、RGBを混ぜ合わせることで任意の色が表現できる。この色に透過率(アルファ値)を指定できるようになっている。 コンピュータではRGBそれぞれの明るさを0~255で表現することが多い。 これを24ビットカラーと呼ぶ(0~255→8ビットで表せる、それが3色ぶん)
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CMYKによるカラー表現 カラー印刷用の色指定
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色づかいに関する考慮点 Webページやプレゼン用スライドの場合は、「ちゃんと読める」ことがまず一番大切
「文字の色」と「背景の色」を近い色にすると読みにくいから× 原則1: 赤と緑の区別に頼ってはいけない - 遺伝子的に赤と緑の区別がつけられないという人が一定割合存在
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続・色づかいに関する考慮点 原則2: 背景と文字の色が補色の関係にならないようにする - 補色は残像として残るのでちらちらして不愉快
- 補色は残像として残るのでちらちらして不愉快 青紫(30,0,80)と黄(255,255,0)、 オレンジ(255,100,0)と青、赤と緑 原則3: 背景と文字の色に「明度の差」があると読みやすい - 暗い背景に明るい文字か、その逆かはデザインによる
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続々・色づかいに関する考慮点 その先は配色とかセンスの問題 - どぎつい色は下品など (例)配色に関する知識
- どぎつい色は下品など (例)配色に関する知識 デザイン系の知識だが基本は知っておくとよい 寒色系と暖色系 赤や黄色→興奮、淡い色→鎮静 淡い暖色→かわいらしい/軽い、暗い寒色→重い、伝統、高級 etc.
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以上、 あまり良くないスライドによる、 退屈な説明でした
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さっそく努力する人へ お薦めの参考書 宮野公樹,学生・研究者のためのPowerPointスライドデザイン 一押しの良書.スライドの中身の構成について実践的に議論している.PowerPointと銘打っているが,本文にPowerPointの画面が出てこないところに著者の本気を感じる. TED風のプレゼンテーションの達人の真似は安易にすべきでない。 プレゼンテーションのやり方についてのよい参考書をいくつか紹介します.宮野先生の本は理系のひとの研究に関するプレゼンテーション資料の準備する方法について解説しています.標題はPowerPointを銘打ってますが,もしかしたら本文にはPowerPointの文字が出てこないかもしれません.名著です. レイノルズの本は2008年に爆発的に売れたビジネスプレゼンテーションについて紹介した本です.プレゼンテーション資料の中身だけでなく,その準備の手順,実際のプレゼンテーションの方法についても説明しています.科学技術分野の発表にはそのままは利用できませんが,学ぶべき点は多いです.
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