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アイデア名称(サービス名) 「PUSH」(会社応援型投資ツール)

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1 アイデア名称(サービス名) 「PUSH」(会社応援型投資ツール)
平井 優次

2 <アイデアを考えた経緯> ①個人投資家の投資環境や、国策として進める、個人資産の貯蓄から投資への流れが進む
・2013年1月より株式取引のなかの信用取引に関わる委託保証金の計算方法等が変更になり、資金効率の高い信用取引が可能に  なった。結果、「2013年5月 第4週は、個人の買いの6割が信用取引。規制緩和により、信用取引の売買代金は4月、前年同月の5  倍近くに相当する約25兆円まで膨らんだ。」(インターネットより) ・2014年1月よりNISA(小額投資非課税制度)制度がはじまり、国が個人資産の貯蓄から投資への流れをより一層進めようとしてい  る。「NISA資産3,000億円流入、開始1ヶ月、7割株投資」(2014.2.7日本経済新聞より) ・日本取引所グループは、取引時間の延長も検討しており、個人投資家の投資機会を増やそうと考えている。 ・政府与党が進めている経済政策「アベノミクス」による政策期待での株高で、個人の投資意欲が高まっている。  上記のことから⇒個人投資家の投資環境改善が進み、売買が活発になると考えられる。 ②2年半証券会社で対面営業、6年間、個人投資家(主にネット証券会社を利用し短期売買)として日本の株  式市場に関わって感じたこと。  現在のインターネット環境と、ネット証券による投資ツール及び売買手数料の安さなどを考えると対面営業の証券会社を利用する個人投資家は減少し、ネット証券を利用して株式投資をする個人投資家が大多数になると考えられる。実際に松井証券、SBI証券(いずれもネット証券)を利用したことがあるが、手数料、売買スピード、情報も対面営業の証券会社に比べて、十分過ぎるほど満足できるものであった。実際に、2013年、個人投資家の売買代金のうち8割がネット証券を利用している。(2014.1.10日本経済新聞より)  しかし、ネット証券を利用すると、相談相手になる営業マンとは接触できず、自分で銘柄を研究する必要性 がでてくる。(新聞、雑誌、インターネット等)             そこで、銘柄選びに役立つ投資ツールを考えてみた

3 <新サービスを考える> 「課題・問題」 ⇒ 「改善・解決」 新サービス!!
 6年間、個人投資家(主にネット証券を利用し短期売買)として株式投資を経験していたときに私自身が考えていたこと ・銘柄選択する際、賛同者が多い銘柄が安心できる。 ⇒ 「大多数の人が、この銘柄を応援(購入)しているん   だ」というような安心感を得られる情報が欲しい。 ・いざ、気になっている銘柄を購入しようと考えているとき(クリックを押す前の瞬間)が一番不安になり、迷うことが多い。 ⇒ 推奨銘柄として多くの専門家が予測してある情報よりも、リアルタイムで更新(ランキング等)されている(賛同者が多いという)情報のほうが、「購入してみよう」と背中をもう一押ししてくれる。 ・デイトレードのような超短期トレードをする際は、日中で売買するタイミングが計りにくい為、リアルタイムで参考になる情報が欲しい。 ⇒ リアルタイムで情報(ランキング等)を更新させる。 ・購入した銘柄には、値が上昇してほしいと思うのが常である。しかし、応援の方法や機会(会社の製品や商品等を購入する以外)がなかなか見当たらない。 ⇒ 気軽に応援できるサイトがあれば、毎日会社を応援(値が上昇してほしい)するようになり,ユーザーも増えて情報の信頼性も高くなる。   「課題・問題」 ⇒ 「改善・解決」 新サービス!!

4 <サービスの内容>① PUSH機能(会社応援!! 一押し銘柄!!) リアルタイム統計表、ランキング式(AM8.30~PM15.00)について
*表は、次のページを参照 表1 ・東京証券取引所の通常取引時間は、9時から15時まで行われるため、前場の始まる30分前の8時半から15時までリアルタイムでPUSH数の多い銘柄順にランキング付する。順位、銘柄、現在値、前日比、PUSH総数を記載したランキング表にする。    ・著名個人投資家、市場関係者等にプレミアムPUSH(仮名)の権利を有し、使用してもらう。横棒グラフの一部の色を変えて、プレミアム会員にのみ分かるように表記する。    ・サービスが海外に広がった場合、*外国人投資家のPUSH数もプレミアム会員のみが分かるように表記する。  *現在の日本の株式市場では、最大の投資主体は外国人であり、外国人投資家の投資行動が株価に大きな影響を与えている。外国人投資家が大きく買えば株価は上がり、買わないと株価は一向に上がらないという、まさに外国人投資家頼みの市場なっている事実があるため有効な指標となる。 表2 ・寄付前、前場、後場、大引け後の1日4回に分けてのプッシュ総数のランキングを発表する。    ・前日、週間、月間などのランキングも発表する。

5 <サービスの内容>② 表1 表2 リアルタイムPUSHランキング 本日の寄付前PUSHランキング 銘柄 現在値 前日比 PUSH回数 銘柄
8:30~15:00 8:30~9:00 銘柄 現在値 前日比 PUSH回数 1 みずほフィナ 202 +1 2 新日鉄住金 282 +4 3 三菱UFJファイ 614 -2 4 東芝 476 +5 5 NEC 356 -4 6 神戸製鋼所 186 7 野村HD 620 +9 8 商船三井 367 9 東京電力 472 10 三菱重工 643 -12 銘柄 PUSH総数 1 みずほフィナ 2 新日鉄住金 3 NEC 4 神戸製鋼所 5 三菱UFJファイ 6 三菱重工 7 東京電力 8 野村HD 9 商船三井 10 456 45 253 16 400 62 231 384 1 200 380 40 123 351 124 299 26 118 45 32 220 39 1 187 26 76 6 19 63 *赤色は、外国人投資家のPUSH数 *緑色は、著名個人投資家や市場関係者のPUSH数

6 <サービスの内容>③ 表3 ・個別銘柄ごとに、リアルタイムでPUSH数をチャート表記する。同時に、他人のPUSH理由も掲示板で閲覧でき ③
      るようにする。      ・①寄付前、②前場、③後場、④大引け前(15分前)の1人計4回PUSH可能。(銘柄は変更可) 8411 銘柄コード(みずほフィ) 205 204 価格 203 202 201 200 150 PUSH 回数 100 8:30 9:00 10:00 12:30 14:00 14:45 15:00 時刻

7 <サービスの内容>④ 表4 ・PUSH注文時に理由を選択式で選んでもらう。(項目は工夫する) 買い PUSH 入力 寄付前 8411
   (このコメントが見られるのもプレミアム会員に限る) 買い PUSH 入力 ・PUSH理由(例)  ・時間帯  寄付前 〇本日買う or 注目している ・銘柄コード及び銘柄名  〇保有していて上昇してほしい 8411 〇その他 受け付けました。 

8 <アイデアの競争優位性> ①想定される競合製品・サービス ②当アイデアの強み、特徴
 各証券会社から発表されている、ランキングの多くは過去のデータから算出されているものが多く、ザラ場 中に変化することは少ない。人気が集まるというような意味合いで考えると、「出来高ランキング」や「売買代 金ランキング」等が類似する指標にあたると考えられる。しかし、ファンドのような大きな運用資産を持つ機関 投資家等の売買の動きによっては、偏ったものになることも多々あると考えられる。 ②当アイデアの強み、特徴  例えば、大きな運用資金を持つ機関投資家が「トヨタ自動車」の株を大量に買い付けたとする。出来高は大 きく膨らみ、それを見た個人投資家が続いて購入してみると、途端に大量に買い付けた機関投資家が反対売 買を行い売却してしまうことがある。このように、個人投資家とは、全く逆の動きをし、多額の利益を得る機関 投資家も多々あると推測される。  そこで、PUSHの機能は、一人に与えられる、各PUSH回数が時間帯によって決められているので、各投資家 の大小関係なく平等にPUSHの権利が与えられ、リアルタイムランキングにも反映されるという特徴を有してい る。既存の個人投資家SNSも同様に、リアルタイムで銘柄推奨されているサービスはない。また、株式投資に 役立つ経済ニュース等は、ロイターやQUICK等の実績があり信頼性の高いサイトにリンクされるようにし、当 サービスは、「リアルタイム統計表、ランキング式」を主とし、シンプルに見やすいサイト表示にする。  現在は、金融機関のアナリストや一部の市場関係者が、企業の業績予想等から推奨銘柄や投資判断の発 表を行っているが、情報がかなり乱立しており、その中から取捨選択することは難しい。株価の動きを一番左 右するのは、需給関係であると私は考えている。  PUSH機能では、大多数の個人投資家がその役割の一助を担うことができ、毎日リアルタイムで情報が更新 されるため、サイトの信頼度も上昇すると考えられる。  今までは、気軽に「会社応援!!」できるサイトがなく、株式を購入しても関心が薄れていくところを、PUSHの サービスがあれば、毎日会社を応援(値が上昇するように)するようになり,ユーザー数も増え情報の信頼性も 高くなると考えられる。


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