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Published byためひと こしの Modified 約 7 年前
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( ) ( ) 行 列 式 置 換 n文字の置換σ: n個の文字{1,2,・・・,n}から自分自身への1対1の写像 1 2 ・・・ n
行 列 式 置 換 n文字の置換σ: n個の文字{1,2,・・・,n}から自分自身への1対1の写像 ( ・・・ n ) σ = k1 k2 ・・・ kn 1→k1, 2→k2, ・・・ ,n→kn ( ) σ(1)=3, σ(2)=1, σ(3)=4, σ(4)=2 例) σ =
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( ) ( ) ( ) 置換の積 2つのn文字の置換σ,τの積στを στ(i)=σ(τ(i)) (i=1,2,・・・,n) と定義する。
置換の積 2つのn文字の置換σ,τの積στを στ(i)=σ(τ(i)) (i=1,2,・・・,n) と定義する。 ( ) ( ) 例) σ = τ = στ(1)=σ(2)=3, στ(2)=σ(3)=1 στ(3)=σ(4)=2, στ(4)=σ(1)=4 ( ) σ τ =
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( ) ( ) ( ) ( ) ( ) 単位置換、逆置換 単位置換ε:全ての文字を動かさない置換 σの逆置換:σ-1 1 2 ・・・ n
単位置換、逆置換 単位置換ε:全ての文字を動かさない置換 σの逆置換:σ-1 ( ) ( ・・・ n ) k1 k2 ・・・ kn σ = σ-1 = ・・・ n k1 k2 ・・・ kn σ-1 σ= σ σ -1= ε ( ) 例) σ = ( ) ( ) σ-1 = =
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( ) 巡回置換 {1,2,・・・,n}のうち、 k1, k2, ・・・, kr 以外は動かさないで、
巡回置換 {1,2,・・・,n}のうち、 k1, k2, ・・・, kr 以外は動かさないで、 K1, k2, ・・・, kr のみを k1→k2 , k2→k3, ・・・ kr→k1 と順にずらす置換 ( k1 k2 ・・・ kr ) σ = を巡回置換といい k2 k3 ・・・ k1 σ = ( k1 k2 ・・・ kr ) と書く. 例) σ =( ) σ :2→5, 5→3, 3→2 σ =( ) =( ) =( ) 任意の置換は,巡回置換の積で表される.
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互換 置換の符号 2文字の巡回置換 (i j) を互換という. 任意の巡回置換は
互換 2文字の巡回置換 (i j) を互換という. 任意の巡回置換は (k1 k2 ・・・ kr)= (k1 kr) ・・・(k1 k3) (k1 k2) と表されるので、全ての置換は互換の積で表される. 置換の符号 置換σがm個の互換の積で表されるとき sgn(σ)=(-1) m :σの符号 sgn(στ)= sgn(σ) sgn(τ) sgn(σ-1)= sgn(σ)
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偶置換、奇置換 置換全体の集合 sgn(σ)=1 :偶置換 sgn(σ)=-1 :奇置換 Sn:n文字の置換全体
偶置換、奇置換 sgn(σ)=1 :偶置換 sgn(σ)=-1 :奇置換 置換全体の集合 Sn:n文字の置換全体 Snの元の個数=n!(=n個の順列の個数) 例) S3={ε, (1 2), (2 3), (1 3), ( ), ( )}
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det(A)=Σ sgn(σ)a1σ(1)a2σ(2)・・・anσ(n)
行列式の定義と性質(1) 行列式 n次正方行列 A=[aij] det(A)=Σ sgn(σ)a1σ(1)a2σ(2)・・・anσ(n) σ∈ Sn 例) a11 a12 a21 a22 = sgn(ε)a11a22 + sgn((1 2))a12a21 = a11a22 - a12a21 a11 a12 a13 a21 a22 a23 a31 a32 a33 = a11a22a33 +a12a23a31 + a13a21a32 -a12a21a33 -a11a23a32 -a13a22a31
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サラスの方法 a11 a12 a13 a21 a22 a23 a31 a32 a33 a11 a12 a21 a22 ー + + + + ー ー ー a11 a12 a13 a21 a22 a23 a31 a32 a33 a11 a12 a13 a21 a22 a23 a31 a32 a33 ー ー ー + + +
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det(A)=Σ sgn(σ)a1σ(1)a2σ(2)・・・anσ(n)
定理3.2.1 a11 a12 ・・・ a1n a22 ・・・ a2n 0 a22 ・・・ a2n =a11 ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ an2 ・・・ ann 0 an2 ・・・ ann det(A)=Σ sgn(σ)a1σ(1)a2σ(2)・・・anσ(n) σ =Σ sgn(σ)a1σ(1)a2σ(2)・・・anσ(n) σ(1)=1 =a11 Σ sgn(σ) a2σ(2)・・・anσ(n) σ(1)=1 a22 ・・・ a2n =a11 ・・・ ・・・ an2 ・・・ ann
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2 3 = = 3(2・4ー1・3) = 15 1 4 上三角行列の行列式 a11 a12 ・・・ a1n a22 ・・・ a2n 0 a22 ・・・ a2n 0 ・ 0 0 = a11 =・・・= a11a22 ・・・ann ・ ・・・ ・ ・ ・・・ ・ ・ ・・・ ・・・ ・・・ ・ ・ ・ ・ 0 ・・・0 ann 0 0 ・・・0 ann |E|=1
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Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・caiσ(i)・・・anσ(n)
定理3.2.2 (1)1つの行をc倍すると行列式はc倍になる。 a11 ・・・ a1n a11 ・・・ a1n ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ cai1 ・・・ cain = c ai1 ・・・ ain ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ an1 ・・・ ann an1 ・・・ ann Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・caiσ(i)・・・anσ(n) σ =cΣ sgn(σ)a1σ(1) ・・・aiσ(i)・・・anσ(n) σ
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Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・(biσ(i)+ciσ(i))・・・anσ(n)
定理3.2.2 (2)第i行が2つのベクトルの和である行列の行列 式は、他の行は同じで第i行に各々の行ベクトル をとった行列の行列式の和になる。 a11 ・・・ a1n a11・・・a1n a11・・・a1n ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ bi1+ci1・・・bin+cin = + bi1・・・ bin ci1・・・cin ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ ・・・ an1 ・・・ ann an1・・・ann an1 ・・・ann Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・(biσ(i)+ciσ(i))・・・anσ(n) σ =Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・biσ(i)・・・anσ(n) σ +Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・ciσ(i)・・・anσ(n) σ
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a+3 b+6 c+9 = a b c = a b c
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Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・ajσ(i)・・・aiσ(j)・・・anσ(n)
定理3.2.3 (1)2つの行を入れ替えると行列式は-1倍になる。 (2) 2つの行が等しい行列の行列式は0である。 a11 ・・・ a1n a11 ・・・ a1n ・・・・・ ・・・・・ aj1 ・・・ ajn ai1 ・・・ ain i → ← i ・・・・・ ・・・・・ = - j → ai1 ・・・ ain aj1 ・・・ ajn ← j ・・・・・ ・・・・・ an1 ・・・ ann an1 ・・・ ann τ=σ(i j) とする Σ sgn(σ)a1σ(1) ・・・ajσ(i)・・・aiσ(j)・・・anσ(n) σ =-Σ sgn(τ)a1τ(1) ・・・ajτ(j)・・・aiτ(i)・・・anτ(n) τ
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= = 0 = ー = ー6
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定理3.2.4 行列の1つの行に他の行の何倍かを加えても、行列式の値は変わらない。 a11 ・・・ a1n a11 ・・・ a1n ・・・・・ ・・・・・ ai1+caj1・・・ain+cajn ai1 ・・・ ain i → ← i ・・・・・ ・・・・・ = j → aj1 ・・・ ajn aj1 ・・・ ajn ← j ・・・・・ ・・・・・ an1 ・・・ ann an1 ・・・ ann a11 ・・・ a1n a11 ・・・ a1n a11 ・・・ a1n ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ ai1+caj1・・・ain+cajn ai1 ・・・ ain aj1 ・・・ ajn ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ = + c aj1 ・・・ ajn aj1 ・・・ ajn aj1 ・・・ ajn ・・・・・ ・・・・・ ・・・・・ an1 ・・・ ann an1 ・・・ ann an1 ・・・ ann
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1 15 = = 11 11 1 15 1 15 = = 11 11 11 0 -14 =11・(-14) = ー154
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