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緊急地震速報が鳴ったら、 物が「落ちてこない、たおれてこない、移動してこない」 ところで身を守りましょう。

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Presentation on theme: "緊急地震速報が鳴ったら、 物が「落ちてこない、たおれてこない、移動してこない」 ところで身を守りましょう。"— Presentation transcript:

1 緊急地震速報が鳴ったら、 物が「落ちてこない、たおれてこない、移動してこない」 ところで身を守りましょう。
きん きゅう  じ   しん  そく  ほう 緊急地震速報のはなし きんきゅう じ しん そく ほう 緊急地震速報が鳴ったら、  物が「落ちてこない、たおれてこない、移動してこない」 ところで身を守りましょう。 い どう 緊急地震速報のはなし 今日はみなさんが、自分で自分の命を守れるようになるための大切な学習をします。 <次のスライドへ> 気象庁 東京管区気象台 東京都教育委員会安全教育プログラム準拠教材

2 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしん あわじ だいしんさい こうべ しんど
この写真は、みなさんが生まれる前の1995年(平成7年)1月17日に発生した、「阪神・淡路大震災」の様子です。 この時は、震度7の激しい地震の揺れが襲いました。 たくさんの家が崩れて落ちました。道路はふさがれて通れなくなっています。 電柱が倒れ、電線も切れて落ちてきました。電線に電気が通っていたら感電するかもしれません。 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしん  あわじ だいしんさい   こうべ     しんど

3 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしんあわじだいしんさいこうべ はんしんあわじだいしんさいこうべ
こちらは商店街です。 両側に建物が建っていて、その間の橋が傾いて落ちそうになっています。建物の壁や看板もくずれ落ちそうになっています。 このようなところへ近付くのはとても危険です。 大きな地震が起こるといろいろなものが落ちてきたり倒れてきたりします。 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしんあわじだいしんさいこうべ はんしんあわじだいしんさいこうべ はんしん  あわじ だいしんさい   こうべ     しんど

4 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしんあわじだいしんさいこうべ はんしん あわじ だいしんさい こうべ しんど 最後の写真です。
鉄筋コンクリートの建物がひびだらけになって崩れています。 壁がさらに崩れて落ちてくると危ないので、このような状態になっていたら、たとえ自分の家でも近付いてはいけません。 阪神・淡路大震災 (神戸市:震度7 ) はんしんあわじだいしんさいこうべ はんしん  あわじ だいしんさい   こうべ     しんど

5 Q1. 「緊急地震速報」は、 どんな時に発表されますか? このあとすぐに地震の強いゆれが来る! しん そく ほう きんきゅう じ しん
そく ほう きんきゅう じ しん このあとすぐに地震の強いゆれが来る! しん      みなさんの中で、「緊急地震速報」という言葉を聞いたことがある人はいますか。 「緊急地震速報」はテレビなどで発表される大切なお知らせです。 さて、どんな時に発表されるお知らせでしょうか? <クリック→回答を表示> 「緊急地震速報」は「このあとすぐに地震の強い揺れがきますよ。」という警報です。 では、強い揺れが来るとどのようなことが起こるのでしょうか? (以下、先生方への参考メモ) 緊急地震速報は、地震の揺れが「震度5弱以上」になると予想された場合に、「震度4以上の揺れになると思われる地域」に発表します。 震度5弱以上で発表する理由:震度5弱以上になると顕著な被害が生じ始めます。 震度4以上の揺れになると予想される地域に発表する理由:震度の予想は±1程度の誤差があるため、実際には震度5弱が観測される可能性があります。 気象庁マスコットキャラクター             はれるん

6 震度とゆれの状況 地震の揺れの強さは、「震度」で表します。
緊急地震速報は、地震の揺れの強さが震度5弱以上の強い揺れになると予想した時、発表されます。 震度5弱では、棚にある食器や本が落ちてくることがあります。(5弱の絵をクリックすると説明資料へリンクします) 震度5強では、物につかまらないと歩くことが難しくなり、ブロック塀が崩れることがあります。(5強の絵をクリックすると説明資料へリンクします) 震度6弱では、立っていることが難しくなり、家具が移動してきたり、倒れてきたりします。 また、ドアが開かなくなることがあります。(6弱の絵をクリックすると説明資料へリンクします) 震度6強では、木造の家が倒れることがあります。(6強の絵をクリックすると説明資料へリンクします) 震度7では、鉄筋コンクリートの建物でも倒れることがあります。(7の絵をクリックすると説明資料へリンクします) 緊急地震速報を聞いたら、すぐに身を守ることが大切です。 もしかすると、先ほどの写真のような震度7の揺れが来るかもしれません。 震度とゆれの状況 しん      じょうきょう     

7 緊急地震速報の発表まで 提供:NHK イメージ ※この音源やテレビ画面のイメージは、NHKに著作権があり、複製や編集などを禁止します。
「ティロン、 ティロン」など イメージ 提供:NHK ※この音源やテレビ画面のイメージは、NHKに著作権があり、複製や編集などを禁止します。 また、目的外の使用についても禁止します。厳守をお願いいたします。 気象庁の地震計は全国に約300か所あります。 地震計が地震をキャッチすると、気象庁にデータが一瞬で送られて、地震による強いゆれが始まる前にすばやく、お知らせします。 これが緊急地震速報です。 気象庁から発表された緊急地震速報は、テレビやラジオ、携帯電話を通じて広く伝えられます。 テレビで流れる時は、こんな画面と一緒にティロン、ティロンというチャイムが鳴ります。 <テレビ画面をクリックして、緊急地震速報の警報音(NHK)を聞かせる> NHKのHPからも音源は視聴できます。 携帯電話で流れるときは、こんな音です。 <緊急地震速報の警報音(ドコモ)を聞かせる> 緊急地震速報の発表まで きん きゅう じ しん そく ほう  

8 緊急地震速報(イメージ) 主要動 初期微動 緊急地震速報です。 物が「落ちてこない」 「倒れてこない」 「移動してこない」場所に
イメージ    緊急地震速報です。 物が「落ちてこない」 「倒れてこない」 「移動してこない」場所に 身を寄せましょう。 緊急地震速報(気象庁) 静岡県沖で地震 強い揺れに警戒 静岡 神奈川 山梨 東京 伊豆諸島 気象庁 地震計 ※この音源やテレビ画面のイメージは、NHKに著作権があり、複製や編集などを禁止します。 また、目的外の使用についても禁止します。厳守をお願いいたします。 緊急地震速報はどのようにして発表され、私たちのもとに届くのでしょうか。 実際のイメージを動画で見てみましょう。 <クリック> 地震が発生し、震源近くの地震計で揺れをとらえました。 気象庁では直ちに揺れのデータを分析し、緊急地震速報を発表します。 緊急地震速報はテレビ等で伝えられ、強い揺れ(主要動)が来る前に身を守る行動をとることができます。 (以下、先生方への参考メモ) P波(Primary(最初の)のP):秒速約7km(時速25200km、時速300kmの新幹線の約80倍のスピード) S波(Secondary(二番目の)のS):秒速約4km(時速14400km、  〃     〃  約50倍  〃   ) (アニメーションの地震波は、実際より約1.7倍速くしています) 観測からデータの分析・予測および緊急地震速報の発表まで、人手を介さず全て自動で行われます。 揺れが来るまでの時間: 発表から地震の強い揺れが来るまでの時間は数秒から長い場合は数十秒ありますが、震源から非常に近い場所では、 発表前に揺れが来てしまうこともあります(地震波を検知してから発表するまでの時間も早くても数秒かかります) この図の地震のように静岡県の沖合で発生した地震で東京が揺れるまでは数十秒ありますが、 震源に近い伊豆半島や駿河湾沿岸では発表と同時か数秒後に揺れが到着します。 予想の誤差: 緊急地震速報以外の地震情報では、多くの地震計で捉えたP波とS波のデータを使って、地震の大きさ、発生場所、発生時刻を求めますが、 緊急地震速報では素早く警戒を呼び掛けるために、数か所で観測したP波のデータだけで発生場所と地震の大きさを求め、大きな揺れになる地域を推定します。 少ないデータで推定するため、予想震度は±1程度の誤差があります。 地震計 地震発生 S波 P波

9 Q2.「緊急地震速報」が発表されたら みなさんはどうしますか? 物が「落ちてこない、たおれてこない、 移動してこない」ところで身を守る。
きん きゅう じ しん そく ほう  物が「落ちてこない、たおれてこない、  移動してこない」ところで身を守る。 い どう み    まも さて、緊急地震速報が流れたら、みなさんはどうしますか。 <発言を求める> 強い揺れがあると、上からものが落ちてきたり、ガラスが割れたり、家具や本棚が倒れてきたりします。 そこで、強い揺れが来る前に、「物が落ちてこない、倒れてこない、移動してこない」場所を見つけて身を守ることが大切です。 緊急地震速報が発表されたら、1分間は身を守ってください。 (以下、先生方への参考メモ) 震源から遠い場所では、緊急地震速報を見聞きしてから強い揺れが届くまでに時間がかかるため、揺れがこなくても1分程度は、身を守るなど警戒しましょう。 地震による強い揺れは、東北地方太平洋沖地震のように数分続く事例もありますが、 一般的には長くても1分程度ですので、その間は身を守る行動をとり続け、揺れが収まってから落ち着いて行動しましょう。 緊急地震速報の発表がなく地震の強い揺れが来た場合も、身を守る方法は同じです。 気象庁マスコットキャラクター             はれるん

10 学校では つくえの下で まどから 身を守りましょう。 はなれましょう。 (イラスト:「地震と安全」より)
例えば学校で緊急地震速報を聞いたら、どうすればよいでしょうか。 まず、教室では机の下に潜ります。天井や電灯が落ちてくるかもしれません。強い地震では机が動くので、机の足をしっかり持ちましょう。 さらに、窓のそばには近付かないようにしましょう。ガラスが割れて落ちてくるかもしれません。 体育や休み時間などで校庭いるときには、校庭の真ん中へ集まるようにしましょう。 学校や周りの建物が崩れてくるかもしれません。 (以下、先生方への参考メモ) 緊急地震速報の発表がなく地震の強い揺れが来た場合も、身を守る方法は同じです。 つくえの下で 身を守りましょう。 まどから はなれましょう。 (イラスト:「地震と安全」より) しん        

11 通学路では ブロックべいから、はなれましょう 看板から、 はなれましょう (イラスト:「地震と安全」より) かん
次に登下校中に、緊急地震速報を聞いたらどんなことに気を付ければよいでしょうか。 ブロック塀のある所にいたら離れましょう。ブロック塀が崩れてくるかもしれません。 看板やビルの窓ガラスが落ちてくるかもしれないので、看板や建物からはなれて頭を守りましょう。 (エレベーターでは、停電になると閉じ込められてしまって危険です。全部の階のボタンを押して、すぐに近くの階で止めて降りましょう。) (以下、先生方への参考メモ) 緊急地震速報の発表がなく地震の強い揺れが来た場合も、身を守る方法は同じです。 かん  ブロックべいから、はなれましょう 看板から、    はなれましょう (イラスト:「地震と安全」より) しん        

12 家では あわてて外に テーブルの下で 身を守りましょう。 飛び出さないようにしましょう。 (イラスト:「地震と安全」より)
自分の家や友達の家にいるときは、どうすればよいでしょうか? 机の下で身を守りましょう。 地震が起こったからといって、あわてて外に出ないようにしましょう。 屋根やガラスが上から落ちてくるかもしれませんし、道路に飛び出して車にはねられる事故が起こったこともあります。 火を消すのは揺れがおさまってからにしましょう。  (家の人や先生たちが子供の頃には「先に火を消しましょう」と言われていましたが) 現在は震度5弱以上で揺れるとガスメーターが自動的にガスを止めるようにできています。 お湯を沸かしていたり、揚げ物をしていたりしている火を消そうとして、やけどをしてしまうことがあります。 また、普段から家具の固定をしましょう。 (以下、先生方への参考メモ) 日頃から家具の安全な配置や固定を行い、家の中に「落ちてこない」「倒れてこない」「移動してこない」場所を作ることも大切です。 テーブルの下で 身を守りましょう。 (イラスト:「地震と安全」より) しん        

13 避難するときは (イラスト:「地震と安全」より) ひ なん 緊急地震速報を聞いて、自分の身を守ったら、次は安全な場所へ避難しましょう。
ひ なん  緊急地震速報を聞いて、自分の身を守ったら、次は安全な場所へ避難しましょう。 集団で避難する時は、「お、か、し、も」の約束を守りましょう。 おさない、かけない、しゃべらない、もどらない、です。 (おさない、かけない)友達をおしたり、かけたりすると、転んでけがをして逃げられなくなってしまいます。 (しゃべらない)友達としゃべっていると、大切な放送や先生の注意を聞き逃してしまいます。 (もどらない)忘れ物をしても取りに戻ったりしないようにしましょう。後から来る地震の揺れでけがをするかもしれません。 (イラスト:「地震と安全」より) しん        

14 物が、落ちてこない、たおれてこない、移動してこない ところで身を守りましょう。
まとめ きん きゅう じ しん そく ほう 緊急地震速報を聞いたら、 物が、落ちてこない、たおれてこない、移動してこない ところで身を守りましょう。 最後におさらいをしてみましょう。 緊急地震速報を聞いたら、まずは自分の身を守ります。 揺れがおさまるまで、「物がおちてこない、たおれてこない、移動してこない」ところで身を守りましょう。 緊急地震速報が発表されたら、1分間は身を守ってください。 あわてないことが大切です。 揺れがおさまった後も、繰り返し、揺れが来ることがあります。落ちてきたり、倒れてきたり、移動したりするものに気を付けましょう。 学校や大きな公園など、避難場所や安全なところへ避難しましょう。 (以下、先生方への参考メモ) 大きな地震が発生したあとは、強い余震が発生することが多くあります。 最初の揺れで倒れやすくなった建物や家具が余震の揺れで倒れて被害が発生することもあります。 避難の際は、余震による揺れや被害に十分警戒しましょう。 NHKの緊急地震速報(イメージ)

15 緊急地震速報 訓練 くん れん きん きゅう じ しん そく ほう <緊急地震速報のショート訓練>
訓練  くん れん 緊急地震速報 きん  きゅう じ   しん そく ほう <緊急地震速報のショート訓練> この場で対応訓練を行うことを目的にこのシートを挿入しました。 また、このスライドを使って、対応訓練も行えるよう最後に掲載しました。 「緊急地震速報」の文字をクリックし、 緊急地震速報のチャイム音とアナウンサーのコメントを放送し、対応訓練を実施してください。 ※この音源は、NHKに著作権があり、複製や編集などを禁止します。 また、目的外の使用についても禁止します。厳守をお願いいたします。

16 参考資料

17 震度階級表へ戻る

18 震度階級表へ戻る

19 震度階級表へ戻る

20 震度階級表へ戻る

21 震度階級表へ戻る

22 震度階級表へ戻る

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