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• 土曜日日本語幼稚園 • 土曜日日本語親子クラス • 継承語教室 虹の森 マルチエイジ 継承語の子ども対象 初級 1ー4年生
• 土曜日日本語幼稚園 • 土曜日日本語親子クラス • 継承語教室 虹の森 マルチエイジ 継承語の子ども対象 初級 1ー4年生 中級 5−6年生 t
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クラスでの俳句の使い方 • メインの授業に入る前のウオームアップ • 毎週のクラスの始めの10分から20分 を使う。 • 毎週良い俳句を作る事が目的ではない。 (最終的目的にはしている) • 俳句を通して、読む、書く、話す(発表する),聞くの各能力向上を計る。 • 五、七、五なので、短いことを利用し、1年生から(幼稚園)から導入できる。 • 導入の仕方、求める理解度を変えれば、 どのレベルにでも応用できる。
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俳句授業の進め方(俳句カード) ① 季節ついて話し合い、季節の語彙を引き出す。 「秋と聞いたら、何を思い出す?」 「夏の思い出は何ですか。」 「冬においしい物は何ですか。」 「春になったら、何が変わる?」 または、最近あった出来事で心に残ったこと 言ってもらう。遠足、ハローウィン、冬時間等何で も出してもらい、それについての思いを言って みる。ーーー→ 話す練習
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② 公文の季節の俳句カードを一人に何枚か配り、好きなカードを選ばせる。 ③ 一人づつカードの絵を他の子に見せながら、先ず俳句を読んでみる。 ④ もう一度リズム感を入れて一行づつ読み、他の子はそれを聞いて繰り返す。 (⑤ カードを他の子に見せ、読んでもらう) ⑥ 全員するので、4−5句の俳句を共に 読んで、聞く練習になっている。 レベルに応じて、ひらがな、カタカナ、漢字 の読みになっている。
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初級レベルの俳句作り 例えば、季節は秋とすると、 1 秋の季節の言葉を思いつく限り出してもらう。 2 その中でいくつかを黒板に書き出す。 3 どのテーマについて俳句を作ってみるか、選んでもらう。 4 または、「秋の朝」 「秋の午後」 「秋の暮れ」等を与え、その続きを考えてもらう。その際、俳句カードの中から例を見せる。 5 先ず、口で思いついたまま言ってみる。 6 それをノートに書いてみる。 7 先生に見てもらい、もう一度きれいに書く。 8 皆の前で皆が理解できるように発表! 9 クラス終了後、保護者の前で発表! ーー→ 発表の練習
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中級レベルの俳句作り 例えば、季節は冬とすると、 1 冬を連想させる言葉、年末、年始に関する言葉等を出す。 2 心に残った冬の瞬間を他の人にわかるように説明する。 3 それについて、俳句を作ってみよう。 先ずは言葉で表してみる。言ってみる。 4 習った漢字を使ってノートに書いてみる。 5 リズム感、感情、抑揚等をつけて相手にわかるように読めるよう練習する。 6 クラス終了後、保護者の前で発表! ーーー→ 発表の練習
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• 楽しかった、おいしいよ、うれしいな等の感情の形容詞は使わない。それらの形容詞を使わないで、感情がわかる様に表現してみる。 • 「冬の暮れ」「冬の朝」等のヒントも与えない。 • 俳句のカードを読むときに、初級レベルではあまり各俳句の意味の理解を深く求めないが、中級では、俳人達の俳句の意味も説明してもらう。 • 使ったことのない最初の句を使ってみてもいい。例えば、「落ち葉して」「初時雨」「初雪や」 等に続く句を考えてみる。 • 自分の俳句にあった絵を描いたり、写真を探してみたりする。または写真から俳句を作ったりしてみる。
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幼稚園児の俳句 幼稚園児にも俳句をしてみよう。 • 絵のついた俳句カードを見せ、その俳句をリズム感をつけて読んで見る。 彼らには意味ではなく、日本語の音として入っていくので、何回か同じリズムで繰り返し、子供にも言わせてみる。 • だんだんやっていくうちに、五、七、五のリズムが身体に入っていく。 • 自分で俳句を作る様になる子もいる。 『 救急車 待て待て待て待て 救急車 』 • 俳人の俳句を簡単に覚えてしまう 『 雪とけて 村いっぱいの 子どもかな 』 小林一茶
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俳句が短いことの利点 • 読むのにも短いので、お話を読むような負担はない。 • かなを習いたての1年生にも読むいい練習になる。一つが短いので、いくつかすぐ読めるし、それが自信に繋がる。 • 作るのも短いので誰にでも結構できる。(日本語を使うことを目的にしていて、良い作品を最初から作ろうというアプローチではない) • 日本語が弱くても、言葉を並べていけば何とかできる。継承語者は特に。 • 新聞や本に載っている俳句でも何とか読めるので、自信に繋がる。 • 最初から日記を書くのは難しいが、俳句ならひらがなを習いたての初級者にでも宿題にできる。 • 「僕は俳句を作った!」という大きな自信になるし、保護者にもとても喜んでもらえる。 • そのうち、こんなに短い言葉で深い感情や思い出を表すのが難しいと気づく。
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俳句を持続した結果 季語、季節の様々な言葉が増え、語彙が増えることに繋がる。 季節の行事が体験できる。
五、七、五のリズムや語感が自然に身に付く。 自信がモーチベーションになり、次々と俳句が出てくる様になる。そうなったら、より良い俳句を作っていくよう、指導できる。 俳句の意味、歴史、背景が深いので、各レベルに応じた練習が工夫できる。 • 5C も意識しながら、進めていく。 Communication → 感情の表出、それを書いては発表 Culture → 俳人の俳句から日本の季節感、背景の理解、俳句の体験 Comparisons → どんな感情を大切にするか、何を取り出すかの比較等。 Connections → 英語や他の言語での俳句も読んで見る Communities → 日本人の会で発表、俳句コンテスト等に応募
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今後の課題 初級クラス 同じような感情の表現にならないように、「た のしいな」等が入らなくても、まとめていける ようにする。 字の間違えがないように丁寧に書く。 中級クラス いろいろな俳句、に触れ、彼らの俳句の世界 を広げる。 一瞬にとらえたそのイメージをどう言葉で表 わすかいろんな角度から挑戦してみる。 表現の語彙が足りないので、短歌なども読ん でみる。
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生徒に人気のある俳句の本? UNIS の俳句コンテスト入賞作品集
5−6年生の句 「さつまいも 焚き火で焼いて 秋の気持ち」 「秋の朝 起きたら紅葉 降っていた」 「蛍飛ぶ 手の平で光る 月の色」 「春の朝 温度計見て コートなし」
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