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統一原理 創造原理1 よ う こ そ
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はじめに神は天と地とを創造された。…神は「光あれ」と言われた。すると光があった。神はその光を見て、良しとされた。(聖書 創世記)
137億年 50億年前 太陽系 ■137億年前、一点から大爆発(ビッグバン)して、宇宙が創られ最後に人間が生まれました。それ以前は無ではなく、すべての存在の原因となる偉大な何か (Something Great)が存在しなければ、この広大かつ奇跡的な結果の世界を説明することができません。 地球 38億年前 生命出発 人間 ■人間は歴史を通じ、神を信じ発見してきました。
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神 神 創造主 第一原因 人生と宇宙の根本問題 作者 作品 例:人生の目的
■人生と宇宙に関する根本問題は、創造主=神がいかなる御方であるかを知らない限り解くことができません。 ■作品を見て作者が分かるように、被造世界を観察することによって創造主である神の神性を知ることが出来ます。 ■聖書には「神の見えない性質、すなわち、神の永遠の力と神性とは、天地創造このかた、被造物において知られていて明らかに認められる」とあります。
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知性 愛情 万能の力 ■あまりにも広大な宇宙やあまりにも美しい自然界を見れば何かを感じるはずです。この世界は奇跡の世界です。それを創造された神様は、知性や愛情や万能の存在であることが分かります。つまり神様は人格的存在です。 ■かわいい花や動物を見て、神様は優しい御方であることが分かりますし、険しい山や、岩に打ち寄せる荒波を見て神様は厳しい御方であることも分かります。
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もはやこれは芸術です。自然界は芸術を鑑賞できる 存在(人間)を前提として創られた美の世界です。
朝日は一日の力を、夕日は慰労を与えてくれます。 空は青く、森は緑、大地は茶色に配色されてるのはなぜ。 昆虫には花の可憐さや気品や優雅さは認識できません。 自然界は芸術作品を理解できる人間を前提として創られました。。 神様の作品としか思えないことがたくさんあります。 魚介類はそんなにグルメである必要がないのに! もし、リンゴがスイカの大きさだったら‥‥道に食べかけのリンゴがゴロ ゴロ捨てられるようになるでしょう。掌に乗せてかじれる大きさに調和されています。 花の優雅さや可憐さや気品などは、蝶や蜂には判別できません。 神様は、それを認識できる人間を最後に造られました。 朝日は一日の力を、夕日は一日の慰労を与えてくれます。 もはやこれは芸術です。自然界は芸術を鑑賞できる 存在(人間)を前提として創られた美の世界です。 なぜ、空は青く、森は緑で、土は茶色なのでしょう? 偶然でしょうか?人間の心に最もよい色に配色されています。 神様にしかできないことがあります。 海の魚たちはそんなに美味しい必要はないのに なぜ最高に味付けされているのでしょうか? 地球は奇跡の星です。地球を磁場やオゾン層が包んでいる ので、宇宙からの有害粒子や紫外線を防いでくれています。 ■このように、すべての万物が私たちの幸せの為に準備されている事を理解すると、創造主=神様は深い愛の存在であるということに気づくことでしょう。 ■さらに、宇宙すべての存在に共通する普遍的な事実を見つけましょう。
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神 + - オシベ オス メシベ 男性 メス 女性 ■すべての存在:鉱物・植物・動物・人間は陽陰のペアシステムになっています。
■全存在は、それ自体内、および他の存在との間にも、陽性と陰性の相対関係を結んで初めて存在するようになります。
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神 本陽性 本陰性 + - オシベ オス メシベ 男性 メス 女性
明暗、大小、長短、凸凹、高低、広狭、 遠近、上下、強弱、表裏、剛柔、動静… + 本陰性 オシベ - 聖書: 「神は自分のかたちに人を創造された。すなわち、神のかたちに創造し、男と女とに創造された」 オス メシベ 男性 メス 女性 ■このような結果世界の原因は、第一原因である「神」でありますから、神ご自身が陽性と陰性の相対的関係を持たれた御方であるということが分かります。根本の陽性と陰性ですので、それを神の「本陽性・本陰性」と呼びます。しかも人格をもたれておられるゆえに「男性・女性」と表現することもできます。 ■すべての存在:鉱物・植物・動物・人間は陽陰のペアシステムになっています。
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神 性相 形状 内性 生命力 外形 本能 体 心 体 体 ■さらに根本となる普遍的共通事実を発見してみましょう。
■すべての存在:鉱物・植物・動物・人間は、人間の“心と体”のように、見えない「内性」と見える「外形」が、主体と対象の相対的関係を結んで存在します。 ■主体である「内性」を性相、対象である「外形」を形状と呼びます。
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神 性相 形状 本性相 精神の根源 本形状 物質の根源 内性 生命力 外形 本能 体 心 体 体
■すべての存在が性相と形状の相対的関係で存在するということは、第一原因である神ご自身が「性相と形状」の相対的関係で存在されることが分かります。全ての主体となる根本の性相と形状ゆえに、神の「本性相と本形状」と呼びます。 ■精神の根源も物質の根源も唯一なる神でありますが、精神の根源が本性相、エネルギーや物質界の根源が本形状です。
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二性性相 全存在 性相 形状 性相 形状 (第二の性相) 主体 内的 原因 縦的 ⇔ ⇔ ⇔ ⇔ 対象 外的 結果 横的
に せ い せ い そ う 形状 (第二の性相) 性相 主体 内的 原因 縦的 ⇔ ⇔ ⇔ ⇔ 形状 対象 外的 結果 横的 ■形状は、見ことができない性相がそのごとく現れたものであると言えるので、形状は「第二の性相」です。これらを総合して「二性性相」と呼びます。 ■性相と形状は、「主体と対象」、「内的と外的」、「原因と結果」などの関係を持っています。 ■陽性と陰性もこのような関係を持っているので同様に「二性性相」と呼びます。
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神 心 体 本性相 本形状 本陽性 陽 本陰性 陰 陽 本陽性 陰 本陰性 男性(父) 女性(母)
明るい 暗い 積極的 消極的 喜び 悲しみ 興奮 冷静 楽観 悲観 本陽性 陽 本性相 心 本陰性 陰 陽 本陽性 大 小 長 短 硬 軟 凸 凹 広 狭 表 裏 体 本形状 陰 本陰性 女性(母) ■それでは、神の「本性相と本形状の二性性相」と「本陽性と本陰性の二性性相」とは、いかなる関係なのでしょうか。人間の心と体は陽陰の関係で現れるごとく、神の本性相と本形状は、本陽性と本陰性の相対的関係をもって現象化するので、「本陽性と本陰性」は「本性相と本形状」の属性(表れ方)です。 ■唯一なる神において、二性性相は中和して一つです。
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神 形象的 被 造 世 界 人間 本性相 個性真理体 象徴的 本形状 本陽性 本陰性 本陽性 本陰性 性相 形状 陽性 陰性 陽性 陰性
無形(見えない) 性相的(心) 男性格(父) 主体 実体 形状的(体) 女性格(母) 対象 陽性 (唯一無二) 性相 陰性 陽性 形状 陰性 ■被造世界は、無形の主体としていまし給う神の二性性相が、創造原理によって、人間は形象的、万物は象徴的な実体として分立された、個性真理体から構成されている神の実体対象です。 ■神の二性性相に似た実体として創造されたものを個性真理体といいます。すべての存在は個性真理体です。特に最後に創造された人間は、神の二性性相が形象的にそのまま実体となった特別な存在なので、神の息子・娘と呼びます。
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神の二性性相が万有原力により永遠の授受作用
天地創造 宇宙の根本法則 相対基準 授 主体 対象 受 原子(陽子 電子) 分子(陽イオン 陰イオン) 植物(導管 師管) 動植物(雄 雌) 太陽系(太陽 惑星) 人間(心 体) 家庭(夫 妻) 国家(政府 国民) 生存 繁殖 作用 力 ■神の根本的な力を「万有原力」といいます。「万有原力」は被造物が存在するためのすべての力の根本です。 ■あらゆる存在の主体と対象とが、万有原力により、相対基準を造成して、良く授け良く受ければ、その存在のためのすべての力、すなわち、生存・繁殖・作用などのための力を発生します。これを「授受作用」といいます。 ■あらゆる問題は、先に与えるという授受作用の原則に反することで生じます。
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神 正 分 合 神 合 主体 主体 対象 良心 良心作用 (良心の呵責)
■良心が「ある主体」と授受作用することによって良心作用の力が発生します。この良心の主体を神と呼びます。 ■神を「正」として、それより「分立」して、再び「合成一体化」する作用を「正分合作用」といいます。 ■これらが各々三対象によく授けてお互いに授受作用をするようになれば、揺らぐことのない土台が造られます。これを「四位基台」といいます。
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神 合 四位基台 主体 対象 神の永遠なる 創造目的 Ⅰ (神) Ⅱ(父母) Ⅲ(子女) よ ん い き だ い
よ ん い き だ い 四位基台 神 Ⅰ (神) 神の永遠なる 創造目的 主体 対象 Ⅱ(父母) 合 Ⅲ(子女) ■四位基台は、「神、父母、子女」のように三段階原則の根本となります。 ■3数、4数の根本、および全部で12対象なので12数の根本ともなります。四位基台は、創造目的を成すための「善の根本的な基台」です。神を中心とする四位基台を成そうとすることは善であり、崩そうとすることは悪です。 ■さらに、四位基台はすべての存在が存在するための「力の根本的な基台」です。 ■したがって、四位基台は、「神の永遠なる創造目的」となります。 ■原子から天体まで、四位基台は、球形運動による立体として存在します。
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主体 対象 天(霊界) 宙(宇宙) 創造目的を完成した善の中心 父母なる神が子女なる人間に臨在し永遠に安息 本心の中心 真理の中心 神 夫
妻 夫婦 動物 宙(宇宙) 植物 本心の中心 真理の中心 分子 原子 ■原子は分子のため、分子は植物のため、植物は動物のため、宇宙全体は人間のために創造されました。 ■神を中心として一体となった夫婦は、主体と対象とに構成されている被造世界の全体を主管する中心体であり、創造目的を完成した「善の中心」となり、そして「父母なる神が子女なる人間に臨在し永遠に安息」されるようになります。また、このような夫婦は「真理の中心」となり、すべての人間を創造目的に導く「本心の中心」ともなります。 ■被造世界は、神を中心とする夫婦の四位基台を中心に、合目的的に球形運動をします。
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神 家庭理想 夫婦 夫 妻 神の姿 本性相的男性 本形状的女性 無形 有形 ■夫と妻が愛で合成一体化した姿は、見えない神が現れた姿です。
*夫婦でなければ一人で 天国には入れない。 *「不倫」や安易な「離婚」は宇宙の法に違反。 *結婚や「性」は最も神聖。 *聖書や経典には「家庭理想」が解明されていない。「神の二性性相」から初めて解き明かされる内容。 夫 妻 夫婦 神の姿 有形 霊界では夫婦は一つに見える ■夫と妻が愛で合成一体化した姿は、見えない神が現れた姿です。 ■夫(妻)は妻(夫)を神の化身として「神の妻」(「神」)のように尊敬し愛します。 ■絶対に妻(夫)を愛することが神を愛することであり、絶対に妻(夫)を信じることが神を信じることです。地上でそのような生活をした夫婦が天国に入れます。
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統一原理 創造原理2 よ う こ そ 10分35秒
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三大祝福(個性完成・子女繁殖・万物主管)
「生めよ」 「繁えよ」 「治めよ」 三大祝福(個性完成・子女繁殖・万物主管) 「生育せよ」 「繁殖せよ」 「万物世界を主管せよ」 ■創世記第1章で、神は天地創造の最後に、子女である人間を創造され、「生育せよ」「繁殖せよ」「万物世界を主管せよ」と祝福して言われました。 ■これは人間において、親が子女に幸せを願い、①「やさしい心を持った立派で健康な青年に育って欲しい」と願い、次には②「良い結婚をして子供を生んで明るい家庭を築いて欲しい」と願い、さらに③「よい環境や充分な経済基盤」を願うこと…と全く同様のことです。 ■これによって、神様と人間が「親子の関係」であることが分かります。
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神 創造目的(人生の目的) 喜び 刺激 対象 独自的には生じない。
■神は全知全能ですが、「喜び」だけは対象からくる刺激がなければ、神お独りでは生じ得ません。 ■神様はいかなる目的で被造世界を創造されたのでしょうか?神の実体対象であり子女である人間が、三大祝福のみ言を成就して天国を実現し幸せになったのをご覧になって喜び、楽しもうとされたのです。 ■従って、人間が存在する目的は神を喜ばせることにあります。
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神 二重目的 三大祝福の成就は 人生の幸せのため 神の喜びのため 人間
■全ての存在は、地球の公転と自転のように、全体のためとそれ自体のための二重目的を持つ連体です。 ■全体的な目的を離れた個体的な目的もあるはずがなく、個体的目的を保障しない全体的な目的もあるはずがありません。 ■従って、人間の人生の目的は「三大祝福」を成就して人間自身が最高に幸福になり、親なる神を最高に喜ばせることです。
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神 神 神 三大祝福(個性完成・子女繁殖・万物主管) 心 体 夫 妻 人 万物 個体 子女 天 国 個体的四位基台 家庭的四位基台
① 神 ② ③ 神 神 心 体 夫 妻 人 万物 個体 子女 天 国 個体的四位基台 家庭的四位基台 主管的四位基台 ■神の「三大祝福」は、三種類の「四位基台」によって成就されます。 ■神の第一祝福は「個性を完成」することです。 ■神の第二祝福は「子女を繁殖」することです。 ■神の第三祝福は「万物を主管」することです。
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神 心 体 ①第一祝福(個性完成) 神の宮 神と一体 神性 神の心情体得 神のみ旨に従って生活 個体 唯一無二
■神を中心として、心と体が四位基台を完成した人間は、神の宮となって神と一体となり神性を持つようになります。そして神の心情を体得し神の願い(み旨)に従って生活するようになります。これを「個性完成」と言います。 ■神の喜怒哀楽を自身のものとして感じるので絶対に罪を犯すことがありません。 ■そして唯一無二の貴い個性が賦与されます。
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神 夫 妻 ②第二祝福 (子女繁殖) 父母の愛 夫婦の愛 兄弟の愛 子女 子女の愛 愛の完成 家庭 氏族 国家 世界 霊界・先祖の代表
(祖父母) 父母の愛 世界人類の全ての男性の代表 世界人類の全ての女性の代表 夫婦の愛 夫 妻 兄弟の愛 家庭 子女 氏族 子女の愛 国家 子孫の代表 世界 ■個性完成した男女が神の祝福を受けて結婚し、子女を繁殖して家庭・氏族・国家・世界へと拡大して、「親なる神の下の一家族世界」を創ります。 ■神の愛は、「父母の愛」・「夫婦の愛」・「子女の愛」として現れます。その主体的な愛が「神の愛」です。人間は人生の中で、子女の愛→兄弟の愛→夫婦の愛→父母の愛を体験し、さらには孫を愛する祖父母の愛をも体験して愛の人格を完成します。 ■神を中心とした家庭において、祖父母は先祖を、夫婦は人類を、子女は未来の子孫を代表しています。家庭の中で「ために生き」て、全人類を愛する「神様の愛」を相続します。
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神 ③第三祝福(万物主管) 人 万物 天 国 主人 愛 美
刺激 天 国 ■神は人間を創造される前に、象徴的個性真理体である万物を下等な物から先に創造されました。最後に最高級の存在として、鉱物・植物・動物の要素(や機能や構造)に加えて、霊人体を持つ人間を神の子女として創造されました。 ■万物の霊長である人間と万物世界とが授受作用して合成一体化して創り出すのが天国です。「万物主管」とは人間が主人として万物を愛することです。そして万物の価値を最高に発揮させて神と人の喜びとなる天国をつくることです。
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神 神 神 × 三数 三数 絶対者 二性性相 中和 被造世界 今までのキリスト教 人類始祖 神 父 母 子 幼児 少年 青年 瞬時に創造
鉱物 植物 動物 神 父 母 三数 動物 植物 鉱物 気体 液体 固体 子 幼児 少年 青年 ■宇宙創造に長い時間が要したように、各個性体が完成されるに際してもある程度の期間が必要です。人類始祖アダムとエバも「成長期間」がありました。 ■神は、絶対者・二性性相・中和の三数的存在です。被造世界は神の本性相と本形状とが数理的な原則によって、実体的に展開されたものです。したがって、唯一なる神に似た被造物はその存在様相やその運動、成長期間がみな三数過程を通じて現れます。 ■神の創造目的である四位基台は、神、夫婦、子女の三段階で完成します。
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間接主管圏 成長期間 + 神 原理 原理 人間の 責任分担 万物 人間 万物 人間 完成 成人 完成期 青年 長成期 少年 蘇生期 幼年
直接 主管 直接 主管 直接 主管 完成 神の心情と一体 「為に生きる」愛の人格 万物 人間 成人 間接主管圏 完成期 「取って食べるな」 成長期間 青年 原理 原理 人間の 責任分担 長成期 + 少年 蘇生期 幼年 万物 人間 ■被造物は、蘇生期・長成期・完成期の秩序的三段階の成長期間を通じて完成します。 ■成長期間において、神は原理の主管者としておられ、被造物が原理によって成長する結果だけを見るという間接的な主管をされるので、この期間を神の間接主管圏といいます。 ■万物は原理自体の主管性や自律性によって成長し完成します。しかし、人間は原理の主管性や自律性だけでなく、人間の責任分担を全うしながらこの期間を経過して完成するように創造されました。<善悪の実を取って食べるな>という神のみ言を信じ守ることが人間の責任分担でした。
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間接主管圏 成長期間 創 造 目 的 完 成 創造性 万物の主人 人間の 責任分担 人間 人間 完成 神の子女 完成期 青年 長成期 少年
蘇生期 幼年 人間 人間 ■人間に責任分担をくださった理由は、 神も干渉できない責任分担を完遂することによって、神の創造性に似るようにすること、 及び、人間が創造主の立場で万物を主管することができる主人の権限をもつようにさせ るためでした。 ■人間始祖はいつ堕落したのでしょうか?成長期間、すなわち未完成期において堕落は起こりました。「長成期完成級」で堕落した人間は復帰原理によって、責任分担を完遂して間接主管圏をすべて通過しなければ創造目的を完成することができません。 ■神の救いの摂理が非常に長い期間に延長してきたのは、復帰摂理を担当した人間が、人間の責任分担を常に失敗してきたからです。
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神 被造世界 無形 実体 世界 心 人 間 有形 実体 世界 体 天 宙
人 間 神 有形 実体 世界 体 宙 ■被造世界は、神の二性性相に似た人間を標本として創造されたので、被造世界には体のような有形実体世界と、心のような無形実体世界があります。この二つの世界を総合して「天宙」と呼びます。 ■人間が肉身を脱げば、その霊人体は無形実体世界に行って永住します。
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被造世界における人間の位置 霊 界 霊 界 霊 界 主管 霊人体 肉 身 主管 地 上 界 地 上 界 地 上 界
霊 界 霊 界 霊 界 主管 霊人体 肉 身 主管 地 上 界 地 上 界 地 上 界 ■第一に、神は人間を被造世界(天宙)の主管者として創造されました。有形世界と同じ要素で肉身を、無形世界と同じ要素で霊人体を創造され、人間が両世界を主管できるようにされました。 ■第二に、被造世界の媒介体であり、和動の中心体として創造されました。 ■第三に、天宙を総合した実体相として創造されました。人間を小宇宙という理由はここにあります。 ■ところが、人間が堕落し、被造世界は主管してくれる主人を失ってしまいました。それだけでなく、和動の中心体である人間が堕落して、有形・無形の二つの世界の授受作用が切れてしまい、一つになることができず万物は嘆息しています。
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生力要素 (+) (-) 霊人体 肉 身 (+) (-) 成長・完成 ■肉身は「肉心と肉体」のニ性性相からなっています。
■肉身は「無形の光・空気」と「有形の栄養物質」が血液を中心として授受作用して成長します。 生素 (神から) 生力要素(肉身から) 霊人体 善化悪化 霊体 ■霊人体は「生心と霊体」の二性性相からなっています。 生心 神が臨在 生力要素 ■霊人体は肉身の主体であり、その肉身と同一の様相です。肉身を脱いだのちには霊界に行って永遠に生存します。 肉心 生理的作用 肉 身 善行悪行 ■肉身の善行と悪行に従って、霊人体も善化あるいは悪化します。これは肉身から霊人体にある要素を与えるからで、これを生力要素といいます。 肉体 光・空気(無形) 栄養物質 (有形) ■霊人体は、神から来る生素と肉身から来る生力要素が授受作用して成長します。 (+) (-) 成長・完成
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神が臨在 生霊要素 生力要素 真理 ■神が臨在される霊人体の中心部分を生心といいます。 ■霊人体から肉身に与える要素を生霊要素といいます。
■生心の要求のままに肉心が呼応し肉身が行動するようになれば、生霊要素が肉身に送られて健康になり、それに従って、肉身は良い生力要素を霊人体に与えることができて、霊人体は健全に成長できるようになります。 神が臨在 生霊要素 生力要素 真理 ■生心が要求するものが何であるかを教えてくれるものが真理です。人間が真理で悟り、その通りに実践することによって、人間の責任分担を完遂すれば、初めて生霊要素と生力要素とが健全な授受作用をするようになります。
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生 霊 体 生 命 体 肉身生活の意義 ◎霊人体の愛の感性 ◎霊人体の善化 ◎霊人体の完成 天国や地獄に行くの →は霊人体自らが決定
■以上のように、霊人体はどこまでも、地上の肉身生活においてのみ完成できます。 生 霊 体 完成期 生 命 体 長成期 ■霊人体は肉身を土台として、生心を中心として、秩序的三段階を通じて成長し、完成します。 霊 形 体 蘇生期 ■生霊体を完成した人間が地上天国を実現して生活したのち、肉身を脱いで霊人として行って生活する所が天上天国です。 肉身生活の意義 ◎霊人体の愛の感性 ◎霊人体の善化 ◎霊人体の完成 天国や地獄に行くの →は霊人体自らが決定 ■霊人体の愛の感性の育成も、悪化した霊人体の善化も、肉身生活によってのみ可能です。 神 生心 肉心 心 ■天国や地獄に行くのは、霊人体自身が決定します。神の愛を完全に呼吸できないと、神の愛とは遠い距離の地獄を自ら選択するようになります。
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腹中時代 地上生活 霊界生活 蘇生 長成 完成 誕生 死 十月十日 100年 永遠
■人間の一生は、蘇生・長成・完成の三段階を経ます。腹中・地上・霊界の三時代を生きていきます。 ■腹中の胎児の目的は、健康な体を完成して地上に生まれることです。同様に地上生活の人間の生きる目的は、善行(真の家庭を築き、ために生きる実践)によって健全な霊人体を完成して永遠の霊界で新たな人生を出発することです。
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統一原理 堕 落 よ う こ そ
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神 神 サ 生心 肉心 生心 肉心 心 心 善 善 悪 創造本然 堕落
■人間は誰でも悪を退け、善に従おうとする本心を持っています。しかし、すべての人間は自分も知らずにある悪の力に駆られ、願わない悪を行なうようになります。この悪の主体をサタンと呼びます。 ■サタンの正体を知らなければこの問題を解決することはできません。
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聖書 創世記2~3章 の実を食べることは許されていますが、ただ園の中央にある木の実については、これを取って食べるな、これに触れるな、死んではいけないからと、神は言われました」。へびは女に言った、「あなたがたは決して死ぬことはないでしょう。それを食べると、あなたがたの目が開け、神のように善悪を知る者となることを、神は知っておられるのです」。 女がその木を見ると、それは食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。すると、ふたりの目が開け、自分たちの裸であることがわかったので、いちじくの葉をつづり合わせて、腰に巻いた。 生命の木 善悪知る木 主なる神は‥園の中央に命の木と、善悪を知る木とをはえさせられた。 主なる神はその人に命じて言われた、「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。 人とその妻とは、ふたりとも裸であったが、恥ずかしいとは思わなかった。 へびは女に言った、「園にあるどの木からも取って食べるなと、ほんとうに神が言われたのですか」。女はへびに言った、「わたしたちは園の木 ■悪の力に駆られ、願わない悪を行なうような人間になってしまったその根本原因(罪の根)が何であるか、それを知る者は一人もいませんでしたが、キリスト教徒は聖書の「失楽園の物語」を根拠として、人間始祖アダムとエバが「善悪を知る木の実」を取って食べ、それが「罪の根」となったということを漠然と信じてきました。そして、それが文字通り何かの木の果実であると信じてきました。
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罪悪歴史 比喩 堕落 今日まで 何かの果実 み言を犯す
■本当にキリスト教で信じられているように、「善悪知る木の実」は文字通り何かの木の果実なのでしょうか?父母なる神様が、子女である人間が取って食べて堕落し、その結果、地上地獄の罪悪歴史をつくるような、そのような果実をエデンの園の中央に置くでしょうか? ■一般的にキリスト教では、神が人間に対し従順であるかどうかを試すために、そうされたと信じられています。しかし、全き愛の神が、死を伴うような方法でもって、このような無慈悲な試みをされたとは到底考えることができません。飢えてもいなかったアダムとエバが死を覚悟してまで、厳重な神のみ言を犯すはずがありません。ゆえに「善悪知る木の実」とは、何かの物質ではなく、死以上の強力な刺激を与える他の何かを比喩したのであるに違いありません。
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個性完成 神 生命の木 聖書 創世記3章24節 心 体 ■まず「生命の木」について調べましょう。
聖書 創世記3章24節 生命の木 神 個性完成 彼らは、日の涼しい風の吹くころ、園の中に主なる神の歩まれる音を聞いた。そこで、人とその妻とは主なる神の顔を避けて、園の木の間に身を隠した。主なる神は人に呼びかけて言われた、「あなたはどこにいるのか」。彼は答えた、「園の中であなたの歩まれる音を聞き、わたしは裸だったので、恐れて身を隠したのです」。神は言われた、「あなたが裸であるのを、だれが知らせたのか。食べるなと、命じておいた木から、あなたは取って食べたのか」。人は答えた、「わたしと一緒にしてくださったあの女が、木から取ってくれたので、わたしは食べたのです」。そこで主なる神は女に言われた、「あなたは、なんということをしたのです」。女は答えた、「へびがわたしをだましたのです。それでわたしは食べました」。‥‥ 神は人を追い出し、エデンの園の東に、ケルビムと、回る炎のつるぎとを置いて、命の木の道を守らせられた。 心 体 個性 ■まず「生命の木」について調べましょう。 ■聖書を見ると、人間始祖アダムとエバが罪を犯したために、神は炎の剣をもって「生命の木」への道をふさいでしまわれたのですが、それは堕落前のアダムの願いが「生命の木」であったことを意味しています。一方、創造原理で解明されたように、アダムは神のみ言を信じ守って、成長期間(間接主管圏)を通過して神と一体となり、み言の完成実体となることが願いであったことを照らし合わせると、「生命の木」とは「完成したアダム」を比喩していたことがここに判明します。
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完成したエバ エバの( ) 天使 参考: 完成したアダム 生命の木 善悪知る木
エバの( ) 「古事記」にはイザナギ・イザナミが天の柱を逆に回ったので第一子に良くない子が生まれたとあります。これも、人類の最初の夫婦(家庭)において何か重大な間違いがあったことを暗示しています。 天使 ■神はアダムだけを創造されたのではなく、その配偶者としてエバを創造されました。したがって、「生命の木」と共に生えていたという「善悪を知る木」は、完成したエバを表しているということが分かります。聖書ではイエスが「ぶどうの木」や「オリブの木」に例えられているように、神は人間堕落の秘密を暗示なさるときにおいても、完成したアダムとエバとを二つの木をもって比喩されたのです。 ■蛇は「天使」を意味しています。人間と会話を交わすことができ、霊的な人間を堕落させたという事実は動物ではなく霊的な存在でなくてはならず、エデンの園には天使以外にそのような存在はいないからです。
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淫行関係 = 天使の堕落と人間の堕落 姦 淫 下 部 + 天使の犯罪 人間の犯罪
ヨハネ福音書: 天使の堕落と人間の堕落 「あなたがたは自分の父、すなわち、悪魔から出てきた者であって、その父の欲望どおりを行おうと思っている」 天使の犯罪 人間の犯罪 淫行関係 姦 淫 下 部 + = ■聖書(黙示録)を見ると、「巨大な龍、すなわち、悪魔とか、サタンとか呼ばれ、全世界を惑わす年を経た蛇は、(天より)地に投げ落され」たと記録されています。 ■人間を誘惑して堕落させた蛇とは、天使であり、また、この天使が罪を犯し堕落することによって、時間と空間を超越して人間の心霊を支配するサタンとなりました。ではつぎに、天使と人間がいかなる罪を犯したかということについて調べてみることにしましょう。 ■聖書には、天使が姦淫によって堕落したということが示されている箇所があります。一方、人間始祖アダムとエバは罪を犯した後、裸でいることを恥ずかしく思い、無花果の葉をもって下部を覆いましたが、これは下部で罪を犯したことを表示しています。 ■食べたら死ぬと知っていながら、それを乗り越えさせたものは、食べ物ではなく「愛」以外にはあり得ません。 ■以上の事実を結び合わせると、人間と天使との間に淫行関係があったことが判明します。
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= 罪の根 = = の子女 エバの愛 の子女 悪の血統 善 悪 天使と 不倫なる 血縁関係を結んだ 取って食べた 善悪知る木の実
天使と 不倫なる 血縁関係を結んだ 罪の根 = = 悪の血統 取って食べた ■エバは神を中心とする愛で、善の子女を繁殖しなければならなかったにもかかわらず、サタンを中心とする愛で悪の子女を生み殖やすようになりました。 ■すなわち「善悪知る木の実」とは果物ではなく、エバの愛を意味しています。 ■したがって、エバが善悪の実を取って食べたということは、真の愛ではなく偽りの愛によって、エバと天使が互いに血縁関係を結んだということを意味します。 ■ゆえに、罪の根は、人間始祖が果実を食べたことにあったのではなく、蛇に表示された天使と不倫なる血縁関係を結んだところにあったのです。 ■したがって、人間はサタンの悪の血統を繁殖するようになってしまいました。
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天 使 神 堕落の動機と経路 エバ アダム 人間 天使 = エバの愛 主管 霊的堕落 子女 肉的堕落 霊人体 霊人体 肉身 肉身
キリスト教・イスラム教・ユダヤ教は世界人口の55%→30億人以上の人々が天使の存在を信じている。 ・神の使い ・人間に仕える ・神を賛美 天使 肉的堕落 ■神は、天使世界を他のどの被造物よりも先に創造されました。 ■神は人間を子女として創造され、被造世界に対する主管権を賦与されたので、天使さえも主管するようになっています。 ■神は人間を霊人体と肉身というように、霊的部分と肉的部分でもって創造されたので、霊肉両面の堕落が起こりました。天使とエバとの血縁関係による堕落が霊的堕落であり、エバとアダムとの血縁関係による堕落が肉的堕落です。
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神 ルーシェル エバ アダム 愛の減少感 誘惑 子女 天使長 ミカエル ガブリエル 人間世界 ‥‥
朝から働いた労働者が、自分が働いただけに相当する労賃を全部受けとったにもかかわらず、遅く来て少し働いた労働者も自分と同じ労賃を受けとるのを見て、自分の労賃に対する減少感を感じたという聖書の例話と同じ立場。 神 ‥‥ ミカエル ガブリエル ルーシェル エバ アダム 子女 愛の減少感 天使長 誘惑 アダムに嫉妬 人間世界 ■神は、ルーシェルに天使長の位を与えられました。ルーシェル天使長は、天地創造の最初から、最後の人間創造に至るまで神に仕え共にいました。 ■ルーシェルは、人間が創造される以前も、以後も、少しも変りのない愛を神から受けていたのですが、神が子女である人間をより一層愛されることに対し、一種の愛の減少感を感ずるようになりました。 ■ルーシェルは、自分が天使世界において占めていた愛の位置(すなわち神の愛を独占するかのような愛の基の位置)と同一の位置を、人間世界に対してもそのまま保ちたいというところから、エバを誘惑するようになったのです。
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神 誘惑 ルーシェル アダム エバ 取って食べるな 天使長 非原理的愛の力 不倫なる霊的性関係
■エバが誘惑に引かれてくる気配が見えたとき、ルーシェルはエバから一層強い愛の刺激を受けるようになり、もう矢も盾もたまらず、ルーシェルは死を覚悟してまで、より深くエバを誘惑するようになりました。 ■このようにして、愛に対する過分の欲望によって自己の位置を離れたルーシェルと、(誘惑の言葉によって、結婚の時に向かって成長していた心身が刺激され)時ならぬ時に、時のものを願ってしまったエバとが、互いに相対基準をつくり、授受作用をするようになったため、それによって作用した非原理的な愛の力は、彼らをして不倫なる霊的性関係を結ぶに至らしめてしまったのです。
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神 誘惑 アダム エバ ルーシェル 取って食べるな 取って食べるな 天使長 非原理的愛の力 非原理的愛の力 不倫なる肉的性関係
不倫なる霊的性関係 ■今やエバは、アダムを通してしか神の前に出ることのできない立場にあったので、エバにとってアダムは、再び神の前に戻り得る唯一の希望でした。ですからエバは自分を誘惑した天使長と同じ立場で、アダムを誘惑したのです。アダムがエバと相対基準を造成し、授受作用をすることによって生じた非原理的な愛の力は、アダムをして、創造本然の位置より離脱せしめ、ついに二人は堕落線を越えて肉的に不倫なる性関係を結ぶに至りました。 ■このように、エバが天使長と不倫なる血縁関係を結んだ後、再びアダムと夫婦の関係を結んだためにアダムもまた未完成期に堕落してしまいました。
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神 サタン血統 堕落性 人 類 堕落性(自己中心性) ルーシェル アダム エバ 子女 子女
人 類 サタン血統 ■アダムは、エバと一体となることによって、エバがルーシェルから受けたすべての要素を、そのまま受け継ぐようになってしまいました。そのようにして、この要素は「堕落性」としてその子孫に綿々と浸透されるようになってしまいました。 ■エバが堕落したとしても、もしアダムが、罪を犯したエバを相手にしないで完成したなら、完成した主体がそのまま残っているので、その対象であるエバの復帰はごく容易であったはずです。しかし、アダムまで堕落してしまったので、サタンの血統を継承した人類が、今日まで生み殖えてきたのです。
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神 神 サ サタン主権 サタンの血統 神主権 堕落の結果 神の血統 アダム エバ 子女 サタンの アダム エバ 子女 神の
聖書:この世の神(君) 血統 神 神主権 神 アダム エバ 血統 堕落の結果 子女 神の 神の血統 ■ルーシェルと人間始祖が血縁関係を結び、一体となったので、サタンを中心とする四位基台がつくられると同時に、人間は神の子女ではなくサタンの子女となってしまいました。聖書を見ると、イエスは人々に「悪魔から出て来た者」「へびよ、まむしの子らよ」と言われました。 ■これは、人間始祖の堕落によって、その子孫が一人残らず神の血統を受け継ぐことができず、サタンの血統を受け継いでしまったからです。 ■アダムとエバが完成し神を中心とする四位基台をつくったならば、神の主権の世界が成就したはずですが、堕落してサタンを中心とする四位基台をつくったので、サタン主権の世界になってしまいました。
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サタン 人間世界に対するサタンの活動 悪霊人 悪霊人 霊人体 肉 身
悪霊のはたらき ↓ 不安・恐怖・利己心・病気 悪霊人 嫉妬、傲慢、血気、批判、不平不満などの堕落性 体に入る 相対基準 ① ② ③ 善霊のはたらき ↓ 平和感・正義感・健康 人間世界に対するサタンの活動 サタン 肉 身 霊人体 悪霊人 ■サタンは絶えずあらゆる人間を神の前に訴え、地獄に引いていこうとしています。しかし、サタンもその対象と相対基準をつくり、授受作用をしない限り、サタン的な活動をすることはできません。サタンの対象は、霊界にいる悪霊人たちです。そしてこの悪霊人たちの対象は、地上人たちの霊人体であり、その対象は彼らの肉身です。 ■したがって、サタンの勢力は悪霊人たちを通して、地上人間の肉身の活動として現れます。
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サタン 人 天法に違反 懺訴条件成立 条件 神に訴える 相対基準造成 授受作用 人
根: 原罪 幹: 遺伝的罪 枝: 連帯罪 葉: 自犯罪 人 自犯罪 連帯罪 遺伝罪 原罪 ■罪とは、サタンと相対基準を造成して授受作用をなすことができる条件を成立させることによって、天法に違反するようになることをいいます。 ■第一に、人間始祖が犯した血統的な罪を「原罪」といいます。第二に、子孫が受け継いだ先祖の罪を「遺伝的罪」といいます。第三に、イエスを十字架に殺害した罪をユダヤ民族や人類が共同的な責任を負ったように、「連帯罪」があります。第四に、「自犯罪」があります。 ■すべての罪は、木の根に該当する原罪から生じます。隠されているこの罪の根は誰も知ることができず、メシヤのみがこれを知り、清算することができます。
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× × × 堕落性本性 神 人 類 犯罪行為を繁殖する 主管性を転倒する 自己の位置を離れる 神と同じ立場に立てない 堕落性本性 アダム
エバは自分の罪をアダムにも繁殖 反逆 高慢、責任を離れる アダムに対する嫉妬心が根本動機 堕落性本性 犯罪行為を繁殖する 主管性を転倒する 自己の位置を離れる 神と同じ立場に立てない 堕落性本性 自己中心性 自己中心・嫉妬 無責任・傲慢・ 浮気・血気怒気 批判・反抗 弁解・責任転嫁 神 × × 子女 × 子女 天使長 アダム アダム エバ ルーシェル 人 類 ■天使長が神に反逆して、エバと血縁関係を結んだとき、偶発的に生じた(自己中心的な)すべての性稟を、エバが継承し、アダムも受け継ぐようになりました。これが、堕落人間のすべての堕落性を誘発する根本的な性稟(せいひん)となりました。これを堕落性本性と言います。 ■堕落性本性を大別すれば、①神と同じ立場に立てない。②自己の位置を離れる。③主管性を転倒する。④犯罪行為を繁殖する。 の四つに分類されます。
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神が人間始祖の堕落行為を干渉されなかった理由
万物主管者 直接 主管 親 神の子女 人間 人間 子 人間の責任分担 原理 + 主管 万物(天使も) 人間 ■全知全能であられる神が、人間始祖の堕落行為をなぜ干渉されなかったのでしょうか。これは、今日まで人類歴史を通じて、解くことのできなかった重大な問題の一つです。 ■もし、未完成期にいる人間を神が直接主管し、干渉されるとすれば、人間はその責任分担を完遂できなくなり、神の創造性を持つこともできなくなるために、万物を主管する資格も失うようになります。それゆえに、神は人間を万物の主管位に立たしめるために、いまだ間接主管圏内いた未完成な人間の堕落行為を、干渉することができなかったのです。
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統一原理 救 い よ う こ そ
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復帰=救い 創造本然 堕落後 神主権世界 サタン主権世界 元気 ← 病気 岸 ← 溺れた
■神が喜びを得るために創造された善の世界が、人間の堕落によって、悲しみに満ちた罪悪世界になってしまいました。神は創造主の責任を負われて、必ずこの罪悪の世界を救ってくださいます。救いとは、堕落した人間と世界を創造本然の人間と世界に復帰するという意味です。 ■ゆえに、救いの摂理は、復帰摂理です。
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滅 地上 天国 終末 終末 現代 メシヤ サタン主権 神主権
■サタン主権の罪悪世界が、メシヤの降臨を転換点として、神主権の創造理想世界に転換される時代を終末といいます。聖書で信じられているような、天と地が火に焼かれて消滅する恐怖の時代ではなく、サタン主権が滅んで、地上地獄が地上天国に代わる時が終末です。 ■現代がすなわち終末です。
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神霊と真理 神 堕落 心霊・知能の発達 霊的無知 キリスト教 イエスの福音 ユダヤ教 十戒 3500年前 2000年前 今日(終末)
再臨メシヤによる新しい真理 心霊・知能の発達 霊的無知 堕落 キリスト教 イエスの福音 ユダヤ教 十戒 3500年前 2000年前 今日(終末) ■神は、堕落によって無知に陥った人間を、神霊と真理とにより、創造本然の人間に復帰していく摂理をされます。 ■神霊と真理は永遠不変ですが、無知の状態から復帰されていく人間にそれを教えるための範囲、程度、方法は、時代に従って変化していきます。 ■したがって、聖書や経典だけでなく、現代(終末)にはより高次の内容と科学的な表現方法による真理が現れなければなりません。これが「新しい真理」です。
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メシヤの降臨 メシヤ 王 メシヤ (救世主) イエス キリスト 完全な救い ヘブライ語 ギリシャ語 地上天国
メシヤ (救世主) ■「メシヤ」とはヘブライ語(ユダヤ人の言語)で、王を意味します。 ■イスラエル民族は、神が送った預言者たちの預言によって、将来、イスラエルの救世主を王として降臨させるという、神のみ言を信じていました。これがイスラエルのメシヤ思想です。 ■このようなメシヤとして来られた方が、イエス・キリストでした。「キリスト」とはメシヤと同じ意味のギリシャ語で、「救世主」と訳されています。 ■イエスがメシヤとして降臨された目的は、堕落人間を完全に救い、地上天国を実現なさるところにありました。
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今日 完全な救い (創造本性復帰) 十字架の贖罪後 (救い完成?) 2000年間
十字架の贖罪後 (救い完成?) 神と一体となり、神の心情を体恤して神性をもつようになり、神と一体不可分の生活をする。 歴史上、信仰の篤い信徒であっても、神と一体不可分の生活をした人はいない。 原罪がない。救い主が必要ない。贖罪や信仰生活も必要ない。 贖罪や信仰生活をしなくてもいいような信徒は一人もいない。 原罪のない善の子女を生み殖やすようになる。 いくら信仰の篤い父母であっても、子女に原罪を遺伝させている。(2000年間 洗礼が続いてきた) ■イエス・キリストの十字架の贖罪により、救いの摂理は完成されたでしょうか? ■表のようにこれらのことは、十字架による救いが、堕落人間の原罪を完全に清算することができず、創造本性を完全には復帰することができていないという事実を物語っています。
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イエスの十字架の死は神の予定だったか? イエスは彼らに答えて言われた、「神がつかわされた者を信じることが、神のみわざである」。‥‥しかし、あなたがたに言ったが、あなたがたがわたしを見たのに信じようとはしない。(ヨハネ福音書6章) ああ、エルサレム、エルサレム、預言者たちを殺し、おまえにつかわされた人たちを石で打ち殺す者よ。ちょうど、めんどりが翼の下にそのひなを集めるように、わたしはおまえの子らを幾たび集めようとしたことであろう。それだのに、おまえたちは応じようとしなかった。 (マタイ福音書23章) ■キリスト教では、イエス・キリストの十字架の死は、(人間の罪を償うための)神の予定だったと信じられています。しかし、聖書にはイエス自身が人々に対し、自分をメシヤとして信じるように真剣に語り行動したことが記録されています。 ■さらに、2000年をかけてイスラエル民族を訓練し続け、預言者たちを送っては不信仰を悔い改めさせ、救い主メシヤの降臨を約束された神の摂理歴史から見て、イエスが十字架で殺害されたことは、決して神の予定ではなく、ユダヤ人たち(イスラエル民族)の無知と不信仰の結果であったことが分かります。 ■旧約聖書には、イエスが①ユダヤの王となり王国を建設すること、及び②苦難を受けることの両面の預言がなされています。これは、人間の責任分担の遂行いかんによっては、いずれの結果をももたらすようになるので、神はみ旨成就に対する預言を両面性をもってなされたのです。
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「イエスの十字架の死」の主要な原因 メシヤ イエス エリヤの再臨 否定 否認
「見よ、主の大いなる恐るべき日が来る前に、わたしは預言者エリヤをあなたがたにつかわす。 彼は父の心をその子供たちに向けさせ、子供たちの心をその父に向けさせる。これはわたしが来て、のろいをもってこの国を撃つことのないようにするためである」。 メシヤ イエス エリヤの再臨 洗礼ヨハネ 洗礼ヨハネ 預言者とは:神のみ言を直接受けて、民を悔い改めさせ導く宗教的中心人物。ユダヤ教の歴史に、4大預言者12小予言者が現れた。 (神のみ言を預かる=預言) イスラエル民族 否定 否認 「それでは、どなたなのですか、あなたはエリヤですか」。彼は「いや、そうではない」と言った。 ■旧約聖書の最後の頁に、メシヤの降臨に先立って、その道を整えるために預言者エリヤが再臨すると記されています(マラキの預言) 。エリヤはイエスより900年以上前に、民を悔い改めさせる使命半ばで昇天した偉大な預言者です。 ■しかし、「洗礼ヨハネこそ再臨したエリヤである」とイエスが証言したにもかかわらず、洗礼ヨハネ自身は、「自分はエリヤではない」と否定してしまいました。 ■当時ユダヤ人たちから、メシヤではないかと問うほどに崇敬されていた洗礼ヨハネが、自分がエリヤであると宣言しイエスに従ったならば、全ユダヤ人はそれを信じて、イエスのもとに従ったに違いありません。しかし、洗礼ヨハネの否認と背信は、民がイエスの前に出る道を塞いでしまう主要な原因となってしまいました。 ■このような洗礼ヨハネに対するイエスの心情や、またこのような困難な立場に置かれたイエスを見ておられる神の心情はいかばかり悲しかったでしょうか。
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田舎ナザレでの孤独な少年・青年時代。貧しく無学な大工の息子。
30歳。ヨルダン川で洗礼ヨハネから洗礼を受け「神の子」と証しされる。 ヨハネの背信。メシヤを自証する者として、排斥される。荒野で40日断食。サタンの試練を受ける。 故郷に戻り、ガリラヤ湖周辺で、聖書を読んだこともない人々を伝道する。12弟子を立てるが、奇跡で信じた人々は去る。 12弟子たちと再びエルサレムに。祭司長や律法学者たちの訴えにより逮捕。12弟子は皆逃げる。 ■イエス以後、2000年間今日に至るまで、このような天的な秘密を明らかにした人は一人もいませんでした。これは、洗礼ヨハネを無条件に偉大な預言者であると断定した立場からのみ聖書を見て来たからです。カトリック等では、彼を聖人として崇敬しています。我々は、古い観念を捨て真実の前に謙虚でなければなりません。→①②③④⑤
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神 サ イエス 肉 霊 ペテロ ペテロ 3弟子 3弟子 12弟子 12弟子 ユダヤ教指導者 ユダヤ教指導者 イスラエル民族 イスラエル民族
それから、イエスは彼らと一緒に、ゲッセマネという所へ行かれた。そして弟子たちに言われた、「わたしが向こうへ行って祈っている間、ここにすわっていなさい」。そしてペテロとゼベダイの子ふたりとを連れて行かれたが、悲しみを催しまた悩みはじめられた。そのとき彼らに言われた、「わたしは悲しみのあまり死ぬほどである。ここに待っていて、わたしと一緒に目をさましていなさい」。そして少し進んで行き、うつぶしになり、祈って言われた、「わが父よ、もしできることでしたらどうか、この杯をわたしから過ぎ去らせてください。しかし、わたしの思いのままにではなく、みこころのままになさって下さい」。 イエス 肉 霊 サ ついにイエスを守る基台はすべて崩れた それから、弟子たちの所にきてごらんになると、彼らが眠っていたので、ペテロに言われた、「あなたがたはそんなに、ひと時もわたしと一緒に目をさましていることが、できなったのか。‥‥そして、イエスがまだ話しておられるうちに、そこに、十二弟子のひとりのユダがきた。また祭司長、民の長老たちから送られた大ぜいの群衆も、剣と棒とを持って彼についてきた。(マタイ26章) ペテロ ペテロ 3弟子 3弟子 12弟子 12弟子 ユダヤ教指導者 ユダヤ教指導者 イスラエル民族 イスラエル民族 ■イエスは、ユダヤ人たちの不信はもはや取り返すことができないものであると悟られたので、その後、肉的救いは再臨摂理として残し、せめて霊的救いの摂理の基台だけは勝利するために、十字架の路程を行かれたのです。それをキリスト教では、イエスは十字架の道を自ら進んで行かれた=神の予定だったと大きな誤解をしたまま今日に至っています。 →マタイによる福音書26章
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神 復活 サ イエス 勝利 霊 肉 地上天国 (神の血統・神主権)
ピラトはイエスをゆるしてやりたいと思って、もう一度かれらに呼びかけた。 しかし彼らは、わめきたてて「十字架につけよ、彼を十字架につけよ」と言いつづけた。 ピラトは三度目に彼らにむかって言った、「では、この人は、いったい、どんな悪事をしたのか。彼には死に当る罪は全くみとめられなかった。だから、むち打ってから彼をゆるしてやることにしよう」。ところが、彼らは大声をあげて詰め寄り、イエスを十字架につけるように要求した。そして、その声が勝った。ピラトはついに彼らの願いどおりにすることに決定した。‥‥大ぜいの民衆と、悲しみ嘆いてやまない女たちの群れとが、イエスに従って行った。イエスは女たちの方に振りむいて言われた、「エルサレムの娘たちよ、わたしのために泣くな。むしろ、あなたがた自身のため、また自分の子供たちのために泣くがよい。‥‥されこうべと呼ばれているところに着くと、人々はそこでイエスを十字架につけ、犯罪人たちも、ひとりは右に、ひとりは左に、十字架につけた。そのとき、イエスは言われた、「父よ、彼らをおゆるしください。彼らは何をしているのか、わからずにいるのです。‥‥そのとき、イエスは声高く叫んで言われた、「父よ、わたしの霊をみ手にゆだねます」。こう言ってついに息を引きとられた。 百卒長(ローマ兵)はこの有様を見て、神をあがめ、「ほんとうに、この人は正しい人であった」と言った。この光景を見に集まってきた群衆も、これらの出来事を見て、みな胸を打ちながら帰って行った。(ルカ23章) イエスの十字架上の愛の勝利によって、サタンはイエスの霊人体には侵入できず、辛うじて人類からメシヤが消滅することはなかった。神はイエスを復活させ、人類は霊的にのみメシヤ(真の父母)を迎えることができた。 神 勝利 復活 サ イエス 霊 肉 イスラエル民族(人類)の罪の代価として 殺害 ユダヤ教 キリスト教出発 (西暦) 地上天国 (神の血統・神主権) ■ゲッセマネでの祈りと十字架上のイエスの心情は……メシヤとして地上天国(完全な救い)を実現する使命を果たせないことによって、神の悲しみの歴史が延々と続き、人類とイスラエル民族が悲惨な道に行くことを苦しみ悲しまれました。
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神 サ イエス 肉 霊 勝利 聖霊 霊的救い 神の血統 原罪清算 霊肉共の救い 復活
殺害 勝利 霊的 イエス 聖霊 霊的真の父母の愛で新しく生まれる 霊 霊的救い 肉 堕落人間 一体 神の血統 原罪清算 霊肉共の救い 再臨主 真の父母の愛で新しく生まれる(重生) 聖霊 実体 一体 復活 キリスト教は霊的救いがイエスの使命の全部であるかのように誤解してきた。 2000年間 ■霊と肉から創造された人間は、堕落も霊肉両面に起きました。したがって、救いも霊的救いと肉的救いの両面を完成しなければなりません。 ■堕落人間は、メシヤと霊肉共に一体となり救いを受けます。しかし、イエスは不信によって十字架の道を行き、その肉身はサタンの侵入を受け、ついに殺害されました。そのため、霊的に復活したイエスを信じて一体となった信徒の肉身も同様に、サタンの侵入を受けるものとなり、肉的救い(家庭理想)はなされませんでした。 ■しかし、イエスは十字架の血の贖罪で、復活の勝利的な基台を造成し、霊的救いの基台を完成されました。イエスの復活以後、2000年間今日に至るまでキリスト教によって霊的救いがもたらされました。しかし、肉的救いは依然として残っていて原罪を清算することができないまま今日の再臨摂理を迎えたのです。
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復帰 復活 復活とは? 生 死 キリスト教は 「肉身が甦る」と誤解・・・・・ 堕落
人 ■キリスト教では、人類始祖が善悪知る木の実を取って食べて罪を犯したため、人間は老いて死ぬようになったと説いています。そしてキリスト教徒の多くは、メシヤが降臨したとき、土になっていた肉身が復活すると信じています。 ■しかし創造原理によれば、神は本来、人間が堕落しなくても肉身が老衰すれば土に帰り、霊人体だけが無形世界に行って永遠に生きるように創造されました。 ■聖書には・・・イエスの弟子が父の葬式に帰ろうとした時、イエスが「死人を葬ることは、死人に任せておくがよい」と言われたと記録されています。ここにおいて、最初の「死」は肉身の寿命が切れた死であり、後の「死」はイエスを信じようとしない人々を指していう死です。つまり、神の愛を受けているのが「生」であり、神から離れてサタンの愛の主管下にあることが「死」です。 ■ここに、堕落による「死」は後者の「死」であることが分かります。したがって、「死」から「生」に転換する「復活」とは、決して肉身が生き返ることではなく、サタン主管下から神の愛の主管圏に復帰されることを意味していたのです。
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復帰摂理(=復活摂理)はいかになされるか?
復帰摂理=再創造摂理 創造原理によって摂理される 天国 楽園 霊形体 級霊界 直接、主に侍って 責任分担を完遂する アダム一代で霊人体を完成すべき内容を、長い歴史をかけてバトンを渡すように勝利の基台を積み上げてきた。 生霊体 統一 原理 生命体 福音 霊形体 律法 アダム (2000年) アブラハム モーセ イエス 再臨主 2000年 アダム ①復帰摂理歴史において義人たちが忠誠を尽くして、神と心情的な因縁を結ぶことができる基盤が広められてきました。後世の人たちは、そうやって築き上げられた心情の基台によって、復帰摂理の時代的な恵沢を受けます。②神がその時代に与えるみ言を人間が責任分担として信じ実践し、③肉身生活を通じて霊人体が成長して、④摂理歴史において、秩序的三段階を経て完成するようになります。
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サ 再臨主 私 霊人 霊界 善人 悪人 善人 悪人 地上 サタン 主権世界 再臨メシヤ
同一の恵沢 霊人 (仏教はこの現象を「輪廻転生」ととらえてきた) 霊界 宗教人 善人 悪人 アダム サ 自犯罪や先祖の罪に 対する罰(苦痛)を与 えて罪を清算する 宗教人 善人 再臨主 私 悪人 み旨成就 地上 甘受・感謝すれば サタン 主権世界 再臨メシヤ 世界 国家 家庭 氏族 ■責任分担を果たせず、サタンの侵入を受けた過去のすべての聖賢たちの立場を、再臨時代に横的に探し出された地上の信徒たちが代理に清算して、再臨主がサタン世界に対する勝利の基台を立てるようになります。このような復帰摂理の目的を成就するように、霊界の霊人たちが協助すると、地上人たちと同一の恵沢を受けるようになります。
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神 み旨成就 = + サ 95% 5% 神 責任分担 人間 責任分担 相対的 先祖 家庭 私 氏族 国家 中心人物
(神の責任分担に比べてごく小さいことの表示) 95% 5% み旨成就 神 責任分担 人間 責任分担 = + 相対的 先祖 神が予定して召命 家庭 神 私 サ 氏族 国家 中心人物 ■復帰摂理のみ旨(神の救いの計画、神の摂理)は、絶対的なものなので、人間は関与できませんが、そのみ旨の成就は、神がなさる95%の責任分担に、人間が担当する5%の責任分担が加担されて、初めて完成されるように予定されます。したがって、み旨成就に対する予定は相対的になります。 ■神の摂理は、一つから始まって、全体的に広められていくので、まず中心人物を予定して召命されます。中心人物が自分の責任分担を全うしなければ、神が予定されたみ旨(救いの摂理)は成就できず延長していきます。
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神 キリスト教 : 神=イエス 統一原理 : 神≠イエス 聖霊 神の血統 原罪清算 霊肉共の救い 霊的救い 復活 三位一体
キリスト教 : 神=イエス 霊的真の父母の愛 真の父母の愛 統一原理 : 神≠イエス 真の父 真の母 再臨主 霊的 イエス 聖霊 聖霊 実体 本陽性 本陰性 神 一体 一体 神の血統 原罪清算 霊肉共の救い 霊的救い 復活 霊的 イエス 聖霊 2000年 堕落人間 霊 三位一体 肉 ■一般的にキリスト教では、イエスを創造主・神であると信じてきました。しかし、イエスは完成した人間として神と一体であり、神とも言えますが神自身ではありません。体は第二の心と言えますが、心それ自体ではないのと同じです。 ■神を中心として、イエスと聖霊が一体となるのが「三位一体」です。聖霊とは女性神であるため、慰労と感動の業をします。 ■イエスと聖霊とは、神を中心とする霊的な三位一体をつくることによって霊的真の父母の使命だけを担ってきました。 ■ゆえに、再臨主は神を中心とする実体的な三位一体、すなわち、実体的な真の父母となり、堕落人間を霊肉共に重生させ原罪を清算し地上天国を実現します。
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救い (復帰摂理) 神 神 サ 重生 堕落 サタン主権 神主権 神主権 メシヤ 真の父母 偽りの父母 真の父母 神の血統 サタンの血統
この世の神(君) 神 メシヤ 真の父母 偽りの父母 真の父母 アダム エバ アダム エバ 真の父 真の母 重生 子女 子女 救い (復帰摂理) 子女 神の 堕落 サタンの 神の 神の血統 サタンの血統 神の血統 私 私 地上地獄 地上天国 ■イエスが、≪新たに生まれなければ、神の国を見ることはできない≫と言われたことが聖書に記録されています。ではなぜ堕落人間は新たに生まれなければならないのでしょうか?人間始祖が堕落して悪の父母となってしまったので、悪の子女を生み殖やして地上地獄をつくりました。したがって堕落した人間は原罪がない子女として新たに生まれ直さなければ、地上天国を創ることはできません。「重生」とは二度生まれるという意味です。 ■父母の愛がなくては、新たな命が生まれることはできません。再臨メシヤは、人類の「真の父母」として、聖酒式によって人類を神の血統の子女に転換します。
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