こころのサポート授業 トラウマ編（３１項目版）

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1 こころのサポート授業 トラウマ編（３１項目版）
　こころのサポート授業 　　　トラウマ編（３１項目版） 岩手県教育委員会　いわて子どものこころのサポートチーム

2 はじめに

3 「心とからだの健康観察」をする前に①

4 「心とからだの健康観察」をする前に②

5 「心とからだの健康観察」をする前に③

6 記入例 記入不要 大文字カタカナで記入 だく点は１ます 西暦で記入 月日は６月でれば「06」と記入（２桁）
【19項目版、31項目版】児童生徒情報記入欄 記入不要 大文字カタカナで記入 だく点は１ます 組は数字の組に置き換える。数値は必ず２桁。 A組であれば「01」、B組であれば「02」と記入。 星組など順番が付けにくくても、変換ルールを 決めて数字に変換して下さい。 西暦で記入 月日は６月でれば「06」と記入（２桁）

7 記入例

8 １、なかなか、眠れないことがある

9 ２、なにかをしようとしても、 集中できないことがある
２、なにかをしようとしても、 　　集中できないことがある

10 ３、むしゃくしゃしたり、いらいらしたり、 かっとしたりする
３、むしゃくしゃしたり、いらいらしたり、　　　 　　かっとしたりする

11 ４、からだが緊張したり、 感覚がびんかんになっている
４、からだが緊張したり、 　　感覚がびんかんになっている

12 ５、小さな音やちょっとしたことで、 どきっとする
５、小さな音やちょっとしたことで、 　　どきっとする

13 ６、つらかったこと（大震災や他の大変なこと）が 頭から、離れないことがある
６、つらかったこと（大震災や他の大変なこと）が 　　頭から、離れないことがある

14 ７、いやな夢や、こわい夢をみる

15 ８、夜中に目がさめて 　　眠れないことがある

16 ９、ちょっとしたきっかけで、 思い出したくないのに、思い出してしまう
９、ちょっとしたきっかけで、 　　思い出したくないのに、思い出してしまう

17 １０、つらかったことを思い出して、 どきどきしたり、苦しくなったりする
１０、つらかったことを思い出して、 　　　どきどきしたり、苦しくなったりする

18 １１、つらかったことは、現実のこと・ 本当のことと思えないことがある
１１、つらかったことは、現実のこと・ 　　　本当のことと思えないことがある

19 １２、悲しいことがあったのに、 どうして涙がでないのかなと思う
１２、悲しいことがあったのに、 　　　どうして涙がでないのかなと思う

20 １３、つらかったことは、 できるだけ考えないようにしている
１３、つらかったことは、 　　　できるだけ考えないようにしている

21 １４、つらかったことを、思い出させる 場所や人や物には 近づかないようにしている
１４、つらかったことを、思い出させる　　　　　 　　　場所や人や物には　　　　 　　　近づかないようにしている

22 １５、つらかったことについては、 話さないようにしている
１５、つらかったことについては、 　　　話さないようにしている

23 １６、自分が悪い（悪かった）と 責めてしまうことがある
１６、自分が悪い（悪かった）と 　　　責めてしまうことがある

24 １７、だれも信用できないと 　　　思うことがある

25 １８、どんなにがんばっても 意味がないと思うことがある
１８、どんなにがんばっても 　　　意味がないと思うことがある

26 １９、楽しかったことが 楽しいと思えないことがある
１９、楽しかったことが 　　　楽しいと思えないことがある

27 ２０、自分の気持ちを、 だれもわかってくれないと思うことがある
２０、自分の気持ちを、 　　　だれもわかってくれないと思うことがある

28 ２１、頭やお腹が痛かったり、 からだの調子が悪い
２１、頭やお腹が痛かったり、 　　　からだの調子が悪い

29 ２２、ご飯がおいしくないし、 食べたくないことがある
２２、ご飯がおいしくないし、 　　　食べたくないことがある

30 ２３、なにもやる気がしないことがある

31 ２４、授業や学習に 　　　集中できないことがある

32 ２５、カッとなってケンカしたり、 乱暴になってしまうことがある
２５、カッとなってケンカしたり、 　　　乱暴になってしまうことがある

33 ２６、学校を遅刻したり 休んだりすることがある
２６、学校を遅刻したり 　　　休んだりすることがある

34 ２７、だれかに話をきいてもらいたい

35 ２８、学校では、楽しいことが 　　　いっぱいある

36 ２９、私には今、将来の夢や目標がある

37 ３０、ゲーム、携帯、インターネットなどは やりすぎないように気をつけている
３０、ゲーム、携帯、インターネットなどは 　　　やりすぎないように気をつけている

38 ３１、友だちと遊んだり 話したりすることが楽しい
３１、友だちと遊んだり 　　　話したりすることが楽しい

39 「つらかったこと」（6，10，11，13，14，15） ときかれて、あなたは何を思い浮かべ ましたか 　　　　　・大震災 　　　　　・他の大変なこと 　　　　　・両方 　　　　　・おもいうかばない

40 ＊同じようにあと4カ所の合計点も出しましょう
合計点を出しましょう 回答の数字の合計を記入する 記入例では　1＋2＋0＋1＋3＝7 ＊同じようにあと4カ所の合計点も出しましょう

41 このアンケートをして気づいたことや、 今の気持ちを書ける人は書いてください。

42 リーフレットを 配ります 特に高かったところに注意して 心とからだの変化への対処方法を 学習してみましょう
リーフレットを 配ります 　 　 特に高かったところに注意して 　 心とからだの変化への対処方法を 　 学習してみましょう

43 こんなときにやってみよう！ 心とからだのセルフケア
大変なことがあると、心とからだが、　その大変なことに立ち向かおうとします。 大変なことがあった後、心とからだは　いつもとちがった変化を起こします。 それはだれにでも起こる自然な変化です。

44 こんなときにやってみよう！ 心とからだのセルフケア
そして人は、その心とからだの変化を　小さくしていく回復力をもっています。 それを、「セルフケア」の力と言います。

45 こんなときにやってみよう！ こころとからだのセルフケア
心とからだの変化に気づいたとき、「こんなことをするといいよ」という方法をみなさんに紹介します。

46 心とからだの変化 こうすればいいよ！ １ びっくり・興奮 → 落ち着く・リラックス
１ びっくり・興奮　→　　落ち着く・リラックス なかなか　　眠れない ちょっとしたことで　　　どきっとする いらいらしたり、かっとしたり　する まずは落ち着いて 顔やからだに　　力を入れてから、　　 力をふわーっと　ぬいてみよう 息をゆっくり　　はいてみよう 楽しいことを　　考えてみよう

47 心とからだの変化 こうすればいいよ！ 2 思い出してつらい → 信頼できる大人に 話を聞いてもらう
2 思い出してつらい　→　 信頼できる大人に 話を聞いてもらう　 こわい夢をみる 思い出してつらい まずは落ち着いて 顔やからだに力を　いれてから、　　　力をふわーっと　　ぬいてみよう 息をゆっくり はいてみよう やっと体験を話せるときが来たんだね

48 心とからだの変化 こうすればいいよ！ 楽しいことをする 少しずつチャレンジ！ 3 まひ・さける →
3 まひ・さける →　 つらいことをさけることで、心とからだを守って　　　　いるのです。 まずは、楽しいことを　　　みつけましょう！ 楽しいことをして、　　　　心とからだのエネルギーを　たくわえたら、少しずつ　　できそうなことから　　　　チャレンジして　　　　　　みましょう。 本当のことと 思えない 悲しいのに 涙がでない… そのことは 話さない

49 心とからだの変化 こうすればいいよ！ 4 マイナスの考えがうかぶ つらいことがあったときは、マイナスの考えがうかんでくるのも自然なこと
4 マイナスの考えがうかぶ　　 　つらいことがあったときは、マイナスの考えがうかんでくるのも自然なこと です。 　でも、自分をせめないで　くださいね。 　人はマイナスの考えを　エネルギーにして、プラスの考えに変えていくことができます。 将来の夢も エネルギー になります。 自分が悪かったと思ってしまう 自分の気持ちをわかってもらえない 何だか楽しく ない

50 やってみましょう ・以下の資料等を活用してリラクセーションをしてみま しょう ・学校送付資料 こころのサポート授業【資料③】 「さまざまなリラクセーション」 ・平成２４年度配付ＤＶＤ 「こころのサポート映像集 ＤｉｓｃＢ：子ども向け映像」

51 こころのサポート授業の感想を書いてください。
（おわり）

52 お互いにいたわり、はげましあうことも、大変なことを乗りこえる力になります。 つらいことがあっても、思いきり楽しんでいいのです。つらいことと向き合うときと、楽しむときとを 切りかえながら、前に進んで いきましょう！

53 こころのサポートの勉強で思ったこと、 感じたことを書いてください。
（おわり）

54 この授業のまとめ この授業では、はじめにアンケートを使って心とからだの健康をふりかえりました。次に、楽しくなかったり安心できないときには「こうすればよい」という方法を学びました。

55 この授業のまとめ 最後に、もう一つ知っておいて欲しいことがあります。それは「だれかに相談してもよいのだ」ということです。
　最後に、もう一つ知っておいて欲しいことがあります。それは「だれかに相談してもよいのだ」ということです。 　相談する相手は、あなたがよく知っている信頼できる人がいいですか？　たとえば、学校の先生やスクールカウンセラー、家族や友だちのことです。 　もしかしたら、あなたのことを知らない人の方が話しやすいですか？　そんなときのために「２４時間子供ＳＯＳダイヤル」や「チャイルドライン」、「ふれあい電話」などがあります。

56 この授業のまとめ 　「だれかに相談する」こと。それは、心とからだを健康にするための、上手な工夫のひとつです。