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三重県新しい公共支援事業における 地域円卓会議の活用
三重県環境生活部男女共同参画・NPO課
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みえ県民力ビジョン 長期的な視点から、三重のあるべき姿を展望し、県政運営の基 本姿勢や政策展望の方向性を示す、平成24年度からおおむね10年先を見据えた三重県の長期的な戦略計画 基本理念:県民力で目指す「幸福実感日本一」の三重 自立し、行動する県民(アクティブ・シチズン)へ 県民力による「協創」の三重づくり 「私たちは、それぞれが「公」を担う主体として自立し、行動することで、協働による成果を生み出し、新しいものを創造していくことを「協創」と呼び、みんなで力を合わせて新しい三重を創る「県民力による『協創』の三重づくり」を進めていきたいと考えます。」
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三重県新しい公共推進事業 ●三重県への配分額 153,000,000円 ●実施の原則 ●三重県新しい公共支援事業 実施事業
●三重県への配分額 153,000,000円 ●実施の原則 新しい公共支援事業が実施できる2年間を通じて、三重県内のNPO等が自立して地域ニーズに取り組むことができる基盤づくりを進める。 新しい公共支援事業の交付金がある2年間の事業実施だけを考えるのではなく、新しい公共支援事業が終了する平成25年3月にどのような仕組みを残すことができるか、平成25年度4月以降にどのように仕組みをいかしていくのか、に十分配慮する。 ●三重県新しい公共支援事業 実施事業 三重県NPO法人活動実態調査 新しい公共推進指針(仮称)策定事業 新しい公共を支える資源循環の基盤づくり事業 NPO等からの協働事業提案(新しい公共の場づくりのためのモデル事業)
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新しい公共推進指針(仮称)策定事業 三重県新しい公共支援事業の一環として実施 【目的】
「新しい公共」を長期的な視点によりかつ戦略性をもって進めていくため、NPO等、行政、企業など各主体に求められる役割や「新しい公共」を支える人材、資金、情報等の資源のあり方などについて、県民参画により検討し、指針を策定する企画を募集する。 【実施方法】 企画提案コンペ方式により、策定の事務局を担う団体を公募 【実施の条件】 ① 事業内容 NPO等、行政、企業などの基本姿勢のあり方や、各主体の取組の方向性などについて検討する。 平成10年にまとめられた「みえパートナーシップ宣言」およびその後の社会経済情勢の変化等を踏まえ、概ね10年先を見すえた長期的な視点をもったものとする。 ② 事業の進め方 多様な主体が対等な立場で参加した対話と合意形成のプロセス(マルチステークホルダー・プロセス)により進める。 検討に参画する県民数(延べ数)1500人以上を、成果目標の一つとする。
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みえパートナーシップ宣言 みえNPO研究会 (1)「特定非営利活動促進法」成立を受けての条例 (2)NPOと行政の協働のあり方
を検討するため、平成10年4月1日に設置 研究会委員:NPO7名、企業3名、県議会議員3名、大学2名、 行政7名、NPO有識者4名 合計26名 研究会は平成10年4月~11月まで8回開催。 研究会は公開の場で開催し、毎回たくさんの県民が参加。 延べ参加者は、1,500人以上。 研究会の成果として、「みえパートナーシップ宣言」をまとめる。 ↓ 三重県の協働の原点
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みえNPO研究会の様子
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新しい公共推進指針(仮称)策定事業 採択内容
新しい公共推進指針(仮称)策定事業 採択内容 採択団体:特定非営利活動法人みえNPOネットワークセンター 実施内容 1 草の根からの「新しい公共」の普及・構築:マルチステークホルダー・プロセスによる取組を県下8地域及び県レベルで実施することにより、「新しい公共」の理念と体制を草の根から普及・構築すること。 2 ボトムアップの視点:各地域における多様な主体による協働の実態及び課題を明らかにし、それを基に全県的な観点から「新しい公共」ビジョンを策定すること。 3 市民セクター内部の連携:従来関係づくりが不十分であった地縁団体とNPO、NPO相互の話し合いの場を創出し、市民セクター内部での連携を推進すること。 4 県下全域におけるNPOのネットワーク形成:県内8地域における円卓会議及び中央におけるビジョン策定委員会の実施を通じ、全県的なNPOのネットワーク化を図り、力強いNPOセクターを形成すること。 5 実効性あるビジョンの策定:県レベルにおける行政、企業、市民団体の代表的主体が参画することにより、ビジョン策定後の効果的な活用を図ること。
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具体的な実施内容 全県の円卓会議と地域円卓会議を設置 全県版円卓会議 ・自治会連合会 ・社会福祉協議会 ・中小企業家同友会 ・連合
全県版円卓会議 ・自治会連合会 ・社会福祉協議会 ・中小企業家同友会 ・連合 ・銀行 ・ラジオ局 ・NPO法人 ・大学 ・県 地域円卓会議 県内8地域に円卓会議を設置 ・桑名 ・四日市 ・鈴鹿 ・津 ・松阪 ・南勢志摩 ・伊賀 ・東紀州(尾鷲・熊野) 各円卓会議において多様なセクターから委員を選出する 運営は、各地域の中間支援組織が実施する
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円卓会議の進め方 第1回円卓会議 (事前に予備会議) 第2回円卓会議 第3回円卓会議 第4回円卓会議 第1回地域円卓会議
桑名・四日市・鈴鹿・津・松阪 伊勢・伊賀・尾鷲 第2回地域円卓会議 第3回地域円卓会議
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全県円卓会議の様子
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地域円卓会議の様子 ← 桑名地域 四日市地域 →
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地域円卓会議の様子 ← 鈴鹿地域 津地域 →
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地域円卓会議の様子 ← 松阪地域 伊賀地域 →
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地域円卓会議の様子 ← 南勢志摩地域 東紀州地域 →
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何故、地域円卓会議を実施 目的は「三重県の新しい公共の指針を、マルチステークホル ダーで作成する」こと
目的は「三重県の新しい公共の指針を、マルチステークホル ダーで作成する」こと 三重県の地域を取り巻く状況は、地域によって大きく異なる 北部(四日市、鈴鹿地域)と東紀州(尾鷲、熊野) ← 「新しい公共」の進め方も異なる より多くの県民の方に参画していただくことができる 各地域の実情を指針に反映させる 各地域のステークホルダーが同じ視点で考えるきっかけになる 円卓会議の有効性、必要性を広く認識してもらう機会になる
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円卓会議の成果 地域円卓会議・・・各地域で3回開催 全県円卓会議・・・本会議4回、予備会議4回開催 延べ約1,000人の人が議論の参加
延べ約1,000人の人が議論の参加 円卓会議での話し合いの成果として、県民が力を合わせることによって『今までできなかったことができるようになる』ために大切なことを、これまでの実践を踏まえて、豊富な事例とともに整理した『夢をかたちにするまちづくり~「新しい公共」のヒント集』を作成。 ヒント集の活用 三重県内のNPO法人(約650法人)を県職員が訪問し、直接ヒント集の作成意図などを説明するとともに、今後の新しい公共の展開について意見交換を実施
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円卓会議を活用した事業の実施 NPO等からの協働事業提案 (新しい公共の場づくりのためのモデル事業) 【目的】
【目的】 NPO等と県のほか、市町、企業、大学など、さまざまな主体が協働して、地域課題(ニーズ)に取り組む仕組みを構築する。 【選定方法】 三重県が平成15年度から実施してきた「NPO等からの協働事業提案制度」のノウハウを活用 NPO等の視点から他の主体に協働で取組事業を提案する ●事業企画書を提出する前に、県担当課と事前協議を行う ●審査を通じて企画のブラッシュアップを進める ●委員全員で時間をかけて内容を共有 ・プレゼン前に質問状を送付 ・プレゼンテーションを公開 ・プレゼンテーションに県担当課が同席、コメント ・選考結果通知に、審査基準毎の採点結果と審査員からのコメントを添付
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NPO等からの協働事業提案 (新しい公共の場づくりのためのモデル事業)事業実施の工夫
合同スタートセミナーの開催 事業開始前に、事業に参画するステークホルダーが集まり、目的・事業プロセス・各自の役割などを明確にする話し合いを行う。 講師:IIHOE(人と組織と地球のための国際研究所) 川北秀人氏 平成23年度採択事業(平成23年9月27日) 参加者:40名 平成24年度採択事業(平成24年4月10日) 参加者:51名
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NPO等からの協働事業提案 (新しい公共の場づくりのためのモデル事業)事業実施の工夫
事業プロセスを共有する公開報告会の開催 平成23年度末報告会 (平成24年3月27日) 平成24年度中間報告会 (平成24年10月9日) 平成24年度末報告会 (平成25年4月25日)
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NPO法人伊賀の伝丸協働事業 災害にも強い 多文化共生地域づくり事業
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伊賀市小田町住民自治協議会(モデル地区) (国際交流OTAともだちの会) 株式会社エクセディ(外国人を雇用している企業)
■協働メンバー 伊賀市小田町住民自治協議会(モデル地区) (国際交流OTAともだちの会) 株式会社エクセディ(外国人を雇用している企業) 伊賀日本語の会(日本語ボランティア) 伊賀市市民生活課多文化共生係 三重県環境生活部多文化共生課 三重県環境生活部男女共同参画・NPO課 外国出身住民 NPO法人 伊賀の伝丸
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■協働メンバー検討会等 H23年度6回 H24年度13回 外国人住民も参加 ■メーリングリストで 連絡・報告・情報交換 ■取組広報と啓発活動の協力
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