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福島原発事故の実際と現状、そしてこれから

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Presentation on theme: "福島原発事故の実際と現状、そしてこれから"— Presentation transcript:

1 福島原発事故の実際と現状、そしてこれから
小出裕章公開講座・松本、第3回    2017年8月23日(水) 福島原発事故とは 福島原発事故の実際と現状、そしてこれから 小出 裕章 1 1

2 4号機 3号機 2号機 1号機 福島原発事故  今、進行中 2

3 (福島第一原子力発電所1号機:平均22000Mwd/tを仮定)
止めることができない崩壊熱 原子炉停止から3日後でも1分間 に140リッターの水(100℃)を蒸 発させるだけの熱(5.2MW)を発生 崩壊熱/炉出力  停止直後 5~7%  1日後   0.3~0.5%  10日後   ~0.2% 原子炉停止からの全炉心崩壊熱の時間変化 (福島第一原子力発電所1号機:平均22000Mwd/tを仮定) 田中俊一さん の資料 3

4 敷地内での苦闘は 今も、続いている 熔け落ちた炉心が 今どこにあるかすら分からない ひたすら水を注入してきたが、 放射能汚染水が溢れている
果てしない放射能の封じ込め作業と 労働者の被曝 4

5 福島第一原子力発電所敷地 6号機 5号機 1号機 2号機 3号機 4号機 汚染水タンク群 5

6 タンク容量 総貯留量 トリチウム水量 SF小説家・春橋哲史のブログ、

7 敷地は放射能汚染水で溢れており、汚染水は地下水とともに海に流れている
2014年10月13日に採取した海側の井戸の水 セシウム134 61,000Bq/L(過去最大値)  環境への放出基準:60Bq/L セシウム137 190,000Bq/L(過去最大値)  同           :90Bq/L 全ベータ  7,800,000Bq/L(過去最大値)  同(ストロンチウム90とすれば):30Bq/L 7

8 1日当たり賃金 危険手当 福島第一原子力発電所における給料のピンハネ 東京電力 ? ? 元請(鹿島建設) 23000 20000 1次下請
5000 20000 2次下請 2000 15000 3次下請 11500 労働者 木村壮(東京共同法律事務所) 原子力資料情報室通信、497号 2015年11月1日 8

9 国と東電は熔け落ちた炉心を掴み出し三〇~四〇年で事故を収束させるという
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10 のペデスタル内に饅頭のように 熔け落ちた炉心は圧力容器直下 堆積している? ペデスタルには作業員が出入り するための通路が開いている。 10

11 熔け落ちた炉心は、ペデスタルから外部に出ており、掴み出すことはできない。一〇〇年後にも事故は収束できない。
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12 仕方ないので、格納容器の横から穴をあけて、熔け落ちた炉心を取り出す「気中工法」が提案されるようになったが、厖大な被曝作業になってしまう。
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13 敷地外の被曝と苦悩も 今も、続いている。 すでに大量に放出された放射性物質 今現在、そして今後も続く 住民の被曝 13

14 大気中だけで 合計 1.5×1016 ベクレル 広島原爆 168発分 3号機 7.1×1014 2号機 1.4×1016 広島原爆 1号機
IAEA 閣僚会議に対する 日本国政府の報告書 大気中に放出した セシウム137の量 [ベクレル]の比較 7.1×1014 大気中だけで 合計 1.5×1016 ベクレル 広島原爆 168発分 2号機 1.4×1016 広島原爆 1号機 8.9×1013 5.9×1014 14

15 福島県の東半分を中心にして、宮城県と茨城県の南部・北部、さらに、栃木県、群馬県の北半分、千葉県の北部、岩手県、新潟県、埼玉県と東京都の一部地域が、放射線管理区域にしなければならない汚染を受けた。
15 15

16 長野県は、軽井沢町、御代田町、佐久市、佐久穂町など東部の一部が放射線管理区域の基準を超えて汚染された。
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17 解除できない 原子力緊急事態宣言 国民が法律を破ると国家は処罰する それなら、法律を守るのは、国家の最低限の義務であろう
日本では、一般人は1年間に1ミリシーベルト以上の被曝をしてはいけないし、させてはいけないという法律がある。 放射線管理区域から、1m2あたり4万ベクレルを超えて放射能で汚れたものを管理区域外に持ち出してはならないという法律もあった。 福島原発事故を引き起こした最大の犯罪者は政府であり、その政府は、緊急事態を理由に、特措法を乱発して、事故から6年半たとうとする今も、棄民を続けている。 大地を汚染している主成分はセシウム137で、その半減期は30年。100年たっても、汚染は10分の1にしかならない。日本は今後100年以上、原子力緊急事態宣言下にあり続ける。 17

18 放射能は五感で感じられない。 重量では 4.7 kg 重量では 750 g
なぜなら、五感で感じられるほど放射能が存在していれば、人間は簡単に死んでしまう。 大気中に放出されたセシウム137の放射能量 (日本政府がIAEAに報告した値) 1.5×1016 ベクレル 重量では 4.7 kg 日本の陸地に降下したセシウム137の放射能量 (故・沢野伸浩 さん(金沢星稜女子短期大学部)の評価) 2.4×1015 ベクレル 重量では 750 g 18

19 放射能が目に見えればいいのにな… と私は思う。 柚木ミサトさんのイラスト 19

20 外部被ばくと内部被ばく 外部被ばく:体外被曝 内部被ばく:体内被曝 身体の外に、放射性物質やX線発生装置などがあって、体外から被曝する。
吸い込んだり、食べたりして、身体の中に取り込んでしまった放射性物質から被曝する。 その場から逃げる。逃げられない場合は、距離、時間、遮蔽の3原則で被曝を減らす。 逃げることはできない。体内に取り込まないようにする。 20

21 人間は環境の流れの中で生きており、環境の汚染の強さ、そして注意の度合いに従って身体も汚れる。体内に取り込まれた放射性物質は、それぞれの性質に従って、体内のあちこちの臓器に移動・蓄積する。そして一方では、それぞれの性質に従って排泄される。無理に排泄することは、危険も伴う。 21

22 自然からも、外部被曝も内部被曝も受けている
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23 原子力を選んだことに責 任のない子どもたちは放 射線に敏感
15152 放射線ガン死の年齢依存性 1万人・シーベルト当りのガン死数(白血病は除く) J.W.Gofman, Radiation and Human Health 全年齢平均 3731人 3855 49 10 15 20 25 30歳 35 40 45 50 55 23 23 23 23 23

24 「復興」の掛け声の下、 押しつぶされる被害者たち
東北地方、関東地方の広大な地域が、本来なら「放射線管理区域」に指定しなければならないほど汚染されている。 国は、放射線業務従事者に対して初めて許していた1年間に20ミリシーベルトという被曝限度を、子どもを含めた住民に押し付け、3月末には住宅支援も打ち切り、汚染地への帰還を促している。 棄てられてしまった人々は汚染地で生きるしかないし、自分たちの故郷を何とか復興しようとする。そのために、被ばくの事実を忘れようとする。 毎日新聞記者、日野行介さん「原発棄民」(毎日新聞出版) ある女性は「子どもを守りたい一心で避難している私たちは『復興の妨げ』なのでしょうか」と問いかけた。 子どもたちが成長したとき、勇気を持って決断した母親を尊敬してほしい 24

25 日本人の大人には原子力の暴走を許し、福島第一原子力発電所事故を引き起こした責任がある。自分が被曝しても、子どもたちを被曝から守るのが大人の責任
柚木ミサトさんのイラスト 25

26 大気中に放出され、地表に降下した セシウム137の量 放出総量(ペタベクレル): 大気圏内核実験: 964 チェルノブイリ事故: 89
大気圏内核実験:  964 チェルノブイリ事故: 89 福島第一事故:    15 福島原発事故の6倍がチェルノブイリ事故で放出され、その10倍を超える量が過去の大気圏内核実験で放出された 2017年残存量(PBq): 大気圏内核実験:  274 チェルノブイリ事故: 44 福島第一事故:    13 現在残っている量はチェルノブイリ事故が約3倍、大気圏内核実験の量が約20倍 26

27 巨大な権力組織が進めた原子力とそれを超える道
日本では、国が「原子力平和利用」の夢をばらまき、原子力損害賠償法、電気事業法などを作って、電力会社を原子力発電に引き込んだ。 その周囲には、三菱、日立、東芝など巨大原子力産業が利益を求めて群がり、さらにゼネコン、中小零細企業、労働組合、マスコミ、裁判所、学界など、すべてが一体となって「原子力ムラ」と呼ばれる巨大な権力組織を作り、原子力を進めた。先の戦争の時と同じ構図であった。 そして、2011年3月11日、福島第一原子力発電所事故が起きた。しかし、その責任は全くあいまいにされたままで、彼らのうちだれ一人として責任をとっていないし、処罰もされていない。 なぜそれが許されるかと言えば、これも先の戦争の時と同じように、権力犯罪は、より巨大な権力によってしか処罰されないからである。 彼らは、戦争の時と同じように、教育とマスコミを支配し、福島を忘れさせる作戦に出ている。彼らが引き起こした被曝も「現存被ばく」だとして、住民に諦めるように仕向けている。 それを超えるためには、一人ひとりが騙されたというのではなく、自分の責任を自覚して立つしかない。 27

28 終わります ありがとうございました 28 28


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