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産業組織論A 8 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年5月30日

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1 産業組織論A 8 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年5月30日
2017/5/30 産業組織論A (8) 独占価格 丹野忠晋 拓殖大学政経学部 2017年5月30日

2 限界収入曲線 限界収入は8000円 限界収入は6000円 生産量(Q=1)の限界収入は8000円 生産量(Q=2)の限界収入は6000円
産業組織論A 8 限界収入曲線 限界収入は8000円 枚数 1 2 3 4 5 限界収入は6000円 生産量(Q=1)の限界収入は8000円 生産量(Q=2)の限界収入は6000円 8000 7000 6000 5000 4000 HW:生産量(Q=2から3,Q=3から4,Q=4から5)の限界収入を求めよ 2017/5/30 産業組織論A 8

3 各生産量の限界収入を求めよ 生産量が0から1の時の限界収入は8000円 生産量が1から2の時の限界収入は6000円
産業組織論 3 2015/10/22 各生産量の限界収入を求めよ 生産量が0から1の時の限界収入は8000円 生産量が1から2の時の限界収入は6000円 生産量が2から3の時の限界収入は4000円 生産量が3から4の時の限界収入は2000円 生産量が4から5の時の限界収入は 0円 2017/5/30 産業組織論A 8 跡見学園女子大学 丹野忠晋

4 限界収入曲線 MR(1)=8000 MR(2)=6000 MR(3)=4000 MR(4)=2000 MR(5)=0 円 枚数 1 2 3
産業組織論A 8 限界収入曲線 MR(1)=8000 枚数 1 2 3 4 5 MR(2)=6000 8000 MR(3)=4000 7000 6000 MR(4)=2000 5000 4000 MR(5)=0 2017/5/30 産業組織論A 8

5 需要曲線と限界収入曲線 生産量をQからQ’に増産 価格はPからP’に下落 限界収入はMR’からMR’に減少 需要曲線
産業組織論A 7 需要曲線と限界収入曲線 生産量をQからQ’に増産 価格はPからP’に下落 限界収入はMR’からMR’に減少 価格の下落幅P ’- Pよりも限界収入MR-MR’の減少幅の方が大 後者は前者の2倍である 価格 需要曲線 A P P’ MR MR’ 限界収入曲線 数量 Q Q’ 2017/5/30 産業組織論A 8

6 需要関数,逆需要関数,数式例 需要関数とは市場価格に対してその需要量を対応させる関数 価格Pと数量Qに関する需要関数Dを考える
Q=D(P)=9-P 逆需要関数とはある数量に対してそれを市場で販売したときに成立する価格を対応させる関数 この需要関数の逆需要関数は価格について解くと求まる P=D-1(Q)=9-Q 2017/5/30 産業組織論A 8

7 供給量,価格,収入,限界収入 供給量Qに対応する価格,収入,限界収入を求める 供給量 価格 収入 限界収入 MR 1 8 7 2 14 6
産業経済学B 3 2016/10/11 供給量,価格,収入,限界収入 供給量Qに対応する価格,収入,限界収入を求める 供給量 価格 収入 限界収入 MR 1 8 7 2 14 6 5 3 18 4 20 -1 限界収入関数をMRとする.下に与えられる MR(Q)=9-2Q 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

8 数値例と数式例の違い 限界収入関数の傾きの絶対値は,逆需要関数の傾きの絶対値の2倍になっている
数値例の限界収入よりもMR(Q)=9-2Qで計算した方が1だけ値が小さくなっている それは数値例で限界収入を計算するときにQ=1からQ=2というように1だけ数量を増加させたから 正しくは微少な増加であれば数式例と一致する 逆需要関数P=9-Qと限界収入関数MR=9-2Qを比較 限界収入関数の傾きの絶対値は,逆需要関数の傾きの絶対値の2倍になっている 2017/5/30 産業組織論A 8

9 真央が独占 アイスショーの費用がすべて同じに
産業経済学B 3 2016/10/11 真央が独占 アイスショーの費用がすべて同じに 売り手 費用(円) 真央1回目 2000 真央2回目 真央3回目 真央4回目 真央5回目 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

10 産業経済学B 3 限界費用曲線 限界費用(円) 限界費用曲線 2000 1 2 3 4 5 6 枚数 2017/5/30 産業組織論A 8

11 限界収入曲線 MR(1)=8000 MR(2)=6000 MR(3)=4000 MR(4)=2000 MR(5)=0 円 枚数 1 2 3
産業組織論A 8 限界収入曲線 MR(1)=8000 枚数 1 2 3 4 5 MR(2)=6000 8000 MR(3)=4000 7000 6000 MR(4)=2000 5000 4000 MR(5)=0 2017/5/30 産業組織論A 8

12 限界収入曲線 限界収入曲線 MR(1)=8000 MR(2)=6000 MR(3)=4000 利潤最大Q*=4 MR(4)=2000
産業組織論A 8 限界収入曲線 枚数 1 2 3 4 5 MR(1)=8000 限界収入曲線 8000 MR(2)=6000 7000 6000 MR(3)=4000 利潤最大Q*=4 5000 4000 MR(4)=2000 限界費用曲線 MR(5)=0 2017/5/30 産業組織論A 8

13 利潤を最大にする供給量 Q=1,2,3ではMR>MC Q=5ではMR<MC このときQ*=4が利潤を最大にする生産量
また減産すると限界収入分の収入の減少があるが,それを下回る限界費用分の費用の節約 2017/5/30 産業組織論A 8

14 独占利潤 利潤最大Q*=4 生産量 収入 費用 利潤 1 8000 2000 6000 2 14000 4000 10000 3 18000
産業経済学B 3 2016/10/11 独占利潤 利潤最大Q*=4 生産量 収入 費用 利潤 1 8000 2000 6000 2 14000 4000 10000 3 18000 12000 4 20000 5 Q=3でも利潤の最大化がなされている 正確には企業の利潤最大化条件は MR≧MC を満たす生産量のなかで一番高い生産量 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

15 独占企業の利潤最大化条件1 独占企業はMR(QM)-MC(QM)=0となるQM選ぶ MR-MC > 0 ⇒ 増産した方が利潤が高まる
利潤をπ,収入をR,費用をCとする Π(Q)=R(Q)-C(Q) デルタと呼ばれる増加分の記号Δをもちいる ΔQで生産量の増加分を意味. ΔR, ΔCも同様に. 独占企業はMR(QM)-MC(QM)=0となるQM選ぶ 2017/5/30 産業組織論A 8

16 独占企業の利潤最大化条件2 生産量が増えると利潤が増える 利潤が最大される点はもう利潤を増やすことができない点である でなされる Δπ
= 0 ΔQ Δπ ΔR ΔC = - = 0 ΔQ ΔQ ΔQ 2017/5/30 産業組織論A 8

17 独占企業の利潤最大化条件3 このとき以下が成り立つ ΔR ΔC MR= MC= よって, ΔQ ΔQ 以上式が成り立つ
2017/5/30 産業組織論A 8

18 固定費用と可変費用 固定費用は固定投入物に関する費用 生産量に関わらず一定の費用 苺農家との契約で固定的投入
産業組織論 9 2015/12/24 固定費用と可変費用 固定費用は固定投入物に関する費用 生産量に関わらず一定の費用 苺農家との契約で固定的投入 いちごのブランド:あまおう,とよのか 固定費用は100円 可変費用は可変投入物に関する費用 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

19 総費用と平均費用 総費用または費用は固定費用と可変費用の和 割り算は分母の数の一単位あたりの分子の量 費用 =固定費用+可変費用
生産物1単位あたりの費用(総費用)を平均費用という 費用 =固定費用+可変費用 費用 平均費用 = 生産量 2017/5/30 産業組織論A 8

20 可変費用と平均可変費用 生産物1単位あたりの可変費用を平均可変費用という 可変費用 平均可変費用 = 生産量が低いと平均可変費用は高い
しかし,生産量が増えると生産物1単位あたりの可変費用は低下する.安い時給で雇える 生産量が増えすぎると機械の故障など可変費用は増加する 可変費用 平均可変費用 = 生産量 2017/5/30 産業組織論A 8

21 限界費用 生産物を1単位増加させたときにかかる追加的な費用の増加を限界費用という 費用の増加 限界費用 =
分子の費用の増加は可変費用の増加を意味 生産量の増加が1単位であれば費用の増加と限界費用が一致する 費用の増加 限界費用 = 生産量の増加 2017/5/30 産業組織論A 8

22 産業組織論 9 2015/12/24 費用の例 苺大福(個) 可変費用 1 40 2 60 3 75 4 100 5 150 6 240 7 385 8 600 9 900 固定費用は100 可変費用は右の図に表れているとする 総費用,限界費用,平均費用,平均可変費用を求めなさい 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

23 産業組織論 9 2015/12/24 平均費用・平均可変費用と限界費用 苺大福(個) 可変費用 総費用 限界費用 平均可変費用 平均費用 100 1 40 140 2 60 160 20 30 80 3 75 175 15 25 58 4 200 50 5 150 250 6 240 340 90 57 7 385 485 145 55 69 8 600 700 215 88 一致している! 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

24 産業組織論 9 2015/12/24 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

25 各平均費用曲線の特徴 平均費用曲線と平均可変費用曲線はU字型 それらの最下点を限界費用曲線は通っている
産業組織論 9 2015/12/24 各平均費用曲線の特徴 平均費用曲線と平均可変費用曲線はU字型 それらの最下点を限界費用曲線は通っている 限界費用曲線は平均費用曲線と平均可変費用曲線を左下から右上へ突き抜ける 平均費用曲線との交点は平均可変費用曲線との交点よりも右に位置している 2017/5/30 産業組織論A 8 丹野忠晋

26 競争政策 価格が高すぎると非効率性が高まる.その他にも 市場支配力の濫用 先進国は積極的に競争を促進する施策を実施
下請け企業いじめ,大型小売店が納入企業に無理強い 先進国は積極的に競争を促進する施策を実施 独占禁止法(日本),反トラスト法(米国) 価格カルテル・入札談合の阻止 大きな合併の制限 優越的地位の濫用の防止 2017/5/30 産業組織論A 8


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