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介護予防は運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能向上の3本柱から成り立っています。

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Presentation on theme: "介護予防は運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能向上の3本柱から成り立っています。"— Presentation transcript:

1 介護予防は運動器の機能向上、栄養改善、口腔機能向上の3本柱から成り立っています。
しっかり栄養を摂って、活動的に生活する。そのためには口の機能が衰えていてはできません。 口は食べものを取り込む大切な入口であるばかりではなく、しゃべったり、呼吸するための役割を担っています。 しかし、その一方で手入れを怠ると、 口の中の温度や湿度、栄養は細菌にとってはとっても繁殖しやすい場所で、 人体最大最強の細菌培養器となってしまいます。 口の中を清潔にして口の機能を維持向上することで、 口から食べ続けることができます。 また、人との会話も楽しむことができ、質の高い生活へとつながります。

2 口の機能は年とともに少しずつ低下していってしまいます。
そのため、唇や頬をかんだり、お汁やお茶などを飲む時にムセたりしやすくなります。 高齢になると体の水分が少なくなり、少しの水不足が恐ろしいことに繋がります。 水分をとらないと、唾液が出にくくなり、口が乾燥して、噛みづらくなります。 そして、しっかり噛めないことで栄養が偏り不足がちになると、ますます口の機能が衰えます。 オシッコに行くのが面倒だからとか、飲み込む時にムセやすく辛いからと水分を控えないようにしましょう。 また、唾液が少くなることで、飲み込みにくくなり、窒息の危険が増します。 さらに口の中の細菌が増え、それが原因で肺炎になったりもします。 次に、これらを図でまとめてみます。

3 (図に沿って読む) ただし、歯が少なくても、入れ歯を使用したり、 入れ歯の合わない人は調整をすることで、噛みづらさは改善するので、 きちんと歯科受診し、口の中の状態を整えることが大切です。 次に「かむこと」「口の乾燥」「飲み込む力」について少し詳しくお話します。

4 噛むことで、次のような効果があります。 (1から7を読む)

5 なぜ噛むことが元気な笑顔につながるかというと
(本文を読む)

6 これは、転倒頻度とかみ合わせの関係を調査した結果です。
年2回以上転倒したグループでは、奥歯がほとんどなく噛めない人が66%いましたが、 転倒1回以下のグループでは、奥歯で噛めない人は22%と少ない結果でした。 このことから奥歯と足の運動機能の関係が分かります。 歯がありしっかり噛める人は、転倒しにくい人と言えます。 また、奥歯がない人でも、入れ歯を使用し噛めるようにすることで転倒は減ります。

7 次に口の乾燥についてお話しします。 つばには大切な働きがあります。 (1から6を読む)

8 つばが出ないと食べ物が口の中でまとまらず、飲み込みにくく、むせや誤嚥の原因となります。
左の写真はあられを砕いたものですが、しっかり噛まないとつばの出る量が少なく、このようにパサパサで食べ物がまとまらず、とても飲み込めません。 右の写真はよく噛んだうどんです。つばとよく混ぜ合わされ、口の中ですでに消化が始まっています。 しっかり噛むことでつばが出て、消化を助け、飲み込みやすくもなります。

9 (まず本文を読む) つばが減ってくると、こんな負の連鎖に陥り、栄養がしっかり摂れず、 体力も低下し、介護が必要な状態になることもあります。 皆さんは、つばがしっかり出ていますか? つばがあまり出ないという人は、まずはしっかり噛んで食べ、つばを出しましょう。 ちょっとした心掛けで、毎日簡単に取り組める介護予防です。

10 つばが減ることによって、口の中が渇き、この写真のようにむし歯もできやすくなります。
口の健康を保つためには、つばって大切なものですね。

11 次に飲み込む力についてお話しします。 口から食べるには、なんと言っても飲み込む力が必要です。 飲み込みに関係する働きには、咀嚼と嚥下があります。 (1、2を読む) 1、2の働き・・・咀嚼 (3を読む) 3の働き・・・嚥下 (この流れで次ページの図を見せる)

12 こちらが咀嚼と嚥下を説明した絵です。

13 でも、口の中の働きが低下して、飲み込む力が弱くなると、誤嚥や誤飲を引き起こしやすくなります。
誤嚥、誤飲は、食べ物や口の中の汚れが本来入るべき食道ではなくて、間違って気道に入ってしまうことです。 気道の先には肺があるので、食べ物や口の中の汚れが気道に入ると、 気道感染や肺炎になり、寝たきりの原因になることもあります。 なので、飲み込む力を保つことは、実は寝たきり予防にもつながります。

14 ではどうやって飲み込む力を保ったらよいでしょうか?
毎日、しっかり噛んで食べることに加え、 飲み込む力を維持するために、健口体操(すこやかオーラル体操)をすることはとても効果的です。 今日は皆さんで一緒に健口体操をやってみましょう。

15 (本文を読む) (聞き手の皆さんと一緒に健口体操を行う)

16 (体操を最後まで行った後、以下の文章を読む)
健口体操(すこやかオーラル体操)で飲み込む力の低下を予防し、 肺炎にならないよう、窒息しないよう、口の機能の維持、向上に努めましょう。 この健口体操は、いつでもどこでもできるので、意識して毎日の生活に取り入れて、取り組んでいきましょう。 また、口が閉じられない人は、飲み込むことが難しいので、誤嚥しやすい人とも言えます。 そのひとつの判断にぶくぶくうがい(口を閉じてぶくぶくとうがいすること)があります。 皆さん、ぶくぶくうがいができますか? ぶくぶくうがいができる方は、飲み込みがしっかりできて、誤嚥をしにくい方です。 ご自分がぶくぶくうがいができるか、はみがきの時などに試してみてください。 できない方も、今日やった健口体操などを継続して行うことで、できるようになりますので、 健口体操を続けていきましょう。

17 最後に、口の中の清潔についてお話しします。

18 歯や入れ歯の手入れを怠ると、この写真のように歯の間に食べかすが残り、細菌の塊を作ったり、
口の中や舌にカビやコケが付いたりします。 この細菌やカビ、コケが誤って肺に入ると、肺炎になってしまいます。 ときどきご自分の口の中を鏡で見て、口の中がきれいに保たれているかチェックしましょう。 (実際に鏡を持って聞き手の皆さんにご自分の口の中をチェックしてもらってもいいです)

19 最後に口の手入れについてです。 口の中をきれいにするとこんなよいことがあります。 1 舌がきれいになることで味を感じやすくなり、食べ物がおいしくなります。 2 食べかすやネバネバ感がなくなり、口の中がさっぱりします。 3 歯みがきやうがいをすることで、口や頬の筋肉のストレッチになります。 4 舌、唇、頬の筋肉も鍛えられます。 5 口の中の食べかすや細菌が減り、口臭を予防します。 6 細菌が減ることで肺炎も予防します。 食後や就寝前には歯みがきまたは入れ歯の手入れをして、きれいな口を保ちましょう。

20 (本文を読む)


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