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行事から事業へ 「小規模多機能自治」で 地域を守り、育てる!
地域自慢っこ交流会・元気の出るまちづくり 2013年11月17日 湯沢グランドホテル IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所] 代表者 川北 秀人
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IIHOEって? 組織目的: 地球上のすべての生命にとって、 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
(1994年) 調和的で民主的な発展のために 社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援 隔月刊誌「NPOマネジメント」発行 育成・支援のための講座・研修 地域で活動する団体のマネジメント講座(年100件) 行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市) 企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決 2020年の地球への行動計画立案 専従3名+客員1名、東京(新川)、約3500万円
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みなさまのご発表から(敬称略) 【皆瀬】自然・安心・健康のまちづくり 【結っこ】08(H20)年~ 誕生記念桜 植樹
環境保全:新所森づくり、街道清掃 紅葉まつり:軽トラ市、間伐材薪割り まちづくり資源活用:伝統食ツアー コメリフティング、大根早切り 活動応援:ゲストティーチャー、 →活気が見えてきた! フリートーク:悪口・理想論・グチNG 参加・来場困難者の巻き込み? 「へば、なんとする?」 原材料・仕込み、写真・ビデオVo 実績+可能性の発信 【湯沢中央】市内飲食店の9割集中 鹿角に負けずぜひオンパク+αを! 09(H21)年度発足 【小野】 うどんEXPO + 100円商店街、バル、 川遊び体験(188人!)、収穫祭 まちゼミ、一箱古本市 クリスマス会、キャンドルロード 【翔北高】地域に応援される野球部 敬老会、人形芝居、地域清掃、・・ あいさつ、除雪ボランティア←社協 子どもを「お客」から「担い手の卵」に 本当にえらい!総合高校らしさも 例:幸せます(防府商工)
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湯沢市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(人) 61169 58504 50849 ▲16% 44109 36886 ▲27% 0~14歳 9633 8392 5691 ▲40% 3998 3065 ▲46% 15~64歳(A) (生産人口) 37826 34602 28606 ▲24% 23111 17766 ▲37% 65歳~(B) 高齢者率 13710 22.4% 15510 26.5% 16552 32.6% +20% 17000 38.5% 16055 43.5% ▲3% A÷B 2.7人 2.2人 1.7人 1.3人 1.1人 75歳~ 6471 9536 +47% 9321 ▲2% 9793 +5%
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湯沢市も、これまで20年と、これから20年は違う
1990年 2000年 2010年 2020年 2030年 計(人) 61169 58504 50849 ▲16% 42541 35047 ▲31% 0~14歳 9633 8392 5691 ▲40% 3108 2660 ▲53% 15~64歳(A) (生産人口) 37826 34602 28606 ▲24% 21988 16618 ▲41% 65歳~(B) 高齢者率 13710 22.4% 15510 26.5% 16552 32.6% +20% 16845 39.6% 15769 45.0% ▲4% A÷B 2.7人 2.2人 1.7人 1.3人 1.0人 75歳~ 6471 9536 +47% 9284 ▲2% 9661 +4%
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2020年の湯沢市は? 高齢者率は?→39.6%(全国より35年早い)! 75歳以上は?→1.7万人(人口の 21%)!
高齢者1人を支える生産人口は、1.3人! 75歳以上は?→1.7万人(人口の 21%)! ヘルパーなど、福祉の担い手をどれだけ必要? 社会保障(医療・介護)費は、いくら増える? 健康増進活動の可視化を急ぐ! 生産人口は? → 23%減(00年比 36%減) ! 市税収入は? 既存インフラの補修コストは? 道路、橋、公営住宅、上下水道、庁舎・施設、・・・・ 市債残高は? 消費税は、いくら必要?
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湯沢市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(人) 58504 55290 50849 47917 44109 高齢者 15510 16493 16552 16746 17000 後期高齢者 6471 11.1% 8280 15.0% 9536 18.8% 9642 20.1% 9321 21.1% 世帯数 17459 17329 16855 16800 15397 高齢者単身 1145 1473 1679 1851 1905 単身 503 93+410 815 1066 1174 1151 後期単身率 7.8% 9.8% 11.2% 12.2% 12.3% 高齢者夫婦 1197 1462 1589 1700 1741 後期 夫婦 214 360 538 638 631 高齢世帯率 13.4% 16.9% 19.4% 21.4% 23.7%
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湯沢市の高齢者・後期高齢者のくらしは? 2000年 2005年 2010年 2015年 2020年 人口(人) 58504 55290 50849 46534 42541 高齢者 15510 16493 16552 16671 16845 後期高齢者 6471 11.1% 8280 15.0% 9536 18.8% 9643 20.7% 9284 21.8% 世帯数 17459 17329 16855 15882 14738 高齢者単身 1145 1473 1679 1792 1862 単身 503 93+410 815 1066 1142 1131 後期単身率 7.8% 9.8% 11.2% 11.8% 12.2% 高齢者夫婦 1197 1462 1589 1662 1710 後期 夫婦 214 360 538 606 614 高齢世帯率 13.4% 16.9% 19.4% 21.7% 24.2%
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湯沢市の財政はどう推移する? 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -16% 後期高齢者 10年比 + 1% 05年比 +16%
単位:億円 05年度 10年度(05比) 11年度(同) 15年度? 歳入 市税(対 歳入) 個人(同) 法人(同) 固定資産(同) 公債(同) 275 44(16%) 10( 3%) 3( 1%) 25( 9%) 40(14%) 296 41(14%) 12( 4%) 2( 1%) 21( 7%) 37(12%) 281 12( 4%) 2( 1%) 21( 7%) 24( 8%) 歳出 職員給与 職員数 公債償還 公営事業繰入 国民健康保険 上下水道 他(介護保険 等) 扶助費 270 33 568 27 ( 5) (10) 30(11%) 289 26(-19%) 488(-14%) 34 31 (4) (12) 42(14%) 25(-22%) 490(-13%) (14) 43(15%) 将来負担(対 税収) 地方債残高 支出予定 積立金 285(6.5倍) 293 26 260(6.3倍) 300( + 2%) 12( -53%) 52(+56%) 248(6.1倍) 296(+ 1%) 11(-55%) 59(-78%) 10年 個人住民税 24,656円/人 生産人口 10年比 - 7% 05年比 -16% 人件費・扶助費・ 公債費を除く 歳出額(≒調達額) 154億円(56%) 後期高齢者 10年比 + 1% 05年比 +16% 10年 512,601円/人
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総働 協働から総働へ NPO 行政 当事者 事業者 金融機関 専門家 協働 学校 (教員+生徒) 行政 NPO 中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ 事業者 金融機関 専門家 総働 協働 学校 (教員+生徒) 行政 公共サービスを担う 意欲とスキル NPO
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自治会・町内会は、 行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】 親睦も安全も福祉も行事の連続。。 →地域の住民が気軽に付き合い、 日常生活に必要な情報交換や 安全確保などを行なうとともに、 地域生活をより快適にするため、 自主的・自発的に共同活動しな がら、まちづくりを進める。 【今後】 「小規模多機能」自治! →行政機能の集約化を補い、 住民減少・高齢化などに伴い 必要性が高まる安全・安心の 確保のための「適地適作(策)」 型の地域づくりを進める。 問題解決 (交通安全、防火・防災、防犯・非行防止、資源回収) 生活充実 (福祉、青少年育成、 健康増進、祭礼・盆踊り、 運動会、文化祭など) 環境・設備維持 (清掃・整備、 集会所管理など) 広報・調整 共通の「基本機能」と 独自の「魅力づくり」 ・最小限の安全・安心の維持 ・文化・伝統の継承 ・経済的な競争力の維持・向上
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雲南市の地域自主組織のすごさ ・「公民館」から「地域交流センター」へ ・「小規模多機能」自治 共益的な生涯学習施設から、自治の拠点へ
合併による「行政機能の集中・効率化」を補う「適地適作(策)」型の地域づくり 幼稚園放課後の預かり保育(海潮) 閉店された農協跡で産直市&100円喫茶(中野) 共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」 最小限の安全・安心をどう維持するか? 文化・伝統をどう残すか? 経済的な循環・競争力をどう維持するか?
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独居高齢者のための 厳冬期限定共同住宅「のくとい館」 (岐阜県高山市)
・全14室、各室に台所・浴室完備、月額2万2千円 朝夕食は食堂で ・旧・教職員住宅を活用(08年12月) ・市社協の提案+国交省「新たな公」補助金で実現! ・「まちなかに暮らす息子と同居しても、 知り合いがいないけど、ここだと一日が早い」
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分散が支えられず、孤立の急増 集落内 周辺・近隣 集落外(中心部) 通院 病院・ 介護 買物 商業 施設 商店 移動 販売 買物 補助 利用
行政 公民館 直営
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孤から共(協)へ、待・受から動・助へ 集落内 周辺・近隣 集落外(中心部) 通院 病院・ 介護 買物 商業 施設 商店 運営 & 利用 配達
往診・ ミニデイ 地域 センター 行政 移動 販売 指定管理
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地域の人口構成を年齢別に把握する 男 ●●●●●●● ●●●●●●●● ●●●●●● ●●●●● 90~ 80代 70代 60代 50代
40代 30代 20代 10代 ~10 女 ●●●●
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「若い人」の都合も考える! 子どもの行事と連動する! 料理好きな女性は活躍する! 「若い人」を巻き込むなら
早く決める、文句言わずまかせる 子どもの行事と連動する! スポ少、おけいこ、PTAとの連携 料理好きな女性は活躍する! 伝統料理の勉強会は、 地域の先輩との交流機会!
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行政は総働をどう促すか? (団体自治偏重から、住民自治充実へ)
地縁団体は「行事・活動→事業」 「役割・運営→経営」へ 行政は「要望を聞いて対応 →事業と組織の経営支援: 定量情報の提供+基盤の整備」 (→地域が自ら現状を理解して、 小規模多機能化を進める支援を)
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地域が「自治=経営」者として自ら現状を知り、 小規模多機能化を進めるために
まず行政がすべき準備 ⓪小規模多機能自治の必要性を 首長・議会・職員に徹底する ← 長期見通し(±10年)をつくる +地域状況を定量化・相対化する +先進地域から学ぶ ①小規模多機能自治を促す制度 ・施策をつくる (例:公民館→自治拠点) ②小規模多機能自治の必要性を 住民に伝え、取り組みを促す ③「自慢大会」や「円卓会議」で 状況や知恵の共有を促す ④次世代育成を促すために、 雇用者に働きかける 地域が自ら進めるべき取り組み ①地域状況を長期的・定量的・ 相対的に把握・共有する(知る) ②地域内外から学び続ける 地域の詳しい見通しをつくる (後期)高齢者率、独居世帯率 →買物、移動、見守り、配食、 清掃・雪下ろし、耕作放棄 など 生活必須ニーズの推移予測 ③行事・会議・組織を棚卸しする 地域の行事(小規模も含む)、 会議、組織をすべて書き出し、 労力(=時間)を可視化する ④多機能化の取り組みを進める ⑤組織づくりを進める
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うどんエキスポを 地域づくりに生かすために 3つの「限定」企画を!
・時間限定割引(17時以降限定): → せっかくのにぎわいを集客に! ・期間限定販売(2日間+α だけ): → その時期に一番おいしくなるものを ・期間限定公開(2日間+α だけ): → 混雑する時間帯に足を延ばしてもらう
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鹿角でもオンパクが始まった! 伝説の里・かづの体験博覧会「でんぱく」
・尾花沢鉱山のすべてを歩く・学ぶ ・湯宿めぐりと純喫茶でコーヒー ・一軒宿の秘湯とそば打ち体験 ・八幡平の山小屋宿泊体験 など、歩く・見る・食べる・温泉満載の計61プログラム(10/12~11/11)
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横浜型地域貢献企業支援事業(07年~) 地域と企業を信頼とネットワークで結ぶ! 地元ブランド販売 地域や社会を意識し、
地元ブランド販売 地域や社会を意識し、 4.雇用:女性活躍促進(よこはまグッド 地域貢献の視点を持って社会的事業に バランス賞)、出産育児 ・介護支援、 取り組み、 高齢者・障害者 地域とともに成長・発展をめざす。 5.環境:認証取得、地域活動、リサイクル 6.品質:認証取得、高齢者対応・健康配慮 ・「最上位」「上位」「標準」の3段階 【一般】 ・公共工事におけるインセンティブ発注 7.財務・業績:黒字、出納・帳簿作成分離 (認定企業であることが入札参加条件) 会計参与設置 ・低利融資資格認定+保証料3/4助成! 8.労働安全衛生:認証取得(OHSAS等)、 (金利2.1%以内、最長7年、2億円まで) 健康・労務相談窓口設置 CSRマネジメントシステム(PDCA)評価 9.消費者・顧客対応:顧客対応窓口設置 +地域性評価((1)項目+(2)地域性基準) 顧客対応教育・訓練制度 (1)取り組み項目評価 10.情報セキュリティ:PC・文書管理、 【必須】 Pマーク、顧客情報管理 1.コンプライアンス:法令遵守宣誓書、 (2)地域性基準評価(下記のいずれか) 納税証明書、許認可 1.地域志向性:特性・文化を重視した取組 【重要】 2.地域限定性:在住・所在限定の取組 2.地域社会貢献:ボランティア、文化事業、 3.地域性比率:対象者中在住者5割以上 地域への寄附 すでに200社以上! 3.地元活用・志向:業者選定(地元優先)、 →「横浜スタンダード推進協議会」
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