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固体→液体 液体→固体 ヒント P131  クラペイロンの式 左辺の微分式を有限値で近似すると?

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1 固体→液体 液体→固体 ヒント P131  クラペイロンの式 左辺の微分式を有限値で近似すると? エントロピー (S)とエンタルピー(H)の関係は?

2 解答例 4・2a クラペイロンの式 Δp ΔtrsS は ------- = ---------- と近似できる。 ΔT ΔtrsV
は    =   と近似できる。   ΔT   ΔtrsV ここで、 Δp = (100 [atm] – 1 [atm])×1.013×105 [Pa/atm] = ×107 [Pa]      ΔT = [K] – [K] = 0.51 [K] ΔtrsV = (163.3 [cm3 mol-1] – [cm3 mol-1] ) = 2.3 [cm3 mol-1] ×10-6 [m3/cm3] = 2.3 ×10-6 [m3 mol-1] よって、融解エントロピー Δp × ΔtrsV ×107 [Pa]× 2.3 ×10-6 [m3 mol-1] ΔtrsS = = ΔT [K] = = 45 [J mol-1 K-1]   ( [[J mol-1 K-1]) ΔtrsH = T ΔtrsS = [K] × 45.2 [J mol-1 K-1] 6 = 15.8×103 [J mol-1]= 16 [kJ mol-1] (+16 [kJ mol-1])

3 解答例 4・5a この問題は4・2a と類似であるが、変化の方向は逆である。 4・2aと同様にクラペイロン式は
     Δp ΔtrsS Δp ΔtrsV T Δp ΔtrsV      =  より、 ΔT = = と近似できる。   ΔT   ΔtrsV ΔtrsS ΔtrsH ここで、 Δp = (1000 [atm] – 1 [atm])×1.013×105 [Pa/atm] = ×108 [Pa]      T = = [K] (1 [atm]での凝固点) ρm = M / Vm (ρ:密度、M:モル質量、Vm:モル体積)であるから、     ベンゼンの液体のモル体積は、        M   (12.01× ×6) [g mol-1]      Vm,l = = = 8.887×10-5 [m3 mol-1] ρl [g cm-3] ×106 [cm3 m-3] 78.12 同様に固体のモル体積は、  Vm,s = = 8.767×10-5 [m3 mol-1] 8.91×105     よって凝固に伴う体積変化は ΔtrsV = (8.767-8.887)×10-5                      = ー1.20×10-6 [m3 mol-1]

4 また、凝固に伴うエンタルピー変化は融解エンタルピーの符号を変えた
ものであるから、    ΔtrsH = -10.59 [kJ mol-1] = -1.059×104 [J mol-1] 以上により、      T Δp ΔtrsV × ( ×108 )×(-1.20×10-6)    ΔT = =      ΔtrsH       - 1.059×104 20            = = 3.20 [K] したがって、1000 [atm]における凝固点は、 T + ΔT = = 8.7 [℃] (8.7 [℃])

5 ヒント P132  クラウジウスークラペイロンの式 この微分方程式を積分形で表すと? 通常沸点とは、圧力がどうなる温度か?

6 解答例 4・3 a クラウジウスークラペイロンの式 を変数分離すると、 ΔvapH d T
d ln p = ・ R T2 両辺を積分して ΔvapH ln p = C -  (C:積分定数)   ① R T この式が問題文の式と一致するので、 = ΔvapH / R よって、 ΔvapH = [K]× [J mol-1 K-1] = ×105 [J mol-1] = [kJ mol-1] ( [kJ mol-1]) 解答例

7 d ln p という表記について d 〇〇 は ○○ の微小変化を表し、〇〇は変数や関数である。
○○が関数 f(x) であるとき d f(x) は、 f(x) の微小変化を表すので、 y = f(x) とおくと、dy = d f(x) = f’(x) dx となる。 (合成関数の微分) ここで、f(x) = ln x であるとき、 d f(x) = d ln x = (ln x)’ dx = (1/x) dx となる。 よって、 d ln p = dp / p であり、このような表記がしばしば用いられる。 また、積分すれば両辺いずれも、 ln p (+ 積分定数)となる。

8 解答例 4・4 a (a) 前問 4・3 a より、 ΔvapH ln p = C - ------------ (C:積分定数) ①
R T logep ln p ここで、 log p = log10 p = =  より、 loge ①式と問題文の式から、 1780 = ΔvapH / (2.303×R) よって、 ΔvapH = 1780 [K]× 2.303× [J mol-1 K-1] = ×105 [J mol-1] = [kJ mol-1] (34.08 [kJ mol-1]) 通常沸点とは、蒸気圧が 1 [atm] (= 760 [Torr])となる温度であるので、 log 760 = - 1780 / T より、 T = = [K] (350.5 [K])

9 ヒント H2OのΔvapH P50 Table 2.3 H ≡ U + pV 定圧過程での変化は?

10 解答例 4・10a H2Oの蒸発エンタルピーは、P50, Table 2.3より、 ΔvapH = 40.656 [kJ mol-1]
エンタルピーは H ≡ U + pV と定義され、 その変化量は、 ΔH = ΔU + Δ(pV) = ΔU + pΔV + VΔp  となり、 一定の圧力下では Δp = 0であるため、膨張による寄与は、 pΔV となる。 ここで、気体のモル体積は液体のモル体積と比べて著しく大きいことから、   ΔVm = Vm,g – Vm,l ≈ Vm,g  と近似できる。 水蒸気が完全気体であると仮定すると p ΔVm = pVm,g = R T となる。 したがって蒸発エンタルピーのうち膨張に使われる割合は、 R T [J mol-1 K-1] × [K] = ×100 = = [%] ΔvapH ×103 [J mol-1] (7.6%)


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