東北大学の学部入試 東北大学入試センター ( 情報科学研究科 ) 安藤 朝夫
平成 11 年 4 月:東北大学アドミッションセンター設立( AO 入試のみを所管 ) 平成 16 年 10 月:高等教育開発推進センター設置に伴い,その内部組織とし て 入試センターに改組 ( 全学部入試・大学院入試を統括 する業務組 織で,教員組織である入試開発室と事務組織である 教育・学生 支援部・入試課で構成 ) ;現在は旧半導体研究所に入 居 入試セン ターの位置 づけ 2
3 アドミッションポリシー 求める学生像: 研究中心大学としての本学の理念に共感 21 世紀の人間社会の課題の解決に研究者 として貢献 をしようとする志,あるいは 豊かな学識とリーダーシップを備える高 度な職業人 として社会発展に貢献しよう とする志 これを実現する意志と学問への好奇心 その基礎となる優れた学力 ⇒学部ごと,選抜区分ごとに要件を明 記
経年変化 4
各学部の選抜区分構成 5
国立 7 大学・選抜区分別募集定 員 6
AO・推薦入試の区分定員 区分 条件等 AO入試 推薦 入試 センター試験 を利用しない AOⅡ&推薦 現役限定現役限定 文学部 10 理学部 44 工学部 104 農学部 15 センター試験 を利用する AOⅢ 現役限定現役限定 教育 学部 10 法学部 20 医学部 医学科 15 歯学部 10 過年度可過年度可 経済 学部 40 医学部 保健学 科 25 薬学部 15 工学部 115 農学部 10 7
平成 23 年度からの特別入試 科学オリンピッ ク入試 ( 理・工 ) 新たに,国際科学オリンピック日本代表 最終選考等の参加者を対象とした入試を 実施 試験方法:筆記試験・小論文試験・面接 試験 募集人員:若干人 国際学士コース 入試 ( 理・工・ 農 ) 新たに「グローバル 30 」構想に基づく英 語履修コースのための入試を実施 対象者:日本国籍 ( 永住資格 ) を有しない 者 理 ( 先端物質科学コース ) ,工 ( 国際機械工 学コース ) ,農 ( 国際海洋生物科学コース ) 限定 募集人員:若干人 8
平成 23 年度入試カレンダー 11 月 20 ・ 21 日 AO Ⅰ期 ( 工:高卒社会人 ) AO Ⅱ期 推薦入試(農) 科学オリンピック入試 ( 理・工 ) 1 月 15 ・ 16 日大学入試センター試験 2月7・8日2月7・8日 AO Ⅲ期 帰国生徒入試 ( 工 ) 2 月 11 日私費留学生入試 2 月 25 ・ 26 日一般選抜前期日程 3 月 12 日一般選抜後期日程 3 月中旬 国際学士コース入試 ( 理・工・農 ) 8月2日8月2日 AO Ⅳ期(工: 10 月入学帰国生徒 ) 9
平成 22 年度入試実施状況 10
平成 22 年度入試実施状況 11 合計(一般選抜 + AO入試 + 推薦その他の特別選抜) 入学年度平成 20 年度平成 21 年度平成 22 年度 a. 募集人員 2,3632,3732,382 b. 受験者数 6,6796,6896,753 c. 合格者数 2,5902,6442,639 d. 倍率 (b/c) e. 入学者数 2,4782,5092,524 f. 辞退者 c-e
入学者の出身地域分布 12
13 国立 7 大学入学者の出身地域分布
国立 7 大学の県別第 1 選択 国立 7 大学の県別第 1 選択 ( 平成 21 年 ) 北海道大学: 東北大学: 東京大学 : 名古屋大学 : 京都大学 : 大阪大学 : 九州大学:
東北大学の入試広報活動 入試説明会 ( 高校教員対象 ) 全国 17 都市 ( 札幌・青森・盛岡・仙台・秋田・水 戸・宇都宮・高崎・東京・新潟・金沢・長野・静 岡・名古屋・大阪・岡山・広島 ) 進学説明会 ( 高校生・父兄対象 ) 東京 大阪 ( 九大・筑波大と共催 ) 札幌 ( 本年から;筑波大と共催 ) オープンキャンパス 7 月最後の水・木曜 青葉山・川内・星陵・雨宮キャンパス 「東北大学案内」 15
16
川内 青葉山 星陵+雨宮 オープンキャンパス参加者数の変遷
高校からの評価(総合評価) 2011 年版 「大学ランキング」 朝日新聞出版, P.39 6 年連続 日本一 !!! 頑張っている 東北地方の大学 18
高校からの評価(進学して伸びた) 2011 年版 「大学ランキング」 朝日新聞出版, P.44 4 年連続 日本一 !!! 19
東北大学の研究・教育環境 科学研究費補助金 – 研究実績と研究計画 の審査により獲得す る研究資金 – 科学研究費補助金 額・件数は大阪大学 と常に 3 位争い ・恵まれた少人数教 育 – 教員1人当たりの学 生・院生数は 6.3 名
研究志向の進路 21 理系の 8 割は 大学院進学!
大学の基盤は人材 Applicant Pool の拡大 ( より Selective に ) Diversity の確保 ( 多様な入学経路 ) 選抜効率の向上 ( 作題技術とシグナリン グ) 入試業務の効率化とミスの防止 国際化時代の人材育成 (留学生教育へのシフト ?← 国のあり方 ) 22 萩友会員の皆様の更なるご理解とご支援 を !