1 最終発表 模擬授業について 2205/11/17 知識情報工学専攻 修士 1 年 平野幸児
2 模擬授業の内容 個人情報の取り扱いについて 個人情報の定義 個人情報が悪用されると トラブル事例 A くんの場合 個人情報を漏らさないためには 理解度テスト
3 模擬授業の目標 ( 1/2 ) 情報Cの「情報社会に参画する態度」を上手 く教えるにはどうしたらいいのか? という 疑問の解消 情報 A や情報 B については、高専時代の「プログラ ミング」等の授業でだいたい検討はつく “ 将来、自分の子どもに親としてどういった情報教 育を行えばいいのか ” の訓練にもなる
4 模擬授業の目標 ( 2/2 ) 中高生の運営するブログで、個人情報だだ 漏れの “ 脇の甘い ” 危なっかしいものが結構 ある 最近、「ブログなどで “ やんちゃな言動 ” を して祭られる人」が目立ってきた 参考リンク:ブログで自滅する人々 * 1ブログで自滅する人々 ネット上での下手な振る舞いをすると、「祭 られる」ことになりかねない ↓ 「インターネットは基本的にパブリックな場であ り世界中から見られているので、よく考えから発 言しよう」ということをしっかり教えておくべき * 1
5 模擬授業の反省点 時間配分 具体的なトラブル事例の不足 理解度テストの内容 道徳教育との違い
6 時間配分の失敗 想定したより早くしゃべり終えてしまった スライド 1 枚あたり 1 ~ 2 分のペースでしゃべろ うと思っていたが、緊張してかなり早口になっ てしまった 丁寧に説明しゆっくりと語るべき スライドの枚数が少なかった トラブル事例などの具体的な説明をもっと入れ るべきだった
7 具体例の不足 抽象的な概念だけでなく具体的なトラブル 事例をもっと語るべきだった 個人情報が悪用された例 フィッシング詐欺などの個人情報を取得する 手口について 「他人の個人情報を漏らしてはいけない」 という情報発信者の責任を問うトラブル事 例が抜けていた
8 理解度テスト 「~のことがある」、「~した方がよい」 などの曖昧な問題は避けるべきだった 生徒に深くツッコまれたときの答えを準備し ていなかった 教師側がしっかりとした答えを準備できない ものを出題しない 「信頼できるサイト」の基準を授業で説明 しないのに、それを出題してしまった
9 道徳教育との違い “ 情報 ” から一歩離れた単なる「道徳の時 間」にならないように注意する たんに「~くんが悪い」、「~という行動は よくないからやめよう」という道徳学習とは 違う 「なぜ~がよくないのか」、「~のしくみは どうなっているのか」を正確に理解させるこ とが必要