D GROUP PRESENTATION (Thu)
第 1 章 現状は?
支出額 出所:『出典:総務省「家計調査年報』
書籍・雑誌の販売部数 (億 冊) (年 ) 出所:『白書出版産業 2010 』
% 年 出所:出版科学研究所『 2010 出版指標年 表』
※『 2011 出版物販売額の実態』
主要出版会社の 売上高( 2010 年)の前年比 7.7%7.9%2.1% 出版業界の危機
出版社の儲けのしくみ 出版社 著者 印税 原稿 写真 支払 カメラマ ン デザイン会社 編集 プロダクショ ン 編集 支払
電子書籍端末 アップル 「 i Pad 2 」 Amazon 「 Kindle DX 」 SHARP 「 GALAPAGO S 」 SONY 「 Reader 」
電子書籍の市場 拡 大 ( 出所 ) 株式会社インプレス R&D
メリット コスト削減 在庫切れがな い 持ち運びが楽 いつでも 購入可能 デメリット 流通制度の崩壊 著者が独自に電子出版 読者に抵抗感がある
取り次 ぎ会社 通常
電子書籍の場合 著者 読者 電子取次 (amazon, sony など )
2-1 出版業界の構造的問題 2-2 外的要因 第 2 章 「電子書籍元年」は嘘?
再販売価格維持制度 委託販売制度
再販売価格維持制度 委託販売制度
29.2% 19.2% 36.2% 40.6% 本 雑誌
新刊発行点数 6.6% 5%5% 2.6% 3.5% 出版系300社 の 経常利益率
第 3 章 提言
提言 「出版業界は電子書籍の本格導入を視野 に入れて、変革を推し進めるべき」 「電子書籍は普及させるべき。 “ 文字文 化 ” を高める大きな可能性を秘めている」
1 つ目の提言 1. 宣伝目的の普及にとどめず、コンテンツの 充実 を最優先に。 → ユーザーの確保 2. Amazon や Apple に電子書籍市場の土壌は 作ってもらう。(権利配分など)
(今までの電子書籍は・・・) 宣伝効果 での使用が多かった。 → 実際効果あり(「 Free 」は 10,000 冊を無料で配布し たところその後に 1,000,000 冊売れた)
(コンテンツが不十分) Sony ( Reader ): 冊 (書籍+コミック) ( 9 月末現在)
(一方、 Amazon は … ) 約 950,000 冊 でアメリカにおいて紙を凌駕 コンテンツ不足がユーザーを躊躇させている
( Amazon の要求に関して)
(なじみ深い、この画面)
提言 「出版業界は電子書籍の本格導入を視野 に入れて、変革を推し進めるべき」 「電子書籍は普及させるべき。 “ 文字文 化 ” を高める大きな可能性を秘めている」
( 2 つ目に関して) 1. 出版業界の競争促進。 2. インターネットでの 活字との差別化。
(活性化の可能性) 小学館 世界文化 社 中央 公論 新社 三笠 書房 岩波書店 秋田 書店 主婦 の友 社 集英社 朝日新聞 出版 マガ ジン ハウ ス 白泉 社 光文社 幻冬 舎 挟桑 社 角川 HD 文藝 春秋 ぎょ うせ い 講談 社 宝島 社 新潮 社 And so on …
(良質な活字の再興へ) 出版業界は「活字文化」を守る 「血のゲートキーパー」 出版業界の活性化は 「活字文化」の維持につなが る。
(最後に・・・) 出版業界は 「ゼロから」 活字文化 と向き合うべきなのでは?
(「読書」は廃れない) 「ニコニコ動画」の電子書籍部門参入 「読書メーター」の流行 新たな動きは始まっている。 出版業界よ、変革せよ。
参考文献・ URL 業界動向リサーチ 歌田明弘『電子書籍の時代は本当に来るのか』ちくま新 書、 2010 年 山田 順 『出版大崩壊 電子書籍の罠』文春新書、 2011 年 佐々木俊尚『電子書籍の衝撃 本はいかに崩壊し、いかに 復活するか?』ディスカバー・トゥエンティワン、 2010 年 インプレス R&D eBook USER ml アマゾンの条件は、本当に出版社に酷なのか?