MR1004 めい
食品業界とは 食品業界の全体像 食品事業に必要な機能 国内市場の現状 食品業界の今後の戦略 まとめ 参考文献 2
食物を生産し、集める・加工するという形で 付加価値をつけ、最終的には消費者に販売す るまでにかかわる一連の業種・業態のこと。 一連の流れの一部を担当している企業が多い が、始点から終点までの全体のネットワーク を持つ企業もある。 [1] 3
農林業 水産業 鉱業等 第一 次産 業 原料系 メーカー 加工系 メーカー 資材・機 械メー カー 第二 次産 業 小売業 外食産 業 第三次 産業 物流 原料や製品などの物資を適切に運ぶ。量、温度、 荷姿などの状態、納品時間を守ることが重要。 [1] 4
市場の把握 ・商品を買ってもら おうとする相手はど のような人か(年齢、 性別、居住地、職業、 趣味、嗜好など) 質・量の確保 ・必要な原材料 を適切な品質・ 状態でそろえる。 ・原材料流通の 情報と購買のた めの信用力 独自の技術 ・他社にはでき ないものを作る ・自社ならでは の加工技術 [1] 5
国民 1 人 1 日当たりのカロリー摂取量は 1971 年 の 2287kcal 、砂糖・甘味料類の摂取量は 1969 年の 20.7g がピークで以降、年々下がり続けて いる。 また、日本は比較的に所得格差が少ない国な ので低価格を売りにしている小売業は大きく 成長しない。 安く、たくさん食べたいニーズは少なく、価値 のあるものを楽しみたいというニーズが厚い。 [1] [4] 6
日本は出生率が低下し、人口は減少。超高齢 化社会に向かっていため、国内市場は縮小し ている。 また、 1 世帯当たりの人数が減少してきている。 少人数の家族や単身世帯でも使いやすい商品設 計にする必要がある。 Ex) キャベツなどは 4 分の 1 カットにして販売、 カレーなどのルーの包装は全体を 2 分の 1 に分 割したトレーにする。 [1] 7
日本は総人口に占める 65 歳以上の人口が 22.7% を 超える超高齢化社会に突入した。高齢者のニーズ に対応することが求められている。 Ex) 持ちやすいパッケージや各種の表示は視力が弱 い人などでもわかりやすくすること。 コンビニでは店の構造と商品の種類を変化させて いる。またスーパーの商品宅配サービスなど。 [1] [2] [3] 8
海外市場の開拓 日本の食品は海外にも市場があり、特に中国 などのアジア諸国を中心に食文化・健康・安 全面で人気を集めている。 輸出や現地販売などでこうしたイメージを裏 切らないようにすること。 [1] [2] [3] 9
国内市場への対応 正統性・珍しさ 著名人が推奨するもの、著名料理人監修のもの、数量 が限られるものなど、味や栄養価以外の訴求点が必要。 健康 ダイエットやアンチエイジングなど、健康や美容によ い効果がある食品を探して食べたいというニーズに対 応すること。 安全・安心 体に害があるものは避けたい、また企業に完璧を求め る風潮が強まる。 環境 食品そのもの、容器包装、製造方法、輸送方法が環境 負荷の少ないものであること。 [1] [2] [3] 10
少子高齢化がすすみ、食品業界の国内市場は 飽和化しているので海外に新たな市場を求め ることは必要だ。 しかし、これからますます増えていく高齢者 のニーズや消費者の多様化している要求に今 以上に対応し、国内市場を発展させていくべ きだ。 11
[1] 斎藤訓之 (2013) 「食品業界のしくみ」、ナ ツメ社 [2] 業界動向 SEACH.com search.com/3-syokuhin.htmhttp://gyokai- search.com/3-syokuhin.htm [3] 食品産業新聞社 [4] 厚生労働省「国民健康・栄養調査」 ou_eiyou_chousa.html ou_eiyou_chousa.html すべて閲覧日 2013 年 9 月 11 日 12