電子制御設計製図Ⅰ 第二回 担当教員: 北川輝彦 2013 年 4 月 17 日. 自己紹介(北川) 岐阜高専・電子制御工学科を卒業( 2001 年) 岐阜高専・専攻科を修了( 2003 年) 岐阜大学大学院医学研究科 博士前期課程修了( 2005 年) 現在、博士後期課程にて博士号を取得途中 専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関係)

Slides:



Advertisements
Similar presentations
地図の重ね合わせに伴う 位相関係の矛盾訂正手法 萬上 裕 † 阿部光敏* 高倉弘喜 † 上林彌彦 ‡ 京都大学工学研究科 † 京都大学工学部 * 京都大学情報学研究科 ‡
Advertisements

Computer graphics 入門 VRML を使用したCG. 2 1.1 Computer の歴史 (1)自動計算システム ブール代数(1854年)+2進法 +スイッチ回路 ⇒ 1940年後半 (2)プログラム内臓式 computer (現在の もの) 集合論(1895年、カントール)+ ラッセルのパラドックス+ヒルベルトの.
電子制御設計製図Ⅰ 第一回 担当教員: 北川輝彦 2015 年 4 月 7 日. 電子制御工学の概要 コンピュータ 自動車 航空・宇宙 医療機器 情報 / 通信 ネットワーク ロボット 電子機器 電気 知能化システム 環境機器 電子 機械 情報 制御 計測 実験・実習.
情報技術基礎 論理素子による進歩. 計算機の歴史 計算機の歴史 1649 パスカル 歯車式加減算機 1839 バベッジ 階差機関 1890 ホレリス パンチカードシス テム ※歯車式の計算機は 1960 年(昭和30年)代ま で 便利な計算機として実際に使われてい た.
製図の知識 2013 年 7 月 18 日(金) Ⅲ限 電子制御設計製図Ⅰ. ( a )図面の大きさ A0~A4 の 4 種類 (b) 横方向 X と縦方向 Y の比率 横置きとし, X:Y= :1 とする. 図面の大きさ A1 A2 A3 A4 用紙の大き さの呼び 用紙の大きさ A01189×841.
身の回りの IT 情報科教育法 後期 10 回 2004/12/18 太田 剛. 目次 1. 最終提出の確認 2. ルータの説明 ( 先週の続き ) 3. 身の回りの IT 1/8 の授業は情報科教員の試験対策です。
3. 写真・ CAD 図面について. 2 成果品のファイル形式 委託業務 ファイル形式 管理ファイル業務管理ファイル XML 各フォルダ管理ファイル XML 成果品文書ファイル等オリジナル形式 doc ・ jtd ・ xls 等 pdf 形式 pdf 図面ファイルオリジナル形式 dxf ・ dwg.
コンピュータの基本 情報機器工学 2015年4月13日 Ⅳ限目.
FPGA 株式会社アプライド・マーケティング 大越 章司
SolidWorks addin SheetWorks for Unfold
2014年4月11日 電子制御設計製図Ⅰ 第二回 担当教員: 北川輝彦.
画像処理工学 2012年2月2日 担当教員 北川 輝彦.
11章 ボリュームレンダリングを学ぶ 本来は目に見えない内部情報をレンダリングし可視化する技術
3DCG技法についての 調査報告 ○○県立○○高等学校 1年は組 グループ0.
電子回路設計 電子制御設計製図Ⅰ  2009年11月17日 Ⅳ限目.
2010年4月13日 電子制御設計製図Ⅰ 第一回 担当教員: 北川輝彦.
5.電子成果品のチェック方法について.
平成23年8月 情報学群 岡田 守 このスライドは, 前川佳徳編著による「コンピュータグラフィックス」(オーム社)を基に作成されている.
米山研究室紹介 -システム制御工学研究室-
地理情報システム論 第3回 コンピュータシステムおける データ表現(1)
第2章 ソフトウェアの基礎知識 電子制御設計製図Ⅰ    2010年5月11日 Ⅲ限目.
CADの概要2 電子制御設計製図Ⅰ 2009年4月14日 Ⅲ限目.
第2章 ソフトウェアの基礎知識.
画像工学 2011年10月6日 担当教員 北川 輝彦.
高山建志 五十嵐健夫 テクスチャ合成の新たな応用と展開 k 情報処理 vol.53 No.6 June 2012 pp
データ分析基礎c(2012年以降入学) 情報編集基礎c(2011年以前入学)
2015年4月14日 電子制御設計製図Ⅰ 第二回 担当教員: 北川輝彦.
プロジェクト研究 中間発表 マイコンによる    蛍光灯の自動点灯回路の製作 T22R004 中島 章良 
加工技術スクールを開講します 平成28年度 航空宇宙産業集積推進事業 人材育成研修 3次元CAD実習 主催:福島県 委託先:福島大学
コンピュータ リテラシー 担当教官  河中.
塑性加工の有限要素シミュレーション 豊橋技術科学大学  森 謙一郎 有限要素法の基礎 鍛造,押出し,深絞り加工への応用.
情報機器工学 まとめ
高度情報演習1C 実践 画像処理プログラミング
GISとは・・・ データ処理演習(笹谷担当).
平成30年度 ポリテクセンター岩手 電気・電子系
画像工学 2012年10月3日 担当教員 北川 輝彦.
電子回路設計 電子制御設計製図Ⅰ  2010年11月30日 Ⅲ限目.
コンピューターの歴史 1E16M048 圓谷 英一 1E16M050 徳弘 徹也 1E16M051 戸張 将義 1E16M052 飛田 優輝
序章 第2節 教育機器とコンピュータ 1 パーソナルコンピュータ
2011年4月21日 電子制御設計製図Ⅰ 第二回 担当教員: 北川輝彦.
Bottom-UpとTop-Down アプローチの統合による 単眼画像からの人体3次元姿勢推定
序章 第2節 教育機器とコンピュータ 1 パーソナルコンピュータ
「グローバルものづくり」 を加速させる ISID の “JT 活用” ソリューション群
2011年4月14日 電子制御設計製図Ⅰ 第一回 担当教員: 北川輝彦.
2014年4月4日 電子制御設計製図Ⅰ 第一回 担当教員: 北川輝彦.
情報コミュニケーション入門b 第7回 Part1 情報処理とコンピュータ
情報コミュニケーション入門e 第3回 Part1 [講義]情報処理とコンピュータ
米山研究室紹介 -システム制御工学研究室-
CADの概要2 電子制御設計製図Ⅰ 2010年4月20日 Ⅲ限目.
画像処理工学 2013年1月23日 担当教員 北川 輝彦.
コンピュータの歴史 ~1945年からの実用過程~ メンバー:秋田梨紗 (1E16M001-1) 梅山桃香 (1E16M010-2)
Computer Graphics 第10回 レンダリング(4) マッピング
No.3 No3.電子筐体製品 コメント 使用機能 一覧 従来課題 課題解決策 3D IGESを利用した IGES 「IGES読込み設定」
基礎製図Ⅱ 機械工学とは 「ものを作る」 「機械を作る」.
ディジタル回路の設計と CADによるシステム設計
第2章 ソフトウェアの基礎知識 電子制御設計製図Ⅰ    2010年5月19日 Ⅱ限目.
3. 論理ゲート の 実現 五島 正裕.
コンピューターの歴史 発表者 髙橋 一希 竹原 仰 山崎 翼 芳賀沼 舜 1E17M E17M E17M073ー8
ディジタル信号処理 Digital Signal Processing
2009年4月7日 電子制御設計製図Ⅰ 第一回 担当教員: 北川輝彦.
背景 課題 目的 手法 作業 期待 成果 有限体積法による汎用CFDにおける 流体構造連成解析ソルバーの計算効率の検証
金属加工学 “材料に形を与える” 材料プロセス工学専攻 材料加工工学講座 湯川伸樹.
第2章 空間データの取得と作成 7.空間データの品質
地理情報システム論(総)/ 国民経済計算論(商)
ガイダンス 電子計算機 電気工学科 山本昌志 1E
地理情報システム論(総)/ 国民経済計算論(商)
地理情報システム論 第4回 コンピュータシステムおける データ表現(2)
コンピュータの五大要素 入力装置 データ(プログラム)を取り込む 出力装置 処理結果のデータを外部に取り出す
情報コミュニケーション入門e 第3回 Part1 [講義]情報処理とコンピュータ
第5回 斜投影と等角投影 ★立体図を作図する! ★三面図から立体の形状を読みとる。.
Presentation transcript:

電子制御設計製図Ⅰ 第二回 担当教員: 北川輝彦 2013 年 4 月 17 日

自己紹介(北川) 岐阜高専・電子制御工学科を卒業( 2001 年) 岐阜高専・専攻科を修了( 2003 年) 岐阜大学大学院医学研究科 博士前期課程修了( 2005 年) 現在、博士後期課程にて博士号を取得途中 専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関係) 5 号館 3 階 西から 2 番目 北川 ( 輝 ) の表札 2008 年 4 月から本校に勤務 趣味:岩石、鉱物、化石採集

専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関 係) X 線 CT 装置 非造影 X 線 CT 画像 (1 症例で約 1000 枚の画像 ) 読影医 (X 線 CT 画像や MR 画像などの医療画像から病 変部の発見、診断をする専門医 ) への負担が増大し、 疾患部の見落としや誤診の原因に。 三次元 CAD( 計算機支援診断 ) システムの開発

専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関 係) 非造影 X 線 CT 画像 (1 症例で約 1000 枚の画像 ) 非造影 X 線 CT 画像における肝臓領域を担当。 肝臓領域を自動抽出する手法の開発 (2006 年 ) 。 自動抽出された 肝臓領域 ( 緑色 ) 自動抽出された 肝臓領域 (3 次元 )

専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関 係) 非造影 X 線 CT 画像における肝臓領域を担当。 肝臓領域を自動抽出する手法の開発 (2006 年 ) 。 肝臓内血管領域の自動抽出、分類手法を開発 (2008 年 ) 。 血管強調 MIP 画像 (coronal) 自動抽出された 肝臓領域 (3 次元 ) 血管強調画像 (axial) 原画像 (axial)

専門:画像認識関係(医療画像ソフトウェア関 係) 肝臓内に発生する病気の発見、診断システムの開発 血管強調 MIP 画像 (coronal) 自動抽出された 肝臓領域 (3 次元 ) 血管強調画像 (axial) 原画像 (axial) 脂肪肝,肝のう胞,肝炎,肝硬変,肝細胞癌など

電子制御工学の概要 コンピュータ 自動車 航空・宇宙 医療機器 情報 / 通信 ネットワーク ロボット 電子機器 電気 知能化システム 環境機器 電子 機械 情報 制御 計測 実験・実習

ロボットで例える電子制御工 学 設計 電子制御設計製図 動作 ロボット工学,機械運動学 材料力学,電気回路,電子回路 ディジタル回路 神経 計測工学,電子デバイス,ディジタル回 路 頭脳 制御工学,情報処理,電子計算機 ディジタル回路,情報処理(アルゴリズ ム)

電子制御設計製図(シラバス)につ いて 授業の目標と期待される効果 図面を作図するだけに留まらず,CADシステムを利用 することを通じて情報機器の基礎知識を習得し,さらに機 械工学と電気工学にまたがる幅広い分野の知識を駆使した デザイン能力の育成を目的としている 1)機械製図に関する規格を理解する 2)製図技法を理解する 3)情報機器について理解する 4)電気回路の作図力を身につける 5)論理回路の作図力を身につける 6)CADソフトの利用方法を習得する

3 次元形状モデルの種類 次元 CAD の基礎知識 P.5 ~ ワイヤーフレームモデル サーフェスモデル ソリッドモデル

ワイヤーフレームモデル 3 次元形状モデルの種類 3 次元形状を点と線で表現したモデル データ容量:小 処理速度:速い

サーフェスモデル 3 次元形状モデルの種類 3 次元形状を面で表現したモデル データ容量:中 処理速度:中

サーフェスモデル 3 次元形状モデルの種類 3 次元形状を面で表現したモデル データ容量:中 処理速度:中 中身:空

ソリッドモデル 3 次元形状モデルの種類 3 次元形状を中身の詰まった 立体で表現したモデル データ容量:大 処理速度:遅い

ソリッドモデル 3 次元形状モデルの種類 3 次元形状を中身の詰まった 立体で表現したモデル データ容量:大 処理速度:遅い 中身:実体

境界表現 (B-REP) 方式、 CSG 方式の 2 種類 3 次元形状モデルを表す方法 B-REP (Boundary Representation) 方式 サーフェスモデルに面の向きを加えたモデル CSG (Constructive Solid Geometry) 方式 プリミティブ ( 要素 ) を組み合わせたモデル

境界表現 (B-REP) 方式 サーフェスモデルに面の向きを加えたモデ ル 3 次元形状モデルを表す方法 面を構成する各稜線に方向を持たせ、 矢印が時計回りに見える面方向に実体

境界表現 (B-REP) 方式 3 次元形状モデルを表す方法 面を構成する各稜線に方向を持たせ、 矢印が時計回りに見える面方向に実体 ① ② ③ ⑤ ④ ⑥

境界表現 (B-REP) 方式 3 次元形状モデルを表す方法 面を構成する各稜線に方向を持たせ、 矢印が時計回りに見える面方向に実体 ① ② ③ ⑤ ④ ⑥ ①⑤④

C SG方式 プリミティブ ( 要素 ) を組み合わせたモデル 3 次元形状モデルを表す方法 プリミティブ

CGS 方式 プリミティブ ( 要素 ) を組み合わせたモデル 3 次元形状モデルを表す方法 プリミティブの集合演算 ( 和・差・積 ) を行う +

基本形状 ( プリミティブ ) 3 次元 CAD のモデリング手法 掃引法 立体の集合演算 ( ブーリエ演算 )

陰線消去・陰面消去 3 次元 CAD の CG 技法 モデルの前後関係で隠れた線や面を探し出し、 表示上から消去し、よりリアルな表示に描画 陰線消去前 陰線消去画像

シェーディング 3 次元 CAD の CG 技法 光源の位置や面の傾きなどをもとにして, 3 次元モデルに明るさや色を与える CG 技法。 フラットシェーディング (flat shading) グローシェーディング (gouraud shading) ラジオシティ法 (radiosity)

テクスチャマッピング 3 次元 CAD の CG 技法 モデルに製品の表面の素材を貼り付ける手法 周囲の環境を映りこむ金属表面や凹凸の表現も可能 バンプマッピング (bump mapping) 環境マッピング

1.3 業務の中での CAD システ ム P.9 ~  PLM (Product Lifecycle Management) 製品の企画、設計、開発、製造、メンテナンス、 製造停止までの一連の製品ライフサイクルを管 理するシステム リードタイム * の短縮が目的 * 商品やサービス、資材などを発注してから納品されるまでに要する時間のこと。 製造業であれば加工を行っている時間だけではなく、 非加工時間(待ち時間や運搬時間)を加えたものをいう。通常は日数で表す。

業務の中での CAD システム 2 次元 CAD と3次元 CAD を用いた仕事の流れの 違い 2 次元 CAD 出力は部品図や組立図。構想設計の結果検討図 を作成、試作や解析評価をクリアした後に部品図 や組立図を作成し、試作や解析評価を行う。 構想設計検討図 試作 / 解析 詳細設計 部品図 / 組立図 試作 / 解析

業務の中での CAD システム 2 次元 CAD と3次元 CAD を用いた仕事の流れの 違い 3 次元 CAD 出力は 3 次元モデル。試作・解析用のデータを作 り直す必要が無く、作業の効率化を図れる。 構想設計試作 / 解析詳細設計試作 / 解析

CAD 関連システムの種類  効率的に製品の企画と設計を行うことが目的  CAM ( Computer Aided Manufacturing ) 生産に必要な情報を数値データ化し,この数値デー タを元に対象物を生産する設計・生産システム  CAE ( Computer Aided Engineering ) CAD の過程でシミュレーションや技術解析などの工 学的な検討を行うこと  PDM ( Product Data Management ) CAD データを中心にして,製造に必要な部材の仕入 れから設計,製造,物流までを統合したシステム

CAD 関連システムの種類  効率的に製品の企画と設計を行うことが目的  DMU ( Digital Mock UP ) 3 次元データを用いた、メカニックな動きを含む試作検 証  CG ( Computer Graphics ) 3 次元データに実物に近い表現を付加

1.4 データ形式 P.11 ~ CAD システムは入力した図形を正確に再現した り,拡大,縮小による誤差をなくしたりするため, 入力図形の座標値や図形に応じた属性を持つベク トルデータを用いている. 一方,ペイントソフトなどでは,画像として扱 うイメージデータ(ラスタデータ)で図形をドッ トの集まりで持つため,拡大した場合には図形品 質などが劣化する.

ラスタデータとベクトルデータ ベクトルデータ ラ スタデータ

ラスタデータとベクトルデータ ベクトルデータ ラ スタデータ

中間フォーマット,中間ファ イル 中間フォーマット: 異なる CAD システム間でデータ交換を行うことを目的とし た, 統一規格のデータ形式のフォーマット 中間ファイル: 中間フォーマットで出力したファイル ( a ) IGES ANSI( 米国国家規格協会 ) 規格の中開ファイル。 3 次元データを扱えるが情報量が大きく変換に時間がか かる

( b ) DXF Autodesk 社 AutoCAD のデ-タ互換を目的とした 2 次元のデータ変換用フォーマット。 ローエンド、ミッドレンジ CAD のデファクトスタン ダード。 ( c ) BMI キャダムシステム社 MicroCADAM のデータ互換を目的 としたフォーマット。

( d ) STEP ISO( 国際標準化機構 ) で開発中の製品モデルと そのデータ表現及び交換に関する中間ファイル。 IGES に替わる次世代のデータ交換規格。 ソリッドモデルまで対応。 ( e ) SXF CAD データ交換標準開発コンソーシアム (SCADEC) が 策定。建設分野の CAD データ交換の標準化を目的。

コンピュータとは? 内部に蓄積された手順に従って 計算などの処理を実行する機械

コンピュータの五大機能

コンピュータの世代 コンピュータ前史 第 1 世代 (1960) 真空管 第 2 世代 ( ) トランジスタ 第 3 世代 ( ) IC ( 集積回路 ) 第 3.5 世代 ( ) LSI ( 大規模集積回路 ) 第 4 世代 (1980 ) 超 LSI ( 超高密度集積回路 ) コンピュータに使用する計算用回路素子で分割

コンピュータ前史 1649 パスカル 歯車式加減算機 1833 バベジ 解析機関 コンピュータに使用する計算用回路素子で分割 パンチカードを読み取る入力装置 演算結果を印刷する出力装置 演算装置、記憶装置を持ち、 現在のコンピュータの基本を備える

第 1 世代 1946 モークリー、エッカート ENIAC 真空管のフィラメントは切れると交換する必要 平均寿命 2000 時間、 2 万本の使用のため、 1/10 時間 (6 分 ) で真空管が故障 → 工夫で週に真空管 2,3 本 弾道計算用 真空管 18,800 本 床面積畳 60 畳、重量 30 t、 1 k W ストーブ 150 台の消費電力

第 1 世代 1946 モークリー、エッカート ENIAC 真空管のフィラメントは切れると交換する必要 平均寿命 2000 時間、 2 万本の使用のため、 1/10 時間 (6 分 ) で真空管が故障 → 工夫で週に真空管 2,3 本 プログラムの変更: 真空管や回路の配線を つなぎかえる必要。

第 2 世代 1958 IBM 、米軍 IBM-7070 、 7090 真空管より小型の トランジスタを利用した回路

第 2 世代 1958 IBM 、米軍 IBM-7070 、 7090 真空管より小型の トランジスタを利用した回路

第 3 世代 1964 IBM System/360 トランジスタを多数チップに収めた IC( 集積回路 ) を用いた世代

第 3 世代 1964 IBM System/360 トランジスタを多数チップに収めた IC( 集積回路 ) を用いた世代

第 4 世代~現在 1970 IBM 370 IC( 集積回路 ) をさらに高集積化した LSI を (Very Large Scale Integration) 用いた世代

コンピュータの五大機能 コンピュータには五つの機能で成り立つ … ことが多い。 必ずしもと言うわけではないが、 ノイマン型コンピュータの大半にはこれらがあ る。 それではその五つの機能とは?