「寝屋川支援学校相談サポー トセンター」(NSC)の設 立による 北河内地域における支援学校 のセンター的機能の発揮 大阪府立寝屋川支援学校 校長 山 中 矢 展
大阪府立支援学校では、地域における 支援教育のセンター的機能の充実のた め、支援学校リーディングスタッフ、 コーディネーターを中心に、市町村リ ーディングチーム等と連携を図り、幼 稚園、小学校、中学校、高等学校等に 在籍する障がいのある幼児・児童・生 徒のため、地域支援を展開することが 求められています。 ☆はじめに
大阪府立支援学校における地域支援を 展開するため、「支援教育地域支援整 備事業」により、大阪府内を7ブロッ クと、広域ブロックに分け、各ブロッ クで、府立支援学校と、各市教育委員 会等の連携のもと、相談支援を推進し ています。 ☆支援教育地域支援整備事業
第1ブロック ・能勢町 ・豊能町 ・箕面市 ・池田市 ・豊中市 ・茨木市 ・吹田市 ・摂津市 ・高槻市 ・島本町 ・枚方市 ・交野市 ・守口市 ・寝屋川市 ・四條畷市 ・門真市 ・大東市 ・東大阪市 ・八尾市 ・柏原市 ・松原市 ・藤井寺市 ・羽曳野市 ・富田林市 ・大阪狭山市 ・千早赤阪村 ・太子町 ・河内長野市 ・河南町 ・和泉市 ・高石市 ・泉大津市 ・忠岡町 ・岸和田市 ・貝塚市 ・熊取町 ・泉佐野市 ・田尻町 ・泉南市 ・阪南市 ・岬町 ・箕面支援 ・豊中支援 ・高槻支援 ・茨木支援 ・吹田支援 鳥飼校 ・寝屋川支援 ・守口支援 ・交野支援 四條畷校 ・東大阪支援 ・八尾支援 東校 ・藤井寺支援 ・富田林支援 ・堺支援 ・泉北高等 支援 ・和泉支援 ・岸和田支援 ・佐野支援 砂川校 第3ブロック 第4ブロック第5ブロック第6ブロック第7ブロック第2ブロック 生野聴覚支援堺聴覚支援 刀根山支援 羽曳野支援 府立視覚支援 だいせん聴覚高 等支援 たまがわ高等支援 中津支援 広域ブロックの学校 支援学校 内1校 推進校 各ブロック単位での連携 ☆支援教育地域支援整備事業における各ブロックの連 携 ☆支援教育地域支援整備事業における各ブロックの連 携 各市長村 教育委員会 本校は、第3ブロッ ク
[ 北河内ブロック会議 ] [ 北河内ブロック会議 ] 大阪府)府教委・府教育センター・支援学 校管理職・リーディングスタッフ・コーディ ネーター 大阪府)府教委・府教育センター・支援学 校管理職・リーディングスタッフ・コーディ ネーター 7市)7市教委・7市リーディングチー ム・通級指導教室担当者等 7市)7市教委・7市リーディングチー ム・通級指導教室担当者等 ※北河内ブロック会議のもと、実務者会議、北 河内7市連絡会を開催 [ 北河内7市・北河内に設置された3支援学校 では ] ・各市の支援教育体制づくり、各支援学校の 地域支援にかかる校内体制づくりを行ってい る。 北河内ブロックにおける地域支援の体 制 第3ブロック
北河内ブロックにおける地域支援の課 題 障がいのある子どもの就学前から卒業後 を見通したトータル支援ネットワークの 構築 地域におけるセンター的機能発揮のモデ ルプランとしての実施 現在いっそう課題化している発達障がい 支援、不登校などの支援、就労支援につ いて 北河内各支援学校及び、関係諸機関との 連携を強化し、課題解決を促進する。 北河内各支援学校及び、関係諸機関との 連携を強化し、課題解決を促進する。
事業目的・内容 「寝屋川支援学校相談サポートセン ター」の設立による北河内地域における 支援学校のセンター的機能の発揮・充実 本校が基幹校となって、北河内ブロック の支援学校の協働を促進してセンター的 機能を強化し、障がい児者の相談支援及 び、就労支援を促進する。
具体的な事業内容1 1「寝屋川支援学校相談サポート センター」の設立 ①地域支援センターとして、校舎の一部を改 修(空調設備や相談ブース設置等) ①地域支援センターとして、校舎の一部を改 修(空調設備や相談ブース設置等) ・ 支援学校コーディネーターによる相談・支 援の実施 ②北河内ブロック3校の基幹校として卒業生 のアフターサポートも考慮した「地域の障 がい児者相談支援センター」としての位置 づけ
具体的な事業内容2 2 北河内ブロックの支援学校・ 学校 2 北河内ブロックの支援学校・ 学校 園の教員の専門性向上 ①障がいのある児童生徒のアセスメン ト用に検査器具等の購入整備 ②「支援教育に係る講座・ケース会 議」の計画的な開催 ・ コーディネーターや外部人材(臨 床心理士・大学研究者等)の活用
中期的目標 (3ヵ年 学校経営計画よ り) (1) 本校の支援教育コーディネーターが、 支援部 ( 室 ) のチームを核として、学校内と 学校外の両輪組織をもって北河内地域の学 校園との連携を図り、地域の支援教育の専 門性向上に資する。 (2) 特色ある教育課程の工夫や編成を行い、 小・中・高等部と連携し、一貫したキャリ ア教育の実践を推進する。 (3) 生徒・保護者のニーズに対応できる教 育課程の再編成と指導体制の構築をめざす。 (4) 充実した ICT 環境を構築する。
本年度の重点目標と取組み (学校経 営計画より) 支援学校の「センター的機能」の発揮をめ ざし、その体制基盤を確立する。 外部機関の連携と外部の専門家の招聘を行 い、教員への専門性向上に資する企画を行 う。 教育課程の改編とキャリア教育の充実に向 けた取組みとして、自閉症のある子どもへ の支援方策を見通した各学部での教育課程 の検討を行う。
すべての子どもの 幸せを願っ て 本校在校生、卒業生のために 北河内の支援学校の子どもたちのため に 北河内の学校園の子どもたちのために 府立高等学校の生徒の支援のために ご理解・ご協力をよろしくお願い します! ご理解・ご協力をよろしくお願い します!