MicroAVS 超入門 赤塚浩太. MicroAVS とは Visualization Tool Excel Java 膨大,高度なデータ処理が困難 高度なプログラミング能力必要 誰でも簡単に可視化できるツールの必要性 Micro AVS.

Slides:



Advertisements
Similar presentations
シミュレーション演習 G. 総合演習 ( Mathematica 演 習) システム創成情報工学科 テキスト作成: 藤尾 光彦 講義担当: 尾下 真樹.
Advertisements

多目的GAに対する パレート最適個体の分布制御 九州大学大学院工学府知能機械システム専攻徳井 宏司.
図示、可視化モジュール ~ pylab と numpy を ちょっと~. pylab とは? ・数学や統計的なグラフを生成するモ ジュール ・インストール pip や easy install からのインストールを推奨 →numpy モジュールなどの前提としている。 Anaconda の場合は標準.
社会福祉調査論 第 8 講 統計の基本的整理 12 月7日. 【目標】 量的調査の集計方法、結果の示し方につ いて、基礎的な手法を習得する。 統計値を捉えるための諸指標を理解する。
潜在クラス分析入門 山口和範. 内容 条件付独立 シンプソンのパラドックス 対数線形モデルにおける表現 局所独立 潜在変数モデル Lem 入門.
三木 光範 (同志社大学工学部) 廣安 知之 (同志社大学工学部) 花田 良子 (同志社大学工学部学部 生) 水田 伯典 (同志社大学大学院) ジョブショップスケジューリング問 題への 分散遺伝的アルゴリズムの適用 Distributed Genetic Algorithm for Job-shop.
PowerPoint による プレゼンテーションの作成 2005 年 7 月 19 日 牧野真也 最初のスライドは通常表紙となる.
動画作成ソフトを使った分子 運動の可視化とその比較 2002 年度卒研発表 村中研究室 山内 祐介.
白井ゼミ 豊田秀樹(2008)『データマイニング入門』 (東京図書)。4章
遺伝的アルゴリズムにおける ランドスケープによる問題のクラス分類
リフレッシュ型分散遺伝的アルゴリズムの 組み合わせ最適化問題への適用
初年次セミナー 第13回 2次元グラフィックス(1).
文字列検出ツール "istrings" の使い方
CGアニメーションの原理 基本技術 対象物体の動きや変形の設定方法 レンダリング技術
REIMEI EISA Viewerの使い方
VO講習会2013春 VOツール使用法(1) TOPCAT 国立天文台 天文データセンター 小宮 悠.
遺伝的アルゴリズム  新川 大貴.
対話型遺伝的アルゴリズムを用いた室内レイアウトシステムの開発
侵入検知システムの構築と ログの可読性向上
遺伝的アルゴリズム概説 An Outline of Parallel Distributed Genetic Algorithms
PCクラスタにおける2個体分散遺伝的アルゴリズムの高速化
地理情報システム論 第3回 コンピュータシステムおける データ表現(1)
Excelによる3-D/等高線グラフの描画 2変数関数の描画 Excel によるグレイスケールマップ風描画
Excelによる3-D/等高線グラフの描画 2変数関数の描画 Excel によるグレイスケールマップ風描画
基礎プログラミング (第五回) 担当者: 伊藤誠 (量子多体物理研究室) 内容: 1. 先週のおさらいと続き (実習)
遺伝アルゴリズムによる NQueen解法 ~遺伝補修飾を用いた解探索の性能評価~
無機結晶構造データベース について紹介します. まずは検索画面から. このPowerpointは, 全画面表示をすると, アニメーションが
大阪工業大学 情報科学部 情報システム学科 宇宙物理研究室 B 木村悠哉
情報工学科 05A2301 樽美 澄香 (Tarumi Sumika)
システム開発実験No.7        解 説       “論理式の簡略化方法”.
ネットワーク性能に合わせた 分散遺伝的アルゴリズムにおける 最適な移住についての検討
シミュレーション演習 G. 総合演習 (Mathematica演習) システム創成情報工学科
地理情報システム論演習 地理情報システム論演習
空間情報サーバ (株)パスコ.
VO ツール利用法 TOPCAT 国立天文台 天文データセンター 白崎 裕治.
画像処理プログラムの説明.
IAEA phase space fileを用いた X線治療シミュレーション
コードクローン検出ツールを用いた ソースコード分析システムの試作と プログラミング演習への適用
シミュレーション学講義 第**回 スケジューリング問題とJSSP.
遺伝的アルゴリズムを用いた 構造物の最適形状探索の プログラムの作成
進化的計算手法の並列計算機への実装 三木 光範
Multi-Purpose Particle and Heavy Ion Transport code System
主成分分析 Principal Component Analysis PCA
プログラミング論 主成分分析
プログラミング言語Ⅰ(実習を含む。), 計算機言語Ⅰ・計算機言語演習Ⅰ, 情報処理言語Ⅰ(実習を含む。)
遺伝的交叉を用いた 並列シミュレーテッドアニーリング 同志社大学工学部/大学院 廣安知之,三木光範,○小掠真貴
一方向画像からの 3Dモデル生成 電気電子工学科 白井研究室 T215049 田原 大輝.
プロジェクト演習Ⅱ インタラクティブゲーム制作
9.通信路符号化手法1 (誤り検出と誤り訂正の原理)
Genetic Algorithm-based Partial Least Squares GAPLS Genetic Algorithm-based Support Vector Regression GASVR 明治大学 理工学部 応用化学科 データ化学工学研究室 金子 弘昌.
統計ソフトウエアRの基礎.
Data Clustering: A Review
遺伝アルゴリズムによる NQueen解法 ~問題特性に着目した突然変異方法の改善~
ビット空間における GAの解探索モニタリングシステム
Excelによる3-D/等高線グラフの描画 2変数関数の描画 Excel によるグレイスケールマップ風描画
環境分散遺伝的アルゴリズムの 多目的最適化問題への適用
表紙 分散遺伝的アルゴリズムのための 新しい交叉法.
情報コミュニケーション入門b 第9回 表計算ソフト入門(3)
数値解析 第6章.
情報工学科 05A2301 樽美 澄香 (Tarumi Sumika)
音響伝達特性を用いたシングルチャネル音源方向推定
分散遺伝的アルゴリズムにおけるパラメータの検討
シミュレーション演習 G. 総合演習 (Mathematica演習) システム創成情報工学科
プログラミング基礎a 第3回 C言語によるプログラミング入門 データ入力
渡邉 真也, 廣安 知之, 三木 光範 同志社大学 工学部 Faculty of Engineering,Doshisha Univ
地理情報システム論 第6回 GISによる処理技法 GIS入門(2)
プログラミング基礎a 第3回 C言語によるプログラミング入門 データ入力
各種荷重を受ける 中空押出形成材の構造最適化
遺伝的交叉を用いた 並列シミュレーテッドアニーリングの検討 小掠 真貴 廣安 知之 三木 光範 角 美智子 岡本 祐幸 同志社大学大学院
Presentation transcript:

MicroAVS 超入門 赤塚浩太

MicroAVS とは Visualization Tool Excel Java 膨大,高度なデータ処理が困難 高度なプログラミング能力必要 誰でも簡単に可視化できるツールの必要性 Micro AVS

何ができるか ExcelMAVS 3次元表示機能

何ができるか 補間前補間後 離散データ補間機能

何ができるか アニメーション作成機能 AVI/MPG MAVS

何ができるか ホームページ作成機能 html&Java MAVS

何ができるか その他 豊富な出力形式 BMP,GIF,JPG,PNG,PS,… VRML 1.0/2.0,AVI,MPG 自由度の高いデータ作成

MicroAVS の使い方 データファイル作成 表示方法選択 出力 表示調整 変換ソフト利用, FLD ファイル作成,表形式ファイル作成 マーカー, 棒グラフ,面コンター,等数値面,鳥瞰 図など 数値軸, 背景色,カラーマップ,角度,デプス キュー BMP , JPG,PS,GIF,VRML,Java+Html , AVI,MPG

MicroAVS の使い方 データファイル作成 表示方法選択 出力 表示調整 変換ソフト利用, FLD ファイル作成,表形式ファイル作成 マーカー, 棒グラフ,面コンター,等数値面,鳥瞰 図など 数値軸, 背景色,カラーマップ,角度,デプス キュー BMP , JPG,PS,GIF,VRML,Java+Html , AVI,MPG

DataFile 作成方法 ファイル構成 ga_elite.exe is x y fit プログラムの出力など *.Dat にあわせて作成 *.Fld # AVS field file ndim=1 dim1=4 … valiable 1 file=*.dat … coord 1 file=*.dat … ヘッダ部 変数値部 座標部 識別語 *.Dat

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル ヘッダ部 ndim データの次元 ( 離散データ =1 ,表 =2) dim1 各軸方向のデータ数 nspace 表示空間の次元 veclen データ成分の数 data データ型 (integer/float/…) field 座標情報の持ち方 (uniform/rectilinear/irregular)

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル ヘッダ部 ndimnspace field 座標情報の持ち方 1,1 1,21,3 2,22,3 3,3 uniformrectilinearirregular 座標指定 無し 座標指定 軸のみ 座標指定 全点

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 何を読み込むかの 指定 valiable ncoord n

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 対象ファイル 別々にすることも可 file=

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 通常は ascii を指定 filetype

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 最初に何行読み 飛ばすか skip

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 対象ファイルの何 列目を読み込むか offset 0 1 2 3

DataFile 作成方法 *.Fld ファイル 変数値部座標部 ga_elite.exe is x y fit A.Dat 変数値 座標 1 座標 2 A.Fld # AVS field file ヘッダ部 … valiable 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=3 stride=4 coord 1 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=1 stride=4 coord 2 file=A.dat filetype=ascii skip=2 offset=2 stride=4 1行に何項目ある か stride stride 4 ・ ・

研究紹介 背景 2 設計変数の関数上に個体を プロットする手法 X X 1 2 GA は設計変数値をコード化 設計4以上では困難 一方,ハミング距離を用いた多様性の 尺度から個体分布を把握する Generation HDHD ハミング距離,位相,適合度を 元に個体をプロット,分布を把握 HD Topology Fitness 個体分布を把握する方法

研究紹介 方法 GA 探索中 10 世代毎に 全個体の適合度,位相, 真の解からのハミング距離 を出力,3軸の空間にプロット GA のパラメータ 総個体数 島数 交叉方法 交叉率 point 1.0 選択方法 エリート 突然変異 保存 genesis Roulette + Ranking 変異率 Coding 1/L Gray 染色体長 100 終了世代 1000 対象問題 10 次元 Rastrigin 10 次元 Rosenbrock

研究紹介 実験結果 RastriginRosenbrock

研究紹介 考察 Rastrigin Rosenbrock 徐々に真の解に近づく ほとんど変化無し

まとめ MicroAVS PS , BMP , JPG 出力機能 簡単な操作でビジュアライゼーション アニメーション機能 結果のプレゼンツールとして 探索途中の連続的な把握に 新たな研究テーマの可能性 研究 対象問題毎の傾向の把握 より詳しい探索メカニズム ( 交叉,突然変異の個体集団に与える影響 )