GROUP-4 環境情報学部1年 酒井優一 総合政策学部1年 鈴木壮一郎 環境情報学部1年 福村仁美

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GROUP-4 環境情報学部1年 酒井優一 総合政策学部1年 鈴木壮一郎 環境情報学部1年 福村仁美 非営利組織論 GROUP-4 環境情報学部1年 酒井優一          総合政策学部1年 鈴木壮一郎         環境情報学部1年 福村仁美

プレゼンテーションの流れ ■作業仮説 ■NPOについての考察 ■ケーススタディ ■検証 ■結論

作業仮説 「コミュニティの崩壊にともなって、それの補完の役割を担うためNPOが増加した。」

NPOについての考察 ①神奈川県内におけるNPO認証数 出典:横浜市市民活動共同オフィスHP http://www.kyoudou-office.jp/iken-koukan_1/siryou5houjinkaku.pdf

NPOについての考察

NPOについての考察

NPOについての考察 ②NPOの17の活動分野 一、保健、医療又は福祉の増進を図る分野 二、社会教育の推進を図る活動 三、まちづくりを推進を図る活動 四、学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 五、環境の保全を図る活動 六、災害救援活動 七、地域安全活動 八、人権の擁護又は平和の推進を図る活動 九、国際協力の活動 十、男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 十一、子供の健全育成を図る活動 十二、情報化社会の発展を図る活動 十三、科学技術の振興を図る活動 十四、経済活動の活性化を図る活動 十五、職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 十六、消費者の保護を図る活動 十七、上記の活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動

二つのケーススタディ 特定非営利活動法人               コネット湘南 特定非営利活動法人NCN              りんごの部屋

特定非営利活動法人コネット湘南 ■神奈川県藤沢市鵠沼海岸5-11-15 ■2002年10月設立 ■事業収入530万円(2003年9月期) ■従業員数20名

特定非営利活動法人コネット湘南 コミュニティ事業 ■事業内容 家事代行サービス 国際協力事業 中古パソコンのリユース パソコン教室 ウクレレ教室 書道教室

特定非営利活動法人コネット湘南 ■コミュニティ事業とは? ・地域住民が交流する拠点づくり ・相互扶助のある生活の場の構築

特定非営利活動法人コネット湘南 ■マーケティング ・ポスティング ・新聞の取材 ・藤沢市の広報 ・ガイアの夜明け

特定非営利活動法人コネット湘南 ■人 ●正会員:14名 ●友の会 理事 加藤 三仁 理事長 小田 正二 副理事長兼コーディネーター 加藤 三仁 理事長 小田 正二 副理事長兼コーディネーター 伊藤 清紀 事務局長兼社会福祉士 伊勢 哲郎 リサイクル工房長 雨宮 美喜男 マネージャー 鮑 啓泰 社団法人コミュニティネットワーク協会理事 監事 葛野 貴子 ●正会員:14名 ●友の会

特定非営利活動法人コネット湘南 ■資金 正会員年会費 3000円 友の会会費 1000円 政府の援助 収入 10,313,872円 正会員年会費  3000円 友の会会費    1000円 政府の援助 収入  10,313,872円 支出   9,494,095円

特定非営利活動法人コネット湘南 ■設立時の理念 「この法人は、高齢者の自立と地域住民との共生を図るためのコミュニティ事業などを行い、もって地域社会の福祉の増進に寄与することを目的とする。」

特定非営利活動法人コネット湘南 ■現在の理念  設立当初とかわりはない。

特定非営利活動法人コネット湘南 ■経営者「加藤三仁さん」の略歴 1948年 神奈川県出身 1972年 東海大学工学部卒業 1948年   神奈川県出身 1972年   東海大学工学部卒業 1973年~ 米国テレビ会社にて技術研究          帰国後、人材派遣会社に勤務 1988年~ ゴルフ場経営企業・副支配人

リストラ 特定非営利活動法人コネット湘南 1989年 バブル崩壊 1998年 社団法人コミュニティネットワーク 協会の活動に参加 1989年  バブル崩壊 リストラ 1998年  社団法人コミュニティネットワーク         協会の活動に参加 2002年  特定非営利活動法人コネット湘南         を設立         理事長に就任

特定非営利活動法人コネット湘南 ■取材より ・中古パソコンの収集活動 ・団塊の世代の受け皿的役割 ・業務委託入札参加資格 ・知的障害者によるデータ消去サービス

りんごの部屋 特定非営利活動法人NCN 子育て支援 住まいづくり 老人介護 りんごの部屋

りんごの部屋 ■子育て支援を目的として相談室を運営 ■平成13年7日2日設立 ■主な事務所の所在地 東京都目黒区

りんごの部屋 ■人材 →四人の無償のボランティアによって運営 高杉恭子 (臨床心理士) 福田恭子 (臨床心理士)     高杉恭子 (臨床心理士)     福田恭子 (臨床心理士)     河内恵美子 (大学付属臨床相談室員)     嶋村玲子 (幼稚園教諭)

りんごの部屋 ■仕事内容 →主に子育てに悩む親のカウンセリングを行う。     ・個別相談     ・小グループ相談     ・訪問相談

りんごの部屋 ■マーケティング →特にマーケティングを行っていない。 仕事上の経験により、需要があることはわかっていた。

りんごの部屋 ■資金 収入:会員(20名程度)の年会費3000円     相談料 2000円~3000円 支出:詳細不明

りんごの部屋 過剰情報化 福田さんのインタビューより・・・① 「…現代の情報過多により、親は不安をあおられている…」 「…以前に比べて自閉症児に関する相談などが断然増えている…」 過剰情報化

りんごの部屋 実際の自閉症児数の変化 自動福祉施設の在所児数の推移 1990年 1995年 1996年 1997年 1998年 1999年 2000年 72,596人 68,872人 69,168人 69,620人 71,205人 71,401人 72,909人 出典:

りんごの部屋 福田さんのインタビューより・・・② 「…昔なら祖父祖母の話を聞けたが、今はそのような機会が減っている…」 コミュニティの崩壊

検証 ①コミュニティーの補完 ○地域のつながりの復活 ○核家族化による祖父母の役割の補完

検証 「業務委託入札参加資格決定通知書」 ○何年間かの営業実績があること ②政府の補完 ・・・ ○市税を滞納していないこと  ○何年間かの営業実績があること  ○市税を滞納していないこと  ○消費税及び地方消費税を滞納していないこと ・・・ 出典:藤沢市役所ホームページhttp://www.city.fujisawa.kanagawa.jp/gyousei/reiki/reiki_honbun/g2070290001.html

検証 ③失業率 →失業をきっかけにNPOを発足 出典:総務省統計局ホームページ

検証 ④高齢化=団塊の世代の受け皿的役割 年齢3区分構成比                                                                   資料:国立社会保険・人口問題研究所「日本の将来推計人口 」

検証 ⑤情報化→情報過多の時代 出典:PCwebホームページ http://pcweb.mycom.co.jp/news/2004/04/14/008.html

検証 ①コミュニティの崩壊 ②政府の役割の補完 ③失業者の増加 ④高齢化 ⑤情報化 急激な社会変化!!

結論 「近年の社会変化のスピードが今までになく早くなったため、NPOが増加した」