小学校におけるICTを使った 音楽科教材開発 D9209 鈴木 綾 指導教員 鵜川 義弘 1枚目(8秒) D9209鈴木綾 鵜川先生の元「小学校におけるICTを使った音楽科教材開発」を行ってきました。 それでははじめます。 (クリック)
1、はじめに 楽譜・楽器を使わずに 簡単に合奏(演奏)する♪ 目的:多くの児童が 楽しんで学べる音楽教材を作りたい 楽譜読める・読めない 楽しんで学べる音楽教材を作りたい 楽譜読める・読めない 楽器が上手く使える・使えない 楽譜・楽器を使わずに 簡単に合奏(演奏)する♪ 2枚目 本教材は、多くの児童が楽しんで学べる音楽教材を作ることを目的に開発を行ってきました。 児童の中には、楽譜が読めない、楽器を上手く演奏が出来ない、などと音楽科に対して劣等感を抱いている者もいます。 (クリック) そんな児童も簡単に楽しんで学べる音楽科教材を今回開発しました。
2、作成した教材-Music Paradise♪- 3枚目(1分20秒) 実際に開発した教材を御覧ください。 (動画クリック) ーーーーー動画ーーーーー 操作はこのようにメディアブラウザから音を選択し、ドラック&ドロップで左側におくだけです。 (再生ボタン押すとき)出来上がりがこれです。 ーーーー動画ーーーー それでは、本教材の作成過程を紹介します。 (クリック)
キューブミュージック(スズキ教育ソフト) 3.手順 (1)基盤となる楽曲のデータ化 保存 WAVE形式 データ化 6枚目(2分15秒) 楽曲のデータ化には、スズキ教育ソフト提供のキューブミュージックを用いました。本ソフトは小学生でも簡単に利用できるように作成されているため、パソコンに疎い教師も簡単に利用できます。 (動画クリック) ーーーーー動画ーーーーーー 楽譜に基づいて使用する音符を選択し、音階にあわせてクリックします。 変調記号も同様に行います。 作成途中でプレビューも可能です。 (動画クリック:stop) ーーーーー動画ーーーー (スライドクリック) 出来上がったものは、ウェーブ形式で音源データとして保存し、PDF形式で楽譜を保存します。 また、本ソフトを持っていない場合は、市販のCD教材でも代用可能です。 (クリック) キューブミュージック(スズキ教育ソフト) *操作はドラック&ドロップのみ PDF形式 *ソフトがない場合は、市販の教材CDでも代用可能!!
3.手順 (2)身近な音の収集 *インターネットで フリー効果音取得も 1つの方法 形式変換 児童が 身近にある音を録音 3.手順 (2)身近な音の収集 形式変換 児童が 身近にある音を録音 *インターネットで フリー効果音取得も 1つの方法 7枚目(2分45秒) 先ほど(クリック)ワン、(クリック)カーと鳴いていた身近な音は、iPodなどの録音機器で児童に好きな音を録音させます。 録音したデータは、amr形式などソフトによっては、開くことが難しいファイル形式になっています。それを、インターネットサイト「MEDIA-CONVERT」を用いてウェーブ形式に変換します。本サイトは、登録なしの無料で利用できるものなので、誰でも安心して利用できます。 (クリック) また、録音ではなくフリー効果音を用いるのも1つの手法です。 MEDIA-CONVERT (http://media-convert.com/ja/) 無料のオンラインファイル変換 入力:arm形式→出力:wav形式
3.手順 (3)身近な音の音階変換 ◇コード&音階◇ C D E F G A B C ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド 原音 保存 3.手順 (3)身近な音の音階変換 ◇コード&音階◇ C D E F G A B C ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド 原音 8枚目(3分5秒) 身近な音の音階は、Audacityというフリーソフトを使用しました。このソフトでは、音のスピードや音程など様々な編集が可能です。 操作も簡単ですぐに(クリック×8)このように音階を作ることが出来ます。 (クリック) 保存 WAVE形式
最後に発表会などを設け、単元の終わりとする。 3.手順 (4)基盤となる楽曲と効果音の融合 各種フォルダ iTunes ドラック&ドロップ Garage Band 最後に発表会などを設け、単元の終わりとする。 9枚目(3分5秒) 最後に融合のしかたです。 まず、ウェーブ形式で保存したデータを全て(クリック)iTunesに移します。 次にGarageBandを開き、 メディアブラウザで先ほどのデータを(クリック)開くことができるので、 それをまた(クリック)ドラック&ドロップで左側のトラックに移すことで 次々に音を加えることが可能になります。 このように操作は、とても簡単なので、 教師は基板となる楽曲をトラックに入れたものを用意しておけば、 あとは児童が好きなように身近な音を加えて音楽を作ることが出来ます。 (クリック) さいごに、発表会などを設けて児童の作品を鑑賞し合うことでこの授業は終わりとなります。
4、さいごに ICTを用いた本教材の利点 単元終了後、データとして保存可能 通常の楽器とは違う音を楽しむことが可能 今後の課題 単元終了後、データとして保存可能 通常の楽器とは違う音を楽しむことが可能 今後の課題 本ソフトはMac対応→Windows対応も必要 実際に行っていないため、実践可能かどうか・・・ 10枚目(4分25秒) 本教材はデータとして作品を保存可能であり、 通常楽器としては用いない音を合奏に取り込めるというユニークな利点などがあります。 課題としては、Mac対応の教材となってしまったので、Windows対応の教材も開発が必要です。 また、実際に授業として、利用はしていないため、実用性についてはまだ分かりません。 しかし、どの児童も楽しめる音楽科の教材開発という今回の目的は、達成できたのではないかと考えています。 以上で発表を終わります。