6 校務の情報化 6.学校に関する情報の発信
この項目のねらい 情報発信のもたらす意義や留意点について理解する。情報発信にあたっての留意点について理解する。学校ホームページの作成方法を習得する。
情報発信の意義 (1)保護者との情報共有の促進 (2)児童生徒や地域の安全・安心の確保 (3)地域への説明責任
情報発信の具体例 ①保護者との情報共有の促進 (1) 学校の教育活動への取り組み、子ども達の 活動の様子など、日々様子をリアルタイムに 活動の様子など、日々様子をリアルタイムに 保護者に伝える。 (2) 保護者へのホームページを通した連絡
情報発信の具体例 ②児童生徒や地域の安全・安心の確保 ●不審者情報の提供 不審者情報などの緊急情報を流します。 不審者情報などの緊急情報を流します。 ホームページや電子メール等を活用することにより児童生徒の安全を守り,安心して学校に通うことができるようになります。
情報発信の具体例 ③地域への説明責任 (1) 学校給食の献立表の情報発信 (2) インフルエンザの流行時の情報発信等(緊急 献立表と,そのレシピや食材情報を配信します。 食に関しての安心・安全情報提供を行うことがで きます。 (2) インフルエンザの流行時の情報発信等(緊急 伝達情報を中心としたもの) 迅速に正確な情報提供ができます。
学校ホームページの役割 今や、学校ホームページは無くてはならないもの ★次のような効果が期待されています。 (1)保護者や地域にとって必要な情報を迅速に発信 することができる。 (2) 学校の目標や取組等を公開し,学校への評価を 得ることができる。 (3) 学校ホームページを通して情報を公開し,保護者 や地域等からの理解や信頼を得ることができる。
学校ホームページ作成における留意点 ① 情報発信の目的を明確して構成する。 ② 内容の信頼性を確保し,発信する情報の内 容に責任をもつ 容に責任をもつ ③ 知的所有権(特に著作権)を尊重する 掲載した著作物については必ず著作権を確認。 子どもの作品も著作物ですので本人や保護者の確 認をとることが必要。
学校ホームページ作成における留意点 ④児童生徒・職員の個人情報を保護する ■個人情報やプライバシーの保護 そして、最も配慮が必要なこととして ④児童生徒・職員の個人情報を保護する ■個人情報やプライバシーの保護 インターネットに掲載した情報は全世界の誰でも が閲覧可能です。事件事故を防ぐためにも、住 所・氏名等の個人情報をルール化して守っていく ことが大切です。 ■肖像権への配慮 使用する写真に児童生徒の顔が写っている場合は 本人や保護者に許諾をとることが必要。
インターネットへ転送前のチェック チェック表で内容や安全性を再確認した上で、学校長の許諾の下、インターネットへ転送することが大切です。 学校ホームページを充実し、情報発信をすることで、保護者・地域に開かれた学校を実現することができるのです。