12.情報社会の光と影.

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情報社会における心がまえ (教科書100ページ). 1.情報の公開と信ぴょう性 (1)信ぴょう性の確認 ①発信者の素性をみる ②複数の情報源で比較する ☆最終的判断は受信者に任される 実習:「情報の信憑性体験ページ」
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12.情報社会の光と影

光と影 情報社会の光と影 光の方が大きいのが前提 Σ利便性などの光 > Σ多くの問題

光 効率化  初期の情報処理 利便性 ICT 情報通信技術 発展・成長 グローバル化 情報による価値の生産 生涯学習 

効率化 初期のコンピュータ利用 生産効率の向上 定常業務の電算化

最近の効率化 ICTの活用 組織全体の効率化 システムの効率化 組織外との効率化 複数の場所に存在する組織全体 グローバルな組織 物流管理(ロジスティクス) 市場管理 組織外との効率化 企業-企業 企業-顧客 企業-消費者

利便性 情報通信技術に支えられている 携帯電話 ← 固定電話 E-mail ← 郵便 メッセンジャ ← 固定電話 利便性  情報通信技術に支えられている 携帯電話   ← 固定電話 E-mail    ← 郵便 メッセンジャ ← 固定電話 音楽配信   ← CD レンタル・購入 オンデマンド映像                             ← ビデオレンタル、テレビ放送 Web閲覧  ← 個別の調査・問い合わせ 電車の時刻・経路         ← 時刻表の調査 飛行機の発着時間の確認   ← 空港への問い合わせ テーマパークのスケジュール  ← 雑誌、問い合わせ

利便性 買い物 e-コマース B2C アメリカにおいて使用頻度の高い e-ビジネスの業種別売上順位 Forrester retail index 1.航空券 2.コンピュータ 3.ホテル  4.アパレル・ファッション 5.書籍 6.電子機器 7.レンタカー 8.ソフトウエア 9.音楽・CD 10.ヘルスビューティ

学習・生涯学習 CAI コンピュータ支援教育 生涯学習 ITの理解の重要性 Computer –assisted instruction 訓練 教養 趣味 生涯学習 継続した学習 ITの理解の重要性 常に新しい知識を得る努力

影 法的倫理的問題 経済犯罪 IT関連問題 社会的問題 1.プライバシーの侵害 2.著作権 3.ネット詐欺 4.クレジットカード詐欺 5.ハッキング 6.コンピュータウイルス 7.暗号化社会 社会的問題 8.情報操作 9.監視・管理社会 10.大規模システムのダウン 11.危険サイト 12.ライフスタイル

法的倫理的問題 1.プライバシーの侵害 2.著作権

1.プライバシーの侵害 憲法第13条〔個人の尊重〕 (前段) すべて国民は、個人として尊重される。 (後段) 生命、自由及び幸福追求に対する国民権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で最大の尊重を必要とする。 憲法13条の意味 憲法13条後段は、「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」を保障するとともに、その「立法その他国政の上」での尊重に関し、「公共の福祉に反しない限り」という条件をつけている。 幸福追求権 支配的見解は、この条項が憲法の他の条項によって具体的に規定されていない権利を包括的に保障するものと理解しており、判例も、この条項を根拠に本人の承諾なしに容ぼうや姿態を撮影されない自由や、喫煙する自由を認めている。 しかし、「幸福追求に対する権利」という概念があいまいであることや、多くの利益がこの条項を根拠に憲法上の保障を要求すれば、「権利のインフレ」を起こし、憲法上の権利一般の価値の低下を導くことを理由に、この条項から裁判上保障される具体的な権利を導き出すことに懐疑的な見解も有力である(『憲法』伊藤正己 弘文堂P229)。とくに、個人の私的領域に属する事項についての自己決定権が、13条後段を根拠として保障されるとすると、それについても「公共の福祉に反しない限り」という限定が付されることになり、個人の自律を根拠とする権利は社会全体の利益を理由としても侵害されないはずだという疑問に答えることが難しくなる。 一般的な行動の自由 上述の議論と整合的にこの条項を解するひとつの道は、ここでいう「生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利」とは、個人の自律を保障するための人権ではなく、いわゆる一般的な行動の自由を指しているとするものである。このような一般的な自由は、広範囲にわたって相互に衝突する可能性があるため、裁判所を含む国政上の機関は、この衝突を調整し、対立と摩擦を最小化するためにさまざまな法令を社会生活のルールとして設定する必要がある。一般的な自由は、これらのルールの確立によって、はじめてその効用を発揮し、人々に正当な期待と幸福追求の機会を与えることができる。したがって、一般的自由に関する国政上の規律が公共の福祉と両立すべきことは明らかである。 憲法がこのような一般的な自由をとくに国民に対して認めた目的は、憲法上の権利について広く当てはまるように、国家権力の活動範囲を公共の福祉と適合する範囲内に抑えることにある。憲法13条後段は、国家権力が公共の福祉の許す範囲内でのみ行使されれるよう、国民に対して一般的自由を与え、国家権力の側にこの自由の制約を正当化すべき責任を課して、司法部にこの限定を監視する任務を与えたものと考えることができる。 個人の尊重 これに対して、個人の自律の核心のかかわる、公共の福祉による制限を受けない権利は、個人の尊重を規定する憲法13条前段によって保障されていると考えるべきであろう。同条後段と異なって、前段には、公共の福祉による制限が付されていない。 この解釈に従うならば、13条前段と13条後段は、それぞれ異なる権利について定めを置いていることになる。いわゆる『宴のあと』事件で、東京地方裁判所は、「私生活をみだりに公開されないという法的保障ないし権利」としてのプライバシー権を、「近代法の基本理念の一つであり、また日本国憲法のよって立つところでもある個人の尊厳という思想」から導いている(東京地判昭和39・9・28下民集15巻9号2317頁)。13条前段は、個人の自律を保障する「切り札」としての権利の存在を一般的に宣言した原則的条文として受けとるべきである。 『憲法』第三版 長谷部恭男 新世社P-155より

憲法第13条〔個人の尊重〕 (13条)幸福追求権と考えられる (後段)一般的な行動の自由を意味する (前段)個人の尊重 具体的に規定されていない権利を包括的に保障するもの (後段)一般的な行動の自由を意味する 個人の自律を保障するための人権ではない 国家権力が公共の福祉の許す範囲内でのみ行使されることを明記している 国家権力の活動範囲を公共の福祉と適合する範囲内に抑えることにある。 (前段)個人の尊重 公共の福祉による制限を受けない個人の権利 前段には、公共の福祉による制限が付されていない。

憲法13条の意味 (13条) 幸福追求権 憲法の他の条項によって具体的に規定されていない権利 (13条) 幸福追求権 憲法の他の条項によって具体的に規定されていない権利 13条を根拠に本人の承諾なしに容ぼうや姿態を撮影されない自由や、喫煙する自由が認められた。

日本におけるプライバシーの一般的な意味(スーパー大辞林) (前段)個人の尊重 個人の自律の核心のかかわる、公共の福祉による制限を受けない権利 プライバシー権の根拠となる 「私生活をみだりに公開されないという法的保障ないし権利」 「近代法の基本理念の一つであり、また日本国憲法のよって立つところでもある個人の尊厳という思想」にもとずく 東京地方裁判所の判例(昭和39・9・28下民集15巻9号2317頁) 日本におけるプライバシーの一般的な意味(スーパー大辞林) 私生活上の秘密と名誉を題三者におかされない法的権利

プライバシーの概念 フランス人権宣言11条 1789年 The right to privacy (ウォーレン&ブランダイス) 思想及び意見の自由な伝達は、人の最も重要な一権利である。 すべての市民は自由に発言、記述、印刷をすることができる。 自由とは他の者を害しない全てのことをなし得ることを言う。 The right to privacy (ウォーレン&ブランダイス) 一人でほっておいておいてもらう権利 right to be let alone これらを侵されるのが本来のプライバシーの侵害

個人情報保護法 個人データの収集、管理、利用および開示についての規則 法律 1980年のOECD(経済協力開発機構)理事会勧告において、ガイドラインが示された 法律 個人データの取扱いについて定めたもの コンピュ-タやネットワ-クを利用して大量の個人情報が処理されてるが取扱いを誤ると、個人に取り返しのつかない被害を及ぼすことを防ぐ

個人情報保護法 平成15年5月に成立・公布 個人情報の有用性に配慮しながら個人の権利利益を保護することを目的 個人情報保護法   平成15年5月に成立・公布 個人情報の有用性に配慮しながら個人の権利利益を保護することを目的 基本理念等を定めた基本法に相当する部分と、 民間事業者の遵守すべき義務等を定めた一般法に相当する部分から構成される  プライバシーの保護が直接の目的ではない

新らしいプライバシー権 伝統的プライバシー権 憲法13条 現代的プライバシー権 自由とは他の者を害しない全てのことをなし得ること。 伝統的プライバシー権 憲法13条 自由とは他の者を害しない全てのことをなし得ること。 現代的プライバシー権 自己情報アクセス権 自己情報に関し知る権利 プライバシー権を侵害されないことを自分で知る権利

プライバシーに関する影 コンピュータを使用して個人情報を扱うと問題が生じやすい 顧客名簿の持ち出し、販売 名簿の販売 ダイレクトメール フライバシーに関わる事例がウイニーのウイルスにより流出 電話番号による個人情報の名寄せ 住民基本台帳番号による個人情報の名寄せ

プライバシーの尊重 プライバシー 本来の意味を含めたプライバシーを尊重することが必要 私生活上の秘密と名誉を第三者におかされないこと 本来は自由に発言、記述できること、あるいは、一人でほっておいておいてもらう権利 本来の意味を含めたプライバシーを尊重することが必要

2.著作権 著作権法 第一条   この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。

著作物 第二条  一  著作物  思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。

著作物の例示 第二章 著作者の権利 第一節 著作物 (著作物の例示) 第十条 一 小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物 第二章 著作者の権利  第一節 著作物 (著作物の例示) 第十条   この法律にいう著作物を例示すると、おおむね次のとおりである。 一  小説、脚本、論文、講演その他の言語の著作物 二  音楽の著作物 三  舞踊又は無言劇の著作物 四  絵画、版画、彫刻その他の美術の著作物 五  建築の著作物 六  地図又は学術的な性質を有する図面、図表、模型その他の図形の著作物 七  映画の著作物 八  写真の著作物 九  プログラムの著作物

著作物の認識 著作物であることの認識 該当しないもの 特許権はアイデアを保護し、著作権は表現を保護する (A)「思想又は感情」を (B)「創作的」に (C)「表現したもの」であつて、 (D)「文芸、学術、美術又は音楽」の範囲に属する 該当しないもの (A)単なるデータ (B)単なる事実 (C)アイデア (D)工業製品 特許権はアイデアを保護し、著作権は表現を保護する

保護の対象外 憲法、法令 行政文書 国、地方公共団体、独立行政法人の告示、訓令、通達 裁判文書 判決、決定、命令

保護期間 著作者の生存している期間+死後50年 映画 公表後70年

インターネットと関連する権利 著作者の権利 複製権 公衆送信権 送信可能化権(公衆送信権の1部) 著作物を形のあるものに再製すること、コピー 無断で公衆に送信されない権利 送信可能化権(公衆送信権の1部) アップロード、入力

インターネットの事例 Webページの保存、プリントアウト 上映、他の人に見せる 私的使用のための複製は例外として認められる(著作権の制限 30条) 個人的に又は家庭内その他これに準じる範囲内で使用すること 上映、他の人に見せる 営利を目的とせず聴衆又は観衆から料金をしない場合は例外として認められる(著作権の制限 38条)

サーバに入力、アップロードすること 送信を行う 電子メール 送信可能化にするためには権利者の許可が必要 ファイル交換ソフトの使用もサーバに相当する 送信を行う 公衆送信のためには権利者の許可が必要 電子メール 送信、送信可能化は公衆(不特定多数)に対する場合の権利なので、特定少数に対するメールの場合は無関係 添付メールの場合は「相手方にコピーを作る」ので注意が必要

プロバイダ責任法 平成14年5月 著作権侵害、プライバシー侵害、肖像権侵害、名誉毀損などを対象 権利侵害の訴え 発信者情報開示請求権 権利侵害がある場合、プロバイダは情報を削除しても利用者から訴えられない 削除しないと権利者か訴えられる 発信者情報開示請求権 裁判所の判断が必要

侵害しないこと、されないこと 無意識・無知(知識のなさ)     侵害を自覚できない 意識の低さ  知っていても悪い事だと思わない 倫理観 本人の自覚

経済犯罪 3.ネット詐欺 4.クレジットカード詐欺・フィッシング

3.ネット詐欺  オークション詐欺  代金を騙し取る  品物を騙し取る  品物をコピーし返品する  オークション偽造評価  他人の情報を盗む

ホームページ詐欺 ワンクリック詐欺 モニター詐欺 ホームページ偽装 証券詐欺 無料お試し詐欺 モニターなるための料金を請求  ワンクリック詐欺  モニター詐欺 モニターなるための料金を請求  ホームページ偽装  証券詐欺 見せ掛け注文、偽情報  無料お試し詐欺 勝手に有料期間に切り替わる

ネット接続 メール詐欺 (事例のみ紹介) 出典: http://www.fraud.jp/serch/mailtop.htm 架空請求書詐欺 メール詐欺 (事例のみ紹介)  架空請求書詐欺  ホームページ内職詐欺  募金詐欺  チェーンメール詐欺  フィッシング詐欺  架空求人詐欺  Eメール宝くじ詐欺  ナイジェリア詐欺 ネット接続 出典: http://www.fraud.jp/serch/mailtop.htm

対策 全てを把握することは不可能 無条件に信じないこと 被害を少なくするにはまず疑うこと 対応しないこと

4.クレジットカード詐欺・フィッシング 日本 http://www.jccia.or.jp/pdf/sinyo2.pdf 世界 日本   http://www.jccia.or.jp/pdf/sinyo2.pdf クレジットカード発行枚数平成17年3月末 発行枚数2億7,338万枚(社数501社) 成人人口比では1人当たり2.6枚 世界 American Express Discover Financial Services MasterCard Visa Diners Club

偽造カード カード情報を盗む 偽造カードの作成 カードで商品を購入

フィッシング 偽装・なりすましのホームページを使用しクレジットカード等の情報を収集する 金融機関などからの正規のメールやWebサイトを装い、暗証番号やクレジットカード番号などの情報を収集する 「釣り」を意味する「fishing」が語源だが、偽装の手法が洗練されている(sophisticated)ことから「phishing」と綴るようになったとする説がある。 出典:http://e-words.jp/w/

IT関連 5.ハッキング 6.コンピュータウイルス 7.暗号社会

5.ハッキング コンピュータシステムの動作を解析したりプログラムを改造したりすること。転じて、他人のシステムを不正な手段で操作すること。 原義としては「高い技術力を駆使してシステムを操ること」という意味を持ち、特に悪い意味はなかった。

ハッキング 最近は「不正アクセスを行なうこと」という意味で用いられる方が多い。 不正アクセスを行なう行為は「クラック」「クラッキング」という ハッキングを行なう者を「ハッカー」、クラッキングを行なう者を「クラッカー」と呼ぶ。                         出典:http://e-words.jp/w/

ウィークポイント マルチOS 各OSの繋ぎ目がウィークポイントとになる。 新しい、成長中の技術 JavaやLinuxには多くの問題点が指摘されている。 大規模なシステム 全貌を容易に把握できないシステはウィークポイントを多く持っている 改造されたプログラム 出典: http://www.masuda.org/security/tools.htm#point

被害 サーバのダウン ホームページの書き換え ファイアーウォール 個人レベルでは言葉が認知されているわりに影響がないが間接的に影響を受ける

6.コンピュータウイルス 共通のOSがネットで結ばれることから被害が拡大 I LOVE YOU 2000年5月 20ヶ国4500万台/day Windows Mac I LOVE YOU 2000年5月 20ヶ国4500万台/day 実在のメールアドレス名で送信 40億ドル e-mailを介して感染するタイプのウイルス(ワーム)

コンピュータウイルスの定義 第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラム。 ※通商産業省告示第429号より抜粋 第三者のプログラムやデータべースに対して意図的に何らかの被害を及ぼすように作られたプログラム。 次の機能を一つ以上有する (1)自己伝染機能 (2)潜伏機能 (3)発病機能

(1)自己伝染機能 (2)潜伏機能 (3)発病機能 自らの機能によってほかのプログラムに自らをコピーし、またはシステム機能を利用して、自らをほかのシステムにコピーすることにより、ほかのシステムに伝染する機能 (2)潜伏機能 発病するための特定時刻、一定時間、処理回数などの条件を記憶させて、発病するまで症状を出さない機能 (3)発病機能 プログラム、データなどのファイルの破壊を行ったり、設計者の意図しない動作をするなどの機能  

ウイルスの型 ブートセクタ感染型ウイルス ファイル感染型ウイルス

ブートセクタ感染型ウイルス ブートセクタ感染型ウイルスは、フロッピーディスクまたはハードディスクのブートセクタやパーティションテーブルに感染 感染したコンピュータは、起動時にウイルスがメモリに常駐するため、起動後に挿入されるフロッピーディスクに次々と感染する 感染したフロッピーディスクを挿入したままコンピュータを起動すると、そのコンピュータのハードディスクにも感染する

ファイル感染型ウイルス 一般にプログラムファイルに感染 再感染 大規模感染の可能性 拡張子はCOM、EXEなど 感染したプログラムファイルを実行すると、本来のプログラムに先立ち、感染したウイルスが実行され、他のプログラムファイルに感染するかメモリに常駐する メモリに常駐した場合は、その後に実行されるプログラムファイルに次々と感染する 大規模感染の可能性 メールに添付されたり、電話回線を通してファイル転送するなどして感染ファイルが広がる

対応 種類が多く個人で対応は不可能に近い 対応ソフトを利用せざるを得ない 心当たりのないファイルは開かない ホテルのインタネットサービスで1日で感性 心当たりのないファイルは開かない

ウイニー ファイル交換ソフト P2P方式 アンティーニ 70種以上 著作権法違反 起訴中 国産のソフト パソコンで形成するウイニーネットワーク 情報の第一発信者を隠す  プライバシーの保護 アンティーニ 70種以上 情報流出 ファイル感染ウイルス 著作権法違反 起訴中 無断送信による違反 30-50万人が利用  2000万ファイル  多くが違法コピーの映画、音楽、わいせつ画像 ソフトの修正できない状況

7.暗号社会 暗号化の方向へ Webページの暗号化 メールの暗号化 認証機関への費用がかかる http と https 三井住友銀行 2006年5月22日から電子署名 フィッシング対策 認証機関への費用がかかる

社会的問題 8情報操作 9監視社会 10大規模システムのダウン 11危険サイト 12ライフスタイル

8情報操作 (消極的操作) 都合の良い情報を選択する 都合の悪い情報を出さない マスコミ FOX TV 行政関連に多い 高松坂古墳 8情報操作 (消極的操作) 都合の良い情報を選択する FOX TV 都合の悪い情報を出さない 行政関連に多い 高松坂古墳 マスコミ 全体の情報の一部

企業の内部統制 内部統制 SOX法 コンプライアンス Compliance エンロン、ワールドコムの粉飾決算 管理会計を中心とする社内の全計算制度 資産の保全、会計記録などの手続きの明確化や規定の整備など コンプライアンス Compliance 社会的規範に反することなく公正・公平に業務を行う

9監視・管理社会 IDとパスワード 暗証番号 入退室管理 メールの監視 監視カメラ 2-3割の企業がメールを監視している 事業のための設備なのでプライバシーの問題になっていない 監視カメラ 小売、街頭、マンション 犯罪の抑止

通信の傍受 Echelon エシュロン NSA 国家安全局 2006/05/13 アメリカ国家安全保障局(NSA) 冷戦後 世界の電話、ファックス、電子メールなど国際通信のほとんど全てを対象(一部の国内通信含む) 設定されたキーワードを含む通信だけを取り出す巨大な全文検索システム NSA 国家安全局 2006/05/13 アメリカ国内の通話記録のデータベース作成 3大国内通信企業の通話をチェック AT&T, べライゾン, ベルサウス

メール傍受 FBI アメリカ カーニボー メールサーバのチェック 自分や家族の個人情報を企業や他人が得ていること 84%が心配 自分や家族の個人情報を企業や他人が得ていること 84%が心配 ハッカーがあなたのクレジットカード番号を盗むこと  68%が心配 ダウンロード時にウイルスに汚染されること 54%が心配

10大規模システムのダウン 銀行のオンラインシステムのダウン 東京証券取引所のシステムダウン 原因 システム統合 容量の推定違い 人為的ミス システム改造 巨大システムで当然ミスは生じるが影響がますます大きくなる

11 危険サイト 麻薬 覚醒剤 大麻 銃器 自殺サイト 爆弾製造 危険医薬品 闇の求人

12.ライフスタイル デジタル化 情報依存 総合的な判断能力の欠如 断片的デジタル情報の利用 Webのページ単位の情報 新聞記事が情報となった 携帯メール情報(10文字) 情報依存  自分で考えた判断が不要 知識を習得する必要がなくなる 論理的思考が困難 便利さと安易さ

外付け脳 選択行動 人間関係の希薄化 ネットがあれば知識は最小限ですむ 思考停止 消極的自主性 受身の生活 情報の選択による意志決定 自己の存在を実感できない 人間関係の希薄化 浅く多量な人間関係 メールによるコミュニケーション

効率化の是認 記憶より記録 多量の情報 毎日が多忙な社会 無意識の是認 ビデオカメラ、デジカメ 撮影後に見る時間がない 無意識の是認  記憶より記録 ビデオカメラ、デジカメ 撮影後に見る時間がない 保存情報を活用できない 多量の情報  使い切れない 必要なものしか使わない 多すぎることが判断の偏りとなる

対応 情報に対する感性 次回