レポート課題 レポートの提出は CourseN@vi による。 提出期間を厳守する。 締切は2013年12月14日(土) やむを得ない場合には12月21日(土)まで 既に CourseN@viに概要を掲示してある。 実際に課題に取組むのは、次回の授業の後でも十分に間に合う。ただし今のうちに CourceN@vi の該当事項が読めるかどうか各自で確認する ※ 万一読めない場合→各自の履修登録を確認 教学支援課に相談
重要な注意(約束) もし複数人が同一内容の解答を提出した場合には、理由の如何を問わず、該当者全員が 大幅な減点となります。 原典の丸写しをすると、意図せずに他人と全く同一の解答になる可能性が高くなります。 参考文献を参照した場合でも、自分の文章で解答を説明するようにしてください。 なお書籍、参考文献、Webページ等を参照して解答を作成する場合には、解答の中で出典を明記してください。
レポート課題: 以下の手順に従い、各自で 実測を行う レポート課題: 以下の手順に従い、各自で 実測を行う 手順1.各自のコンピュータから、できるだけ遠隔地にあると思われるコンピュータ 3台に対してpingコマンドを実行する。その結果として表示されるMinimum (Min)の時間(ミリ秒)を、相手のコンピュータの名前(ドメイン名、ドメイン名が不明の場合にはIPアドレス)と一緒に報告する。 注意:できるだけ遠方のコンピュータを選ぶのが、後の手順において結果を楽しむ秘訣。 pingの結果がうまく表示されない時は手順1B 特定のマシンに対して過度にpingを反復しない
手順1のヒント Windows の場合 「スタート」メニュー 「すべてのプログラム」 「アクセサリ」 「コマンド プロンプト」 www.goto.info.waseda.ac.jp 17ミリ秒 (この例は遠隔地ではないので解答には不適)
手順1のヒント(2) 必ず停止すること UNIX, Linux, MAC OS の場合 シェルコマンドを受付ける状態(ターミナル、xterm, kterm等)でpingを実行。何行か表示の後に^Cで停止。 % ping www.nic.ad.jp PING wwwvip.nic.ad.jp (202.12.30.115): 56 data bytes 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=0 ttl=49 time=9.781 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=1 ttl=49 time=2.610 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=2 ttl=49 time=384.035 ms 64 bytes from 202.12.30.115: icmp_seq=3 ttl=49 time=35.916 ms ^C --- wwwvip.nic.ad.jp ping statistics --- 4 packets transmitted, 4 packets received, 0% packet loss round-trip min/avg/max/stddev = 2.610/108.086/384.035/159.801 ms コントロールC www.nic.ad.jp 2.610ミリ秒 (この例は遠隔地ではないので解答には不適)
手順(2) 手順2.各自のコンピュータのIPアドレスを調べる。IPアドレスを調べるには各種の方法がある。どのような方法を採ったか、その方法の説明と結果のIPアドレスを報告する。 もしも IPv4アドレスと IPv6アドレスの両方のアドレスが付与されている場合には、その両方ともに報告すること。
手順2のヒント Windowsの場合には、コマンド プロンプトでipconfigコマンドの結果を見て、その時に使用しているインタフェースとIPアドレスを見る。または下の方法もある。 Windows 7: 「スタートメニュー」→「コントロールパネル」→「ネットワークの状態とタスクの表示」→「ネットワーク」の中で本実験で使用している接続方法を選びクリックすると「接続の状態」が表示される。「詳細」をクリックすれば良い。 Windows XP:「スタートメニュー」「接続」「すべての接続の表示」として、本実験に使用している接続方法を選び、左のメニューから「この接続の状況を表示する」として状態のボックスの「サポート」を見ると、IPアドレスが表示される。 UNIX/Linuxではifconfigコマンドである。必要ならばman ifconfigとしてオンラインマニュアルを参照。 MAC OSでは「システム環境設定」「ネットワーク」左側のメニューから使用しているインタフェースを選択して「詳細」「TCP/IPパネル」で表示される。
手順(3) 手順3.手順1で対象として選んだ相手方のコンピュータの1つを選ぶ。自分のマシンと相手のコンピュータの間の距離を、何らかの方法で算出する。 この距離をシングルモードの光ファイバ中の光速(180km/ミリ秒)で割り、片道の通信時間の理論値を求めて報告する。
手順3のヒント ヒント: 地図のソフトの上で2点間の距離 を求める機能が付いている場合がある。地図帳の付録に主な都市間の距離が掲載されている。航空会社のマイレージの表からマイルとkmを換算する(経路は直線ではないが近似値として使える)などの方法がある。諸君が新たな方法を考案することを歓迎。ここで求める距離は近似値で良い。
手順(4) 手順4.手順3で算出した理論値と、手順1で求めた実測値は、通常は一致しない。 この理由を考える。実測値には理論計算で想定している他の時間要素が加わっている。この想定外の要素とは何か。これを考察して、各自の見解を報告する。
手順1B 手順1で遠隔地へのpingが失敗する場合 使用しているルータ等のNAPT(教科書pp.204—207 )の種類によっては、 遠隔地へのpingが出来ないことがある。 救済手段(1) 各自の所有するパソコンに拘泥せずに、大学の端末室を利用する。標準の手順1以下を実行。 救済手段(2) 手順2を先行して行う。この時に自マシンのIPアドレスと一緒に表示される「デフォルトゲートウェイ」のIPアドレスに対してpingを実行する。この場合には短距離となり、かつ相手が1つのコンピュータに限られるが、やむを得ない。この救済手段を採る場合には、手順1において相手が1つとなる。それを補う情報として、各自が使用しているルータのメーカと型番を、手順1の報告の中で、できる限り詳しく報告する。手順2以下は標準と同じ。
手順1B(続き) 諸君のコンピュータにIPv6アドレスが付与されている場合には、相手先との関係によりpingが成功しない場合がある。ping6を使える場合は救済。 回復手段(3) IPv6を使用しないようにコンピュータを設定してから手順1を試みる。なお設定を変更できるのは各自の所有するコンピュータに限る。この経緯をレポートで報告する。 Windows VISTA ヘルプ: コマンドプロンプト: 良く寄せられる質問 http://windowshelp.microsoft.com/Windows/ja-JP/help/81242f3c-c9bf-442c-a49d-e18b02f72e691041.mspx#E5E コマンド プロンプトを使用するコマンドの中には、管理者特権を必要とするものがある。 このようなコマンドを実行する場合は、[管理者として実行] コマンドを使用する。