5 情報モラル教育 4.道徳や各教科等における 情報モラル
【1】学習指導要領における「情報モラル」 小・中・高等学校 学習指導要領 「総則」 「指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項」 小・中・高等学校 学習指導要領 「総則」 「指導計画の作成等に当たって配慮すべき事項」 教科等の指導に当たって,児童生徒が情報モラルを身に付けるための学習活動を充実させる ここでは、各教科等において,単元などの目標に関連付けて情報モラルの指導を行うことを学びます。 小学校,中学校,高等学校の学習指導要領のそれぞれの「総則」には,教科等の指導に当たって,児童生徒が情報モラルを身に付けるための学習活動を充実させることが記述されています。
【1】学習指導要領における「情報モラル」 情報モラル指導 知識・対処法 + ケータイ・インターネットの疑似体験 インターネット上の光と影の調べ学習 情報モラルの指導は,知識や対処法などを理解し習得させるだけでなく,インターネットやケータイを実際にあるいは擬似的に操作体験させたり,インターネット上の光と影に関する事例や事件について調べ学習をさせたりする、「考えさせる」活動を通して、考え方や態度を身につけさせる必要があります。 「考えさせる」活動 を通して考え方や態度を身につけさせる
【2】道徳や教科等での「情報モラル」の指導方法 そこで、「情報モラル」指導実践キックオフガイドの14ページから25ページに小・中・高等学校の実践事例が載っていますので、それらを参考にして、教科や道徳、生徒指導などにおける指導案を作成し、実際に授業を行ってみましょう。
ICTを活用した各教科の授業で指導することで効果大 【1】学習指導要領における「情報モラル」 情報モラル指導 「考えさせる」指導 + 「日常的な指導」 ICTを活用した各教科の授業で指導することで効果大 「考えさせる」指導内容を道徳や各教科等に配置して指導することが望ましいことは言うまでもありませんが,各教科等の授業や学級活動の中で,随時行う日常的な指導も大切です。 特に,ICTを活用した各教科等の授業では,情報モラルを指導できる場面はたくさんあり,その場に応じて必要な情報モラルの指導を行うことは大変効果的です。 これで、道徳や各教科等における情報モラルについての解説を終わります。