ー愛教大ECO通学プランー 奥野 岡田 中田 祝 インターゼミ中間報告 ー愛教大ECO通学プランー 奥野 岡田 中田 祝
研究動機 エコな通学手段に! 愛教大:“環境重視型キャンパス”の推奨 →エネルギー使用量、温室効果ガス排出量 →エネルギー使用量、温室効果ガス排出量 国内大学法人(60大学)の中で最小 [愛知版・2010年1月21日付 朝日新聞] 自動車通学の人数が多い ←“環境重視型キャンパス”との矛盾? “環境重視型キャンパス”にふさわしい エコな通学手段に!
愛知教育大生の現住所 2011年:愛知教育大学学生支援課調べ
自動車通学の現状 ★入校許可台数:1439台 →2~4年生の57.5%
鉄道結節別 愛教大前 乗降実績 (2013年6月10日 データ) 鉄道結節別 愛教大前 乗降実績 (2013年6月10日 データ) 知立~日進駅系統 261 知 立 知立~イオン三好系統 269 知立~愛教大系統 2098 日進駅 日進駅⇔愛教大 129 刈谷駅 刈谷駅⇔愛教大 59 富士松駅 富士松駅⇔愛教大 43 合 計 2859
愛知教育大学ECO通学プラン ①コインパーキング制度 ⇒車通学者の減少 ②エコポイント制度 ⇒車以外での通学者の増加 ③manaca提携プラン ⇒バスでの通学者の増加
ターゲット 4km圏外の学生 自宅が大学から4km圏内にある学生 下宿生 (大学から1km圏内)
現行の入構制度 2年生から自動車通学が可能 教務課で手続きをし、入構許可証を発行 年間:2000円(半期:1000円) 年間:2000円(半期:1000円) 外から見える場所に許可証が置いてある車は 構内の駐車場に駐車可能 ⇒違反車両には罰則あり
新たな入構制度 使用料を年間2000円→5000円に引き上げ (半期:2500円) ★差額として得た3000円をプランの資金として利用 (半期:2500円) ★差額として得た3000円をプランの資金として利用 ★値上げによる自動車利用の抑止効果を期待
①コインパーキング制度 大学駐車場の全てを有料エリアに (水・土・日は無料) 1回300円 入構許可証発行+学生証を登録 (水・土・日は無料) 1回300円 入構許可証発行+学生証を登録 ⇒ICリーダーにかざして入構できるように ※ICリーダーは授業時に使用しているものを活用 大学入り口3ヵ所に守衛室設置 約40万円程度 (昭和ユニット) ⇒入構時、守衛室でカードをかざして入構
⇒4km圏外の学生への インセンティブ付けは? 期待される効果 ★下宿生の自動車利用の減少 ★大学から3~4km圏内(自転車で20分程度)の ★下宿生の自動車利用の減少 ★大学から3~4km圏内(自転車で20分程度)の 学生の自動車利用の減少 ⇒4km圏外の学生への インセンティブ付けは?
②エコポイント制度 ★大学生協・キャンパスペイの活用 車以外の交通手段を利用した人に対し、 ポイントを付与 1回10ポイントを進呈 ポイントを付与 1回10ポイントを進呈 →貯めたポイントはキャンパスペイポイントに 変換できるように(1ポイント=1円) 30ポイントでコインパーキング使用料が1回分無料に →車以外の通学手段利用を促す
③manaca提携プラン 対象のカード すべてのmanaca (株)エムアイシー発行の 記名式manaca 手続き方法 不要 「名鉄たまルン」ポイント 対象のカード すべてのmanaca (株)エムアイシー発行の 記名式manaca 手続き方法 不要 必要(webで会員登録) たまったポイントの 利用法 manacaにポイント還元 ↓ 電車やバスの乗車に 利用可能 チャージ券申請(webで手続き) チャージ券でmanacaにチャージ 電車・バスだけでなく 買い物にも使用可能
(株)エムアイシーと提携 →バス乗車でポイント還元(10ポイント) ⇒貯めたポイントは表のように還元して利用 ★バス利用者へのインセンティブ付け
まとめ ①コインパーキング制度 →下宿生&大学から3、4km圏内の車通学者減少 ②エコポイント制度 →4km圏外の学生をターゲット ②エコポイント制度 →4km圏外の学生をターゲット 車以外の通学手段利用を促す ③manaca提携プラン →バス利用を促す 約200台(下宿生+α)の自動車利用減少が見込める ⇒現在の入構許可台数の約14%
問題点 大学周りの違法駐車が増えるのでは? ⇒以前から問題になっており、 大学と警察の取り締まり強化により減少している ⇒以前から問題になっており、 大学と警察の取り締まり強化により減少している 他人の学生証を使い、入構許可受けずに 駐車する人が増えるのでは? ⇒許可証制度+駐車場見回りの継続