労働組合と安全衛生活動 経営の根幹を成す「労働」 幸福は心身の健康によってもたらされる その労働に内在する「災害・健康障害要因」 この除去なくして「安心・健康労働」、危険ゼロの 達成はなし得ない。 幸福は心身の健康によってもたらされる 幸福の土台となる「安全衛生活動」 21世紀労働組合の中心的活動となる
安全・衛生活動の現状は? 対策型から予防型へ 新たな疾病の出現 重大災害は増加傾向
安全・衛生活動の現状は? 重大災害は増加傾向 新たな疾病の出現 対策型から予防型へ
経営と安全 経営と安全の両立・統合(安全は儲かる) ニュートラルから増進図り生産性向上へ 安全は経営理念の一つ(経営内在化)
今、なぜ労働組合が「安全衛生活動」を 産業の構造的変化 安全衛生理念の転換 パラダイムの転換 人間尊重の具体化 会社が活動するのは当たり前・常識です。 会社に義務付けられた社会のルールだから! しかし、現代は会社のみの活動では災害は撲滅できない 労働組合の主体的な活動取組みが必要となっている。 取り組みが迫られる要因 産業の構造的変化 パラダイムの転換 人間尊重の具体化 安全衛生理念の転換
安全衛生活動の目的 労働者の安全と健康の確保 総合的計画的な対策推進 法の目的(第一条) 労働災害防止のための危険防止基準の確立 責任体制の明確化 自主的活動の促進の措置を講ずる 快適な職場環境の形成促進
安全衛生活動の基本 4.労働安全衛生管理体制 10.快適職場環境の形成 7.過重労働による健康障害防止 2.災害発生の仕組み 1.労働安全衛生の全体的な概要 11.作業環境測定について 9.積極的な健康の保持増進 12.交通労働災害の防止対策と推進 4.労働安全衛生管理体制 10.快適職場環境の形成 7.過重労働による健康障害防止 2.災害発生の仕組み 5.労働安全マネジメントシステム 8.職業性疾病の防止と予防 3.危険・健康障害防止措置 6.健康管理の充実を図ろう
安全衛生管理の基本について 1) 「安全の三管理」 「衛生の三管理」 2) 活動に必要な「基礎知識」を 1) 「安全の三管理」 「衛生の三管理」 2) 活動に必要な「基礎知識」を ① 法的責任の所在・法的活動を整理する(関係法)。 ② 会社の安全衛生方針・職場作業標準書を知る(年度経営方針) ③ 情報の収集・連携を強め「安全衛生」の質を高める。 不安全状態の管理 不安全行動の管理 作業の管理 健康の管理 管理上の欠陥の管理 作業環境の管理
労働組合の安全衛生活動 安全衛生活動を進めるための「5つの課題」 全体像を押さえる 活動の歴史を知る 主体的活動 取り巻く環境状況を 全体が見えなきゃチェックはできない。 安全衛生 活動の歴史を知る 歴史の功罪に学ぶ「命・健康」 の保持増進のために 安全衛生 主体的活動 チェック・社会提言 安全文化風土醸成 教育・啓蒙活動 安全衛生委員会 安全衛生 取り巻く環境状況を 把握する 活動の方向・視点の明確へ 安全衛生 リーダーの役割と責任 求められるもの ●資質(知識・技術・態度) ●心身の感度(敏感・創造・等)
主体的活動の基礎はチェック活動 目 標 活 動 土 台 土 壌 知識・技術技能の習得 (前提) (労働安全衛生法など関係法令) 心身の健康保持・増進 危険ゼロの達成 目 標 活 動 土 台 土 壌 知識・技術技能の習得 (前提) (労働安全衛生法など関係法令) 社内規則・作業マニュアルなど・・・・・・ リーダー養成活動 教育・啓蒙 安全衛生文化 風土醸成活動 社会・企業への 提言活動 安全衛生委員会 機能強化活動 チェック機能強化活動 知識・技術技能の習得 (労働安全衛生法など関係法令) 社内規則・作業マニュアルなど・・・・・・
1.チェック活動 ●チェック活動の三原則 判断基準 検証方法 現場主義 安全衛生に <チェック項目> 安全衛生に <チェック項目> に関する「チェック」は、厳格・正確さが求められる。 ●経営方針(理念)は。●部門への浸透度は。●管理監督者の意識は。 ●具体的な安全衛生活動は。●教育の実施と内容は。●各種安全システムは ●健康管理のあり方は。●安全衛生委員会は。・・・・・など、など。 判断基準 ●法(ルール)に基づく ●作業基準書に基づく ●安全衛生方針に基づく 検証方法 ●検証機器の操作方法を知る ●検証基準を知る ●検証のTPOを押さえる 現場主義 ●現場(職場)で ●現物を見て ●現実を把握する
2.安全衛生委員会機能強化活動 すべてに通じる「安全衛生委員会」 委員会 活動の労使合意は安全衛生委員会 安全衛生関係予算の確認を リスクアセスメント活動 安全衛生マネジメントサイクル 職場巡視活動 三種の神器活動 活動の労使合意は安全衛生委員会 安全衛生関係予算の確認を 活動具体化は安全衛生委員会 労使信頼・協同は安全衛生活動から
安全衛生委員会の充実強化を 活動の基礎となる委員会 心身の健康確保は法的 最低審議事項 自主的審議事項と合わせ、活動状況の報告・フォローを 活動の具体化 活動フォロー 報告 自主的審議 法的審議 自主的審議事項と合わせ、活動状況の報告・フォローを 目標に照らして意見と異見を合意に基づく活動の具体化を実践・工夫・改善は委員会提案へ審議を通して組織の目標へ 活動の基礎となる委員会
安全衛生委員会は事前準備の習慣を テーマに対し「チェック活動三原則」を! 担当部署(安全衛生)及び当該部門との意見交換を! 事前準備「4つの活動」習慣を! テーマに対し「チェック活動三原則」を! 担当部署(安全衛生)及び当該部門との意見交換を! テーマに対する建議・安全衛生政策の提言を! 執行委員会で組織的(組合)方針を確認し出席を!
安全衛生委員会はモラルを高める 労使協力・信頼の場 業務関係者全ての連携緊密関係の場 従業員の教育・訓練具体化の場 管理監督者の教育の場
安全衛生委員会担当事務局が活動の命 会社 組合 安全衛生は人の架け橋 命と健康をつなぐ大橋 関連企業・業者 情報収集「足で裏付け」信頼構築。 報告事項「活かすも殺すも」事務局しだい。 資料作成・まとめ・実践、活動連鎖で災害撲滅。 安全衛生は人の架け橋 命と健康をつなぐ大橋 会社 関連組合・社外労働者 関連企業・業者 要(事務局) 組合
安全衛生活動は、実践哲学「潜在意識までしみ込む教育学習を! 3.教育・啓蒙 リーダー養成活動 知識 態度 技能 人の行動には意味(目的)がある。人は自分の環境を操作して自分の状態に近づけようとする。 (選択理論の原則) 基本の知識の徹底 危険予知訓練(KYT) 労働安全衛生マネジメントサイクル・リスクアセスメント 労働安全衛生法 安全衛生活動は、実践哲学「潜在意識までしみ込む教育学習を!
4.安全衛生文化 風土醸成活動の徹底を トップの姿勢が風土を創る 安全衛生理念表明 実行可能な目標設定 本気度が問われる実践態度 4.安全衛生文化 風土醸成活動の徹底を 安全衛生理念表明 実行可能な目標設定 本気度が問われる実践態度 率先垂範管理監督信賞必罰 フォローで次へ 有言実行 トップの姿勢が風土を創る
建前姿勢では安全衛生文化は育たない 強固な意志の反映を 経営内在化を 安全予算に上限なし 三位一体の創造活動を ワークライフバランスの充実を
業務(仕事)の指示・進渉の後に「今日も安全に!」では、生産第一と言っているようなもの。 安全文化 安全第一 危険ゼロ 安全衛生文化形成が安全第一の職場を創る 始業前ミーティングで「安全第一」を! 業務(仕事)の指示・進渉の後に「今日も安全に!」では、生産第一と言っているようなもの。 第一声は、「今日もケガや健康障害を起こさない仕事の進め方を工夫し、安全第一で頑張ろう。そこで、本日の業務だが、●●なので、「やりにくいことはないか」「問題になるところはないか」「何か要望はないか」を投げかけて、双方向のコミュニケーションでミーティングを。 そして、危険と思ったら作業を中断してマシンの点検確認を行うこと。 作業中断の全責任は上司の私にある。 と、断言しよう。 このようなミーティングを繰り返そう。 管理の基本は有言実行。 見えない不安の払しょくを この障害が「手抜き・省略」 行動、不安全行動を呼ぶ。
徹底した安全衛生活動の推進が必要 活動の習慣化 5S活動 業務は作業基準書で 三種の神器 健康管理 安全衛生ABC (労務管理) 仕事の中に安全衛生が存在するか 危険源、働く意思で絶つ 活動の習慣化 「三位一体」向上の基礎 教育・訓練 改善提案活動 健康は見える形で疾病追放 心身の健康、今日は大丈夫か
安全衛生管理に妥協なしを 安全衛生の意識高揚が 日々研鑽 生活に溶け込む安全衛生 日常業務に安全衛生諸活動の習慣化を図る 安全・衛生の三管理の徹底 管理・監督者 生産性向上につながる 品質向上につながる 安全衛生の意識高揚が
5.社会・企業・行政への提言活動の活発化を これで良いの安全衛生理念は? 高 生産優先・人的損害危険領域 安全衛生・生産性向上領域 <生産性と安全は対立する> <生産性と安全は両立する> ● 仕事第一 ● 健康増進、創造性・意欲向上 ● 労働災害・疾病発生危険 ● 生産性向上 企業倒産・人的損害領域 安全優先・生産性軽視領域 <対立から絶望へ> <生産性と安全は対立> ● 労働災害・疾病の多発 ● 健康第一、能力温存 ● 生産性の低下、意欲の低下 ● 生産性低迷、経営危機 生産線 生産性マイナス領域 低 低 健康線 高 健康マイナス領域
安全衛生は「実践哲学」 実践とは「知行合一」 哲学とは「人間尊重」 健康なくして幸福なし 安全衛生活動の必要性と進め方 安全衛生は「実践哲学」 実践とは「知行合一」 哲学とは「人間尊重」 健康なくして幸福なし 人間尊重 知行合一 安全衛生活動
労働組合の目的達成の 根底(理念)は、人間尊重 労働組合の目的達成の 根底(理念)は、人間尊重 職場 でのつながり 家庭 でのつながり 社会 でのつながり 豊かさを築き、つながりを保持し発展させる基盤は職場活動 人間尊重は心身の健康が前提! 心身の健康は「つながり」により保持されます。
労働組合の目的達成の 根底(理念)は、人間尊重 人を大切にすることが職場に根付かせていきましょう! 労働組合の目的達成の 根底(理念)は、人間尊重 心の健康 身体の健康 社会的健康 健康の保持増進 災害撲滅 組合員(社員)がイキイキ 職場がイキイキ 組合・会社がイキイキ 職場活動 安全・衛生活動 人を大切にすることが職場に根付かせていきましょう!