図解「建築の構造と構法」 72~79ページ 必携「建築資料」 22~23ページ 枠組壁工法 (ツーバイフォー工法) 図解「建築の構造と構法」 72~79ページ 必携「建築資料」 22~23ページ
枠組壁工法の名称と歴史(1) 「バルーン・フレーム工法」: 約150年前に北米の開拓民が 釘打ちだけで簡便に木造住宅を建てる工法として考案 約150年前に北米の開拓民が 釘打ちだけで簡便に木造住宅を建てる工法として考案 ← 風船を膨らませるくらい簡単 「プラットフォーム工法」:第2次世界大戦後に急増する住宅需要に対応するため,材料や施工方法を標準化し,職人を養成した ←各階の床面で壁パネル等を製作する
枠組壁工法の名称と歴史(2) 「ウッド・フレーム・コンストラクション」: 北米の正式名称 「ツーバイフォー工法」: 北米の正式名称 「ツーバイフォー工法」: 2インチ×4インチ材(204)が主役となるために付いた俗称 「枠組壁工法」: 1974年日本で認められた時の正式名称 年間約10万棟建てられ木造住宅の約20%
枠組壁工法の特徴 (1) 北米の標準材(2×4材等)を輸入して使用 (2) 接合部は太め釘(CN釘)や金物で緊結 「ほぞ」や「ほぞ穴」は使わない (3) 各階の床組(プラットフォーム)を先行させる (4) 施工方法が標準化されているので工期が早い (5) 柱のない壁式なので耐震性・気密性が優れる (6) 断熱材で覆うため断熱性・耐火性に優れる
構成 屋根パネル 床パネル 壁パネル
枠組壁工法の構成 必携建築資料 がわねだ はしねだ がわねだ はしねだ
標準化された壁枠組図の例 開口の寸法
壁枠組図の記入方法 開口の高さ まぐさ: 2-208 腰壁の高さ
標準化された壁軸組図の例 たて枠の記号
樹種と製材の等級と寸法 204:2×4, 208: 2×8, 404: 4×4 1 インチ=25.4 mm ツーバイフォー ツーバイエイト フォーバイフォー 204:2×4, 208: 2×8, 404: 4×4 1 インチ=25.4 mm
面材の種類と使用箇所 ×
枠組壁工法の釘とネジ
基礎と土台,1階床 404 89×89 床は 側根太+床根太+下張板 210 38×235
土台と根太の取付け
1階の床と壁 壁は 下枠+たて枠+上枠 +構造用合板 構造用合板 厚さ12mm 開口部は 窓台+まぐさ受け+まぐさ 204 38×89
床面材の張付け
壁パネルの建込み
壁パネルの建入れ直し
2階の床 構造用合板 厚さ12mm 210 38×235
2階の床面パネルの敷込み
2階の壁枠と面材
2階の壁パネルの建込み プラットフォーム
屋根の小屋組
小屋組パネルの架設 トラス方式の屋根
屋根の下張り
釘の打ち方と表示方法
接合金物
1階床の構成
2階床の構成
隅柱の構成
隅角部の構成
上枠・下枠の継手
開口部とまぐさの構成
外壁の構成
小屋組の方式
小屋組の方式(2)
屋根の構成
大断面集成材構造の構成 基礎はRC造
大断面集成材の耐火性能
大断面集成材構造の架構形式
大断面集成材構造の接合方式 ピン接合
大断面集成材構造の接合方式 ピン支点 基礎はRC造