保健統計 橋本.

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5 章 標本と統計量の分布 湯浅 直弘. 5-1 母集団と標本 ■ 母集合 今までは確率的なこと これからは,確率や割合がわかっていないとき に, 推定することが目標. 個体:実験や観測を行う 1 つの対象 母集団:個体全部の集合  ・有限な場合:有限母集合 → 1つの箱に入っているねじ.  ・無限な場合:無限母集合.
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保健統計 橋本.
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母集団と標本抽出の関係 母集団 標本 母平均μ サイズn 母分散σ2 平均m 母標準偏差σ 分散s2 母比率p 標準偏差s : 比率p :
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保健統計 橋本

目次 第2部 50分 第0部 5分 第1部 50分 国民生活基礎調査 患者調査の概要 死因別死亡率の動向 年齢階級別の死因第一位 第2部 50分 第0部 5分 第1部 50分  国民生活基礎調査 患者調査の概要 死因別死亡率の動向 年齢階級別の死因第一位 過去問 15分 人口統計の種類 動態・静態 人口構造の指標 出生の指標 疾病の指標 死の指標 過去問 15分 第3部 50分  統計学の基礎 推定と検定 情報 過去問 15分 今日の話は3部にわかれています.時間の都合で残りは来週にします.

Today 標準化死亡比(SMR) 年齢調整死亡率 標準化罹患比 期待死亡率 統計学の基礎 推定と検定

第0部 ガイダンス 5分 まず 国試一般的なガイダンスをします.この話は酒井先生から聞いているとは思いますが 第0部 ガイダンス 5分 まず 国試一般的なガイダンスをします.この話は酒井先生から聞いているとは思いますが 念のためにもう一度確認しておきます.

URL 先輩 http://www.facebook.com/cocoro.takeda

最重要 保健師試験 受験するのか?しないか? 頭が良くても覚えなくちゃできない 範囲は広い ⇒繰り返して毎日コツコツ 指標の意味は? 保健師試験 受験するのか?しないか? 頭が良くても覚えなくちゃできない 範囲は広い ⇒繰り返して毎日コツコツ 指標の意味は? 様々な指標の定義と使用方法,おおよその数字を知っていること 覚える時に鉄則 眺めるだけではダメ⇒手を動かし,声を出す. 五感を使って記憶の強化 もっとも重要な話を先にします.

試験の例 「メタボリックシンドロームの診断基準」(メタボリックシンドローム診断基準検討委員会,2005)に関する記述で正しいのはどれか。  「メタボリックシンドロームの診断基準」(メタボリックシンドローム診断基準検討委員会,2005)に関する記述で正しいのはどれか。 内臓脂肪面積は、90cm2 以上である。 血清HDL- コレステロールは、40mg/dL 未満である。 トリグリセリドは、220mg/dL 以上である。 収縮期血圧は、140mmHg 以上である。 空腹時血糖は、100mg/dL 以上である。 100cm2 150mg/dL 130mmHg 110mg/dL

必携 ポイント 人口静態統計と人口動態統計の相違 様々な健康指標の定義と使用方法,おおよその数字(桁)を知っていること 必携 ポイント 人口静態統計と人口動態統計の相違 様々な健康指標の定義と使用方法,おおよその数字(桁)を知っていること 年齢調整死亡率(直接法) 標準化死亡比の計算の仕方 合計特殊出生率,再生産率,乳児死亡率 平均寿命の計算方法 日本人における死因別死亡率の動向年齢階級別の死因第一位 国民生活基礎調査,患者調査の概要 疾患については疫学で

過去問 統計学

過去問 四分位点 ある町の基本健康診査受診者の最高血圧の度数分布を表に示す。 低い方から第3四分位点はどの範囲に属するか。 130~139 過去問 四分位点 ある町の基本健康診査受診者の最高血圧の度数分布を表に示す。 低い方から第3四分位点はどの範囲に属するか。 130~139 140~149 150~159 160~169

四分位点とは 分布を4つの等しい頻度に分けて,小さい順に 四分位数範囲 四分位数偏差 第1四分位点 第2四分位点 第3四分位点 第3四分位点―第1四分位点 四分位数偏差 (第3四分位点―第1四分位点)÷2 第1四 分位点 第2四 分位点 第3四 分位点

過去問 四分位点 この例では800人 なので第1四分位点 25%は200 人目 第3四分位点 75%は600人目 130人 290人 過去問 四分位点 この例では800人 なので第1四分位点 25%は200 人目 第3四分位点 75%は600人目 130人 290人 600人

過去問 四分位点 この例では800人 なので第1四分位点 25%は200 人目 第3四分位点 75%は600人目 200番目

すると 130~139 140~149 150~159 160~169

過去問をそのまま? 範囲 最大値―最小値 平均 標準偏差 ⇒2乗が分散 メジアン(中央値) 第2四分位点と同じ モード(最頻値) 範囲 最大値―最小値 平均      標準偏差  ⇒2乗が分散 メジアン(中央値) 第2四分位点と同じ モード(最頻値) 変動係数 標準偏差÷平均

過去問(第98回 保健師国家試験) 単位が同じである統計値の組合せで正しいのはどれか。 中央値――――四分位偏差 平均値――――分散 最頻値――――変動係数 分散―――――範囲

過去問をそのまま? 身長 cm 170 160 150 140 平均 155cm 標準偏差 12.9cm 分散 166.7㎝2 範囲 最大値―最小値 平均      標準偏差  ⇒2乗が分散 メジアン(中央値) 第2四分位点と同じ モード(最頻値) 変動係数 標準偏差÷平均 四分位数範囲 四分位数偏差 身長  cm 170 160  150  140 平均 155cm 標準偏差 12.9cm 分散 166.7㎝2 メジアン(中央値)  155㎝ モード...なし 変動係数 0.08 四分位数範囲  165-145=20 四分位数偏差  (165-145)÷2=10

年齢調整死亡率 都道府県の年齢構成に差 ⇒高齢者の多い都道府県では高くなり、若年者の多い都道府県では低くなる 昭和60年モデルで

都道府県別にみた男の年齢調整死亡率(人口10 万対)の年次推移

都道府県別にみた男の年齢調整死亡率(人口10 万対)の年次推移(2)

都道府県別にみた女の年齢調整死亡率(人口10 万対)の年次推移 粗死亡率

都道府県別にみた女の年齢調整死亡率(人口10 万対)の年次推移

計算の復習 次の観察集団の10万人当たりの年齢調整死亡率を求めよ. 80000 80 3000 6 160 6000 40000 9000 年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 40歳未満 80000 80 3000 6 40歳―64歳 160 6000 65歳以上 40000 9000 18 合計 200000 400 18000 30

年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 推定死亡数  40歳未満 80000 80  (A) 3000 6 40歳―64歳 160  (B) 6000 65歳以上 40000  (C) 9000 18 合計 200000 400  (A)+(B)+(C) 18000 30 (A)=80000×(6/3000)=160 (B)=80 (C)=80 (A)+B+..(C)= 320

計算式 (A) (B) (C)

年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 推定死亡数 40歳未満 80000 80 160 3000 6 40歳―64歳 6000 65歳以上 40000 9000 18 合計 200000 400 320 18000 30 (A)=80000×(6/3000)=160 (B)=80 (C)=80 (A)+B+..(C)= 320

計算式 (A)+(B)+(C)  320÷200,000X100000=160

320÷200,000X100000=160 1000人対 1000人当たり ⇒答えに1000をかける 10万人対 1000人対  1000人当たり  ⇒答えに1000をかける 10万人対 10万人当たり   ⇒答えに10万をかける 

標準化死亡比 標準化死亡比とは? 年齢調整死亡率との違いは?

標準化死亡比 SMR standardized mortality ratio 通常年齢によって死亡率は大きな違い 全国の死亡率を標準(100)として

年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 40歳未満 80000 80 3000 6 40歳―64歳 160 6000 65歳以上 40000 9000 18 合計 200000 400 18000 30 (A)=80000×(6/3000)=160 (B)=80 (C)=80 (A)+B+..(C)= 320

年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 期待死亡数 40歳未満 80000 80 3000 6 40歳―64歳 160 6000 65歳以上 40000 9000 18 合計 200000 400 18000 30

基準母集団の 死亡率 年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 期待死亡数 計算式 40歳未満 80000 80 3000 6 3 40歳―64歳 160 6000 12 65歳以上 40000 9000 18 36 合計 200000 400 18000 30 51 基準母集団の死亡率と階級の人口の積和

年齢階級 基準母集団 観察集団 人口 死亡数 期待死亡数 40歳未満 80000 80 3000 6 3 40歳―64歳 160 6000 12 65歳以上 40000 9000 18 36 合計 200000 400 18000 30 51 標準化死亡比 SMR = 30 51 ×100=58.8

過去問 B 昨年1年間のA町(人口10,000人)における全がん死亡数は50であった。昨年の日本全国における全がん死亡率は人口10万対250であった。A町の性・年齢階級別人口と全国の性・年齢階級別全がん死亡率との積和は50であった。A町の全がん標準化死亡比(SMR)はどれか。 a. 0.2 b. 0.5 c. 1 d. 2 e. 5

解説B ポイント A町の性・年齢階級別人口と全国の性・年齢階級別全がん死亡率との積和は50であった。 昨年1年間のA町(人口10,000人)における全がん死亡数は50 観察集団の死亡数 / 期待死亡数 x 100 (%) 50÷50=1 ⇒(C)

過去問C ある集団の同一時期に得られた統計値で不等号の向きが正しいのはどれか。 (1) 人口性比 > 出生性比 (1) 人口性比 > 出生性比 (2) 死産率 > 周産期死亡率 (3) 年齢調整死亡率 > 粗死亡率 (4) 従属人口指数 > 老年人口指数 (5) 合計特殊出生率 > 総再生産率

解説C  出生性比 H19年で105 ⇒× 周産期死亡率 (妊娠満22週以後) 3.3(H17) 死産率=死産数÷(死産数+出生数)⇒× 死産=妊娠満12週(妊娠第4月)以後の死児の出産 ポイント ある集団の同一時期に得られた統計値で不等号の向きが正しい⇒ どんな集団でも必ず成立する⇒定義式を覚えているか? 性比 人口性比 =男性人口÷女性人口×100 ⇒H19年で95.2 高齢化社会では男性は少ないので100以下

解説C 従属人口指数 =(年少人口+老年人口)÷生産年齢人口×100 老年人口指数 = 老年人口 ÷生産年齢人口×100⇒○ 総再生産率= Σ 母の年齢別女児出生数÷年齢別女子人口 (15歳~49歳の合計)⇒女子が一生の間に何人の女子を産むか⇒合計特殊出生率の約半分  最近の値 0.64 (2006) 合計特殊出生率= Σ 母の年齢別出生数÷年齢別女子人口 (15歳~49歳の合計)⇒女子が一生の間に何人の子供を産むか 周産期死亡率(1000人対)

過去問C ある集団の同一時期に得られた統計値で不等号の向きが正しいのはどれか。 (1) 人口性比 > 出生性比 (1) 人口性比 > 出生性比 (2) 死産率 > 周産期死亡率 (3) 年齢調整死亡率 > 粗死亡率 (4) 従属人口指数 > 老年人口指数 (5) 合計特殊出生率 > 総再生産率

過去問D 人口・保健統計について正しいのはどれか。 (1) 総再生産率は女児の出生数から計算する。 (1) 総再生産率は女児の出生数から計算する。 (2) 合計特殊出生率は女性の年齢別出生数から計算する。 (3) 平均寿命は死亡時の年齢を平均して計算する。 (4) 周産期死亡率は新生児死亡数と死産数から計算する。 (5) 死産率は妊娠満22週未満の胎児死亡数から計算する。 (1)(2) (1)(5) (2)(3) (3)(4) (4)(5)

過去問D (1)(2) 人口・保健統計について正しいのはどれか。 (1) 総再生産率は女児の出生数から計算する。 (1) 総再生産率は女児の出生数から計算する。 (2) 合計特殊出生率は女性の年齢別出生数から計算する。 (3) 平均寿命は死亡時の年齢を平均して計算する。 (4) 周産期死亡率は新生児死亡数と死産数から計算する。 (5) 死産率は妊娠満22週未満の胎児死亡数から計算する。 (1)(2) (1)(5) (2)(3) (3)(4) (4)(5)

疫学 (応用) がん⇒年齢ごとに罹患率が大きく違う 罹患率(粗罹患率,Incidence Rate) 疫学 (応用) がん⇒年齢ごとに罹患率が大きく違う 罹患率(粗罹患率,Incidence Rate) 年齢調整罹患率(Age-standardized Incidence Rate) 標準化罹患比(SIR, Standardized Incidence Rate)

統計学の基礎

母集団と標本 母集団 標本 標本抽出 無作為抽出 作為抽出 推定 標本から母集団の数値等推定する 高血圧 検定  無作為抽出  作為抽出 推定  標本から母集団の数値等推定する 検定  母集団に対して仮説を作り検証  (帰無仮説,対立仮説) 高血圧 健常

母集団と標本 母集団 標本 標本抽出  無作為抽出 n 母集団の平均身長 μ σ(母集団の標準偏差) 標本の平均身長

95%信頼区間 (何回も標本抽出をすれば) ポイント 1.96をそのまま計算してはいけない 95%信頼区間  (何回も標本抽出をすれば) ポイント 1.96をそのまま計算してはいけない 4択の問題   2.0で計算してみる⇒わずかに狭い区間が答 n は開平の手間を考えて100 400等であろう

割合の95% 信頼区間 母集団の割合p 標本の割合 r 計算問題としては難しい 開平する計算量が多く 数分では計算できないので 国試には出ない もしも出るとすれば  r=0.2 の場合だけだろう