「開かれた学校」における地域と学校の役割分担に関する研究 金子研究会 名富桜子 佐久間祐司 須藤浩之 横川奈央子
発表の流れ 今学期の活動の概要 この研究について 調査について 今後の予定
今学期の活動 研究計画書作成 基礎勉強 政策支援機構プレゼン@三田 研究計画書の改訂⇒研究の焦点絞り 事例のヒアリング アンケート素案作り 20万円の研究助成金を頂きました 研究計画書の改訂⇒研究の焦点絞り 事例のヒアリング アンケート素案作り
研究計画<背景> 学校は地域の力を求め、地域も学校という活躍の場を求めている ~ヒアリングより~ 「地域の大人たちにとって、学校を仲立ちにした交流は楽しい場になっている。そこに児童・生徒の成長が見られると活動にもやる気が出てくる」 しかしお互いに今以上に仕事(負担)が増えることを望んではいない(負担を厭わない人頼みの属人的な学校と地域の協力関係) ⇒適切な役割分担の必要性 今期の主な活動の結果として、ここからは研究計画を発表 背景ついて。 スライド読む これも改訂されてる。 教育実習に行った方の話 「地域との連携を求めるというより日々の仕事で精一杯」
研究計画<目的> 学校評議員・地域学校協議会が「地域と学校を繋ぐ媒介」として、学校の諸問題に対する適切な役割分担をできるようなプロセスモデルを確立する。
評議員・協議会は学校と共に問題解決のための役割を担いうる体制に 研究計画<手法> 提案モデル 学校教育目標 目標の具体化 評議員・協議会は学校と共に問題解決のための役割を担いうる体制に なっているのか 地域における行動 具体化された目標 学校評議員・地域学校協議会が「地域と学校を繋ぐ媒介」となるということを、モデル化するとこうなる 評議員→評議会 課題の定義 議論・役割分担 何をすべきか・誰が何をできるか
研究計画<手法> 資料・アンケート・インタビュー調査 ○資料調査 ○アンケート調査 ○インタビュー調査→アンケート結果より 対象校の目標具体化状況 評議員・協議会設置の概要 ○アンケート調査 ○インタビュー調査→アンケート結果より
研究計画<手法> 提案モデル(再掲) 学校教育目標 地域における行動 具体化された目標 議論・役割分担 結果のフィードバック 目標との照合 目標の具体化 地域における行動 具体化された目標 役割分担が可能な体制か、ということが重要と言っておきながら。 体制はよくても他に阻害要因がある、ということも考えられる プロセス全体を検証 よりよい教育環境 誰が何をできるか 課題の定義 議論・役割分担 何をすべきか・誰が何をできるか
アンケート内容 定量:構成員(人数、年齢、職業) 予算 活動内容 学校目標 定性:過去に評議会で話し合われた内容 予算 活動内容 学校目標 定性:過去に評議会で話し合われた内容 学校目標・活動指針等との関わり 学校評価との関わり 評議員の役割
調査報告1 宮城県学校評価に関する調査(佐久間) 1.宮城県教育委員会下にある組織の状況と管 2.本研究に関係のありそうな最近の宮城県の動向 宮城県内の小学校数 - 464校 内、学校評議員制度設置校-260校(‘03年1月時点) 2.本研究に関係のありそうな最近の宮城県の動向
調査報告2 青少年育成会ヒアリング(横川) ヒアリング対象:育成会役員の女性。 主な活動: 構成員 外部)「ふれあい祭り」(7月)「ふれあいハイク」(10月)「小中交流会」(3月) →いずれも中学校生徒・教師のボランティア、地区のボランティアで運営 内部)年に1回の研修旅行 定期)月に1回の全体会(中学校長・各小学校長各含む)と役員会 構成員 登録数は約40名。実際に活動しているのは20名程度。
調査報告3 学校評議員ヒアリング(名富・須藤) ヒアリング対象 活動内容 構成員 小学校評議員の男性。 内部)なし 定期)年に4回程度、全体会(PTAと校長・教頭を含む)を開催。 全体会の前に、学校と評議員で事前打ち合わせを設ける。 その場では、学校方針やカリキュラム、学校側が抱える問題について、評議員からアドバイスをしたり、学校側と意見を交わす。 構成員 5名(町内会長・元PTA会長・小学校の大先輩)
研究計画<スケジュール> 夏休み中 (CS訪問) 協力取り付け アンケート作成・送付 秋学期 アンケート集計(年内) インタビュー調査