資料2-⑦ ⑦ 国民健康保険.

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現物給与の取扱いについて 第2回 社会保険料・労働保険料の 賦課対象となる報酬等の範囲に関する検討会 平成24年9月20日 資料4.
八雲町国民健康保険 適正賦課検討資料 平成23年10月 八雲町国民健康保険係 【町民説明会 用】.
1 財政-第 22 講 6. 社会保障財政 (3) 2008 年 6 月 24 日 第 2 限. 2 公的年金③  今後の課題-公的年金制度全般に関して-  将来の給付水準見通し  厚生年金と共済年金の一元化  社会保険方式から税方式への移行  制度上の問題点  未納・未加入問題.
1 経済学-第 13 回 年金② 2008 年 7 月 4 日. 2 日本の公的年金制度 ( 続 )  今後の課題-公的年金制度全般に関して-  将来の給付水準見通し  社会保険方式から税方式への移行  制度上の問題点  国民年金保険料未納問題.
1 保険料の軽減措置① 【所得の低い方への軽減措置】 所得の低い方は、保険料の均等割額が、所得の水準にあ わせて、 7 割・ 5 割・ 2 割のいずれかで軽減されます。 その軽減割合は、同一世帯内の被保険者及び世帯主の総所得金額等を 基に、以下の基準で判定します(①公的年金控除= 120 万円、②高齢者.
1 経済学-第 9 回 医療保険① 2008 年 6 月 6 日. 2 日本の公的医療保険  制度の目的  制度体系  給付と負担.
佐賀市中期財政計画 総務部財政課 平成26年12 月 平成27年度 ~ 平成33年度 1. 佐賀市を取り巻く状況 ○ 生産年齢人口(15~64歳)の減少 ⇒ 税収等の減少 ○ 高齢者人口(65歳以上)の増加 ⇒ 扶助費や医療費等の増加 ○ 合併特例措置 ⇒ 普通交付税の段階的縮減 (27年度から32年度まで)
36 6.主な点検項目 (1)平成27年度の取組み ②歳入確保 番号 項目名 担当部局・室 取組内容 実績(●は実施済、○は取組み中) 5
 公的年金・定年  引き上げの是非 小瀬村  柏嶋 阿部  藤田.
平成25年度下水道事業 決算の概要 平成26年12月19日 柏市土木部下水道経営課 柏市下水道事業経営委員会資料 (第2回)資料
5.大阪版「都区協議会」(案).
後期高齢者医療制度の財政の仕組み 自 己 負 担 《交付》 保険料 保険料 広域連合が各医療機関に支払う医療費
市町村による精神障がい者の地域移行を進めるための支援策について(案)
後期高齢者医療制度に関するQ&A Q1 後期高齢者医療制度は、なぜ創設されるのですか? ○ ○
特別区設置協定書(案)関係確認事項 (財政調整)
組織的な学校事務の 推進会議報告 四万十市学校事務支援室       事務長         作成 利岡小学校 
「地域自殺対策緊急強化基金(仮称)」の概要
5.大阪版「都区協議会」(案).
平成18年10月1日から 療養病床に入院する高齢者の 入院時の食費の負担額が変わり、 新たに居住費(光熱水費)の 負担が追加されます
【資料3】 条例検討会議について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
【資料5】 条例の基本的な方向性について 平成28年8月30日 福岡市障がい者在宅支援課.
平成27年度事業運営検討W・Gとりまとめ(案)(概要)
後期高齢者医療制度では、生活を支える医療を目指します。
後期高齢者は、どのような医療が受けられるのですか?医療の内容が制限されるようなことはありませんか?
平成23年3月28日 福祉医療費助成制度に関する研究会
資 料 4 介護報酬の地域区分の考え方(社会保障審議会介護給付費第81回分科会資料より) 平成24年度からの地域区分
4 第3次障害者基本計画の特徴 障害者基本計画 経緯等 概要(特徴) 障害者基本法に基づき政府が策定する障害者施策に関する基本計画
高額医療・高額介護合算療養費制度の参考事例
連合が提案する「子育て基金(仮称)」 現行の次世代育成支援制度の課題 1 日本労働組合総連合会(連合)
市民公益税制の導入について 資料2 (策定の趣旨)《指針からの抜粋》
大阪府高齢者保健福祉計画推進審議会専門部会 委員候補(案)
国保制度改革後の国保財政イメージ 国 大阪府 市町村 一般会計 国保特別会計 一般会計 国保特別会計 一般会計 支払基金 国保連 被保険者
5.大阪版「都区協議会」(案).
資料2 介護保険制度改革の方向.
アンケート調査結果よりわかった主なポイント・協議会での委員の意見
制度論検討の視点 資料2-2 1 自治体構造 ○大都市制度を考えるに際して、特別市のような広域自治体と基礎自治体の機能をあわせ持ったものを
Ⅱ.施行に向けたスケジュール.
都道府県も国民健康保険制度を担うことになりました
特定健診・特定保健指導と 医師会の役割    平成18年12月20日 日本医師会常任理事        内田健夫.
経済学-第11回 介護保険 2008年6月20日.
県 1 国保制度改革の概要 国保制度改革の概要(運営の在り方の見直し) 安定的な財政運営等に中心的役割を担う 【現行】 市町村が個別に運営
都道府県も国民健康保険制度を担うことになりました
大阪府健康づくり推進条例の概要について (1) 条例制定の背景・必要性 (3) 条例案の概要 (2) 条例制定のポイント
日医「平成20年度特定健診・特定保健指導 への準備状況等の調査」結果について (全国版)
障害者自立支援対策臨時特例 交付金に関するQ&A (追加分3)
4.新たな価値を生み出す市政改革 52.
財政-第26講 6.社会保障財政(7) 2008年7月8日 第2限.
小 平 市 の 財 務 書 類(平成26年度概要版) 財 務 4 表
道民みんなで国保を支えます 新たな国保制度が始まります 平成30年4月から
     6  総合区政会議           地域自治区・地域協議会.
公共経済学 23. 地方分権と政府間の役割分担.
■ パッケージ案に関する報道 (平成25年8月10日) 【効果関係 抜粋】 資料5
国民健康保険における保険料と保険税の現状等について
資料2-⑦ ⑦ 国民健康保険.
平成27年度財政運営検討W・Gとりまとめ(案)(概要)
財政-第23講 6.社会保障財政(4) 2008年7月1日 第1限.
5.大阪版「都区協議会」(案).
財政-第25講 6.社会保障財政(6) 2008年7月8日 第1限.
レセプトに関連する動向1 レセプトにまつわるトピック 労災レセプト 高齢者の一部負担金問題
【バリアフリー対応のバス(リフト付バス)】
平成30年度の事業運営検討W・Gの検討事項 資料2 項目 運営方針等決定状況 平成30年度に検討すべき 主な事項 これまでの検討状況 方向性
全国介護保険担当部(局)長会議資料 ~介護保険制度改正の検討状況等について~
東京・愛知ヒアリングまとめ(事務局 6.11,14) 資料2 【課 題】 項 目 大阪(府・市) 東京(都・特別区) 愛知(県・名古屋市)
平成27年度事業運営検討W・Gとりまとめ(概要)
参考資料.
大阪府健康づくり支援プラットフォーム整備等事業(概要) ~府全域版健康マイレージシステムの構築~
運営方針策定に当たり調整会議で決定すべき事項
平成30年度の事業運営検討W・Gの検討事項 資料2 項目 運営方針等決定状況 平成30年度に検討すべき 主な事項 これまでの検討状況 方向性
移行定着支援事業(新規) 1 事業の目的   小規模作業所等が障害者自立支援法に基づく新体系サービス(地域活動支援センターを除く。)の事業へ  移行した場合に、新たな事務処理を定着させるために要する経費や移行前の小規模作業所等の当時からの利用  者が継続して利用し、定着できるために実施する経過的な施策に要する経費等を助成することにより、新体系.
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資料2-⑦ ⑦ 国民健康保険

国民健康保険の現状 ◆大阪市をはじめ、府内市町村の国民健康保険の財政状況は、全国的に見ても特に厳しい状況にあり、  法定外繰入金や前年度繰上充用金により収支を均衡させている状況。 ◆加えて、市町村間で保険料格差が生じていることが課題。 【大阪市の財務状況】 ◇一般会計(23年度決算) ・主な経費:429億円(繰出金) ・主な財源:国庫支出金12億円、         府支出金110億円、一般財源307億円 ◇特別会計(23年度決算) ・総事業費3,340億円 ・主な財源:国庫支出金885億円、府支出金139億円、         その他1,709億円(保険料)、         一般会計繰入金429億円、不足額178億円 1人当たり黒字・赤字額 都道府県別 (単位:円) (平成23年度) 府内市町村別 (単位:円) (平成23年度)

《各市町村の法定外繰入金の状況》 《各市町村の前年度繰上充用金の状況》 1人当たり法定外繰入金 1人当たり繰上充用金 *法定外繰入金とは、市町村独自の保険料減額や決算の補てん、保健事業等へ充てるために、市町村が一般会計から国民健康保険特別会計に繰入れを行っている繰入金をいう。(大阪府ホームページより) 1人当たり法定外繰入金 (単位:円) 《各市町村の前年度繰上充用金の状況》 *前年度繰上充用金とは、会計年度経過後、その当該会計年度の歳入が歳出に対して不足する場合に、翌年度の歳入を繰り上げて当該年度に充てるもの。翌年度の歳出に、翌年度の歳入を財源として繰上充用金を計上し、当該年度(翌年度から見れば前年度)へ支出する。(大阪府ホームページより) 1人当たり繰上充用金 (単位:円)

《各市町村の1人あたり平均の年間保険料の比較》 ○ 各市町村の1人あたり平均保険料は下図に示すようなバラツキがある。府内平均値と比べ、大阪市は   約6千円下回っており、最高保険料の大阪狭山市は約18千円上回っている。 平成22年度 国民健康保険事業年報 より作成 (後期高齢者支援金分・介護納付金分を含む) 平均値 87,040円  府内平均を下回るのは14市町、上回るのは29市町村。  なお、保険料平均額は市町村内平均であり、収入等が異なる1人あたりベースでは個々に異なる。

大阪市の取組み ○ 大阪市が保険者として、国民健康保険事業を運営。本庁機能として福祉局生活福祉部保険年金課、  窓口機能として各24区役所で国民健康保険事業を実施。 ○ 保険料収入の確保、医療費の適正化に向けた取り組みを重点的に実施。 組織と業務運営体制(平成24年10月)

収納率向上のための取り組み(平成17~24年度) 《収納率向上に向けた取組み》 *H25.2.14大阪市国民健康保険運営協議会資料 より ○ 平成23年度決算では収納率85.29%(前年度比0.42ポイントUP) ○ 平成18年度以降、実質的に6年連続で収納率が上昇 収納率向上のための取り組み(平成17~24年度) 収納率の年度推移 平成17年度:徴収嘱託員の導入、区役所窓口等における新規加入者に対する口座振替納付の徹底 平成18年度:徴収嘱託員の増員、局と区の連携による区役所の取り組み強化等 平成19年度:コンビニ収納及びネットバンキングやATMを活用した電子収納の実施 平成20年度:訪問徴収業務の民間委託を一部の区で試行実施、区役所における滞納処分業務の          強化(滞納処分研修の充実・滞納整理指導員の導入) 平成21年度:平成20年度の取り組みを強化、口座振替勧奨を民間委託により実施、          区役所窓口における分割納付の徹底(以後継続) 平成22年度:長期滞納世帯への財産調査及び滞納処分を福祉局へ集約(平成22年9月~) 平成23年度:訪問徴収業務の民間委託の全市実施、平成22年度の取り組みの通年実施 平成24年度:福祉局に集約した長期滞納世帯への財産調査及び滞納処分を財政局市債権回収          対策室に集約(平成24年8月~)、コールセンターを活用した口座振替勧奨の強化 *平成20年度は、収納率の高い75歳以上の被保険者が後期高齢者医療制度へ移行した影響等により収納率が低下したが、年齢階層別収納率では75歳未満の全階層で向上している。 《医療費の適正化に向けた取組み》 *大阪市ホームページ、   国民健康保険運営協議会資料 より ●レセプト点検の拡充 調剤レセプトの全件点検や、歯科レセプトの縦覧点検の拡充(80→100%)、 レセプトと介護保険の利用状況との突合点検を行い、点検効果の向上を図る。 ●後発医薬品(ジェネリック医薬品)差額通知事業 先発医薬品を服用している被保険者向け、後発医薬品に切換えた場合の自己負担額の差額を通知。 被保険者の健康を保持増進することが、結果として医療費の適正化につながることから、保健事業実施計画を策定し、保健事業を実施。 ・特定健康診査・特定保健指導 ・1日人間ドック ・健康づくり支援事業   など

大阪府の取組み 福祉部国民健康保険課の業務内容 国保事業の円滑な運営等 医療費適正化の取組み 国保の広域化等の支援 総務 企画 広域化・ *大阪府ホームページより グループ名 事務分担 総務 企画 ・国民健康保険課の総務全般に関すること。 ・医療費適正化計画に関すること。 ・国民健康保険の審査請求に関すること。 ・後期高齢者医療制度の審査請求に 関すること。 ・国民健康保険団体連合会に関すること。 広域化・ 制度推進 ・国民健康保険制度に関すること。 ・後期高齢者医療制度に関すること。 福祉 医療 ・福祉医療費助成制度に関すること。 国保事業の円滑な運営等 ○市町村等の保険者の健全な財政確保と事業の円滑な 運営を図るため、指導監査等を実施 ○国民健康保険法に基づく補助金等の交付 医療費適正化の取組み ○医療費の適正化を図るため、医療費適正化計画を策定 ○保健医療関係者や市町村代表者で構成する府医療費適正化計画推進審議会に進捗状況を報告するなどフォローアップ 国保の広域化等の支援  ○“広域化等支援方針策定に関する研究会”を設置 目的:大阪府と市町村が可能な広域化のあり方、国保財政の安定化について研究し、広域化等支援方針を策定 メンバー:市長会・町村長会から選出される職員、        福祉部国民健康保険課職員

○ 国保運営の円滑な都道府県単位化などを国に要望。 国への提案  《 大阪市 》 ○ 国保運営の円滑な都道府県単位化などを国に要望。 ■平成25年度国の施策・予算に関する提案  ・国保運営の円滑な都道府県単位化と、国保が抱える累積赤字の処理を円滑に行える財政措置を要望  ・安定的で持続可能な医療保険制度を構築するため、国保運営の都道府県単位化にとどまらず、国の責任において医療保険制度の一本化に向けた抜本的改革を早期に実現  ・医療費助成制度の実施に伴う国庫負担金の減額措置の廃止  《 大阪府 》 ○ 保険財政の安定化、負担の公平化等を図るため、市町村と協力しながら、国保の広域化  を国に要望。 ■市長会、町村長会とともに市町村国保の広域化について要望 【平成22年度】  ・市町村国保を都道府県単位に一元化し、都道府県が保険者になり、国保の運営を担う法改正を  ・高齢者医療にとどまらず、全年齢を対象とした都道府県単位化を図る制度とすること  ・国庫負担割合の引き上げなど国の責任の明確化、国保累積赤字の円滑な処理に必要な措置 など ■国民健康保険法に基づき、大阪府国民健康保険広域化等支援方針を策定【平成22年度】  ・保険財政の安定化、負担の公平化等を図り、国保制度の持続性を高めていくため、国保の広域化が緊急の課題  ・府は、市町村と広域化の方向性を共有しつつ、広域自治体として適切にリーダーシップを発揮し、現行制度の中で、   事業運営の広域化、財政運営の広域化、府内の標準設定等を推進 ■国保の広域化について府単独要望【平成23、24年度】 

○ 保険財政の安定化に向けて、財政運営の都道府県単位化の取組みを進めている。  《国の対応》  ○ 保険財政の安定化に向けて、財政運営の都道府県単位化の取組みを進めている。 ■社会保障・税一体改革大綱【平成24年2月17日閣議決定】 ・市町村国保の低所得者保険料軽減の拡充や保険者支援分の拡充等により財政基盤の強化 ・財政運営の都道府県単位化(都道府県単位の共同事業について、事業対象をすべての医療費に拡大)  ■国民健康保険法の一部を改正する法律の概要(イメージ)(平成24年4月5日成立) ■現在、内閣に社会保障制度改革国民会議を設置し、国民健康保険を含む医療保険制度の   改革について審議中(8月までにとりまとめ予定)

国保の広域化が検討されているなか、どのように国保を運営していくべきか。 論点 (事務の特性) ◆ 保険財政の安定化、負担の公平化等を図るために、市町村国保の広域化は喫緊の課題と  なっているが、この解決には、国において、これまで実施されてきた見直しにとどまらず、広域自治  体を保険者とするさらなる制度改正が必要。    このような中で、これまで大阪市が一元的に運営してきた国民健康保険について、当面は、  どのような形で運営していくべきか。   併せて、住民に身近な基礎自治体で実施する方が効果的な医療費抑制対策(健康保持  増進事業など)や収納率向上対策などについて、どのように進めていくべきか。 国保の広域化が検討されているなか、どのように国保を運営していくべきか。 選択肢 ◆A案:特別区に再編 ◆B案:広域化(広域自治体が保険者)が実現するまで、特別区の水平連携で実施

A案 特別区に再編 B案 広域化が実現するまで、 特別区の水平連携で実施 検討の方向性 A案 特別区に再編 B案 広域化が実現するまで、 特別区の水平連携で実施 効果 ○健康保持増進事業などの医療費抑制対策や収納率向上対策などについて、地域の実情に応じた特色ある施策が期待できるのではないか ○これまでの大阪市域内の保険財政や保険料の枠組みが維持でき、広域化する際にスムーズに移行できるのではないか 課題 ○各特別区単位で保険財政の安定化が確保されるのか ○特別区間で保険料格差が生じる可能性があるのではないか ○健康保持増進事業などの医療費抑制対策や収納率向上対策などについて、住民に身近な特別区で実施できる仕組みが必要ではないか  ● 市町村国保の広域化(広域自治体が保険者)が実現するまでは、特別区の水平連携で実施する    方向で制度設計に着手。  ● 水平連携で実施する際の課題等を精査して、方向性を確定していく。

参 考 資 料

【厚生労働省ホームページより】

国-13 【 平成24年度全国高齢者医療・国民健康保険主管課(部)長及び後期高齢者医療広域連合事務局長会議資料より 】

国-14 【 平成24年度全国高齢者医療・国民健康保険主管課(部)長及び後期高齢者医療広域連合事務局長会議資料より 】

社会保障制度改革国民会議について ■設置目的(第9条) 【 委員名簿 】 ■社会保障制度改革の基本方針(第5条~第8条)  *法とは、社会保障制度改革推進法をいう。 ■設置目的(第9条) ■社会保障制度改革の基本方針(第5条~第8条) ■設置期限(第13条) ■改革の実施等(第4条) 【 委員名簿 】   伊藤 元重 東京大学大学院経済学研究科教授 ○遠藤 久夫 学習院大学経済学部長  大島 伸一 国立長寿医療研究センター総長  大日向雅美 恵泉女学園大学大学院平和学研究科教授  権丈 善一 慶應義塾大学商学部教授  駒村 康平 慶應義塾大学経済学部教授  榊原 智子 読売新聞東京本社編集局社会保障部次長  神野 直彦 東京大学名誉教授 ◎清家 篤 慶應義塾長  永井 良三 自治医科大学学長  西沢 和彦 日本総合研究所調査部上席主任研究員  増田 寬也 野村総合研究所顧問  宮武 剛 目白大学大学院生涯福祉研究科客員教授  宮本 太郎 中央大学法学部教授  山崎 泰彦 神奈川県立保健福祉大学名誉教授        H25.4.19現在 社会保障制度改革を行うために必要な事項を審議するため、内閣に、社会保障制度改革国民会議(以下「国民会議」という。)を設置。 政府は、次の項目について必要な改革等を行うものとする。   ○公的年金制度     ○医療保険制度   ○介護保険制度     ○少子化対策 国民会議は、政令で定める日まで置かれるものとする。   *政令で定める日:平成25年8月21日 政府は、社会保障制度改革を行うために必要な法制上の措置については、法施行後一年以内に、国民会議における審議の結果等を踏まえて講ずる。  ◎は会長、○は会長代理

これまでの社会保障制度改革国民会議における議論の整理(医療・介護分野)(案) 〔抜粋〕 【第10回社会保障制度改革国民会議資料より】 これまでの社会保障制度改革国民会議における議論の整理(医療・介護分野)(案) 〔抜粋〕 ■医療保険制度の財政基盤の安定化・保険料に係る国民の負担に関わる公平の確保 ○医療提供体制改革の実効性を高めるためには、医療計画の策定者である都道府県を国保の保険者とすることにより、保険者機能を通じた受益と負担の牽制を働かせることが効果的。 ○国民健康保険の赤字構造を抜本的に解決した上で、国民健康保険の保険者を都道府県とするべき。ただし、その際には、保険料徴収・保健事業等引き続き市町村が担うことが適切な業務が存在することから、都道府県と市町村が適切に役割分担する仕組みとすることが必要。 ○地域医療提供体制整備の責任主体と、国民健康保険の保険者を都道府県に一本化し、地域医療の提供水準と保険料等の住民負担のあり方を総合的に検討することが可能な望ましい体制を実現すべき。 ○国保の広域化に当たっては、医療費適正化や保険料徴収に対する地域の取組を反映させる仕組みを検討する必要がある。 ○広域化によって保険料負担を平準化するに当たり、医療費水準が違うことによって保険料水準が高くなることは不公平でないことに留意すべき。 ○市町村国保の広域化については、平成27年度から実施される都道府県単位の共同事業の拡大による保険料の平準化の状況を見ながら、検討することが適当。 ○保険財政安定化事業により市町村国保の財政は県単位化されるが、老人保健制度と同様に責任者不在の仕組み。都道府県が地域保険に参画するとともに、都道府県への医療供給に係る統制力と地域特性に応じた診療報酬設定の一部権限委譲も必要である。 ○国保の広域化については、リスク分散機能の強化や事務の共同化・効率化といった広域化のメリットを追求しつつ、地域の実態に即応した保険事業(保険料徴収、保健施設活動、医療費適正化対策等)を推進するには、市町村保険者を維持しつつ、都道府県単位の共同事業の改善により対応。 ○保険料負担者等の公平感へ配慮するため、所得捕捉の精度に関し、改めて点検・強化を図るべき。 ○欧州諸国の低賃金の方の保険料を免除しても、雇用者責任を果たすという制度を日本でも考えるべき。

《府内市町村別収納率の状況》 国-17 (単位:%) (平成23年度) 《大阪市行政区別収納率の状況》 (単位:%) (平成23年度)

《東京都区の状況》 ◆東京都特別区は、統一保険料を設定。 ◆一般会計からの法定外繰入金は、都区財政調整制度の中で措置されている。 【これまでの経過】    昭和34年 各特別区の国民健康保険事業の実施(東京都の事業調整のもと、各区で同一の保険料率)    平成10年の国民健康保険法の改正により、東京都による事業調整が廃止(平成12年から実施)      ⇒この改正により、各特別区が、独立した保険者として自主的・自立的な運営が可能になったが、          ・ 従来から、同一保険料であったこと          ・ 国が示している医療保険制度の広域化の動きを考慮      ⇒運営上の自主的な調整を行う「統一保険料方式」を採用 【各 区】 23区の均衡標準の見極め 条例(案)の作成 (賦課割合・料率等の規定整備) 区 議 会 保険料率決定 【調整組織=区長会】 23区総体を基礎に 保険料率試算 基準保険料率の策定 各区の自主的判断に基づき 基準保険料率を用いて自区 の保険料率(案)を作成 23区統一保険料 共同処理 《区長会方式》 【特別区長会ホームページより】 ●各特別区の国民健康保険事業における財源不足額に充てるための一般会計からの繰入金は、  特別区合計で約891億円(平成22年度)であり、都区財政調整制度の中で措置されている。 国-18