中国における ソフト人材育成施策について 平成17年3月17日 恩梯梯数据(中国)有限公司 董事 総経理 角田 旭
目次 1.中国ソフトウェア産業状況 ・・・・3 2.中国ソフト学院概況 4.社会人に対するIT人材育成支援 3.中国の主要ソフト学院概況及び 1.中国ソフトウェア産業状況 ・・・・3 2.中国ソフト学院概況 2.1中国IT人材育成に関する施策① ・・・・6 2.2中国IT人材育成に関する施策② ・・・・7 2.3中国のソフトウェア学院の名簿(計35校) ・・・・8 2.4ソフト学院を取り巻く環境と評価 ・・・・9 2.5中国ソフトウェア要員の現状 ・・・・10 2.6中国ソフトウェア学院の特徴① ・・・・11 2.7中国ソフトウェア学院の特徴② ・・・・12 2.8中国ソフトウェア学院の特徴③ ・・・・13 3.中国の主要ソフト学院概況及び カリキュラム例(10校) ・・・・14 3.1.1北京大学ソフト学院 ・・・・15 3.1.2同済大学ソフト学院 ・・・・17 3.1.3清華大学ソフト学院 ・・・・18 3.1.4北京航空航天大学ソフト学院 ・・・・20 3.1.5浙江大学ソフト学院 ・・・・23 3.1.6南京大学ソフト学院 ・・・・24 3.1.7東北大学ソフト学院 ・・・・26 3.1.8大連理工大学ソフト学院 ・・・・28 3.1.9南開大学ソフト学院 ・・・・30 3.1.10中山大学ソフト学院 ・・・・31 3.2人材育成目標の重点 ・・・・32 3.3主な制度① ・・・・33 3.4主な制度② ・・・・34 3.5主な制度③ ・・・・35 4.社会人に対するIT人材育成支援 4.1CAD操作の資格認定:同済大学 ・・・・37 4.2中国のIT資格試験① ・・・・38 4.3中国のIT資格試験② ・・・・39 4.4日本との相互認証 ・・・・40 5.外資系企業による人材育成 5.1マイクロソフトアジア研究院の概略 ・・・・42 5.2マイクロソフトの「長城計画 」 ・・・・43 5.3マイクロソフトアジア研究院と中国大学の連携 ・・・・44 5.4マイクロソフトアジア研究院の動向 ・・・・45 5.5その他外資系企業の動向 ・・・・46 6.今後の展望 6.1今後の展望① ・・・・48 6.2今後の展望② ・・・・49 参考資料
1.中国ソフトウェア業界の状況
1.1 中国ソフトウェア業界の状況 中国ソフト市場の販売額と伸び率 中国ソフト市場の予測 1.1 中国ソフトウェア業界の状況 中国ソフト市場の販売額と伸び率 中国ソフト市場の予測 (出所) CCID 『2003-2004年中国IT市場研究』 「ソフトウェア産業振興アクションプラン(2002-2005年)」(47号文献)も実行されるため、電子政府を中心とした政府調達に国産ソフトウェア企業が積極的に参入し、中国国内市場における中国国産ソフトウェアの市場占用率の成長が見込まれる。 (出所) CCID 『2003-2004年中国IT市場研究』
2.中国ソフト学院概況
2.1 中国IT人材育成に関する施策① 中国政府は『国民経済と社会発展第十五ヵ年計画綱要』において、情報 化を推進することにより工業化を促進し、社会生産力の飛躍的発展を実 現させることを提言している。 2000年6月、政府は「ソフト産業と集積回路産業発展を促進する諸政策」を 公布し、ソフト産業の強化・育成に取り組むこととなった。同政策の内容は、 投融資、税収、輸出、収入配分、知的財産権保護のほか、人材育成に ついても指摘している。 中国政府としても2002年11月国務院により公布された「ソフトウェア産業 振興アクションプラン(2002-2005年)」(47号文献)に基づき、ソフトウェア 人材を80万人育成という目標を掲げるとともに、ソフトウェア人材育成を最 重要課題と位置づけている。
2.2 中国IT人材育成に関する施策② 人材育成に関する具体的な施策として、大学での教育を充実させるとともに、 2001年12月3日、中国の大学35校にソフト学院を新設し、従来の大学 教育とは異なる「実務」を重視した教育を行い、プログラマー、SE、マネー ジャーなど複合的な人材の育成を行うこととしている。 (指定された全学 院については次ページの表の通り) 中国教育部によると、同国のIT人材の育成は各大学のコンピュータ学部 が主体となっているが、他の学科と同様に従来の人材育成モデルを国の IT産業の戦略やIT産業の発展に適したモデルに改革することが求められて いる。 ソフト学院の設立は、その改革を促進し、学校の運営体制、メカニズム、 管理体制及び人材育成モデルにおける一つの試みでもある。
2.3 中国のソフトウェア学院の名簿(合計35校) 地域 大学名 北京市 北京大学 北京工業大学 北京航空航天大学 北京理工大学 2.3 中国のソフトウェア学院の名簿(合計35校) 地域 大学名 北京市 北京大学 北京工業大学 北京航空航天大学 北京理工大学 北京郵電大学 清華大学 上海市 復旦大学 華東師範大学 上海交通大学 同済大学 天津市 南開大学 天津大学 重慶市 重慶大学 東北地区 大連理工大学 東北大学 ハルピン工業大学 吉林大学 華北地区 山東大学 華東地区 東南大学 杭州電子工業大学 南京大学 浙江大学 中国科技大学 華南地区 国防科技大学 湖南大学 華中科技大学 武漢大学 華南理工大学 中山大学 西部地区 電子科技大学 四川大学 西安電子科学大学 西安交通大学 西北工業大学 雲南大学
2.4 ソフト学院を取り巻く環境と評価 ◆ 現在、中国のソフトウェア業界に携わる人員は約40万人、そのうち専門的なソフト 2.4 ソフト学院を取り巻く環境と評価 ◆ 現在、中国のソフトウェア業界に携わる人員は約40万人、そのうち専門的なソフト ウェア技術スタッフが約25万人である。このほか、30万人近くが社会の各領域でコン ピュータソフトウェアアプリケーション開発、研究、教育関連の仕事に従事している。 ◆ 1998年~2002年、中国の大学で育成されたコンピュータとソフトウェアの専門人員が それぞれ2万9000人、3万3000人、4万1000人、6万2000人、8万9214人おり、そのうち 修士、博士以上のハイレベルの人材が5%を占める。 ◆ 中国情報産業省によると、現在中国の大学から毎年5万人のIT専攻の学生が卒業 する。IT人材に対するニーズは20万人と推定され、今後数年間は毎年20%増の ペースで増加すると予測される。 ◆ ソフトウェア学院の学生募集数学生の募集数は各学校が自ら確定する。2002年は 2万人を募集した。年々ある程度増加する見込みがあり、2005年までに、ソフトウェア 学院の学生は毎年3万人になると予想される。
2003年コンピュータとソフトウェア専攻の在校生構成 2.5 中国ソフトウェア要員の現状 2003年末、中国の大学と短大(本科、専科)は合計1225校あり、コンピュータ とソフトウェアの専攻がある学校は1023校、そのうち大学は475校。普通大学 の在校生は756万2000人で、そのうちコンピュータとソフトウェア専攻の学生は 総計58万6000人。 2003年コンピュータとソフトウェア専攻の在校生構成 (出所)『CCID統計』より作成
2.6 中国ソフトウェア学院の特徴① 1) ソフトウェア学院設置の目的と運営方針 2.6 中国ソフトウェア学院の特徴① 1) ソフトウェア学院設置の目的と運営方針 ◆ ソフト学院は教学の改革及び建設を大きく推進し、国際的なルールに則って、教学活動を行う。また、社会ニーズを優先的に考慮し、国際競争への参与能力を備えた多方面の実践的な人材を育成する。 ◆ 学院の運営方針として、ソフト学院は積極的に国内外の企業と提携し、産学共同研究という新たな学院運営モデルに取り込むことによって、従来の大学の運営メカニズムを改革し、新たな運営方式、管理体制などを模索している。 ◆ 各校は地域や各種条件の違った環境で学校運営を行うことから、それぞれの実状に合わせて異なった運営体制を取れる。例えば、諸外国(米国、イギリス)など大学との共同研究や、ソフト会社等と提携して運営資金を調達し、学校の運営を行うなど。
2.7 中国ソフトウェア学院の特徴② 2) カリキュラム内容について 2.7 中国ソフトウェア学院の特徴② 2) カリキュラム内容について ◆ 教育課程の内容は、諸外国の経験を参考にして、国内の実状にあわせて考慮される。特にITの実用性を優先的に配慮したカリキュラムづくりを行っている。 ◆ コンピュータ及び数学など関連学科に力をいれ、ソフトウェアとハードウェアの有機的な統一性が考慮されている。CMM、ISO9000など工程管理やシステム分析、システム設計などの教学内容についても強化している。 ◆ 講義形式の授業では、なるべくニヵ国語(英語と中国語)による授業を行うよう配慮している。
2.8 中国ソフトウェア学院の特徴③ 3) 教員について 2.8 中国ソフトウェア学院の特徴③ 3) 教員について ◆ 国内外の有名教授やソフト分野の専門家を教師とする。優秀な教授を招聘するため、関連施策や身分の保証制度を整備し、教育の質を保証するシステムを構築している。 ◆ 教員の構成は、基本的に3分の1は海外から、3分の1は企業から、残り3分の1は同大学内からとなっている。 4) 人材募集と学費について ◆ ソフト学院の学生募集方法と規模は各大学の判断で決められ、国は直接関与しない。 ◆ ソフト学院は大学の二年生以上の本科生からを募集し、ソフト技術を専攻することにより第2学士学位を取得することできる、また、ソフト学院では工学大学院学科も設置されていることから、本科卒業生から直接エンジンニア大学院生を募集することも可能である。 ◆ ソフト学院の学費は原則として各大学が決め、現地の物価担当部門が審査、承認したものである。具体的な基準と審査方法は中国教育部、国家経済貿易及び関連部門の協議により決定される。
3.中国の主要ソフト学院概況(10校)
3.1.1-1 北京大学ソフト学院(北京市) 学院概況 2002年3月15日設立。北京大学直属学院として、多方面との協力に基づく管理体制と運営体制を採用し、国内外の有名企業・教育機関とも積極的に提携を進めている。産学研一体の理念のもと、社会的資金の運用による企業化、専門運営化、社会における後方支援位置を目指す。 学生数 修士研究生268名、第二学位選択生58名(初年度入学数、現在は約1600名。本科生は200名。) 人材育成目標 専門知識、創造力、開発能力、語学力、国際競争力を備え、産業と分野のニーズにマッチした、ハイレベルな実用型、複合型、国際化人材を育成する。 施設・設備 IBM、SUN、モトローラなど各企業との共同実習室 提携企業・機関 国内外企業:AMD、IBM、モトローラ、SUN、H北大方正、北大青鳥、聯想集団、用友、中軟等約30社 大学:米国、日本、シンガポール等8校 政府:教育部、国際人材交流基金など4機関 その他 学費は1000元/単位(初年度納入費4万元)。 学部 専攻 ソフトウェア技術系 ソフトウェア開発、ソフトウェア品質保証とテスト、ソフトウェアプロジェクト管理、システム管理と技術サポート ネットワークと通信技術系 ネットワーク及び通信エンジニアリング、電信キャリアサポート、情報セキュリティ 組込システム系 組込システム 技術管理系 企業管理とクリエイティビティ、市場マーケティング、プロジェクト管理 電子サービス系 電子商取引、電子政務、金融情報化、企業情報化 集積回路設計系 特定用途向け集積回路(ASIC)設計システム、チップ(SoC)設計、集積回路設計方法学 デジタル芸術設計系 デジタル芸術創作、デジタル芸術技術 ※修士のみ、本科については情報未入手 制度 3学期制度、毎年3回に分け学生を募集。 春季学生:修士のみ、卒業見込み生対象 秋季学生:修士のみ、社会人対象 5月生:修士・第二学士学位、業界ニーズに合せた研修と非コンピュータ系学生向け研修の2部構成
北京大学ソフト学院/修士ソフトウェア技術専攻 3.1.1-2 カリキュラム具体例 北京大学ソフト学院/修士ソフトウェア技術専攻 科目名 主な内容 単位 専門領域英語 専門英語、コンピュータ関連用語、技術論文作文、リスニング、コミュニケーション 2 アルゴリズム分析と設計 アルゴリズム設計の基礎技術と基本方法、コンピュータ複雑性理論、アルゴリズム分析と設計など 3 確率論と乱数プロセス 離散数学 プログラム開発環境分析と実践 各種プログラム言語の特性分析、VC++及びVC++応用など 通信とネットワーク概論 通信基礎、ネットワーク伝達媒体、通信協議、通信ネットワーク、ISDN、ATM、OAMP、PSTN、SS7など マルチメディア通信技術 マルチメディア導入、コード編集と圧縮技術、モバイルメディア技術、マルチメディア組織、H.323協議など 電子サービス概論 基本アウトライン、発展戦略、プラットフォームとツール、代表製品の分析、企業電子サービス ソフトウェアエンジニアリングプロセスと管理 ソフトウェアエンジニアリングプロセス、プロセスモデルと標準(CMM、ISO9000)など プロジェクト管理 プロジェクト管理の基本概念、知識体系、実現技術と方法、ソフトウェアプロジェクト配置管理、範囲管理など 組込システム原理と設計 設計原理、システム抽象化と原理、リアルタイム技術、調節策略、ソフトウェア構造とプログラム設計など ネットワーク規格と設計 ネットワーク規格、フロー設計、実現方法とツールなど 卒業に必要な単位数40単位。 1・基礎科目(制限選択、8単位以上) 2・専攻中心科目(制限選択、12単位以上) 3・専攻選択科目 4・領域選択科目 5・素質教育と技術史(必修、3単位) 6・卒業学習(必修、4単位) 左は2002-2003年度10-1月実施のカリキュラム。 英語と数学は必修(計5単位)、その他の科目の中から2-3科目を自由に選択して履修できる。
3.1.2 同済大学ソフト学院(上海市) ※カリキュラムは学校関係者以外閲覧不可 学院概況 3.1.2 同済大学ソフト学院(上海市) 学院概況 2000年9月設立。教育部と元国家経済貿易会が共同認定した、全国初のソフト学院モデル校の一つ。同舟共済理念のもと、知識、能力、人格の「三位一体」育成モデルを実施。広大な敷地に大型コンピュータ室5ヵ所、マルチメディア教室3ヵ所を有し、一流の教学・実験環境を誇る。 学生数 832名(本科生533名、研究生299名) 人材育成目標 上海地域を中心とする長江デルタの支柱産業とソフト産業のニーズに合致した、国際競争力を有し、かつ大型・複雑なソフトシステムのハイレベル、複合型ソフト人材を育成する。 施設・設備 遠隔教育教室6ヵ所、コンピュータ室4ヵ所、IBM技術実験室、Ciscoネットワーク技術及び情報安全実験室、日本語ソフト開発基地 提携企業・機関 IBM、マイクロソフト、オラクル、CSK(日本)など 研修機材・教材の提供、セミナーや研修講座の不定期開催、日本語ソフトウェアの開発基地建設、企業での実習など多方面で提携協力を締結している。 その他 設備投資額:約500万元 学部 専攻 (本科)ソフトウェアエンジニアリング ソフトウェアプロジェクト管理 システム管理 組込ソフトウェア ネットワーク通信ソフト デジタルメディアソフト アプリケーションソフト(日本語またはドイツ語専攻) 制度 本科:4年制 第二学士学位コース:情報未入手 修士:全日制、社会人コース ※カリキュラムは学校関係者以外閲覧不可
3.1.3-1 清華大学ソフト学院(北京市) 学院概況 2001年設立。清華大学情報科学と技術学院の直属学院。計6ヵ所の研究所と研究センターでは、863計画や科学技術重点プロジェクトなど、国家プロジェクトも多数請け負っている。 学生数 1099名(本科202名、第二学士学位353名、修士(MSE)491名、工学修士23名、工学博士30名) 人材育成目標 実用性と専門性の育成を重視し、良好な素質と職業道徳を育て、ソフトウェア理論とソフトウェアエンジニアリングの確かな専門知識を備え、十分なソフト設計とその実現能力、プロジェクト管理能力、コミュニケーションと組織における協調性を身につけ、国際競争への参与能力とクリエイティビティを持った、コンピュータソフト業界でリーダーシップを取れる人材の育成を目指す。 施設・設備 ソフト理論とシステム、エンジニアリングと管理、情報システムとエンジニアリング、コンピュータグラフィックスと補助設計、画像処理とグラフィックスの各専門研究所および国家企業情報化応用サポートソフトウェアエンジニアリング技術研究センター 提携企業・機関 情報未入手 その他 なし 学部(第二学士学位・修士は専攻) 本科 ソフトウェアエンジニアリング 第二学士学位 コンピュータソフト コンピュータソフト(電子商取引) 修士 システムエンジニアリング ソフトウェアプロジェクト管理 ソフトウェアテスト 組込みソフト及びアプリケーション ネットワークと情報システムセキュリティ ソフトウェア品質モニタリング システム管理とサポート 制度 本科生:4年制、170単位(うち専門科目73単位) 第二学士学位:70単位(うち実習15単位) 修士:30単位以上、実習時間1年半以上
清華大学ソフト学院/修士ソフトウェアエンジニアリング専攻 3.1.3-2 カリキュラム具体例 清華大学ソフト学院/修士ソフトウェアエンジニアリング専攻 必修科目(23単位以上) 自然弁証法(2) 外国語(3) 文献検索と論文作文(1) 技術史講座(2) 文献まとめと課題報告(1) 中間報告 卒業論文 基礎理論課(3単位以上) 組合数学(3) 経済数学(3) エンジニアリング修士数学(4) 専門基礎及び専門科目(12単位以上) アルゴリズム分析と設計(3) 対象技術と応用(2) ソフトウェアプロジェクト管理(2) ソフトウェア体系構造(2) ソフトウェアプロセス改善(2) コンピュータネットワーク技術(2) ネットワークと情報セキュリティ技術(2) ソフトウェアテスト技術(2) 情報システム分析と設計(2) ソフトウェア測量技術(2) データベース管理技術(2) ソフトウェアプラットフォームとミドルウェア技術(2) データベースとデータ検索(2) 選択科目(6単位以上) 組込システム及びソフトツール(2) 分布式システム(3) コンピュータグラフィックス(3) 知識エンジニアリング (2) プロセス技術基礎(2) IT企業文化(2) 現代データベースシステム概論(2) 機械における学習と知識の発現(2) 補講科目(本科が非ソフトウェア専攻の学生のみ・単位なし) 離散数学 データ構造とアルゴリズム JAVAプログラミング オペレーションシステム データベース原理 ※()内の数字は単位数
3.1.4-1 北京航空航天大学ソフト学院(北京市) 学院概況 3.1.4-1 北京航空航天大学ソフト学院(北京市) 学院概況 2002年設立。北京航空航天大学の二級学院。同大学の計算機学院の実績をバックに、国内でもトップクラスのエンジニア教育を誇る。「国内で最も国際化した学院」を目指し、多数の海外機関と提携し、海外研修などを実施している。 学生数 情報未入手 人材育成目標 国民経済情報化と発展、また企業・事業単位でのソフトウェアエンジニアリング人材のニーズに合わせ、ハイレベルな実用型、複合型ソフトウェアエンジニアリング技術および管理人材を育成する。具体的には、確実な基礎理論、合理的知識構造、実践能力を身につけ、最先端の方法、技術、ツールを運用してソフトウェアの分析・設計・開発・維持管理に従事できる能力を有し、プロジェクトの建設と管理能力を有する、語学と国際コミュニケーション能力にも優れた人材。 施設・設備 各専門実験室、Unix実験室、ネットワーク実験室など 提携企業・機関 企業:IBM、マイクロソフト、Rational、HP、Cisco、BEA、オラクル、モトローラ、京航デジタル、博彦科技、北京ソフト輸出基地など 大学:マイアミフロリダ州立大学など その他 企業との提携により150万元以上の奨学金を準備 専攻 修士 日本語アプリケーションソフト開発 コンピュータゲーム設計 集積回路(IC)設計 ソフトウェア品質とテスト ソフトウェアプロジェクト管理 情報化工程監督管理 情報セキュリティ ハイレベルITプロジェクト管理とマーケティング 制度 修士のみ 卒業に必要な単位数:40単位(うち公共必修科目20単位、専攻必修科目8単位、専攻選択科目7単位、卒業実習及び卒業論文5単位) 全専攻課程の半分以上が英語使用(集積回路(IC)設計専攻は英語による授業のみ、FIUとの学位同時取得可能)
北京航空航天大学ソフト学院/修士課程・日本語ソフト専攻 3.1.4-2 カリキュラム具体例① 北京航空航天大学ソフト学院/修士課程・日本語ソフト専攻 設置科目 日本人教師 青木祐一郎 (NEC中国総裁・名誉教授) 奥田真理子 国井利泰(名誉教授) 島田陽江 50音順 日本語(基礎、中級、科学技術用語) 日本企業文化 日本語ソフトウェアエンジニアリング規範設計 日本語データベース基礎と応用 日本語ネットワーク基礎 日本語JAVAプログラム 日本語Webプログラム設計技術基礎 日本語ソフトウェアテスト 日本語プロジェクト管理 日本語システムセキュリティと安定設計 ※単位など詳細不明
3.1.4-2 カリキュラム具体例② 北京航空航天大学ソフト学院/修士課程・IC回路設計専攻 FIU学位同時取得コース(全授業で英語のみ使用) 予科段階(入学後3ヵ月間) 電子工程とコンピュータソフトエンジニアリング専攻の本科専門課程(中心となる科目のみ)、IC設計基礎、Unix/Linux及び常用工学ツール関連講義(全て英語、単位なし) 高等数学、英語、政治など(北京航空航天大学規定科目) 英語 工学英語と英作文(GRE・TOFEL対策) 日常英語(会話・読み書きなど)強化訓練 ※学生の語学レベルにより必要であれば予科段階修了後も行われる 専門科目(必修) ・データ電子学 ・データシステムエンジニアリング学 ・データ信号処理 ・上級電子システム(原理など) ・上級電子システム(実習中心) ・工業電子学 ・VLSI設計 ・特殊課題・SOC/HDL設計検証 ・特殊課題・ヴァーチャル-データ集積回路の分析と設計 ・特殊課題・HDLチップ設計の上級設計方法学 ※赤字はフロリダ州立大学の電子工学系教授、黒字は国内ソフト業界の専門家により行われる。各科目3単位。
3.1.5 浙江大学ソフト学院(浙江省) 学院概況 2001年12月設立。前身は2001年2月28日に設立された浙江大学ソフトとネットワーク学院。その後教育部と発展計画委員会の承認を受けてソフト学院となり、同時に寧波市に分院を設立。同大学コンピュータ科学と技術学院のバックアップにより、一流の実験室と管理手段を整備し、新しい経営理念で国際的教育方法を実施している。 学生数 1074名(うち本科生583名、第二学士学位生118名、修士276名) 人材育成目標 ハイレベルな実用型、複合型、国際化ソフトウェア人材;市場ニーズに合致した、応用型、複合型人材;ソフトウェアエンジニアリングの過程と開発の各段階で求められる各種技術人材;英語を身につけソフトウェア技術と組織管理に優れ、協力と交流によって培われたソフトウェア管理人材 施設・設備 全て設備の整ったマルチメディア教室を使用、コンピュータ学院と共同のIBM、Cisco、SUNなどのサーバー及びネットワーク設備 提携企業・機関 マイクロソフト、IBM、Cisco、SUN、BEA、Rational-Rose、富士電機、三菱重工など その他 情報未入手 学部 専攻 本科 ソフトウェアエンジニアリング 校内転部 第二学士学位 修士 ソフトウェア開発技術 ソフトウェアプロジェクト管理 制度 本科生:4年制 校内転部生:同大学2年生以降かつ理工系専攻またはコンピュータに関する特殊な才能を認められた学生対象、1年目で不適合と認められた者は元の専攻に戻ることができる、基本的に2年制、修士までの一貫教育(4年)を選択可 第二学士学位生:全日制、2年、学費12000元/年 修士:春・秋入学、基本的に2年制、実習のための休学の有無を選択できる 毎年一定数の学生を日本企業で研修させている ※カリキュラム未入手
3.1.6-1 南京大学ソフト学院(南京市) 学院概況 2002年4月設立。南京大学と南京ソフトパークに隣接する南京ハイテク技術産業開発区の中に位置する。同大学の国家級重点実験室の技術バックアップと南京ハイテク区からの資金援助を受け、教育の専門化、運営の企業化、社会における後方支援位置を目指して積極的にソフトウェアエンジニアリングの教育とソフトウェア開発に取り組んでいる。 学生数 情報未入手 人材育成目標 国際競争力を持った複合型ソフトウェア実用人材 施設・設備 マルチメディア討論室6ヵ所、専門実験設備室7ヵ所、1000MBバックボーンネットワーク 提携企業・機関 マイクロソフト、IBM、Cisco、Rational、Intel、オラクル、サイベース、 その他ハイテク区とソフトパーク内の企業など多数 その他 なし 専攻 本科 ソフトウェアエンジニアリング 修士 制度 本科:全日制、4年 修士:全日制、最長4年、在籍期間のうち1年以上は実習、全科目の半分以上で英語使用、社会人コース有り 博士:情報未入手 専攻が定められていない代わりに必修科目の3倍量の選択科目が用意されており、学生が興味と能力に応じて選択できる
南京大学ソフト学院/本科ソフトウェアエンジニアリング専攻 3.1.6-2 カリキュラム具体例 南京大学ソフト学院/本科ソフトウェアエンジニアリング専攻 卒業までに必要な単位数159単位。専攻基礎科目では基礎理論とコア技術を、専攻領域科目では応用システム開発能力とエンジニアリング能力の育成を重視している。 公共基礎科目(必修、全53単位) 高等数学甲(15)、大学英語(16)、体育(4)、法律基礎(2)、思想道徳教養(2)、軍事理論と軍事ハイテクノロジー(1)、マルクス主義哲学原理(3)、マルクス主義政治経済学原理(2)、毛沢東思想概論(2)、トウ小平理論概論(3)、形勢と政策(1)など。 専攻基礎科目(必修、全50単位) ソフトウェア数学類(7単位):離散数学、確率統計 ソフトウェア基礎類(11単位):コンピュータシステム基礎、対象プログラミング、データ構造とアルゴリズム ソフトウェア基礎と専攻基礎類(16単位):コンピュータシステム概論(オペーレーションシステム)、ネットワークと通信、データベース技術、ソフトウェアエンジニアリング概論、大型ソフトシステム構造 ソフトウェアエンジニアリング基礎類(12単位):ソフトウェア設計、人・ロボット交互技術、ソフトウェアテスト、ソフトウェアプロセスと管理 実習(4単位):プログラミングプロセス設計(個人)、ソフトウェアエンジニアリングプロセス設計(グループ) 専攻領域科目(1つ以上の領域を選択) ソフトウェアエンジニアリング ソフトウェア開発 ソフトウェアシステム ソフトウェア応用 ソフトウェア製品 総合素質科目(選択):数学、エンジニアリング、職業など 文科系素質科目(指定選択科目、14単位以上):南京大学指定の文科系科目 卒業研究(12単位):エンジニアリング実習、論文設計、口頭試問 主な内容はソフトウェアの分析、設計、開発、サポートプロセスについての最先端かつ実用的な方法、技術、ツール、及びソフトウェアシステムとソフト応用技術方面の知識。重点授業はソフトウェア開発、ソフトウェア設計と分析、プロセスと管理、コンピュータネットワーク、組込システム、データベースと情報システム、グラフィックスと画像処理など。 ※()内の数字は単位数
3.1.7-1 東北大学ソフト学院(遼寧省) 学院概況 2002年5月20日設立。東北大学と東軟集団の協力により、同大学の正規の下属学院として設立された。カーネギーメロン大学の課程を取り入れて英語を強化するとともに、中国東北地区の特色をいかし、対日・対韓ソフトウェアの開発と教育にも力を入れている。 学生数 約1600名 人材育成目標 ソフトウェアエンジニアリング領域の堅実な基礎知識と幅広い専門知識を備え、ソフトの分析、設計、開発、テスト及びサービス技術と工程管理を行え、開拓精神を持ち、時代のニーズと国際的な流れに合致した、実用型、複合型、国際化ハイレベルソフト人材 施設・設備 情報未入手 提携企業・機関 企業:IBM、マイクロソフトなど 大学:ジェームスクック大学(オーストラリア)、カーネギーメロン大学 卒業生就業状況 その他 学費:16000元/年 専攻 本科 情報未入手 修士 カオス・分形と情報画像処理 ソフトウェアテスト Webエンジニアリング ソフトウェアシステム構造と開発技術 データベースとアプリケーション 分布式マルチメディアシステム マルチメディアコンピュータネットワークと応用システム 情報セキュリティ技術 組込みコンピュータシステム及びアプリケーション 電子商取引と企業情報システム データ通信技術及び応用 制度 <本科>本科:4年制 1+3コース:校内の他学部本科生から募集、3年制 2+2コース:省内の他大学本科生から募集、2年制 4+2コース:全国の全日制大学本科以上の学歴または卒業見込みの学生から募集、2年制 <修士>工学修士:本科卒業生または社会人から募集 エンジニアリング修士:大学本科以上の学歴を有する者対象、45歳まで、2.5-3年
東北大学ソフト学院/エンジニアリング修士課程 3.1.7-2 カリキュラム具体例 東北大学ソフト学院/エンジニアリング修士課程 2004年度入学生第2学期カリキュラム 英語 日本語 ネットワークと情報セキュリティ技術 並行プログラム設計 労働力資源 マーケティング管理 XML技術 対象システム分析と設計 ソフトウェア体系構造 分布式データベース 上級人工知能 ミドルウェア技術 データベースとデータ検索 .Netプログラム設計 企業情報化とERP/CRM/SCM データベースシステム ソフトウェアプロセス改善と管理(CMM系列) 組立設計技術 ※単位など詳細不明
3.1.8-1 大連理工大学ソフト学院(大連市) 学院概況 3.1.8-1 大連理工大学ソフト学院(大連市) 学院概況 大連理工大学に所属する16の学院の一つ。大連経済技術開発区内にあり、同開発区から資金援助と政策支援を受けている。日本企業が多いことと日本語になじみの深い土地柄を生かし、日本語ソフトの開発に力を入れている。学院内に開発区と同等の優遇政策を受けられる“産学一体ソフトパーク”を建設し、企業の誘致を行っている。国家863計画のプロジェクトなども請け負う。 学生数 1790名(うち本科1169名、第二学位学士75名、工学修士47名、エンジニアリング修士499名) 人材育成目標 市場ニーズに合致し、ソフトウェア設計・開発・管理の基礎知識と技能を備え、また語学にも秀でるハイレベル、複合型、応用型ソフトウェアエンジニアリング技術及び管理人材 施設・設備 情報未入手 提携企業・機関 企業:中国コンピュータソフトと技術サービス総公司など多数 大学:メイヌース大学(アイルランド)、アドリード大学(オーストラリア)等 その他 卒業生就業状況:2002年入学生は18%が修士進学または留学、その他は国内外IT企業就職 専攻 本科 1+3コース 2+2コース ソフトウェア開発とテスト ネットワークエンジニアリング アプリケーションソフト開発エンジニアリング 電子商取引と電子政務 2学位 第二学士学位 ソフトウェアエンジニアリング 工学修士 情報未入手 エンジニアリング 修士 知識工程とインテリジェンスソフトウェア データベースシステムと政策決定サポートシステム 電子商取引と管理情報システム コンピュータネットワークと情報セキュリティ 制度 <本科>1+3コース:同校非コンピュータ専攻1年生対象、卒業までの必要単位126単位 2+2コース:必要単位80単位 2学位コース:1年制、同校の非コンピュータ専攻卒業生対象 第二学士学位:2年制、企業実習は必修 <修士>工学修士:情報未入手 エンジニアリング修士:企業実習コースは3年制、企業実習のないコースは2年制、後半1年は申請すればメイヌース大学かアドリード大学で研究でき、卒業時に所在している大学の学位が与えられる。
3.1.8-2 カリキュラム具体例 大連理工大学ソフト学院/1+3本科(ソフトウェアエンジニアリング専攻) 日本語強化班(現在2年生のみ) 日本語強化班 一般のソフトウェアエンジニアリング専攻 専門科目 工科数学分析基礎 C/C++プログラム設計基礎 コンピュータ科学と導論 コンピュータゲーム設計 語学 総合日本語 日本語会話 大学英語CE2 教養科目 法律基礎 音楽基礎知識 大学作文 ※2004-2005年度第2学期のカリキュラム その他共通の専門科目:C++上級プログラミング技術、離散数学、コンピュータ組立と構造、データ構造(C++描写)、マイクロコンピュータ技術、オペレーションシステム、変換原理、コンピュータネットワーク、ソフトウェアエンジニアリング、ネットワーク情報セキュリティ、JAVA2プログラム設計など。
3.1.9 南開大学ソフト学院(天津市) 学院概況 2002年1月設立。南開大学内(天津市内)の本部と、天津経済技術開発区にある泰達学院に分かれる。実用、応用、複合、最先端、体系的な科目設定で、国内IT産業の大きなニーズに応えられる教育を実施。運営の企業化、学科の専門化、社会における後方支援位置を目指す。 学生数 情報未入手 人材育成目標 国際競争力を持つ実用型ソフトウェアエンジニアリング技術とソフトウェアエンジニアリング管理人材 施設・設備 ソフトウェア研究開発基地、ソフト技術サポートと社会サービス基地、各提携企業との聨合実験室 提携企業・機関 企業:マイクロソフト、IBM、BEA、オラクル、HP、SUNなど 大学:バークレー大学、トロント大学CCIT学院、ミニスター大学等 その他 研究領域:電子商取引、インターネットネットワークセキュリティ、データベース、データ検索、マルチメディア技術、言語処理技術、智能ロボットシステム、ソフトウェアテスト、ミドルウェア技術、組込みシステム、Linuxオペレーションシステム、ネットワークコンピューティング等 専攻 本科 ソフトウェアエンジニアリング 修士 ソフトウェアエンジニアリング(専攻:ソフトシステム分析と設計、ソフトウェアプロジェクト管理、ソフトウェアテスト技術) コンピュータソフトと理論(専攻:ソフトウェアエンジニアリング、智能情報処理、データベース技術、マルチメディア技術) パターン識別と智能システム(専攻:智能ロボットシステム、言語信号処理、計算智能) コンピュータ応用技術(専攻:コンピュータネットワークと情報システム、ネットワークと情報セキュリティ、インテリジェンス技術とシステム) エンジニアリング修士 博士 コンピュータ応用技術 制度 本科:4年制、3年生からの転部も可 ※カリキュラム未入手
3.1.10 中山大学ソフト学院(広州市) 学院概況 2001年11月設立。珠江デルタ経済区にあり、国際的なIT産業発展地域の立地条件をいかして、多数の企業や機関と提携、交流を結ぶ。伝統的な研究型・学科型の育成方式から、産業ニーズに合せて実用型・複合型に転換した。 学生数 本科500名以上、修士400名以上 人材育成目標 3つの素質:クリエイティビティ、協調性、自尊心 6つの能力:分析と問題解決能力、交流と組織での協調能力、主体的な学習能力、科学的・高効率的プロジェクト管理能力、エンジニアリング実践能力、国際競争への参与能力 上記を備えたハイレベルプログラマ、システム分析と設計人材、ITプロジェクト管理人材、IT企業における発展戦略策定および経営管理人材の4種の人材を育成する。 施設・設備 マルチメディア教室、実験室など 提携企業・機関 企業:マイクロソフト、IBM、オラクル、SUN、BEA、HP、エリクソン、亜信科技、新太科技、広東電信等 大学:イリノイ理工学院(米国) その他:広州天河ソフトパーク、広東省ソフトウェア業界協会 その他 なし 専攻 本科 ソフトウェアエンジニアリング 修士 企業管理 電子商取引 ネットワーク技術 組込みソフト 情報セキュリティ技術 Webサービス 等 制度 <本科>0+4コース:4年制、卒業に必要な単位数160単位、 2+2コース:同大学の他学部課程を2年終了後の学生対象、卒業に必要な単位数80単位 <修士>修了まで2-3年、在籍期間のうち実習時間は1年以上 ※カリキュラム未入手
実用型 複合型 国際化 3.2 人材育成目標の重点 国家のソフト人材育成目標 (校) 専門領域 専門知識・理論の把握 16 技術力 11 3.2 人材育成目標の重点 (校) 専門領域 専門知識・理論の把握 16 技術力 11 開発力 14 創造力 8 管理能力 分析力 6 問題解決力 5 プロジェクト実行能力 12 総合・人格 語学力(英語) 13 協調性 7 交流能力 9 リーダーシップ 1 国際競争力 国家のソフト人材育成目標 実用型 複合型 国際化
3.4 主な制度① 本 科 ① 0+4 高校から普通の大学受験を経て入学する制度。公共科目なども合わせて学習する。ソフトウェアエンジニアリング専攻の工学学士を与えられる。 ② 1+3 公共科目などの学習を終えた学生が2年次からソフト学院で学習する。専攻に必要な基礎科目(数学など)から専門科目を学習する。 ③ 2+2 公共科目、基礎科目などの学習を終えた学生が3年次からソフト学院で学習する。専門科目が中心、ソフト学院での必要単位は平均70~80単位。理工系の学生を中心に募集される。 本科課程修了(学士学位取得済みまたは取得見込み)の学生対象。平均1~2年間の専門課程を経て、ソフトウェアエンジニアリングの工学学士が与えられる。 3年次から本来の学部と平行して履修できる学院もある。 第二学士学位
3.5 主な制度② 工程修士 ソフトウェアエンジニアリング領域の修士課程。工学修士よりも実用に重点を置いたカリキュラムが多く用意されている。 在籍年数は2.5~3年が最も多い。 在籍期間中、半年から1年を企業や他機関で実習することを定められている場合が多い。 ① 社会人コース(修士) ② 研修 IBM、オラクルなどの技術認定証が与えられる研修制度は、社会人や非専攻学生にも開かれている。 その他
3.6 主な制度③ 特 徴 ① 英語 英語の教材、英語による授業などを多く実施。全課程のうち、平均で3分の1から半数の科目で実施されている。完全に英語のみの専攻もある(北京航空航天大学・修士IC回路設計専攻など)。 ② 他大学の学位取得 海外大学などでの研修・履修により取得できる(大連理工大学、北京航空航天大学(同時取得可能)など)。 ③産学研一体 企業との提携により、長期の実習・研修が可能。講座やセミナーなども多数開かれている。卒論など口頭試問や発表には企業人も参加する。
4.社会人に対するIT人材育成支援
4.1 社会人に対するIT人材育成支援 (CAD操作の資格認定:同済大学) 「全国CAD応用養成ネットエンジニア設計センター」は科学技術部と教育部が認定し設立したものである。製造業に従事している社会人や中等教育を修了したばかりの新卒者を対象に、CADソフトの操作を教育する機関である。 同センターは、上海市に立地する「同済大学」のCAD研究センターを基に、1991年に設立され、1992年に正式にサービス提供を開始した。 現在まで、全国に200 あまりの二級養成基地がつくられ、年間5~6 万人を養成している。当センターは上海市内に多数の二級養成基地を設置しているほか、江蘇、浙江、江西、山東、河南、新彊、湖北、河北、遼寧、黒竜江省などにおいて、40 カ所の基地(センター)が設けられている。各地域のセンターの教育レベルを保証するため、当センターは統一要網、教材、カリキュラムなどを定め、授業もセンターで認定された教師によって行われる。尚、同センターのような機能を持つ資格認定サービス機関は、中国内でかなりの数にのぼり、多くの企業や教育機関等が独自のシステムで資格認定サービスを提供している。しかしCAD に関しての資格認定については、「同済大学」が策定したカリキュラムに則って教育が施される同センターでの資格が、社会的に高い評価を受けている。
4.2 中国のIT資格試験① IT資格試験としては、中国ではベンダ試験、情報産業部による試験、労働部による試験、各省市独自の試験、国際的なIT資格試験の大きく分けて5つの種類がある。中国においてはベンダ試験が普及しているが不正等も目立っており、また国家試験は認知度・信頼度ともに低いため、1つの目安という位置づけとなっている。 ①ベンダ試験 マイクロソフト、オラクル、サン・マイクロシステムズなどの欧米外資系企業が実施。特に民間企業において認知度は高く、教育ビジネスとして成り立っており、また実用的な技術が身につく。しかしローエンド試験において不正が目立つため信頼度に欠ける。 ②情報産業部による試験 中国コンピュータソフトウェア専門技術試験を実施。民間企業からの認知度は低く、また、合格してもメリットがないとの評価も課題となっている。対して情報産業部は、政府資格としての同試験の拡大に自信を持っており、今後は受験者数が増加する見込みとしている。
4.3 中国のIT資格試験② ③労働部による試験 多様な職種試験のうちの一つとしてIT試験を実施。認知度及び信頼度は非常に低い。 4.3 中国のIT資格試験② ③労働部による試験 多様な職種試験のうちの一つとしてIT試験を実施。認知度及び信頼度は非常に低い。 一般には高等教育を受けていない人が、職業探しのために受けるものとされている。 ④各省や市独自の試験 各省及び市が独自で実施。各地域によって限定されており汎用性がない。 ⑤国際的なIT資格試験 海外でも実施されている国際的なIT資格試験で、米国などの資格試験組織により実 施されている。中国でも受験できるが、認知度が低く受験者数も少ない。
4.4 日本との相互認証 2002年1月、日本情報処理技術者試験センター(JITEC)と情報産業部の下部機関である 4.4 日本との相互認証 2002年1月、日本情報処理技術者試験センター(JITEC)と情報産業部の下部機関である 中国電子情報応用教育センター(電子教育センター)との間で、情報産業部が実施している中国コンピュータソフトウェア専門技術水準試験と日本情報技術者試験との相互認証が 承認された。 以下の3試験区分において相互認証が実施された。 日本と中国との相互認証試験分野 日本(JITEC) 中国(電子教育センタ) アプリケーションエンジニア システムアナリスト ソフトウェア開発技術者 上級プログラマ 基本情報技術者 プログラマ 初級プログラマ (出所)JITEC資料より作成
5.外資系企業による人材育成 中国においては特に欧米企業による人材育成機関も急増、ここ数年でマイクロソフト、IBM、オラクルを中心とした外資系企業による中国国内人材育成への投入が目立っている。
5.1 マイクロソフトアジア研究院の概略 1998年11月5日、マイクロソフトが8000万ドルを投資し、北京にマイクロソフト中国研究院が設立され、2001年11月1日、マイクロソフトアジア研究院と改名された。設立の主な目的は、中国およびアジア太平洋地域の経済発展の潜在力に期待し、この地域の情報産業を発展させようというものである。また、中国における豊富で優秀な人材を登用し、マイクロソフトの技術革新に活かすことを目指している。 1998年11月5日に設立して以来、1999年から2002年まで59人の大学生がフェローシップを受け、うち6人は正式にMicrosoft Researchの研究員として採用された。「マイクロソフト専門家顧問委員会」も設立された。浙江大学の潘雲鶴学長、北京大学の遅恵生学長、清華大学の張抜教授、香港科技大学の劉明雷名誉教授、西安交通大学のテン南寧副学長らコンピューター技術領域で有名な学者6名が顧問となり、研究院の研究方向、運営に対し指導を行う。 ・初代院長:李開復(現マイクロソフト副総裁) ・現任院長:張亜勤博士 マイクロソフトアジア研究院では、これまでに450回の研究会が行われた。研究院は、中国国内の何十校にものぼる大学に、3000万元相当の最新ソフトの寄付を行った。清華大学や浙江大学などとの共同実験室の設立や、西部教育への支援などの活動も行った。 「長城計画」は以上のような活動の延長であり、かつそれらをより深めたもので、2002年6月27日に中国教育部と「中国教育部とマイクロソフトの協力備忘録」に調印した。中国の大学におけるコンピューター教育事業の発展、科学研究レベルの向上とその促進とを目的としたもの。この調印によりマイクロソフトは今後3年間、中国のコンピューター教育事業に寄付、支援、サービスおよびコンサルティングを提供する。
(出所)マイクロソフトアジア研究院の資料に基づき作成 5.2 マイクロソフトの「長城計画 」 学術交流 専門講座・ 「21世紀の コンピューター」 会議など 研究協力 ソフト学院 と科学研究 者の交流・ 各大学の協力 教育シンポ IT院長/部長の サミット・ 院長論壇等 長城計画 テキスト・ 教師の養成 と技術交流など 科目の配置 教材編集のための 資料の提供・ 教学研修環境の 提供・ソフトの 提供など 人材の養成 マイフロソフト 学者賞・研修生 計画など 2002年6月に中国教育部と調印。今後3年間で中国のコンピュータ教育推進 プロジェクト「長城計画」に 2億元(約30億円)を投資する。 (出所)マイクロソフトアジア研究院の資料に基づき作成
5.3 マイクロソフトアジア研究院と中国大学の連携 5.3 マイクロソフトアジア研究院と中国大学の連携 1998年11月に、マイクロソフトアジア研究院大学連携部が、研究院の設立に伴って創立された。大学連携部は、アジア太平洋地域の大学と科学研究機関のためのマイクロソフトの窓口である。この部門は、一連の計画と活動を通じて、大学・科学研究機関と基礎研究、人材養成、教学理念、科目の共同建設などの領域の交流と協力を促進する上で、中国とアジア太平洋地域の大学の教育の質および量と科学研究レベルの向上の手助けを行う役割を果たしている。 「長城計画」とは、中国国内の清華大学、北京大学、西安交通大学、北京理工大学、重慶大学など数10の大学に対して、約3000万元相当の最新ソフトウェアを寄贈して協力関係を締結するなど、中国国内の教育機関でマイクロソフト社の製品を浸透させるために実施しているソフトウエア関連人材育成プロジェクトの名称。2002年6月に発表された。 2002年7月20日には、中国国内のソフト教育機関学校としては初めての「マイクロソフトモデル校」を誕生させ、マイクロソフト社が100万元を上回る教育用ソフトウェアを無償で援助し、大規模ソフトウェア製品開発の方法に関する教育と実践を共同で行い、開発課程の体系を発展させ、ソフト開発基地を共同で建設することなどを盛り込んだ、ソフトウェア関連人材育成協定をマイクロソフト社と中国科学院大学院軟件学院が締結した。本来、中国の万里の長城は外敵から身を守るために建設されたことから、早くから独自にRed Linuxの開発に乗り出している中国政府にとって、マイクロソフト社のソフト浸透を「長城計画」というのは当てはまらない。
5.4 マイクロソフトアジア研究院の動向 政府部門との合作 人材養成 政府部門 内容 時間 国家自然科学基金 委员会 5.4 マイクロソフトアジア研究院の動向 政府部門との合作 政府部門 内容 時間 国家自然科学基金 委员会 5年内に基礎研究領域での協力関係を構築する。双方はNSFCの基礎研究プロジェクトに 資金を提供し、共同で調査研究を行う。 1999年10月 人事部 国家人事部とMSは共同で「ポスドク科学研究センター」を設立した。外資企業により設立 されたのはこれが初めて。 2001年 4月 教育部 中国の大学におけるコンピューターサイエンス分野の基礎研究への協力に合意し、マイクロ ソフトがスポンサーとして投資し、3年間で大学に合計2億元を寄付する。 2002年 6月 (出所)マイクロソフトアジア研究院の資料に基づき作成 人材養成 名 称 内 容 設立時間 マイクロソフト学者奨学金 毎年15名の博士に奨学金(月ごと)を提供、国際学会への出席、研究院での 研修、ソフトの提供など。 1999年 研修生計画 各大学の推薦により、3ヶ月の研修を行う。 1998年 院生の共同養成 西安交通大学、天津大学、中国科技大学、香港科技大学、香港理工大学、 シドニー大学、東京大学などと、院生の共同養成の協力意向に調印した。 マイフロソフト技術クラブ 各主要大学内に設立。教育部と共同で行う人材養成のテストモデル機関である。 内容は学術講座、技術サロン、ソフト開発コンテストなど。 2000年 学生の夏季キャンプ 毎年夏休み期間(一週間)に、研究院の見学や、各研究会への参加などを行う。 2001年 客員/兼職教授 各大学に研究院の顧問院長、名誉院長、客員教授を招聘する。 (出所)マイクロソフトアジア研究院の資料に基づき作成
5.5 その他外資系企業の動向 IBM オラクル ・2002年7月 「天才孵化計画(Extreme Blue) 」 5.5 その他外資系企業の動向 IBM ・2002年7月 「天才孵化計画(Extreme Blue) 」 IBM中国研究センター:投資金額等は未定。95年に設立。また2002年には北京大学、清華大学などの主要6大学の優秀な学生に対する英才教育計画「天才孵化計画(Extreme Blue)」を スタートさせた。同時に中国35のソフトウェア学院に支援、うち27の学院がIBMからの設備及び資金提供に合意。 ・2003年9月 「IBMソフトウェア人材ハイレベル専門教育計画」 上海市と合意した計画。3年内にIBMの認証を受けた教師250人、高級技術者5,000人の育成を目標とする。毎年約2万人増加しており、2005年までに10万人のソフトウェア人材が必要となる上海市の人材育成に寄与する。 オラクル ・2002年8月、「オラクル教育プロジェクト」 中国教育部高等教育司と合意したプロジェクト。同社は教育部が指定する北京大学、清華大学など35大学にソフトウェア学院を建設し、ソフトウェア製品と使用権を寄贈、人材育成に協力する予定。億単位の投資が見込まれている。
6.今後の展望
6.1 今後の展望① 1. 中国の教育部・高等教育司の副司長によると、新たにソフト学院35校を設立した理由については、同国のIT 人材の育成は各大学のコンピュータ学部が主体となっているが、他の学科と同様に、従来の人材育成モデルを国のIT 産業戦略やIT 産業の発展に適したモデルに改革することが求められている。ソフト学院の設立のねらいは、その改革を促進させ、学校の運営体制、メカニズム、管理制度及び人材育成モデルに対する一つの試みとすることである。そのような経験は今後各大学のコンピュータ学部の参考にもなり、中国IT 教育の改革促進が期待される。 2.一方、中国IT 業界で最も不足している人材は、“ソフト関連の高級管理人材”である。また、システムエンジニア技術者、ソフト産業を発展させるリーダシップを取れるようなハイレベルの人材も不足している。
6.2 今後の展望② 3. 清華大学軟件学院の院長は、IT 人材のニーズについて、“ソフトブルー系の人材(プログラマー)”が必要と言われているが、量的には最大の問題ではなく、むしろ、上海、杭州、南京などソフト産業の発展が著しい地域ではプログラム技術者が飽和状態で、コンピュータ専攻卒業生の進路が楽観出来ない状態になりつつある点を指摘している。 また、高度なIT 人材を育てるためには、まず大学はIT 産業と緊密的な協力関係を保つ必要があり、中国従来のコンピュータ教育のモデルを改革し、創造力のある新しい人材に適した教育環境や社会環境を提供すべきであるとした。 4. マイクロソフト・アジア研究院の陳氏は、全国35 校にのぼるソフト学院の将来像について、五年後、35 校のソフト学院は二極化され、一部は自動消滅、ごく一部はブランド校になり、学院数は10 校以下に収まると予測している。 5. ブランド校の判断基準としては、学費が他のソフト学院よりも高く、入学希望者が多く、知名度の高い卒業生を多く輩出し、ビジネスに成功した企業を所有し、ソフト応用研究の相当なレベルと規模を維持し、ソフト工学博士号の資格を与えることができる点などが評価されると分析している。
参考資料
参考資料・日系ITベンダーの中国進出拠点
参考資料・中国進出年と主な理由① 日系ITベンダー 拠点 進出年 進出の背景 コア 北京、上海 1984年 中国でのシステム開発 TIS 香港、広州 1991年 日系企業のSI支援 アクセンチュア 大連、上海、北京、香港 1992年 大連:日本、中国、韓国市場向けソフトウェア開発 NEC 大連、広州、上海、成都 1994年 富士通 北京、西安、南京 1995年 CSKシステムズ 上海 1996年 日本向けソフトウェア開発 テイ・アイ・エス 大連 1998年 NTTデータ 北京 富士通システムソリューションズ 2001年 中国や日系現地企業のシステム開発およびサポート 日立製作所 中国電子政府の技術支援
参考資料・中国進出年と主な理由② 東洋システム 西安 2001年 中国でのインターネットソフトビジネス拡大 東洋エンジニアリング 深セン 日系製造企業向けSI支援 オムロン 上海 日本向けソフトウェア開発、中国でのSI(ERP) 京セラコミュニケーション システム 日系企業向けネットワーク及びシステムサポート 新日鉄ソリューションズ 2002年 日系企業のSI支援(ERP構築) 電通国際情報サービス 日系企業のSI支援 野村総合研究所 北京、 イーシー・ワン 北京 日本向けソフトウェア開発 ビジネスブレイン太田昭和 大連 日系企業の人事システム導入支援、日本向けソフトウェアの 提供 エーアイ 日本向けソフトウェア開発、日系企業のSI支援 日本オラクル 2003年 日系企業向けDB導入
参考資料・ソフト学院連絡先一覧① 学校名 学院名 連絡先 北京大学 北京大学軟件学院 100871 北京大学軟件学院招生弁公室(理科1号楼1541W) TEL(010)-6276-7180/7181/7168 E-mail:sei-zhaosheng@cs.pku.edu.cn 北京工業大学 北京工業大学軟件学院 100022 北京工業大学軟件学院招生弁公室(北京工業大学公達楼202室) TEL(010)-6739-1072 E-mail:sse@bjut.edu.cn 北京理工大学 北京理工大学軟件学院 ①100081 北京理工大学主楼尾楼345房間 TEL(010)-6894-4323 ②100081 北京理工大学主楼227房間 TEL(010)-6891-2287 北京航空航天大学 軟件学院 100083 北京市海淀区学院路37号北京航空航天大学主楼216室 TEL(010)-8231-6743/9636 FAX(010)-8233-2496 E-mail:soin@buaa.edu.cn 北京郵電大学 北京郵電大学軟件学院 100876 北京市海淀区西土城路10号146信箱 TEL(010)-6228-1971 FAX(010)-6228-3307 E-mail:renweida@263.net 清華大学 清華大学軟件学院 (応用技術学院) 102201 北京市1021信箱清華大学応用技術学院弁公室 TEL(010)-6277-3276/3284/3285 FAX(010)-6277-3280 E-mail:yyjsxy@mail.tsinghua.edu.cn
参考資料・ソフト学院連絡先一覧② 学校名 学院名 連絡先 南開大学 南開大学軟件学院 300071 天津南開大学軟件学院 300071 天津南開大学軟件学院 TEL(022)-2350-8106 FAX(022)-2350-4758 E-mail:huangyl@office.nankai.edu.cn 天津大学 天津大学軟件学院 天津大学研究生院専業学位管理弁公室 TEL(022)-2789-0886/2740-7185 担当者:李雲章、任菊馳 復旦大学 復旦大学軟件学院 TEL(021)-5566-4163 担当者:唐恩美 E-mail:software@fudan.edu.cn 華東師範大学 華東師範大学軟件学院 200062 華東師範大学軟件学院 TEL(021)-6223-2550/2584 FAX(021)-6223-2584 E-mail:jzhu@ecnu.edu.cn 上海交通大学 上海交通大学軟件学院 TEL(021)-6293-2924/2799 E-mail:software@cs.sjtu.edu.cn 同済大学 同済大学軟件学院 同済大学和平楼215室 TEL(021)-6598-4360 E-mail:civilstd@mail.tongji.edu.cn
参考資料・ソフト学院連絡先一覧③ 学校名 学院名 連絡先 重慶大学 重慶大学軟件学院 400044 重慶大学研究生招生弁公室 重慶大学軟件学院 TEL:6511-1025(李) FAX:6511-1026 E-mail:desoft@cqu.edu.cn 大連理工大学 大連理工大学軟件学院 116024 大連理工大学軟件学院 TEL(0411)-4708198/4706138 FAX(0411)-4707492 E-mail:cmptscl@dlut.edu.cn 東北大学 東北大学軟件学院 110004 瀋陽市東北大学研究生院 TEL(024)-2390-7982/8368-7556 E-mail:yzbmwl@mail.neu.edu.cn ハルピン工業大学 哈爾濱工業大学 軟件学院 哈爾濱市西大直街92号 哈爾濱工業大学一校区総合実験楼205室 TEL(0451)-6418-8722 E-mail:sos@hope.hit.edu.cn 吉林大学 吉林大学軟件学院 長春市前衛路10号 吉林大学招生弁 TEL(0431)-5166-6420 E-mail:zsb@jlu.edu.cn 担当者:孫暁光 山東大学 山東大学軟件学院 山大南路27号 山大東校区弁公楼4層404室 山東大学研究生在職教育中心 TEL(0531)-8364523/8564700
参考資料・ソフト学院連絡先一覧④ 学校名 学院名 連絡先 東南大学 東南大学軟件学院 210096 江蘇省南京市四牌楼二号逸夫建築館104室 210096 江蘇省南京市四牌楼二号逸夫建築館104室 TEL(025)-3795589 FAX(025)-3795677 E-mail:CoSE@seu.edu.cn 南京大学 南京大学軟件学院 210093 南京市漢口路22号南京大学軟件学院 TEL(025)-3596484/3596485 浙江大学 浙江大学国家師範性 軟件学院 310027 浙江大学玉泉校区曹光彪大楼215室 TEL(0571)-8795-1250/1100 E-mail:webmaster@cs.zju.edu.cn 中国科学技術大学 中国科学技術大学研究生院 TEL(0551)-3602929 FAX(0551)-3637341 E-mail:adoffice@ustc.edu.cn 国防科学技術大学 410073 湖南長沙国防科技大学研究生院招生処 TEL(0731)-4572513/4572515 FAX(0731)-4572518 湖南大学 湖南大学軟件学院 湖南大学中科軟件学院大楼202室(湖南大学北校区院内) TEL(0731)-8684950 華中科技大学 華中科技大学軟件学院 430074 華中科技大学南一楼西部307室 TEL(027)-8755-6734 担当者:趙偉偉 E-mail:chuanboc@public.wh.hb.cn
参考資料・ソフト学院連絡先一覧⑤ 学校名 学院名 連絡先 武漢大学 武漢大学国際軟件学院 TEL(027)-8787-2551/1753 担当者:毛峰 華南理工大学 華南理工大学軟件学院 510640 広州市華南理工大学軟件学院弁公室 TEL(020)-8711-0588/4028/0803/1792 FAX(020)-8711-4028 E-mail:iscu@scut.edu.cn 廈門大学 廈門大学軟件学院 南光一(元数学館)116室 TEL:2183133/2185891 FAX:2185891 E-mail:software@xmu.edu.cn 担当者:呉芸 中山大学 中山大学軟件学院 510275 広州市中山大学信息科学与技術学院 TEL(020)-8411-2522/838 E-mail:is02@zsu.edu.cn 電子科技大学 電子科技大学軟件学院 610054 成都市建設北路二段4号電子科技大学軟件学院 TEL・FAX(028)-8320-8442 E-mail:xusu@uestc.edu.cn/yanglimin@263.net 四川大学 四川大学軟件学院 610065 四川成都市一環路南一段24号四川大学軟件学院 TEL(028)-8540-8276 FAX(028)-8540-7893 E-mail:soft@scu.edu.cn
参考資料・ソフト学院連絡先一覧⑥ 学校名 学院名 連絡先 西安電子科技大学 研究生院 TEL(029)-8202415 西安交通大学 軟件学院 710049 西安交通大学軟件招生弁公室(中心一号楼2121房間) TEL(029)-2663408/2663410 E-mail:mse@xjtu.edu.cn 西北工業大学 TEL(029)-8494433/8494312 担当者:胡、蔡 雲南大学 雲南大学軟件学院 100083 北京市海淀区学院路37号北京航空航天大学主楼216室 TEL(010)-8231-6743/9636 FAX(010)-8233-2496 E-mail:soin@buaa.edu.cn