電子回路設計 電子制御設計製図Ⅰ 2009年11月17日 Ⅳ限目
目的 ディジタル回路で学んだ論理式を使って回路を設計する 授業の流れ ・12/1までに,課題の論理式を求めてくること ディジタル回路で学んだ論理式を使って回路を設計する 授業の流れ ・12/1までに,課題の論理式を求めてくること (12/8:後期中間試験) ・12/15 MIL記号を使って,論理回路を設計・作図する ・12/22 実装配線図を作図する →両方の図面を1/8(金)朝までに提出 ・1/1 ( )限 実際にICを使って設計した回路を配線して,動作を確認する(5号館計測制御実験室,情報処理と時間割変更) (注:実験日は変更します。決定次第追って連絡します)
2値論理素子図記号 MIL記号:米国軍用規格(Military Standard)
真理値表 A B C 1 A C B 1 A C B 1 1 A B 1 A B 1 A B
ブール代数の定理 ①交換則(律) A+B=B+A A・B=B・A ②分配則(律) A・(B+C)=(A・B)+(A・C) ③恒等則(律) A+0=A A・1=A ④補元則(律) A+A=1 A・A=0 ⑤均等則(律) A・A=A A+A=A ⑥ A=A ⑦ A・0=0 A+1=1 ⑧吸収則(律) A・(A+B)=A A+(A・B)=A
ブール代数の定理 ⑨結合則(律) A+(B+C)=(A+B)+C A・(B・C)=(A・B)・C ⑩ド・モルガン則(の定理) A+B=A・B A・B=A+B
真理値表 2進数の加算の真理値表 s = x・y + x・y = x + y c = x・y 半加算器
課題3 下記の4セグメント表示回路で,4文字 を表示する回路を設計し,CADソフトで製図せよ. x y s1 s2 s3 s4 1 4セグメント文字表示回路の真理値表 S2 表示 x y s1 s2 s3 s4 1 書式:各々A4横(297mm×210mm) 提出方法:以下のフォルダーに課題の電子ファイルをコピーする \\edu-fs\share\北川(輝)先生\電子制御設計製図H20\ ファイル名:ログイン名cad3.dwg (例.2007d88cad3.dwg) 提出期限:2010年1月8日(金) 9:00(これ以降は受理しません)
s = x・y + x・y = x + y c = x・y 教員作成
課題4 課題3の4セグメント表示回路の配線図をCADソフトで製図せよ. 使用可能なICデバイス 本課題ではこのような配線図を作成するが, 内部の素子記号は製図する必要はない 使用可能なICデバイス ・7ビット表示器 ・7400(NAND) ・7402(NOR) ・7404(Hex Inverters) ・7408(AND) ・7432(OR) ・7486(EX-OR) 回路例 書式:各々A4横(297mm×210mm) 提出方法:以下のフォルダーに課題の電子ファイルをコピーする \\edu-fs\share\北川(輝)先生\電子制御設計製図H20\ ファイル名:ログイン名cad4.dwg (例.2008d88cad4.dwg) 提出期限:2010年1月8日(金) 9:00(これ以降は受理しません)
教員作成
動作実験 実験室で,IC,7セグメントLED,ブレッドボード,ジャンプワイヤー,直流電源を使って,自身の設計した回路を組み上げて,動作確認する 各自で作図した図面を印刷し,持参すること.忘れた者は実験できない 終わらずにⅣ限を超えてしまうこともあるため,以降の予定を入れないこと
実験レポートについて 用紙の大きさ A4縦 レポートの構成 1ページ目 表紙 書式は任意 1ページ目 表紙 書式は任意 2ページ目以降 課題の内容,結果(実験して自分の設計した回路が正確であったか不正確であったかについて記述する),考察(どうやって設計し,どこを工夫したのか,回路が不正確であった場合にはその理由,等々)を執筆する. 最後に製図した図面2枚をつけ,上辺2カ所をホチキス止めにして提出する 提出期限:2010年1月29日(金) 17:00 教官室
7セグメントLED s1 ~s7をHIGH(1)に すると点灯する s3 s4 s1 s2 s1 s4 s2 s3 s7 s5 DP s6 GND s1 s2 10 9 8 7 6 s1 s4 s2 s3 s7 s5 DP s6 s1 ~s7をHIGH(1)に すると点灯する 1 2 3 4 5 s7 s6 GND s5 DP
7400 NAND
7402 NOR
7404 HEX Inverters
7408 AND
7432 OR
7486 EX-OR(排他的論理和)