基本的な 職業奉仕の考え方 国際ロータリー2740地区 職業奉仕セミナー 2015年9月5日武雄市.

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基本的な 職業奉仕の考え方 国際ロータリー2740地区 職業奉仕セミナー 2015年9月5日武雄市

講演の流れ 1、日本の「商道」と「ドラッガー」 2、シェルドンの事績と顧客満足のつながり 3、シェルドンの知恵から環境の変化への対応を

日本の商道 売り手よし、買い手よし、世間よし(近江商人) 徳に励む者には財を求めなくても生じる(西郷隆盛) 真正の利殖は仁義道徳に基づかなければ、決して永続するものではない。「論語と算盤」渋沢栄一 ⇒企業の第一の目的は「お客様に選んでいただける商品やサービスを提供する事」 ⇒利己的な企業は社会からしっぺ返しを受ける

「企業の目的=顧客の創造」⇒ 「利益は活動の結果」 「企業の目的=顧客の創造」⇒ 「利益は活動の結果」 「売上」とは、世の中に価値あるものとして認められた尺度 「粗利」とは、有り難味の尺度 「利益」とは、世間が存続を認めている尺度。 と・・・・・、即ち、顧客に認められ、その価値の提供を効率的に行う ことで、結果として利益が発生するという仕組みになっている。 本質は、「企業の目的=顧客の創造」      「利益は活動の結果」 地区補助金は、DDF(地区財団活動資金)の50%までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は(グローバル補助金と比べて)制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

企業の目的 地区補助金は、DDF(地区財団活動資金)の50%までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は(グローバル補助金と比べて)制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

利益は社会が認めてくれる尺度 「利益」を企業活動継続の条件と捉えた上で、 じゃあ活動のためにどれくらい「利益」を出す必要があるのか、 という観点から利益目標の額を考えていくと、 利益をあげることに正当性が得られるのです。 地区補助金は、DDF(地区財団活動資金)の50%までを地区が利用できるもの で、年に1回、一括で地区に支払われます。 地区補助金では、クラブと地区が地元や海外で実施するさまざまなプロジェクト に活用できます。 地区補助金は(グローバル補助金と比べて)制約が少なく、地区が独自でプロ ジェクトへの配分を決めることができます。地区補助金は、比較的規模の小さな 活動やプロジェクトに利用するものです。

講演の流れ 1、日本の「商道」と「ドラッガー」 2、シェルドンの事績と顧客満足のつながり 3、シェルドンの知恵から環境の変化への対応を

1905~30 年のアメリカ

初期ロータリーの発展 ロータリーの発展の源泉 時代のニーズへの対応 互恵ネットワークの側面 理論と組織の独創性 電灯の普及率は30% 職業倫理と奉仕理念 例会での会員相互の切磋琢磨(経営道場) ネットワーク拡大による会員が享受するサービス 結果として成功への近道という「評価」を獲得 RCが有用だから入会 電灯の普及率は30% ランプ・ガスの生活 ラジオもテレビもない 電話の普及率は20% 遠距離電話ネットは未整備 自動車の本格的な普及は1920年代から 交通手段は鉄道と船舶 情報は本と新聞と口コミ

永遠の価値観を尊ぶ事 黄金律と決議23‐34 ロータリーは、基本的には、ひとつの人生哲学であり、それは利己的な欲求と義務およびこれに伴う他人のために奉仕したいという感情との間に常に存在する矛盾を和らげようとするものである。 この哲学は、-「超我の奉仕」の哲学であり、これは「最もよく奉仕する者、最も多く報いられる」という実践的な倫理原則に基づくものである。

He profits most Who serves best 利己と利他の調和の原則、すなわち奉仕の理想の哲学を自己の職業に適用し、他人のために倫理に適った職業を営むこと、このようにして自己と自己の企業の倫理性を高めていくことが、自らと自らの企業の信用を高めていき、 結果的に、自己の企業の安定的且つ永続的な利潤を確保していくことにつながるのだ、ということ

顧客満足度と顧客ロイヤルティ 顧客満足 顧客満足(こきゃくまんぞく)とは、Customer satisfaction (CS)の訳語である。人は物品を購入するとき、その物品に何らかの満足を感じたときに購入するとの考え方。米国で1980年代から言われ始めた概念。サービス業を初めとする第三次産業の社会に占める割合が拡大していることも、関係していると言われている。 1970年代後半に消費者への苦情処理を調査したジョン・グッドマンが、この分野の第一人者。

顧客ロイヤルティ 顧客満足が「反復購入」という行動に結びつかないレベルの満足だとすると、顧客ロイヤルティは「反復購入」という行動に直結するレベルの満足だと言える。 ロイヤルティの高い顧客は、次のような特性をもつ。 1. 繰り返し購入してくれる 2. 競合他社の誘いに乗らない 3. 第三者に勧めてくれる

顧客満足・ロイヤルティの向上が利益の源泉 1985年から輸入車正規ディーラーとして連続黒字 米国系リサーチ会社による電話、手紙でのアンケートと、ファントムテストによる実績把握 CSI実績による車両マージンの違い 顧客の満足がロイヤルティに直結という意識が社員に徹底されている お客様からの評価が業績であり、社員の給与 ESI(従業員満足度)とCSIは一体

カスタマーディライト 顧客が期待する以上の品質やレベルの製品やサービスを提供することで、顧客に予想外の歓びや感動を与えること。 またはそのような感動を与える製品・品質やサービスレベルの度合いのこと。 顧客満足を超えたものは感動となる 期待>パフォーマンス→顧客は不満 期待=パフォーマンス→顧客は満足 期待<パフォーマンス→顧客は歓喜

職業奉仕の実践 He profits most who serves best 企業経営面で、顧客満足・ロイヤルティの向上が利益の源泉となる 最もお客様の満足を得たものが、最も多く報われる シェルドンの販売術 継続的な利益をもたらす顧客の確保が企業の継続的な発展を実現させる (田中毅著「シェルドンの森」55pから) He profits most who serves best

講演の流れ 1、日本の「商道」と「ドラッガー」 2、シェルドンの事績と顧客満足のつながり 3、シェルドンの知恵から環境の変化への対応を

パラダイムシフト ●パラダイムシフトとは、その時代や分野において当然のことと考えられていた認識や思想、社会全体の価値観などが革命的にもしくは劇的に変化することを言う。 ●典型的な事例は「天動説」から「地動説」への転換 ●革新的な発明 ⇒炎、ホイール、火薬、マイクロチップ

技術革新と社会の変化 産業革命がもたらしたもの(良い面のみ) 生活の改善とGDP拡大、余暇の増大と教育水準向上 移動手段の多様化がもたらした流通革命(道路、車、飛行機、船舶) 民主主義国家の拡大 インターネット社会の衝撃(今進行中の革命) WWWによる情報受発信の民主化(あらゆる情報の発信と検索) 既存秩序の崩壊と新産業の創設 (新聞社の衰退、インターネットショッピング、固定電話ネットの崩壊、地元小売業の崩壊)

インターネット社会

パラダイムシフト(人口減と高齢化)

人口減少と急激な高齢化

会社企業数の推移 ●会社の数は平成8年(1996年)をピークに減少に転じた。 ●大企業、中小企業両方とも製造業は減少 ●非製造業は従業員300人以上の大企業が増加し、それ以下は減少が著しい

商工会議所会員数推移 (釧路商工会議所)

全国商工会・会員数推移

日本の会員数

人口1万人当りロータリーアン数 都市部と地方の2局化

1921年エジンバラ大会スピーチ 適者生存の法則は、力を利己的に生存する法則ではなく、精神力や正義感がその力を創る要素であります。最も良く奉仕をした者が、最も良く利益を得、最も良く生き残れるのです。自己を保存する方法は、他人に対して奉仕をすることです、他人に対する奉仕は、自分の利益を確立することです。

ダーウィンの進化論から 最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である 「ダーウィン」は著書「種の起源」で”生き残ることのできる生物の種族は最も優れた能力を持った種族ではなく環境の変化に対応できる種族である”と述べています。 最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは、変化できる者である

最も良く奉仕をした者が、最も良く利益を得、そして最も変化できる者が生き残れる

ロータリーの変化 規定審議会での規制緩和(ロータリーの変質?) クラブセントラルの導入 Eクラブ、例会の柔軟性(出席にこだわらないクラブ、奉仕活動を出席扱いに)、試験的プログラムの既成事実化、衛星クラブ、法人会員、会員身分の民主化(奉仕に関心のある人ならだれでも入会)、第五奉仕部門の追加、 クラブセントラルの導入 国際ロータリーアーカイブの刷新 クラブセントラルによる相互情報交換 研修プログラムの充実とウェビナーの普及 財団への諸申請のウェブ化

シェルドンの1921年エジンバラ大会スピーチ ロータリーが全ての人たちから受け入れられる明確な哲学を持つ必要があるとするのなら、それは実践可能なものであるべきです。実践哲学は、生活、家庭、職場、市民として、ロータリアンとして適用できるものであるべきです。そして、それは実践可能で、有益な哲学を前提とします。 「ロータリーにおける講演集」田中毅翻訳より抜粋

23-34第4項 奉仕するものは行動しなければならない。 ・ ロータリーとは、単に心構えのことを言うのではなく、ロータリーの哲学もそれを客観的な行動に表さなければならない。ロータリアン個人もロータリークラブも、奉仕の理論を実践に移さなければならない。

ロータリーはパラダイムシフトに対応できるのか パラダイムシフトへの対応 東京、ブロック都市、県庁所在地への人口集中 釧路はピーク1983年228千人から2030年139千人へ 全地域での高齢化の進展 企業数の減少(情報化社会の進展と連動) ロータリーはパラダイムシフトに対応できるのか 人口集中地域への対応、減少地域との対応の違い 会員身分の緩和、女性会員 伝統的クラブ(名門クラブ、例会活動)の活性化 革新的クラブの育成 情報化社会への対応(Eクラブがその回答?)

最も良く奉仕をしたクラブが、最も良く利益を得、そして最も変化できるクラブが生き残れる 英ブランドコンサルティング企業Interbrandは2014年10月9日、ブランド価値評価ランキング「Best Global Brands 2014」を発表した。米Appleが3度目の首位を守り、2位の米Googleとの差をさらに広げた。 アップルの企業価値は1188億ドル 2位グーグル、3位コカ・コーラ、4位IBM、5位マイクロソフト、6位、ゼネラルエレクトリック、7位サムスン、8位トヨタ、9位、マクドナルド、10位ベンツ、11位BMW、 因みに、VWは31位、アウディは45位

活発なクラブ より大きな注目と影響 より大きな活動成果 より安定した財務状況と 高い運営効率 戦略計画が目指すロータリーの姿 活発なクラブ より大きな注目と影響 より大きな活動成果 戦略計画が目指すロータリーの姿には、4つの側面があります。 クラブが力強く、活発で、積極的に参加すること。 より大きな活動成果をあげること。 ロータリーがより注目され、その影響力が強まること。 それと同時に、ロータリーの財務的な安定性を向上させ、運営効率を高めることです。 では、何が達成できるようになれば、クラブが活発で、参加意欲が強く、大きな成果を収めていると言えるのでしょうか。 より大きな活動成果とは、具体的にどういったことでしょうか。 ロータリーがより注目され、その影響力が強まると具体的に何が変わるのでしょうか。 それと同時にロータリーの財務上の安定性を向上させ、運営効率を高めるには、どうしたらいいのでしょうか。 理事会と管理委員会は、この課題について話し合い、ロータリーの影響力を測定する方法を検討しています。皆さまにも、クラブや地区での影響力の測定方法を検討していただくようお願いいたします。 より安定した財務状況と 高い運営効率