ウイルスチェックをしよう (研修を始める前にパソコン(起ちあげた状態)とUSBメモリを用意しておいてもらう。) ただ今から「情報セキュリティ研修会」を始めます。 まず初めに、お配りしてある「アンケート」用紙の「研修事前調査」の1と2にお答え下さい。 (約1分ほど時間をとる) 今日のテーマは「ウイルスチェックをしよう」です。 ぜひ、今日の話を参考にして下さい。 (クリック→)
1 課題 (1)学校にあるパソコンに導入されている ウイルス対策ソフトの現状を知る。 (2)自分の持っているUSBメモリなどの記録 ウイルスチェックをしよう 1 課題 (1)学校にあるパソコンに導入されている ウイルス対策ソフトの現状を知る。 (2)自分の持っているUSBメモリなどの記録 媒体のウイルスチェックができるようになる。 (3)ウイルスが見つかったときの対処の仕方 を知る。 今回の研修での課題は大きく3点あります。 (1)学校にあるパソコンに導入されているウイルス対策ソフトの現状を知る。 (2)自分の持っているUSBメモリなどの記録媒体のウイルスチェックができるようになる。 (3)ウイルスが見つかったときの対処の仕方を知る。 の3点です。 (クリック→)
2 学校現場の環境 尼崎市の小学校 ウイルスチェックをしよう 尼ネット機 ウイルスバスター 起動したときに 自動的に更新する。 保守契約 2 学校現場の環境 尼崎市の小学校 尼ネット機 (校長・教頭・事務・ 職員室1台) ウイルスバスター 起動したときに 自動的に更新する。 保守契約 学習用 (コンピュータ室・ Vista機・教材開発機) ウイルスバスター 起動したときに 自動的に更新する。 保守契約 教育・学習用 (Lenovoノートパソコン) ウイルスバスター 起動したときに 自動的に更新する。 保守契約 学校用 (図書室など) (例) ノートンアンチ ウイルス ※学校ごとに違う ※学校ごとに更新 する必要あり 本題に入る前に、知っておいていただきたいことは「学校現場の環境」についてです。 見ていただくと分かるように、一つの学校にあるパソコンでも様々な部類分けができます。 今から、大切なことを2点お話しします。 1点目。 注目していただきたいのは、「パソコンごとに異なるウイルス対策ソフトが入っているという点」です。 一言「ウイルスチェック」と言ってもパソコンごとにウイルス対策ソフトが異なるので、操作方法が違ってくるのでご注意ください。 2点目は、「尼ネット機、学習用パソコン、教育・学習用パソコンのウイルス対策ソフトは、起動時に自動的に最新版に更新されている点」です。 現在、校内のパソコンには「ウイルスバスター」というウイルス対策ソフトが入っています。 ただし、図書室などで使用している学校用のパソコンは、違うウイルス対策ソフトが入っている場合があるので、確認しておきましょう。 (クリック→)
3 ウイルスチェックをしよう ~方法1~ ウイルスチェックの方法 USBメモリの場合 ①USBをパソコンに差し込む。 3 ウイルスチェックをしよう ~方法1~ ウイルスチェックの方法 USBメモリの場合 ①USBをパソコンに差し込む。 ②デスクトップの右下の 上で、 右クリックをして「ウイルスバスター Corp管理コンソール」の部分を 起動(左クリック)する。 ウイルスバスターでウイルスチェックをする、2つの方法を紹介します。 方法1は、USBメモリのウイルスチェックの手順です。 このような流れです。 (スライドを見ながら順をおって説明する) (クリック→)
③「リムーバブルディスク(E:)」の欄にチェックを入れて、 ウイルスチェックをしよう ③「リムーバブルディスク(E:)」の欄にチェックを入れて、 「検索(S)」をクリックする。 (スライドを見ながら順をおって説明する) (クリック→)
④USBメモリのデータのよって、数十秒から~数分で ウイルスチェックをしよう ④USBメモリのデータのよって、数十秒から~数分で 検索が終了します。 下の画面が出ると、検索完了です。 ウイルスが検出されなかったということです。 (スライドを見ながら順をおって説明する) では、グループの中のお一人、この方法でご自分のUSBメモリのウイルスチェックを行ってみて下さい。 (クリック→)
① ② ウイルスバスターが起動したページを表示しておくので参考にして下さい。 (演習) (クリック→)
ウイルスチェックをしよう ~方法2~ ウイルスチェックをしよう ウイルスチェックの方法 ファイル・フォルダの場合 ウイルスチェックをしよう ~方法2~ ウイルスチェックの方法 ファイル・フォルダの場合 ①デスクトップの右下の 上で、 右クリックをして「ウイルスバスター Corp管理コンソール」の部分を 起動(左クリック)する。 では、続いて方法2の説明をします。 方法2はこのような流れです。 (スライドを見ながら順をおって説明する) (クリック→)
②ウイルスチェックするデータをウイルスバスターの ウイルスチェックをしよう ②ウイルスチェックするデータをウイルスバスターの 画面上にドラッグ・アンド・ドロップして移動させる。 (スライドを見ながら順をおって説明する) (クリック→)
③データのよって、数十秒から~数分で検索が終了 ウイルスチェックをしよう ③データのよって、数十秒から~数分で検索が終了 します。下の画面が出ると、検索完了です。 ウイルスが検出されなかったということです。 (スライドを見ながら順をおって説明する) では、先ほどウイルスチェックをした人以外でお一人、この方法でご自分のUSBメモリ内のファイル・フォルダのウイルスチェックを行ってみて下さい。 方法2でウイルスチェックが終了した後、グループでまだウイルスチェックを終了していない方は、方法1か方法2のお好きな方法でウイルスチェックを行って下さい。 (演習) どちらも手軽な方法なので、ぜひ一つでも覚えてウイルスチェックをする習慣を付けて下さい。 (クリック→)
自動検知する場合 ウイルスチェックをしよう ウイルスに感染しているファイルを保存しようと すると下のような画面が表示されます。 ウイルスに感染しているファイルを保存しようと すると下のような画面が表示されます。 続いてウイルス対策ソフトの「自動検知機能」について説明します。 「自動検知」というのは、文字の通り「ウイルスを自動的に検知」する機能のことです。 (スライドを見ながら説明する) (クリック→) この場合はウイルス対策ソフトによって、 ウイルスに感染しているファイルを検知し、隔離したということです。
4 個人のパソコンの扱い方 ・ウイルス対策ソフトをインストールする。 ・ソフトウェアやウイルス検知用データを最新にする。(アップデート) ウイルスチェックをしよう 4 個人のパソコンの扱い方 ・ウイルス対策ソフトをインストールする。 「インストール」・・・コンピューターで、ソフトウエアなどを導入・設定して 実際に使用できるようにすること。 ・ソフトウェアやウイルス検知用データを最新にする。(アップデート) ウイルス対策ソフト (ウイルスが含まれていないかをチェックしたり、駆除したりするためのもの) ウイルス検知用データ (ウイルスを発見するために必要となる情報が含まれているもの) ※お試し版(~日無料 体験版)などを使っ ていて、期限が切れ てそのまま放置して いる場合もあります。 注意が必要です。 ここまでは、今、目の前にある教育・学習用パソコンに限定したお話になりましたが、職場や自宅で個人のパソコンをお使いの方に向けて、 「個人用パソコンの扱い方について」簡単に説明します。 (スライドを見ながら説明する) (クリック→)
5 もし、ウイルスが見つかったら・・・ ~学校:保守契約しているパソコンの場合~ ウイルスチェックをしよう ここまでは 5 もし、ウイルスが見つかったら・・・ ~学校:保守契約しているパソコンの場合~ できる限りシャットダウンせずに慌てず、落ち着いて行動する。 直ちにLANケーブルを外し、ネットワークから遮断する。 管理職・情報主任に連絡する。 (校内のパソコンを使わないようにする。) パソコン、USBメモリ等を調べ、状況を把握する。 最後に、「もし、パソコンやUSBメモリなどからウイルスが見つかってしまった場合にどのように対処すればいいのか」についてお話しします。 学校が保守契約しているパソコンで見つかった場合、学校管理のパソコンで見つかった場合、USBメモリ(記憶媒体)から見つかった場合、個人のパソコン(家庭用)で見つかった場合の4場面に分けて説明します。 コンピュータウイルスの被害を広めないためにも全教員に把握しておいて欲しいと思っていますので、 それぞれがすぐに行動できるように意識しながらお聞き下さい。 まずは、学校が保守契約しているパソコンで見つかった場合は、 (スライドを見ながら説明する) (クリック→) ここまでは できるようにしましょう。 必要に応じて、保守業者に連絡し、指示を受ける。
~学校管理のパソコンの場合~ ウイルスチェックをしよう ここまでは できるようにしましょう。 できる限りシャットダウンせずに慌てず、落ち着いて行動する。 ここまでは できるようにしましょう。 直ちにLANケーブルを外し、ネットワークから遮断する。 管理職・情報主任に連絡する。 (校内のパソコンを使わないようにする。) システムを初期化する場合 校内のパソコン、USBメモリ等を調べ、 状況を把握する。 次は、学校管理のパソコンで見つかった場合は、 (スライドを見ながら説明する) (クリック→) 大切なデータを別のものに保存する。 ※ウイルスも一緒に保存される。 ウイルスの駆除方法を確認し、駆除する。 場合によっては、システムを初期化する。 ウイルスを駆除してから、保存しておいたデータを戻す。
~USBメモリ(記憶媒体)の場合~ ウイルスチェックをしよう ここまでは できるようにしましょう。 落ち着いて行動する。 管理職・情報主任に連絡する。 校内 パソコン、USBメモリ等を調べ、状況を把握する。 自宅 パソコン、USBメモリ等を調べ、状況を把握する。 次は、USBメモリ(記憶媒体)から見つかった場合は、 (スライドを見ながら説明する) USBメモリの場合は、ウイルスをあちらこちらのパソコンに広めている恐れもあるので、感染している間に利用したパソコンは、くまなく確認するようにしてください。 (クリック→)
~個人のパソコン(家庭用)の場合~ ウイルスチェックをしよう できる限りシャットダウンせずに慌てず、落ち着いて行動する。 直ちにLANケーブルを外し、ネットワークから遮断する。 システムを初期化する場合 パソコン、USBメモリ等を調べ、状況を把握する。 大切なデータを別のものに保存する。 ※ウイルスも一緒に保存される。 ウイルスの駆除方法を確認し、駆除する。 最後に、個人のパソコン(家庭用)から見つかった場合は、 (スライドを見ながら説明する) ウイルスの駆除の仕方は、ソフトによって異なるのでお持ちのソフトで確認していただくしかありません。 また、各自必ずご確認ください。 学校現場のパソコンに関わる場合は、校内全体のパソコンやサーバーにも感染している可能性が高いので、主に管理職や情報主任の担当が対処することになります。 ですから、「できるだけLANケーブルを外し、ネットワークから遮断することが望ましいこと」と「速やかに管理職・情報主任の担当の先生に連絡するということ」の2点は、 全教員が行動できるようにして徹底していきましょう。 (クリック→) ウイルス対策ソフトが起動しているか確認する。 ウイルスを駆除してから、保存しておいたデータを戻す。 ここまではできるようにしましょう。 管理職・情報主任に連絡する。 (校内の状況を調べる。 )
6 まとめ ウイルスチェックをしよう ・記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)のウイルスチェックは 個人でできるようにしましょう。 6 まとめ ・記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)のウイルスチェックは 個人でできるようにしましょう。 定期的にウイルスチェックをするようにしましょう。 (例:1週間に1回) ・コンピュータウイルスに感染していることがわかったとき。 ①感染している恐れのあるPC、USBを使用しない。 ②直ちに管理職・情報主任に連絡をしましょう。 では、今回の研修のまとめです。 ・記憶媒体(USBメモリ、SDカードなど)のウイルスチェックは個人でできるようにしましょう。 定期的にウイルスチェックをするようにしましょう。(例:1週間に1回) ・コンピュータウイルスに感染していることがわかったときは、感染している恐れのあるパソコン、USBメモリ等を使わないようにし、直ちに管理職・情報主任に連絡をしましょう。 個人のパソコンでウイルス見つかった場合は、ウイルス対策ソフトを用いてウイルスを駆除しましょう。 ソフトによって駆除の仕方は異なります。それぞれで確認しておきましょう。 ぜひ、これからの業務の中で活用して下さい。 (クリック→) 個人のPCで見つかった場合は、ウイルス対策ソフトを用いてウイルスを駆除しましょう。 ソフトによって駆除の仕方は異なるので、必ず確認しておきましょう。
クイズ ウイルスチェックをしよう Q コンピュータウイルスに対しての 心構えとして正しいのは、次のうちどれでしょう? 心構えとして正しいのは、次のうちどれでしょう? 1.家庭用のパソコンはインターネットをつないでいない ので、ウイルス対策ソフトを入れなくてもよい。 2.ウイルス対策ソフトには、ウイルスを「自動感知」する 機能があるので安心だ。 3.パソコン内にウイルスを発見したとき(パソコンに おかしな反応が出たとき)は、LANケーブルを 外しネットワークから遮断することが大切である。 では、最後に今日の研修の内容に関わるクイズに超戦してみましょう。 (スライドを見ながら読む) (挙手などをしてもらう) (終了)
3 答え 解説 ウイルスチェックをしよう ウイルスを発見したとき(パソコンにおかしな反応 が出たときなど)は、LANケーブルを外しネット ワークから遮断することが大切である。 解説 1.ウイルスはどこから感染するのかわからないので、ネットにつないで いなければ大丈夫という訳ではない。 2.ウイルス検知用データが対応していない新しいウイルスは自動検知 できない。検知用データが対応した後にウイルスチェックをする必要 がある。 3.ウイルスがLANケーブルを通して、情報を流出させたり、感染を広げたり する恐れがあるので、直ちにネットワークから遮断することは大切です。 (スライドを見ながら、答え、解説を読む) これで「情報セキュリティ研修会」を終わります。 ありがとうございました。 最後に、お配りしてある「アンケート」用紙の下の部分の「研修事後アンケート」にお答え下さい。